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Claude Codeスラッシュコマンド一覧 — 110件の役割別・頻度別早見表

Claude Codeスラッシュコマンド一覧 — 110件の役割別・頻度別早見表

Claude Codeの全110件のスラッシュコマンドを役割別・頻度別に一覧化し、廃止・改名・エイリアスの対応関係とSkills統合後の自作コマンドの作り方までまとめます。

スラッシュコマンドは役割別に引くのが近道

公式のコマンドリファレンスには110件が並びます。組み込みコマンドに加えて、バンドルスキル・バンドルワークフロー・廃止済みの3件が混ざった数で、公式自身も「Most are built-in commands(大半は組み込みコマンド)」と限定しています。セッションを開く/clearからクラウドレビューを走らせる/code-review ultraまで種類が多く、/を押すだけでは選びきれません。プラットフォーム・プラン・実行環境によって表示されるコマンドも変わるため、見えている一覧そのものも人によって異なります。

そこで本ガイドは、まず役割別の一覧表で110件すべてを見渡せるようにしました。次に毎日・週に数回・困った時の利用頻度で逆引きできる早見表を用意し、後半では廃止・改名されたコマンドの対応関係と、Skillsに統合された自作コマンドの作り方を扱います。コマンド名・エイリアス・バージョン要件は、公式のコマンドリファレンスに1つずつ照合しています。

コマンドが認識されるのはメッセージの先頭に置いたときだけで、コマンド名に続くテキストは引数として渡ります。v2.1.199以降はSkillだけが例外で、/skill-a /skill-b do XYZのように最大6個までスキルをチェーンでき、後続のテキストが各スキルへの引数として渡ります。応答中に送ったコマンドは基本的にキューされ、現在のターンが終わってから実行されますが、/status /tasks /usageなどは応答を中断せず即座に実行されます。

役割別コマンド一覧

最初に全体像です。役割ごとに代表的な組み込みコマンドと1行説明、主なエイリアスをまとめました。エイリアスは「別名で同じコマンドが呼べる」もの、Skillと付いたものはClaudeへの指示文として動くバンドルスキルです。

セッション運用

1日の出入りで最も手が伸びるのがこの群です。会話を開き、分けて、畳むまでの一連の動作と、コンテキストや作業ディレクトリの管理を担います。

コマンドできること主なエイリアス
/resumeできること会話をIDや名前で再開、またはピッカーを開く。バックグラウンドセッションはbg印つきで並ぶ主なエイリアス/continue
/clearできること空のコンテキストで新規会話を開始(前の会話は残る)主なエイリアス/reset /new
/compactできること会話を要約してコンテキストを圧縮主なエイリアス—
/contextできることコンテキスト使用量を色付きグリッドで可視化主なエイリアス—
/autocompactできること自動圧縮が走るまでのコンテキスト使用量のしきい値を設定(v2.1.221以降)主なエイリアス—
/branchできること現時点で会話を分岐し、元の会話も残す主なエイリアス—
/forkできること会話をコピーして新しいバックグラウンドセッションを起動主なエイリアス—
/renameできること現在のセッションに名前を付ける主なエイリアス—
/recapできること現セッションの1行サマリーを生成主なエイリアス—
/btwできること履歴を汚さない一問一答(現在の文脈は見える)主なエイリアス—
/add-dirできること作業ディレクトリをセッションに追加してファイルアクセスを許可主なエイリアス—
/cdできること会話とプロンプトキャッシュを保ったまま作業ディレクトリを移動(v2.1.169以降)主なエイリアス—

/btwは会話履歴を汚さずに脇道の質問だけ済ませたいときに使います。現在の文脈は見えたまま一問一答で完結する点がサブエージェントへの分岐と異なり、使い分けはClaude Code /btwの使い方にまとめました。

コスト・使用量

トークン消費とプラン残量、利用傾向を確認します。

コマンドできること主なエイリアス
/usageできることセッションコスト・プラン上限・利用統計を表示主なエイリアス/cost /stats
/insightsできることプロジェクト領域・対話パターン・摩擦点を分析主なエイリアス—
/usage-creditsできること上限到達後も作業を続ける使用クレジットを設定主なエイリアス—
/rate-limit-optionsできること上限に当たったときの選択肢(解除待ち・クレジット追加・プラン変更)を表示。補完に出ないため全文入力主なエイリアス—

/costと/statsはどちらも/usageのエイリアスで、/statsは統計タブを開いた状態で起動します。

モデル・思考量

応答に使うモデルと、考える深さ(effort)を切り替えます。

コマンドできること主なエイリアス
/modelできることモデルを切り替え、既定として保存主なエイリアス—
/effortできることeffortレベル(low〜max / ultracode)を切替主なエイリアス—
/fastできること高速モードのオン / オフを切替主なエイリアス—
/advisorできること要所で第二のモデルに助言を求める機能を切替。fable opus sonnetを指定可能(fableはFableモデルへのアクセス権が必要(v2.1.255以降はFable 5.1に解決))主なエイリアス—

/effortを引数なしで叩くとスライダーが開き、矢印キーでlow / medium / high / xhigh / maxを選べます。v2.1.257からは/modelと同じくsで現在のセッションだけの変更にできます。maxとultracodeはセッション限定で、ultracodeはxhighの思考量に自動ワークフロー編成を組み合わせたClaude Code独自の設定です。/advisorはメインの作業モデルとは別のモデルに要所で助言を求める機能で、fable opus sonnetの組み合わせとコストの加算のされ方はClaude Code advisorでFable/Opus/Sonnetの助言を得るで扱っています。

権限・セキュリティ

何を許可し何を止めるかのルール管理と、差分のセキュリティ点検がここに集まります。

コマンドできること主なエイリアス
/permissionsできることallow / ask / denyルールをスコープ別に管理主なエイリアス/allowed-tools
/security-reviewできることブランチの差分をセキュリティ観点で点検主なエイリアス—
/sandboxできることサンドボックスモードを切替(対応環境のみ)主なエイリアス—
/fewer-permission-promptsできること読み取り系の許可リストを提案(Skill)主なエイリアス—
/privacy-settingsできることプライバシー設定を表示・変更(Pro / Maxプラン限定)主なエイリアス—
/auto-mode-setupできることautoMode.environmentの草案を生成し、確認のうえ保存(Pro / Max / Teamプラン)主なエイリアス—

計画・レビュー

着手前の計画立案と、提出前のレビューに使うコマンドです。

コマンドできること主なエイリアス
/planできること編集を保留したまま計画モードに入る主なエイリアス—
/code-reviewできること差分の正確性バグと整理対象を点検(Skill)。--fixで反映、--commentでPRへ行コメント、ultraでクラウドの深いレビュー主なエイリアス/review
/simplifyできること整理だけを4エージェントで並列レビューし反映(Skill)主なエイリアス—
/ultrareviewできることクラウドで複数エージェントの深いレビュー。Pro / Maxは3回まで無料主なエイリアス—
/diffできること未コミット差分を対話ビューアで確認主なエイリアス—
/autofix-prできること現在のブランチのPRを監視し、CI失敗やレビューコメントに応じて修正を自動プッシュするクラウドセッションを起動(gh CLI必須)主なエイリアス—

/reviewは/code-reviewのエイリアスで、同じ引数とエフォートレベルをそのまま使えます。v2.1.223より前は単独の読み取り専用PRレビュー機能でした。/ultrareviewは推奨される呼び出し方が/code-review ultraに変わり、/ultrareviewはそのエイリアスとして残っています。

拡張・スキル・並行処理

スキルやサブエージェント、プラグイン、大規模な並行作業を扱うコマンドです。

コマンドできること主なエイリアス
/skillsできること導入済みスキルの一覧表示・表示制御主なエイリアス—
/agentsできることサブエージェント作成・管理はClaudeに直接依頼するか.claude/agents/を編集する案内を表示(v2.1.198以降。それ以前は対話UIが開いた)主なエイリアス—
/pluginできることプラグインを管理主なエイリアス—
/reload-pluginsできることプラグインの変更を再起動せず反映(プロンプトキャッシュを無効化する変更は--forceが必要)主なエイリアス—
/reload-skillsできることスキル・コマンドディレクトリを再スキャンし、セッション中に追加・変更したスキルを反映(v2.1.152で追加)。詳細は/reload-skillsでディスク上のスキル変更を即時反映するを参照主なエイリアス—
/mcpできることMCPサーバー接続とOAuth認証を管理主なエイリアス—
/claude-apiできることプロジェクトの言語向けにClaude APIとManaged Agentsのリファレンスを読み込む(Skill)。anthropicや@anthropic-ai/sdkのimportで自動起動もする主なエイリアス—
/hooksできることツールイベントのフック設定を確認主なエイリアス—
/batchできること大規模変更を独立した単位に分解し並列実行(Skill)主なエイリアス—
/tasksできることバックグラウンドタスクの一覧・管理主なエイリアス/bashes
/backgroundできること現セッションをバックグラウンドに分離主なエイリアス/bg
/stopできること実行中のバックグラウンドセッションを停止(アタッチ中のみ)主なエイリアス—
/subtaskできることフォークしたサブエージェントに作業を任せ、結果を現在の会話に戻す(v2.1.212以降)主なエイリアス—
/list-agentsできることメッセージを送れるサブエージェント・他セッションの一覧を表示(v2.1.224以降、クロスセッションメッセージング有効時のみ)主なエイリアス/peers

/tasksはバックグラウンドで動くシェルコマンドとサブエージェントを一覧表示し、エイリアスの/bashesでも同じ画面を呼べます。完了したタスクが一覧から消えず30秒だけ残る猶予や、一覧からの操作方法はClaude Codeの/tasksコマンドでサブエージェントの完了を確認するで扱っています。

目標・自動化・ワークフロー

会話をまたいで自走させる、定期実行する、大規模なエージェント編成を組む——このあたりが対象です。

コマンドできること主なエイリアス
/goalできること完了条件を渡し、満たすまで会話をまたいで自走主なエイリアス—
/loopできることプロンプトを繰り返し実行(Skill)主なエイリアス/proactive
/scheduleできることクラウドで動くルーティン(定期実行)を作成・管理主なエイリアス/routines
/workflowsできること動的ワークフローの実行状況を表示・操作主なエイリアス—
/deep-researchできることWeb検索を多数走らせ出典付きレポートを生成(Workflow)主なエイリアス—
/remote-envできることクラウドエージェントの既定の実行環境を選ぶ主なエイリアス—
/workflow-authoringできること動的ワークフローのスクリプトを書くためのリファレンスを読み込む(Skill)主なエイリアス—

/goalは完了条件を渡すとClaudeがターンをまたいで作業を続け、経過時間・ターン数・トークンをオーバーレイで表示します。仕組みの詳細はClaude Codeの/goalコマンドの内部仕様で扱っています。/workflowsは、/effort ultracodeなどをきっかけにバックグラウンドで走るワークフローの進行を見守り、一時停止や保存ができます。

バージョン・実機検証

何が変わったかを確認し、それを実際に動かして確かめる2段構えです。

コマンドできること主なエイリアス
/release-notesできること変更履歴をバージョンピッカーで確認主なエイリアス—
/runできることアプリを起動して変更の効きを確認(Skill)主なエイリアス—
/verifyできることビルド・実行して変更の正しさを確認(Skill)主なエイリアス—
/run-skill-generatorできること/run /verifyに起動手順を教える(Skill)主なエイリアス—

/run /verify /run-skill-generatorの3つはv2.1.145以降で利用できます。/verifyはv2.1.200以降、うまくいかなかった手順だけを.claude/skills/verify/SKILL.mdに書き残し、次回以降はその手順に従います。

エクスポート・共有

会話を書き出す、他端末に移す、他者へ引き継ぐ——用途はこの3つに集約されます。

コマンドできること主なエイリアス
/exportできること現在の会話をプレーンテキストで書き出し主なエイリアス—
/copyできること直前の応答をクリップボードにコピー主なエイリアス—
/teleportできることWebセッションをこの端末に引き込む主なエイリアス/tp
/remote-controlできることこの端末のセッションをclaude.aiから操作可能に主なエイリアス/rc
/team-onboardingできること利用履歴から引き継ぎ用ガイドを生成主なエイリアス—
/mobileできることClaudeモバイルアプリのダウンロード用QRコードを表示主なエイリアス/ios /android
/artifactsできること自分と共有分のArtifactsを一覧・添付・表示し、リンクをコピー主なエイリアス—

/exportは現在の会話をプレーンテキストで書き出すコマンドで、ファイル名指定の有無で挙動が変わります。スクリプトから読み込みたい場合の代替手段はClaude Codeの/exportコマンドで会話をテキスト保存するで扱っています。

デザイン・可視化との連携

デザインシステムやチャートの設計指針がここに入ります。

コマンドできること主なエイリアス
/datavizできることチャート・グラフ・ダッシュボードの設計指針を提示(Skill、v2.1.198以降)。使い方はClaude Code datavizスキルでチャートとダッシュボードを作るを参照主なエイリアス—
/design-syncできることリポジトリのReactデザインシステムをClaude Designへアップロード(Skill)。Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundry・Claude Platform on AWSでは利用不可。詳しい手順はClaude Code design-syncの使い方を参照主なエイリアス—
/design-loginできること/design-sync用にclaude.aiアカウントでのデザインシステムアクセスを認可主なエイリアス—

アカウント認証と外部連携のセットアップ

サインインや、他ツール・他サービスとの連携を設定するコマンドです。

コマンドできること主なエイリアス
/loginできることAnthropicアカウントにサインイン主なエイリアス—
/logoutできることAnthropicアカウントからサインアウト主なエイリアス—
/chromeできることClaude in Chromeの設定を管理主なエイリアス—
/importできることCodex・Gemini CLIなど他のコーディングエージェントの設定を取り込む(v2.1.213以降)主なエイリアス—
/install-github-appできることClaude GitHub Appをリポジトリにインストール(GitHub Actionsの設定込み)主なエイリアス—
/install-slack-appできることClaude Slackアプリをインストール(OAuthフローをブラウザーで完了)主なエイリアス—
/web-setupできることローカルのgh CLI認証情報でClaude Code on the webとGitHubアカウントを接続主なエイリアス—
/setup-bedrockできることAmazon Bedrockの認証・リージョン・モデル固定をウィザードで設定(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1時のみ表示)主なエイリアス—
/setup-vertexできることGoogle CloudのAgent Platformの認証・プロジェクト・リージョンをウィザードで設定(CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1時のみ表示)主なエイリアス—

見た目と操作性のカスタマイズ

見た目と操作感を自分好みに寄せる項目群です。

コマンドできること主なエイリアス
/themeできることカラーテーマを変更(自動・ライト・ダーク・色覚対応・ANSI・カスタムテーマ)主なエイリアス—
/colorできること現在のセッションのプロンプトバーの色を設定主なエイリアス—
/keybindingsできることキーボードショートカットの設定ファイルを開く主なエイリアス—
/terminal-setupできることShift+Enter等のターミナルキーバインドを設定(VS CodeやZed等一部端末のみ表示)主なエイリアス—
/tuiできることターミナルUIのレンダラーを切替(fullscreenでちらつきの少ないalt-screen表示)主なエイリアス—
/scroll-speedできることマウスホイールのスクロール速度を調整(fullscreen表示のみ、JetBrains IDEターミナルは非対応)主なエイリアス—
/focusできること直近のプロンプトとツール呼び出し要約だけを表示するフォーカス表示に切替(fullscreen表示のみ)主なエイリアス—
/statuslineできることステータスラインの表示内容を設定主なエイリアス—

診断・設定・その他

コマンドできること主なエイリアス
/doctorできることインストールと設定を診断し、見つかった問題を確認を挟んでから修正(Skill、v2.1.205以降)。CLAUDE.mdの重複除去・トリムや、未使用スキル / MCP / プラグインの検出も行う主なエイリアス—
/debugできることデバッグログを有効化して切り分け(Skill)主なエイリアス—
/heapdumpできることメモリ使用量診断用のヒープスナップショットをデスクトップに書き出し(コマンドメニューには出ない)主なエイリアス—
/ideできることIDE連携を管理・状態表示主なエイリアス—
/configできることテーマ・モデル・エディターモード等を変更。key=valueで直接設定も可能(v2.1.181以降)主なエイリアス/settings
/statusできることバージョン・モデル・接続状況を表示主なエイリアス—
/initできることプロジェクトにCLAUDE.mdを生成主なエイリアス—
/memoryできることCLAUDE.mdとauto-memoryを編集主なエイリアス—
/rewindできること会話やコードを過去のチェックポイントに巻き戻す主なエイリアス/checkpoint /undo
/feedbackできること不具合報告やフィードバックをセッションの文脈付きで送信主なエイリアス—
/bugできること/feedbackと同じダイアログを開く(VS Code拡張では拡張独自の画面が開く)主なエイリアス/share
/helpできることヘルプと利用可能コマンドを表示主なエイリアス—
/exitできることCLIを終了(アタッチ中のバックグラウンドセッションではデタッチのみ)主なエイリアス/quit

v2.1.212より前は/bugと/shareが/feedbackのエイリアスでした。現在の/bugは独立したコマンドで、/shareはそのエイリアスです。

その他の周辺コマンド

利用頻度が低い、または一部の環境・プランに限定されるコマンドです。

コマンドできること主なエイリアス
/voiceできること音声入力を切替(Claude.aiアカウントが必要)主なエイリアス—
/upgradeできることプランのアップグレードページをブラウザーで開く主なエイリアス—
/desktopできること現在のセッションをClaude Code Desktopアプリで継続(macOS / x64 Windows限定)主なエイリアス/app
/passesできることClaude Codeの無料利用週を友人と共有(対象アカウントのみ表示)主なエイリアス—
/powerupできることインタラクティブなレッスンでClaude Codeの機能を紹介主なエイリアス—
/stickersできることClaude Codeステッカーを注文主なエイリアス—
/radioできることClaude FMのロー・ファイ・ラジオをブラウザーで再生主なエイリアス—

廃止・改名されたコマンド

過去に存在したものの、現在は使えなくなった、または呼び出し方が変わったコマンドもあります。古い記事や手元のメモに残っていると混乱するので、対応関係を押さえておきます。

かつてのコマンド状態現在の代替
/vim状態v2.1.92で廃止現在の代替/configの「Editor mode」からVimモードへ
/pr-comments状態v2.1.91で廃止現在の代替Claudeに直接プルリクエストのコメント確認を依頼
/ultraplan状態廃止(バージョン非公表)現在の代替/plan(計画モード)
/cost /stats状態/usageに統合現在の代替どちらもエイリアスとして存続
/review状態独立した読み取り専用PRレビューから変更現在の代替v2.1.223以降は/code-reviewのエイリアス

出力スタイルの切り替えも、かつての専用コマンドから/configに統合されています。組み込み4種の使い分けと自作の手順はClaude Code output styleの切り替えは/configで行うにまとめました。

利用頻度で引く早見表

役割別の次は、実際の作業リズムで引ける早見表です。同じコマンドでも「いつ叩くか」で覚えると手が動きやすくなります。

レイヤー目安代表コマンド主な目的
毎日使う目安1日複数回代表コマンド/resume /clear /usage /compact /context主な目的セッション運用の基本動線
週に数回目安週3〜5回代表コマンド/plan /code-review /skills /release-notes /goal主な目的計画・レビュー・自走・棚卸し
困った時目安不定期代表コマンド/doctor /debug /permissions /rewind /feedback主な目的トラブル対応・巻き戻し

毎日使う5つ

対話を開閉し、直前のコンテキストを操作する基本動作です。1日に何度も叩く前提で手に馴染ませておくと、セッションを切り替えるコストが下がります。

  • /resume — セッションIDや名前で会話を再開。引数なしならピッカーが開き、バックグラウンドセッションもbg印つきで並びます。
  • /clear — 空のコンテキストで新規会話を開始。前の会話は/resumeから戻れます。引数に名前を渡すと/resumeピッカー用のラベルが付きます。
  • /usage — セッションコストとプランの使用上限・利用統計を表示。Pro / Max / Team / Enterpriseではスキル・サブエージェント・プラグイン・MCPサーバー別の内訳も見られます。
  • /compact — 会話履歴を要約してコンテキストを圧縮。引数で「実装方針だけ残す」といった要約のフォーカスを渡せます。
  • /context — コンテキストの使い方を色付きグリッドで可視化。引数allで項目別の内訳を展開でき、応答が重くなったときの肥大箇所の特定に向きます。

週に数回使う5つ

毎日ではないが定期的に必要になる運用コマンドです。とくに/code-reviewと/planは個人開発でも効きます。

  • /plan — ファイル編集を保留したまま計画モードに入ります。引数にタスクを渡せば、その場で計画づくりを始められます(例: /plan 認証フローをOAuth対応にする)。計画モードの詳細はClaude Code計画モードの完全ガイドを参照してください。
  • /code-review — 差分の正確性バグと、再利用・簡素化・効率の観点を点検します。--fixで指摘を作業ツリーに反映、--commentでプルリクエストに行コメント投稿、ultraでクラウドの深いレビューが走ります。
  • /skills — 導入済みスキルの一覧表示。tキーで推定トークン数によるソートができ、Spaceで表示状態を切り替え、Enterで保存します。
  • /release-notes — バージョンピッカーから任意のリリースの変更点を確認できます。週次の棚卸しで眺めると新機能や挙動変更の見落としが減ります。内容は会話ではなくターミナルの表示だけに載るため、確認してもClaudeの文脈は消費されません。詳しい挙動はClaude Code /release-notesコマンドで変更履歴を会話を汚さず見るにまとめました。
  • /goal — 完了条件を渡すと、満たすまでClaudeがターンをまたいで作業を続けます。引数なしなら現在または直近で達成した目標を表示し、clearやstopで早めに解除できます。

困った時の5つ

詰まったときに最初に当てるコマンド群です。使う頻度は低いほどよいのですが、どれを当てればよいか即答できると復旧が速くなります。

  • /doctor — インストール状態と設定を点検し、見つかった問題を確認を挟んでから修正します(v2.1.205以降。それ以前は読み取り専用の診断画面でfキーがレポートをClaudeに送信する動作でした)。スキル説明文がコンテキスト予算を超えて削られていないかもここで確認できます。
  • /debug — 現セッションのデバッグログを有効にし、ログを読みながら切り分けます。claude --debugで起動していない限りログは既定で無効なので、途中で叩くとその時点から記録が始まります。
  • /permissions — allow / ask / denyルールをスコープ別に確認・編集できます。作業ディレクトリの管理や、auto modeの直近の拒否ログの確認もここで行います。
  • /rewind — 会話やコードを過去のチェックポイントに巻き戻すか、選んだメッセージ以降を要約します。空のプロンプトでEscを2回押してもこのメニューが開きます。
  • /feedback — 不具合報告やフィードバックを、セッションの文脈を添えて送信します。再現手順を添えて送ると開発チームに届きます。

バンドルスキルと組み込みコマンドの違い

/メニューに並ぶものは、すべてが同じ仕組みではありません。挙動の違う3種類があります。

種別仕組み代表例
組み込みコマンド仕組みCLIに固定の処理が実装されている代表例/clear /resume /config /permissions
バンドルスキル仕組みプロンプトとしてClaudeに渡され、ツールで遂行する代表例/doctor /code-review /batch /debug /loop /claude-api /dataviz /design-sync /verify
バンドルワークフロー仕組み多数のサブエージェントに作業を分散しバックグラウンドで走る代表例/deep-research

バンドルスキルは、自分で書くスキルと同じ枠組みで動きます。固定処理ではなくClaudeへの指示文なので、関連する場面ではClaude自身が自動で呼ぶこともあります。MCPサーバーが公開するプロンプトは/mcp__<server>__<prompt>の形でコマンドとして自動的に現れます。

disableBundledSkills設定(または環境変数CLAUDE_CODE_DISABLE_BUNDLED_SKILLS)を有効にすると、/doctorを除く全バンドルスキルが無効になります。/doctorだけはv2.1.205以降、無効化してもタイプ可能なまま残る唯一の例外です。/doctorも隠したい場合はDISABLE_DOCTOR_COMMAND環境変数か、skillOverridesに"doctor": "off"を設定します。個別のスキルだけを無効にしたいときもskillOverridesを使い、/skillsメニューでSpaceキーを押すとGUIから設定できます。

カスタムスラッシュコマンドの作り方

頻出する手順は、自作のコマンドにショートカット化できます。重要な変更として、カスタムコマンドはSkillsに統合されました。.claude/commands/deploy.mdというファイルでも、.claude/skills/deploy/SKILL.mdというスキルでも、どちらも/deployを作り、同じように動きます。既存の.claude/commands/のファイルはそのまま動き続け、同じ名前が両方にあるときはスキル側が優先されます。

最小構成: ファイルを1つ置く

まずは従来からの.claude/commands/形式が手軽です。Markdownファイルを1つ置けば、ファイル名がそのままコマンド名になります。

---
description: コミットメッセージの草案を作る
---
 
ステージ済みの差分を読み、Conventional Commits形式で
コミットメッセージの草案を3案提示してください。

これを.claude/commands/draft-commit.mdに保存すると、/draft-commitで呼べます。配置場所でスコープが変わり、プロジェクト共有なら.claude/commands/(または.claude/skills/)、自分専用で全プロジェクト共通なら~/.claude/skills/<名前>/SKILL.mdに置きます。同名のときはenterprise > personal > projectの順で上書きされます。

Skill形式に進むと増える機能

.claude/skills/<名前>/SKILL.mdに置くと、.claude/commands/にはない機能が使えます。

  • 補助ファイルを同じフォルダーに置ける: テンプレート・サンプル出力・実行スクリプトなどをSKILL.mdから参照できます
  • 呼び出し主体をfrontmatterで制御できる: disable-model-invocation: trueで手動専用に、user-invocable: falseでClaude専用にできます
  • 引数を差し込める: $ARGUMENTS(全引数)、$0 $1(位置指定)に加え、argumentsフロントマターで名前付き引数も宣言できます
  • シェル実行結果を埋め込める: !`git diff HEAD`のようにコマンドを実行し、出力を本文に差し込んでからClaudeに渡せます
  • 関連する場面でClaudeが自動的に読み込む: descriptionが自然な言い回しに一致すると、/を打たなくても発動します

以下のスキルは/fix-issue 123と打つと「Fix GitHub issue 123 following our coding standards…」という指示に展開されます。

---
name: fix-issue
description: Fix a GitHub issue
disable-model-invocation: true
---
 
Fix GitHub issue $ARGUMENTS following our coding standards.
/fix-issue 123

frontmatter全フィールドの一覧や、サブエージェントで実行するcontext: forkなどの発展的な記法はClaude Code Skills完全ガイドにまとめているので、本格的に作り込む段階ではそちらを参照してください。

つまずきやすい点

自作コマンドは便利な反面、最初の数本で同じところに引っかかりがちです。先回りでまとめます。

  • 呼んでほしいのに呼ばれない: descriptionに、ユーザーが自然に言いそうなキーワードを入れます。/doctorでスキル説明文がコンテキスト予算を超えて削られていないかも確認できます。
  • 同名のコマンドとスキルが衝突する: 同じ名前ならスキルが優先されます。
  • 権限が毎ターンリセットされる: allowed-toolsで付与した権限は、そのコマンドを呼び出したターンだけ有効です。次のメッセージを送ると失効するので、セッション全体で許可したいツールは/permissionsのallowルールに登録します。
  • 権限を仕組みで固定したい: スラッシュコマンドよりHooksやサブエージェントが向く場面もあります。

組み合わせパターン3例

単独でも便利ですが、組み合わせて叩く流れを型として持っておくと作業リズムが安定します。

パターンA: 朝イチの立ち上げ

  1. /resume — 昨日の文脈を引き継ぐ
  2. /context — コンテキスト使用量を確認(肥大していたら/compactに回す)
  3. /release-notes — 前日〜当日の更新で気になる変更がないか確認
  4. /doctor — 挙動が怪しければ診断(必要なら/reload-pluginsで切り分け)

パターンB: プルリクエストを出す前

  1. /diff — 変更箇所を1ファイルずつ確認
  2. /code-review high --fix — 正確性のバグと整理対象を点検し、機械的に直せるものを反映
  3. /security-review — セキュリティ観点で差分を走査
  4. 深掘りが必要なら/code-review ultraでクラウド並列レビューに投げる

パターンC: 大型タスクを自走させる

  1. /plan 〜〜〜 — 編集を保留したまま計画を承認
  2. /clearで別セッションを開き、実装に専念する
  3. /goal 全テストが通る状態にするで完了条件を渡し、満たすまで自走させる
  4. 区切りごとに/compact 実装方針と決定事項だけ残してで圧縮
  5. 完了後/usageでトークン消費を確認する

コマンドを覚える順序

数が多いので、いきなり全部覚えるのは現実的ではありません。下の順序で押さえると、使う度に自然と手が動くようになります。

ステップ覚えるセット到達目安
1覚えるセット/resume /clear /usage /help到達目安セッションの出入りとヘルプに迷わない
2覚えるセット/compact /context /config /model到達目安容量・表示・モデルを自分で制御できる
3覚えるセット/doctor /debug /permissions /rewind到達目安困った時の一次対応が自力でできる
4覚えるセット/plan /code-review /security-review到達目安計画とレビューの自動化に乗せる
5覚えるセット/goal /loop /schedule /workflows到達目安長期運用と自走・並行処理に入る

これは頻度順ではなく習熟の順序です。2まで済ませれば日常の多くが快適になり、3で不慮の事態に強くなり、4〜5で作業そのものを自動化側へ寄せていける、という段階設計です。Claude Code全体の機能から把握したい場合は、Claude Codeの全体像もあわせて参考にしてください。

よくある質問

スラッシュコマンドの一覧はどこで見られますか

セッション内で/を押すと、自分が使えるコマンドが一覧表示されます。/に続けて文字を打つと絞り込めます。一覧には組み込みコマンド、バンドルスキル、自作のコマンド・スキル、プラグインやMCPサーバー由来のコマンドがすべて並びます。プラットフォームやプランで出し分けられるため、表示される内容は人によって異なります。

/costと/usageと/statsは何が違いますか

/costと/statsはどちらも/usageのエイリアスで、中身は同じです。現セッションのコスト、プランの使用上限、利用統計を表示します。/statsは統計タブを開いた状態で起動する点だけが異なります。

/goalと/loopはどう使い分けますか

/goalは「完了条件」を渡し、それが満たされるまでClaudeがターンをまたいで作業を続けます。終わりは条件の達成で決まります。/loopは「プロンプトを繰り返し実行する」もので、間隔を指定すれば定期的に、省略すればClaudeが自分でペースを決めて回します。達成条件で止めたいなら/goal、定期的に同じことを実行したいなら/loopです。

/workflowsは何をするコマンドですか

/workflowsは、バックグラウンドで走っている動的ワークフロー(多数のサブエージェントに作業を分散する仕組み)の進行状況を表示し、一時停止・再開・保存ができる画面を開きます。ワークフローは「ワークフローを作って」と頼んだときや、/effort ultracodeを使ったときに編成されます。

/code-reviewと/simplifyはどう使い分けますか

/code-reviewは正確性のバグと整理対象の両方を点検します。/simplifyはv2.1.154以降、再利用・簡素化・効率・抽象度の整理だけを4つのエージェントで並列にレビューし、バグ探索はしません。バグを見つけたいなら/code-review、整理に絞りたいなら/simplifyです(v2.1.154より前では/simplifyは/code-review --fixと同等でした)。

自作コマンドをClaudeに勝手に実行されたくありません

frontmatterにdisable-model-invocation: trueを付けると、あなたが手動で/<名前>を打ったときだけ実行され、Claudeの自動呼び出しは止まります。デプロイやコミットのように副作用があり、実行タイミングを自分で握りたいコマンドに向いた設定です。

カスタムコマンドとSkillsの違いは何ですか

違いはほぼありません。.claude/commands/のMarkdownファイルと.claude/skills/のSKILL.mdは、どちらも同じ名前でコマンドを作り、同じように動きます。Skill形式は補助ファイルの同梱、呼び出し主体の制御、引数の差し込みといった機能を追加で持つだけで、既存の.claude/commands/ファイルを書き換える必要はありません。

disableBundledSkillsを有効にすると/doctorも消えますか

消えません。/doctorはv2.1.205以降、バンドルスキルを一括無効化してもタイプ可能なまま残る唯一の例外です。/doctorも隠したい場合はDISABLE_DOCTOR_COMMAND環境変数か、skillOverridesに"doctor": "off"を設定します。

まとめ

Claude Codeのスラッシュコマンドは、公式リファレンスの110件という数だけ見ると圧倒されますが、その内訳は組み込みコマンドとバンドルスキル・バンドルワークフロー・廃止済み3件の合算です。役割別に並べ替えると、セッション運用・計画・レビュー・自走の各場面でよく使うものはごく少数に収まります。毎日の5つ(/resume /clear /usage /compact /context)を確実に習熟し、週次の数本で計画とレビューを型化し、困った時の数本を即座に引けるようにする。この3層が揃うと、一覧を開いて探す回数が減ります。

さらに、頻出する手順は自作コマンド(Skills)に落とし込めます。カスタムコマンドがSkillsに統合されたことで、引数・動的コンテキスト・自動呼び出しの制御まで一貫した枠組みで組めます。新しいコマンドはリリースごとに追加されるので、/release-notesを週1で眺めるだけでも自然と最新版に追いつけます。

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