Claude Code v2.1.114 — Agent Teamsの権限ダイアログクラッシュをピンポイント修正
Claude Code v2.1.114は、Agent Teamsのteammateからツール権限を要求したときに権限ダイアログがクラッシュしていた問題をピンポイントで修正したホットフィックスです。
このリリースで何ができるようになるか
Claude Code v2.1.114は変更1件のホットフィックスです。
- Agent Teamsのteammateがツール権限を要求した際、権限ダイアログがクラッシュする問題が解消
直前のv2.1.113でCLIのネイティブバイナリ化とサンドボックス強化が同時に入った大型リリースに対するフォローアップで、experimentalなmulti-agent機能の経路で詰まっていた人だけに刺さる修正です。
あなたの開発フローはどう変わるか
Agent Teamsを試しているチーム
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1 を有効化して複数teammateを束ねた構成を試している場合、teammateがツール権限を要求した瞬間に権限ダイアログがクラッシュする経路がありました。本版でそのままteammateを再開すれば権限プロンプトが正しく出るようになり、experimental機能の検証が止まっていた状態が解消します。
通常利用のみのユーザー
Agent Teams を有効化していない通常の Claude Code 利用には影響しません。直前のv2.1.113に上げてあれば、本版は次のマイナーリリースとまとめて更新する選択肢でも実害はありません。
主な変更点
Agent Teamsの権限ダイアログクラッシュを修正
Agent Teamsのteammate(親セッションに紐づく別エージェント)がツール権限を要求した際、権限ダイアログがクラッシュしていた問題を修正しました。Claude Codeの権限ダイアログは「このBashコマンドを実行してよいか」「このMCPツールを呼んでよいか」を確認するUIで、teammateからのリクエスト処理パスにメインセッションと異なる挙動があり、クラッシュにつながっていた経路です。
本版以降はteammateからの要求もメインセッションと同じ経路で扱われ、permissionダイアログが落ちずに通常通り権限確認できます。
Agent Teamsとはどんな機能か
Agent Teamsは複数のClaudeセッションを「teammate」として束ねて協業させるresearch previewの機能で、v2.1.32で次のように導入されました。
Added research preview agent teams feature for multi-agent collaboration (token-intensive feature, requires setting
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1)
押さえておくべき点は3つです。
- research preview扱い: 正式リリースではなく、仕様変更や削除の可能性がある
- token-intensive: 通常のSubagentより桁違いにトークンを消費する
- 環境変数
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1での明示的な有効化が必要
通常のSubagent(単発タスクを切り出す軽量エージェント)が「親が子に作業を委任して結果を受け取る」シングルパスの構造なのに対し、Agent Teamsは複数エージェントが同じ文脈の中で役割分担して動くマルチエージェント協業を想定しています。この種の経路は通常利用ではほぼ通らないため、experimental機能の周辺バグは発見が遅れがちです。本版のような単発フォローアップで素早く潰してくる対応速度は、multi-agent系を将来的に正式機能へ昇格させる前段の整地にも見えます。
まとめ
- Agent Teamsを試しているチームは即更新: クラッシュで詰まる経路が確実に塞がる
- 通常利用のみのユーザーは任意: 該当機能を有効化していなければ実害はないため、次のマイナーリリースとまとめて取り込んでよい
- 直前のv2.1.113を未取り込みの場合: ネイティブバイナリ化やサンドボックス強化と一緒にまとめて更新するのが楽
experimental機能を有効化したユーザーからのレポートを翌日パッチで潰してくる対応速度は、Claude Codeがmulti-agent領域を地ならししている兆しと読めます。更新は claude update で取得できます。
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