Claudeを学ぶ1週間ロードマップ — 初日から実戦投入までの7日ガイド
Claudeエコシステムをゼロから学ぶ初学者向け1週間ロードマップ。Day 1のClaude.aiから始めて、Day 7までにClaude Code + Hooks + Skillsまで触れる構成。
はじめに
Claudeエコシステム(Claude.ai / Claude Code / Cowork / Design / API)は範囲が広く、何から始めればいいか迷う初学者は多いです。本記事は、ゼロから始めて1週間でClaude Code + Hooks + Skillsまで触れるロードマップを7日構成で示します。
毎日30分〜2時間の取り組みで、最終日には自分のプロジェクトにClaudeを組み込む準備が整う、というペースです。
全体像
| 日 | テーマ | 所要時間 | 完了条件 |
|---|---|---|---|
| Day 1 | Claude.aiに触れる | 30分 | 自分の質問を5個投げて応答の質を体感 |
| Day 2 | Artifactsで何かを作る | 1時間 | HTML / 図 / 簡易webアプリを1個生成 |
| Day 3 | ProjectsでKBを作る | 1時間 | 自分のドメインのKBプロジェクトを1個 |
| Day 4 | Claude Codeをインストール | 1時間 | 簡単な編集タスクを1つ実行 |
| Day 5 | CLAUDE.mdを書く | 1.5時間 | プロジェクトに CLAUDE.md を配置 |
| Day 6 | Hookを1つ仕込む | 1時間 | PostToolUseで何かを自動実行 |
| Day 7 | Skillを1つ作る | 2時間 | 繰り返し作業をSkill化 |
各日の詳細は以下で。
Day 1: Claude.aiに触れる(30分)
やること:
- claude.ai にアクセスしてアカウント登録
- 無料プランで5個の異なる質問を投げる:
- 技術的な質問(「Pythonのasync/awaitを1文で説明して」)
- 文章生成(「会議の議事録テンプレートを作って」)
- コード生成(「Pythonでfibonacci数列を返す関数を書いて」)
- 比較(「TailwindとCSS-in-JSの違いを表で」)
- 翻訳 / 要約(「次の英文を要約して」)
完了条件: 「Claudeが何でできるか」の感触を掴む。自分の業務に使えそうな用途を1〜2個見つける。
Day 2: Artifactsで何かを作る(1時間)
やること:
- Claude.aiで「Artifactを作って:〜」と依頼
- 試す題材(どれか1つ):
- 簡易HTMLページ(自己紹介 / ポートフォリオ)
- SVG図解(チームの組織図)
- 単機能Reactアプリ(計算機 / TODOリスト)
詳細はArtifactsとProjects活用を参照。
完了条件: Artifactを1個作って公開リンクを得る。「会話から成果物が出る」体験を持つ。
Day 3: ProjectsでKBを作る(1時間)
やること:
- Claude.aiのProjectsタブで新規Projectを作成
- 自分の業務 / 関心領域のドキュメントを3〜5個アップロード(PDF / Markdown)
- Project内のチャットで質問:「アップロードしたドキュメントから〜について教えて」
完了条件: 自分のドメインKBをClaudeが参照できる状態を1つ持つ。
Day 4: Claude Codeをインストール(1時間)
やること:
- Claude Code公式ドキュメントの手順でインストール
- 認証(OAuth or API key)
- 試しに何か簡単なタスクを依頼:
- 「このディレクトリのファイル一覧を要約して」
- 「READMEにtypoがないか確認して」
- 「簡単なPython scriptを1個書いて、testも追加して」
完了条件: Claude Codeがローカルで動き、最低1つの編集タスクを完遂できる。
迷ったらClaude.aiとClaude Codeの使い分けを参照して、どちらを使うかの感触を掴む。
Day 5: CLAUDE.mdを書く(1.5時間)
やること:
- 自分のプロジェクトのルートに
CLAUDE.mdを作成 - 最低限以下を書く:
- プロジェクトの目的(1〜2行)
- コーディング規約(命名 / インデント等)
- テスト・ビルドコマンド
- コミット規約
- 禁則事項(あれば)
詳細はメモリ三層構造で「CLAUDE.mdに何を入れるか」の判断基準を確認。
完了条件: Claude Codeが CLAUDE.md を読み込んで、プロジェクト方針に沿った応答を返す状態。
Day 6: Hookを1つ仕込む(1時間)
やること:
.claude/settings.jsonを作成- PostToolUseのhookを1つ追加:
- 例: 「TS / JSファイル保存後にprettierを走らせる」
- 設定例はHooks実例カタログレシピ2
完了条件: ファイルを編集すると、保存後に自動で何かが走る状態。「Claude Codeの挙動を自分で拡張できる」感触を持つ。
Day 7: Skillを1つ作る(2時間)
やること:
- 自分が「毎回同じ手順で頼んでいる作業」を1つ思い出す
- 例:「コミットメッセージの起案」「PR説明文の生成」「議事録の要約」
.claude/skills/<skill-name>/SKILL.mdに手順をまとめる- Claude Codeから
/<skill-name>で呼び出して実行
詳細はSkills設計と運用を参照。
完了条件: 自作Skillが1つ動く。「Claude Codeを自分の業務に最適化できる」体験を得る。
ロードマップ完了後の次の一歩
7日完走後、興味の方向で次の記事へ:
- 生産性を上げたい → Claude Code生産性向上tips 12選
- 業務 / チームに導入したい → 業務導入9ステップチェックリスト
- 失敗パターンを避けたい → 期待通りに動かない10シナリオ
- 並列化を試したい → サブエージェント完全活用
- 安全に運用したい → DevContainer / Sandbox完全実装
- MCP serverを自作したい → MCPサーバ自作完全手順
まとめ
Claudeエコシステムは広いですが、「Claude.ai → Claude Code → Hooks / Skills」の順で1週間で核を抑えられます。途中で疑問が出たら本サイト内の関連記事を参照してください。本記事はそのナビゲーションハブとして使えるように内部リンクを密に張りました。
7日後に「自分のプロジェクトをClaude Codeで動かせる」状態になっているはずです。
関連する記事
Claude をもっと見る →Claude CodeのPro / Max / API従量、どれを選ぶか — コスト試算と選び方の判断ガイド
Claude.ai / Claude Desktop / Claude Codeの使い分け — 3形態の判断軸と連携パターン
Claudeの利用上限が引き上げ — Pro / Maxの5時間制限が2倍、SpaceX由来300MWでさらに余地拡大
MCPサーバを自作してClaude Codeにつなぐ — TypeScript実装の完全手順
Claude Codeでよくあるエラー10選 — 起動失敗から認証・MCP・権限まで実機で踏みやすい順に対処
Claude CodeをGitHub Actionsに組み込む実用ガイド — claude-code-action v1とheadless実行の使い分け
Anthropic Agent SDKでSlack常駐botを作る — 実装30分のミニチュートリアル
CursorからClaude Codeへの移行ガイド — 設定の引き継ぎから「Tab補完がない」問題までの実務手順