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Remote Control「could not renew」警告の意味と26時間の猶予

Remote Control「could not renew」警告の意味と26時間の猶予

claude remote-controlに出る「could not renew」警告は、接続の資格情報を更新できないという知らせです。約26時間の猶予内に別ターミナルで再ログインする手順と、401で止まった後の戻し方を示します。

claude remote-controlを動かしているターミナルに「Remote Control could not renew this computer's connection」という警告が出ても、その場でスマホやブラウザからの操作が止まるわけではありません。接続はまだ生きています。ただし更新できないまま時間が過ぎると、サーバーは止まります。

警告の最後の一文に、猶予の長さが書かれています。この記事では、その猶予のうちに何をするか、間に合わなかったらどう戻すかを順に示します。

この警告は何を伝えているのか

Remote Controlのサーバーは、短命の資格情報で接続を保っています。期限が来る前に、保存済みのclaude.aiログインを使ってこの資格情報を更新します。

警告は、その更新にclaude.aiのログインを使えなかったときに出ます。エラーリファレンスにある文面は次のとおりです。

Remote Control could not renew this computer's connection: claude.ai did not accept the sign-in it uses. Run `claude /login` to sign in again. The connection keeps working for about 26 hours; if it still cannot sign in then, it stops.

文は3つに分かれています。

3つの文

警告文の読み方

  • claude.ai did not accept the sign-in

    更新に使うサインインを、claude.aiが受け付けませんでした。サーバーが使うサインインが通らなかった、という意味です。

  • Run `claude /login`

    直す操作が書かれています。サインインし直せば、更新が通るようになります。

  • keeps working for about 26 hours

    今の資格情報が使える残り時間です。約26時間は接続が保たれ、そのあとも更新できなければ停止します。

最後の一文は、状況によって変わります。ここには、現在の資格情報があとどれくらい使えるか、またはすでに期限切れかが書かれます。26時間という数字は、警告が出た時点の残りを示す値です。

猶予のうちに直す手順

警告にclaude /loginを促す文があるなら、サーバーを動かしているマシンで別のターミナルを開きます。そこで再ログインします。

手順

警告を消すまでの流れ

  1. 1

    別のターミナルを開く

    claude remote-controlを動かしているマシンで、新しいターミナルを開きます。サーバーのターミナルは動かしたままにします。

  2. 2

    claude /loginを実行する

    claude.aiのアカウントでサインインします。

  3. 3

    サーバー側の様子を見る

    サーバーのターミナルで、同じ警告が繰り返されないかを確かめます。

claude /login

公式の手順は、別ターミナルでのclaude /loginまでです。サーバーのターミナルでRemote Controlを入れ直す操作は挙がっていません。

期限が切れて「Poll: Authentication failed (401)」で止まったら

猶予の間に再ログインしないと、サーバーはエラーを出して停止します。そのエラーにはPoll: Authentication failed (401)が含まれます。

この状態では、サーバー自体が終了しています。手順は2段です。

  1. 警告の第2文のとおりに、claude /loginでサインインし直す
  2. サーバーが止まったターミナルで、もう一度claude remote-controlを実行する
claude /login
claude remote-control

止まる前にスマホで開いていたセッションは、同じディレクトリでclaude remote-controlを実行すれば戻せます。サーバー停止後およそ4時間以内なら、サーバーが扱っていたセッションがすべて戻ります。

最初に作られたセッションだけを戻したいときは--continueを付けます。

claude remote-control --continue

--continueと--session-idはv2.1.200以降のオプションです。4時間を過ぎると戻せないので、新しいセッションを始めます。

再起動するときの注意が一つあります。まだ信頼していないディレクトリで起動すると、Trust <directory>? [y/N]の確認が出ます。標準入力や出力がターミナルでない環境では確認できず、Workspace not trustedのエラーで終了します。原因と対処はWorkspace not trustedエラーにまとまっています。

「couldn't refresh your login」との違い

似た名前のエラーに、「couldn't refresh your login」があります。どちらも原因は保存済みログインの更新失敗ですが、出る場所と猶予が違います。

比べる点could not renew this computer's connectioncouldn't refresh your login
出る場所could not renew this computer's connectionclaude remote-controlのサーバー側ターミナルcouldn't refresh your login対話セッション内の警告と会話内の行
状態could not renew this computer's connection警告のあいだ接続は動くcouldn't refresh your loginRemote Control disconnectedで停止済み
直し方could not renew this computer's connection別ターミナルでclaude /logincouldn't refresh your login/login、必要なら/remote-control
期限切れ後could not renew this computer's connection401のエラーで停止し、再起動が要るcouldn't refresh your loginすでに止まっている

「警告か、停止後の報告か」が分かれ目です。対話セッション側の停止には、/remote-controlで接続し直す手順が付きます。サーバー側の警告には、その手順はありません。

v2.1.300で一時的なサインイン失敗でも再試行するように

この挙動はv2.1.300で整えられました。更新履歴には、claude remote-controlのサーバーが、ロックされたキーチェーンのような一時的なサインインのエラーのあとで更新を諦めていた不具合の修正が載っています。

修正後は、サーバーが再試行し、再ログインが必要なときに警告を出します。

手元のバージョンがそれより古い場合、一時的な失敗でも更新を諦めていた可能性があります。v2.1.288の更新履歴にも、期限切れの資格情報からの復旧を改善し、更新中もセッションをつなぎ続ける変更が載っています。変更点の全体はv2.1.300のリリースノートにあります。

サーバーを再起動するとき、セッションを失わないための条件

401で止まったあとの再起動では、前のセッションが戻るかどうかが気になります。条件は3つです。

  • 同じディレクトリでclaude remote-controlを実行する
  • 停止から約4時間以内である
  • 止まる前に、同じディレクトリで別のclaude remote-controlを動かしていない

また、--no-create-session-in-dirを付けて起動していたサーバーは、止めるときにセッションがアーカイブされます。戻す対象が残らないため、この場合は新しいセッションから始めます。

アーカイブしたセッションを--continueや--session-idで戻すには、Claude Code v2.1.228以降が必要です。再起動の前にclaude --versionでバージョンを確かめておくと、戻らない理由を切り分けやすくなります。

原因が分からないときのログの取り方

警告の文面だけでは原因が絞れないときは、サーバーを詳細ログ付きで起動し直します。

claude remote-control --verbose
claude remote-control --debug-file ./rc-debug.log

--verboseは接続とセッションの詳細ログを表示します。--debug-fileは、デバッグログを指定したファイルに書き出します。カテゴリで絞る--debug=api,hooksのような指定は、v2.1.282以降で使えます。

再ログインしても同じ警告が出るとき

claude /loginのあとも警告が続くなら、ログインそのものではなく別の層を疑います。

  • サーバーを動かしているマシンとは別のマシンでログインしていないか。claude /loginは、サーバーが動いているマシンで実行します
  • Remote Controlの前提を満たしているか。Pro・Max・Team・Enterpriseのサブスクリプションで、claude.aiにログインしている必要があります。API Keyは使えず、Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryを使う構成や、ANTHROPIC_BASE_URLをapi.anthropic.com以外に向けた構成でも使えません
  • 対話セッション側のログインが切れていないか。Login expired · Please run /loginが出ているなら、先に/loginで入り直します

最後の点は、OAuth tokenの失効と期限切れで原因を分けています。頻繁に再ログインを求められる環境では、何度もログインを求められる原因も参考になります。接続そのものが確立できない場合は、Remote Controlに接続できないときの切り分けが入口になります。

サーバー起動時に出る別の認証メッセージ

claude remote-controlは、起動の段階でも認証まわりのメッセージを出します。更新の警告とは別物なので、文言で見分けます。

文言意味公式の対処
You must be logged in to use Remote Control.意味サインインしていない公式の対処claude auth loginでclaude.aiを選ぶ
Remote Control requires claude.ai subscription auth.意味API Keyやトークンがログインより優先されている公式の対処名前が挙がった変数やapiKeyHelperを外す
Remote Control requires a full-scope login token意味claude setup-tokenなどの長期トークンを使っている公式の対処claude auth loginでフルスコープのトークンを取り直す
Remote credentials fetch failed意味短命の資格情報を取得できなかった公式の対処--verbose付きで再実行し、ログイン・ネットワーク・サブスクリプションを確認する

更新の警告は、すでに動いている接続が対象です。上の表は、そもそも接続を作れなかった場面で出ます。

26時間と18時間を混同しない

Remote Controlには、もう一つ時間の話があります。組織でTrusted Devicesを有効にしている場合、claude.aiやモバイルアプリからセッションを操作するには、サインインから18時間以内であることが求められます。

Trusted Devicesは既定ではオフです。TeamとEnterpriseでは組織のOwnerが、ProとMaxでは本人が設定で有効にします。有効にしていない環境では、この18時間の条件は出てきません。

こちらは、操作する側の端末の話です。期限が切れたときは/loginか、Face IDやTouch IDなどの確認で戻します。サーバーの資格情報の更新とは仕組みが別で、今回の警告にある約26時間とは関係しません。

警告を読んだあとの動き方

警告が出たら、まず最後の文を読みます。時間が残っていると書かれているなら、その間は接続が保たれます。放置した場合の結末は、約26時間後の停止です。

したがって、やることは1つに絞れます。サーバーが動いているマシンで、別ターミナルからclaude /loginを実行します。期限切れまで進んだときだけ、claude remote-controlの再実行が加わります。

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