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Claude Designの移行手順 — 12月14日に閉じるclaude.ai/designの備え

Claude Designの移行手順 — 12月14日に閉じるclaude.ai/designの備え

単体のClaude Design(claude.ai/design)は2026年12月14日に閉じます。個人プランでの移行手順、移行されないもの、「Couldn't be migrated」の直し方をまとめます。

単体のClaude Design(claude.ai/design)は、2026年12月14日に閉じます。それまでは使い続けられ、閉じた後はclaude.ai/designを開くとClaudeに移ります。今から動く必要があるのはデザインシステムの移行です。プロジェクトについては、今は何もしなくて構いません。

個人プラン(Free・Pro・Max)で気をつけたいのは、移行ボタンを押すと確認画面なしで即座に始まる点です。ここでは個人プランを軸に、移行の手順、移行されないもの、失敗したときの直し方を順に扱います。

12月14日までに何を済ませるか

Claude Designは、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの各プランで使えます。新しいデザイン、デザインシステム、スライドは、Claudeの中で成果物(アーティファクト)として作られます。

期限までにやることは3つです。

手順

期限までの流れ

  1. 1

    デザインシステムを移行する

    今すぐ着手する項目です。1回の移行で、組織内のすべてのデザインシステムが対象になります。

  2. 2

    プロジェクトは触らない

    プロジェクトは単体版に残り、閉じるまで動き続けます。Claude側への移し方は「近日案内」とされています。

  3. 3

    消えるものを保存する

    チャットとコメントは移行されません。必要なものは12月14日より前に自分で保存します。

移行元のデザインシステムは、単体版が閉じるまで変更されないまま残ります。移行は「コピー」なので、失敗しても元は壊れません。

個人プランで移行する手順

移行は、Claudeの「Artifacts」ページから始めます。

手順

移行の操作

  1. 1

    バナーの移行ボタンを押す

    Claudeの「Artifacts」ページを開き、「Claude Design lives here now」バナーの「Migrate team design systems」を押します。バナーを閉じていた場合は、右上のClaude Designメニューから選べます。

  2. 2

    確認なしで始まる

    Team・Enterpriseでは「Migrate」で確定する確認画面が出ます。個人プランにはこの確認がなく、押した時点で移行が始まります。

  3. 3

    終わるのを待つ

    ウィンドウを閉じても、移行は裏で続きます。

  4. 4

    結果を確認する

    「Migrated」の下に、移行できたデザインシステムが所有者名と「Open」リンク付きで並びます。

個人プランでは共有されない

Team・Enterpriseでは、非公開でない公開済みのデザインシステムが組織の全員に共有され、各自のデザインシステムメニューに現れます。個人プランでは何も共有されません。1人のアカウントの中だけで完結するので、共有範囲を気にして移行をためらう必要はありません。

移行されないデザインシステム

次のものは、そもそも移行の対象外です。

  • 中身が空のデザインシステム
  • 組み込みのスターターテーマから作ったもの(編集済みでも対象外)

「移行したのに一覧に出ない」と感じたら、まずこの2条件に当てはまっていないかを見ます。スターターテーマのままで少し手を入れただけのものは、手元で作り直すか、元の素材からClaudeに作らせ直す必要があります。

移行後に変わること

移行したデザインシステムは、Claudeでデザインやスライドを作るときのデザインシステムメニューに並びます。一覧は、ArtifactsページのClaude Designメニューから「View design systems」で開けます。設定画面の中に表示されます。

注意したいのは、移行したデザインシステムを移行直後には自分で編集できないことです。ファイルは移行前のまま保たれ、編集者には「Migrated from the standalone version. Ask Claude to make changes.」という案内が出ます。変更したいときは、Claudeに頼んで直してもらう形になります。

移行元の所有者が組織を離れている場合は、組織のPrimary Ownerが所有者になります。

「Couldn't be migrated」になったときの直し方

移行できなかったデザインシステムは、結果ウィンドウの「Couldn't be migrated」に、名前・所有者・短い理由つきで並びます。理由の例は「too large(大きすぎる)」です。ウィンドウを閉じた後は、Artifactsページのバナーにある件数(「6 of your 11 design systems couldn't be migrated」の形)を押すと開き直せます。

直せるのは、そのデザインシステムを編集できる人です。編集できない場合はチェックを実行できないので、行に書かれた所有者に依頼します。

手順

失敗したデザインシステムを直す

  1. 1

    単体版で開く

    該当行の「Fix in Claude Design Standalone」を押します。

  2. 2

    チェックを実行する

    「Check whether this design system can migrate to claude.ai」のカードで「Check」を押します。

  3. 3

    指摘されたファイルを直す

    チェックが挙げたファイルを、次の表に沿って直します。

  4. 4

    通るまで再チェックする

    「Check again」を、「Nothing found in the way.」と出るまで繰り返します。

  5. 5

    もう一度移行する

    Claude側のArtifactsページから、再度移行します。

チェック結果と対処の対応は次のとおりです。

チェックの表示やること
Too large for an artifactやること縮めるか削除する
With a name an artifact can't useやること名前を変える
A kind an artifact can't holdやること変換するか削除する
Can't go in a design system artifactやること削除する
Can't be openedやること保存し直すか削除する
With characters that can't be readやること直すか削除する
Missingやることアップロードし直すか削除する

デザインシステム全体が大きすぎるときは、ファイルの一覧ではなく「It's too large. Make it smaller.」と出ます。要らないファイルを消してから再チェックします。uploadsフォルダには同じファイルが重複して入っていることが多く、削る場所として手を付けやすい場所です。

「The problem is in the migration, not your files. There's nothing for you to fix.」と出た場合は、ファイル側に原因がありません。時間をおいてやり直します。

組織の設定が原因のものもあります。「design systems are turned off for your team」「your team can't publish artifacts」「its owner's role doesn't include design systems」の3つは、組織のオーナーが直す項目です。最初の2つは移行そのものを止め、未着手のものは「Not started」に並びます。

変更や修正の後に「再移行」する

新しく作った、または単体版で変更・修正したデザインシステムを移すには、Claude Designメニューの「Migrate again」を選びます。直前の結果は、その下の「View details」で開き直せます。再移行の扱いは状態で分かれます。

デザインシステムの状態再移行での扱い
新規、または前回の移行後に単体版で変更された再移行での扱い移行される
両方で変更なし再移行での扱い触らず「already up to date」と表示
移行後にClaude側で変更された再移行での扱い「Skipped」に入り、Claude側の編集は上書きされない

Claude側で手を入れたものは、上書きされないよう守られます。新しいコピーに入れ替えたいときは、Claude側のものを削除してから再移行します。手を入れた内容を残したいなら、先に複製しておきます。移行が尽きると、バナーに「All of your design systems have migrated.」と出ます。

移行されないもの — チャット、コメント、公開リンク

次の2つは移行されず、単体版が閉じた後、2026年12月にデータ保持の方針に従って削除されます。

  • Claudeとのチャット
  • プロジェクトとデザインシステムに付いたコメント

単体版のプロジェクトへの公開リンクも、閉じた後は開けなくなります。外部に渡したリンクがある場合は、渡した相手に別の手段で成果物を送り直す準備が要ります。

チャットやコメントに設計判断の経緯が残っているなら、12月14日より前に自分で控えを取ります。

プロジェクトを手元に保存する

プロジェクトは、まとめてではなく1つずつ書き出します。

手順

プロジェクトを1つずつ書き出す

  1. 1

    単体版でプロジェクトを開く

    書き出したいプロジェクトを開きます。

  2. 2

    Project HTMLを選ぶ

    「Share」から「Project HTML」を選びます。スライドの場合は「More formats and apps」の中にあります。

  3. 3

    Project archiveのまま書き出す

    「Project archive」を選んだまま「Export」を押します。

プロジェクトのすべてのファイルが入った.zipが得られます。無料で、利用上限にも数えられません。

閉じた後の新規作成と、使用量の見え方

単体版が閉じた後は、新しいデザインはすべてClaudeの中で作ることになります。会話の中、Artifactsタブ、Claude Codeのどこからでも始められます。なお、単体版のClaude Designには以前、他とは別の週間枠がありましたが、現在はClaude Designの利用がすべてプランの共通上限に数えられます。単体版の枠に頼った使い方をしていた場合は、移行後の使用量の見え方が変わります。

デザインシステムの作り方そのものはClaude Designで自社のデザインシステムを設定する手順にあります。基本操作はClaude Designの使い方が扱います。Team・Enterpriseで移行を進める管理者は、カスタムロールで管理者権限を絞る方法も合わせて確認しておくと、移行が権限で止まる事態を避けられます。

Team・Enterpriseのオーナーが先に確認すること

Claudeの中のClaude Designはアーティファクトに依存しているため、組織でアーティファクトがオフだと、デザインの作成も移行もできず、バナーも出ません。組織設定の「Artifacts」で、次の3項目を確認します。

設定役割既定
Artifacts役割以下すべての前提既定オン
TemplatesのDesign systems役割移行と新規作成既定Teamはオン、Enterpriseはオフ
TemplatesのDesign and Slides役割新しいデザインとスライドの作成既定Teamはオン、Enterpriseはオフ

Enterpriseの既定値は、公式ページ同士で食い違っています。移行手順のページの表は、Design systemsとDesign and SlidesをEnterpriseでオフと書いています。一方、Claude Designの使い始めのページには、Enterpriseでは2026年10月15日にClaude Designが既定でオンになり、それより前でもオーナーがOrganization settings > Artifactsでオンにできるとあります。表の既定を鵜呑みにせず、組織設定の画面で実際の状態を確かめてください。

Enterpriseのカスタムロールでは、ロールごとにこれらの権限が要ります。ロールにデザインシステムの権限が含まれていないと、そのロールの所有者のデザインシステムは移行できません。

組織の既定のデザインシステムが移行されると、Claude側でもまだ既定が設定されていない限り、それが既定になります。ゼロデータ保持(ZDR)の組織はアーティファクトをオンにできないため移行できず、閉じる前にプロジェクトをダウンロードしておく必要があります。

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