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Claude CodeのLaunchNotesプラグインでお知らせ下書きとロードマップを作る

Claude CodeのLaunchNotesプラグインでお知らせ下書きとロードマップを作る

LaunchNotesプラグインはMCP接続と8つのスキルを一度に入れます。Claude Codeでの導入、下書き止まりの安全ルール、ロードマップ項目の作り方、旧MCPからの切り替えをまとめます。

LaunchNotesプラグインは、製品アップデートのお知らせとパブリックロードマップを管理するSaaS「LaunchNotes」を、Claude Codeから操作するためのプラグインです。入るのはLaunchNotesのMCPサーバーへの接続と、8つのスキルです。導入は2行のコマンドで済みます。

ここでは導入手順、同梱スキルの使い分け、下書き止まりの安全ルール、旧MCPからの切り替えを順に説明します。

LaunchNotesプラグインで入るもの

LaunchNotesは、リリース内容を読者に知らせるお知らせページと、公開ロードマップをまとめて持つサービスです。プラグインの提供元リポジトリ(mcp-server-guide)は、MCP接続とスキルをセットで配るインストール用の入口という位置づけです。

Claude公式のマーケットプレイスページでは、次のように紹介されています。

  • お知らせの下書きを作る
  • フィードバックをロードマップ項目に変える
  • 公開したお知らせの反応を振り返る
  • 以上を自分たちの文体で行う

同梱物は2種類です。

同梱物中身
MCP接続中身https://mcp.launchnotes.com/mcp へのHTTP接続(.mcp.json に定義)
スキル中身launchnotes- で始まる8つのプレーンなMarkdown手順書

スキルはコードを含まないMarkdownで、LaunchNotes側のAIではなく、手元のエージェントが読んで実行します。MCPサーバーの仕組みはプラグイン同梱のMCPサーバーの記事で詳しく扱っています。

Claude Codeに入れる

手順は2段階です。先にマーケットプレイスを登録し、次にそこからプラグインを入れます。

/plugin marketplace add launchnotes/mcp-server-guide
/plugin install launchnotes@launchnotes

2行を1行ずつ実行してください。リポジトリのREADMEも、1つずつ実行するよう案内しています。/plugin install はセッション内では即インストールせず、プラグインの詳細画面を開いて、スコープを選ばせる動きです。

Claude Codeの場合、ツールとスキルは自動で揃います。Claude DesktopやClaude.aiでは、コネクタとプラグインを別々に入れる必要があります。ここが両者の違いです。

利用面ツール(MCP)スキル
Claude Codeツール(MCP)プラグインに同梱スキルプラグインに同梱
Claude Desktop / claude.aiツール(MCP)コネクタを別途追加スキルマーケットプレイスを登録してプラグインを追加(有料プランが必要)
Cursorツール(MCP)ディレクトリ掲載から一括スキル同じ

初回接続時は、ブラウザでLaunchNotesのアカウントにサインインします。以降の操作はあなたのロールの権限で動くため、アカウントで許されないことはエージェントにもできません。

Team / Enterpriseプランでは、ワークスペースの管理者がコネクタを先に承認する必要がある場合があります。つながらないときは、IT担当への承認依頼を疑ってください。

プラグインはClaude Codeのプラグインとマーケットプレイスの仕組みに沿って管理されます。入れたあとは、/plugin のInstalledタブに一覧が出ます。

8つのスキルの使い分け

READMEの表を、使う場面で並べ直すと次のようになります。

目的スキル
全体の土台(最初に必ず読まれる)スキルlaunchnotes-use
課題管理のチケットやPRからお知らせを作るスキルlaunchnotes-draft-from-work
完了したロードマップ項目を公開するスキルlaunchnotes-ship-the-roadmap
ロードマップ項目の進捗を投稿するスキルlaunchnotes-post-roadmap-update
読者の声をテーマに分けて項目化するスキルlaunchnotes-feedback-to-roadmap
お知らせの反応を集計して報告するスキルlaunchnotes-release-recap
公開ページをブランドに合わせるスキルlaunchnotes-style-your-page
既存の変更履歴やブログを取り込むスキルlaunchnotes-import-existing-changelog

スキルは場面に合うと自分で読み込まれるため、スキル名を打つ必要はありません。やりたい結果を日本語で伝えれば足ります。

土台のスキルが全員に効く

launchnotes-use は、他のスキルより先に読まれる前提のスキルです。説明文でも、他のLaunchNotes系スキルの前に必ず読み込むよう書かれています。他のスキルは、ここにある規則を繰り返し書かず、前提として使います。

この土台が決めている内容は大きく3つです。

  1. 文体の確認。ユーザーに文体の指針があるかを最初に尋ねる
  2. 下書き優先の安全ルール
  3. LaunchNotesの各オブジェクトの挙動(公開状態、通知先、置き換え型の項目)

文体の指針が無い場合は、過去に公開したお知らせから短い指針を起こすことを提案する、とあります。

お知らせの下書きを作る

プロジェクト管理ツールのMCPも接続してあるなら、一番使いやすいのが launchnotes-draft-from-work です。READMEに載っている頼み方はこうです。

2.4マイルストーンで閉じた内容を、お知らせの下書きにして

スキルの手順は6段階です。

手順

下書きができるまでの流れ

  1. 1

    作業の収集

    マイルストーン、ラベル、期間、課題IDなどで指定された作業を、Jira、Linear、GitHub、ClickUpから集めます。

  2. 2

    重複の確認

    launchnotes_project_search で、すでにお知らせ済みの内容がないか調べます。重複しそうなら、作成の前に聞かれます。

  3. 3

    形の決定

    関連する項目は1本のまとめ記事にするのが初期値です。読者層が違うときや、頼まれたときだけ分けます。

  4. 4

    下書きの作成

    見出しと本文、カテゴリを決め、launchnotes_create_announcement で下書きとして作ります。

  5. 5

    出典とロードマップの紐づけ

    元の課題やPRのリンクを添付し、対応するロードマップ項目があれば結びます。

  6. 6

    下書きの引き渡し

    下書きのリンクと設定内容が返ります。公開や予約は、明示的に了承したときだけです。

スキルには、ソースにない内容を書かないという制約があります。記事の材料は、すべて元の作業に遡れる内容に限られます。

フィーチャーフラグのツール(LaunchDarkly、PostHogなど)がつながっていると、スキルはフラグの本番展開状況も確認します。出荷済みでも、フラグが閉じていれば顧客にはまだ見えないからです。

ロードマップ項目の扱い

ロードマップは、3つのスキルが分担します。

  • 完了した項目を公開し、お知らせまで出すなら launchnotes-ship-the-roadmap
  • 進捗だけを短く知らせるなら launchnotes-post-roadmap-update
  • 読者の声から項目を起こすなら launchnotes-feedback-to-roadmap

README掲載の例文は「請求まわりの刷新を出荷した。お知らせを作って、Releasedに移して」といった内容です。launchnotes-ship-the-roadmap は、次の順で動きます。

  1. launchnotes_get_work_item で項目の内容、カテゴリ、紐づく既存のお知らせを読む
  2. 項目の内容を再利用して、お知らせを下書きで作る
  3. launchnotes_update_announcement で2つを結ぶ
  4. 移動先の公開ステージを示して確認を取り、了承があれば launchnotes_move_work_item で動かす

存在しないステージには移動しません。launchnotes_list_stages で有効な移動先を先に取得する規則になっています。

公開の条件はステージで決まる

土台のスキルには、公開に関する次の説明があります。

  • ロードマップ項目は「公開ステージにあり、アーカイブされていない」とき公開される
  • 項目だけを公開する操作は無く、公開するにはステージを動かす
  • 紐づけは、公開済みのお知らせと有効な項目のあいだでしか成立しない
  • カテゴリは既存のものを選ぶだけで、新規作成はできない

つまり「項目を移動する」操作が、そのまま公開の操作になります。進捗の投稿も、後から取り消せません。

公開前の安全ルール

LaunchNotesプラグインの設計で目立つのは、勝手に公開しない作りです。READMEは「下書き優先」を基本に置き、顧客に見える操作はすべて「確認してから」にしています。

通知先を言葉にしてから確認する

公開、予約、ロードマップへの進捗投稿、ステージ移動の前に、誰に届くかを確認します。たとえば「約3万人の購読者にメールが届く」「公開ページのみでメールなし」のように、通知の影響を一言で伝え、明示的な了承を待ちます。

お知らせ側は launchnotes_get_announcement、ロードマップ側は launchnotes_get_work_item で通知先を調べます。

置き換え型の項目を上書きしない

土台のスキルは、category_ids、announcement_ids、work_item_ids が追記ではなく集合の置き換えだと明記しています。

指定結果
省略結果変更なし
[]結果空にする
["x"]結果x だけになる

既存のお知らせのカテゴリを、1つ足すつもりで ["x"] だけを渡すと、元のカテゴリは消えます。そのため既存オブジェクトを編集するときは、現在の値を読んで、残したいものを含めて渡します。新規作成の直後は集合が空なので、最初の代入は安全です。

個人情報を本文に入れない

フィードバック検索は、投稿者のメールアドレスを返します。スキルは、テーマに要約し、顧客の名前やメールを公開欄に書かない規則です。分析の数値は、集計値のみで個人データを含みません。

日付とプレビューURL

お知らせを即時公開すると、日付は「今」になります。過去の日付にしたいなら、先に公開し、その後で published_at を設定します。予約は未来の日時にしか使えません。

下書きのリンクも注意が要ります。作成直後に返るのはIDだけなので、launchnotes_get_announcement で非公開URLを取り直して渡します。公開URLは公開後でないと開けず、スラッグからURLを組み立てることも禁止されています。

旧MCPを使っていたとき

LaunchNotesのヘルプセンターによると、最初のMCP接続はAPIトークンを発行し、npx -y @launchnotes/mcp でローカルにサーバーを動かす方式でした。2026年8月以降、この方式は凍結されており、新しいツールも修正も入らず、スキルも付きません。

新旧は同じ名前、同じツール名なので、両方を残すと古い側にエージェントが向かうおそれがあります。切り替えるときは、旧接続を先に外します。

claude mcp remove launchnotes

そのあと、前述のプラグイン導入手順に進みます。新しい接続がつながったら、LaunchNotesの設定のAPI画面で古いトークンを失効させます。新しい接続はトークンを使わないためです。

スキルを更新する

スキルは随時改善されますが、手元のエージェントが自動で取り込むわけではありません。Claude Codeでは次の2行を実行し、次のセッションから反映されます。

/plugin marketplace update launchnotes
/plugin update launchnotes@launchnotes

リポジトリのマーケットプレイス定義では、プラグインのバージョンは0.2.1です。

向いている運用と、そうでない運用

向いているのは、リリース内容の元データが課題管理ツールに既にあり、お知らせの文面起こしが手間になっているチームです。下書きの作成から出典リンクの添付までを任せ、人は文面と通知先だけを確認します。

一方で、LaunchNotesのアカウントを持たないチームには関係がありません。ロールの権限を超える操作はできず、レート制限もあります。上限に達するとエラーが返ります。

同じ「外部サービスをプラグインで操作する」型の例は、FlintプラグインでWebサイトを編集する記事にあります。

まとめ

LaunchNotesプラグインの要点は、道具より運用の規則が同梱されていることです。MCPだけなら、エージェントは公開操作も実行できてしまいます。スキルがそこに下書き優先と通知先の確認を挟みます。導入後は、まず launchnotes-use が文体の指針を尋ねてくるので、チームの指針を用意しておくと下書きの手直しが減ります。

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