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Claude Codeログアウトと認証情報の完全削除ガイド

Claude Codeログアウトと認証情報の完全削除ガイド

Claude Codeの/logoutが実際に何を消すか、OS別の認証情報の保存場所、譲渡・売却前に完全に削除する手順までをまとめます。APIキー環境変数の削除方法も扱います。

Claude Codeのログアウトは、セッション内で/logoutを実行するだけです。ただし/logoutが消すのは今のマシンに保存された認証情報だけで、claude.ai側のアカウント自体やブラウザーのログインセッションには影響しません。マシンを売却・返却するときや、複数アカウントの認証情報を完全に消したいときは、/logoutに加えてOSごとの保存場所を直接確認する必要があります。

/logoutは何をしているか

/logoutを実行すると、保存済みの認証情報が削除され、次回claudeを起動したときに初回セットアップの画面(テーマ選択などのオンボーディング)からやり直しになります。公式ドキュメントは「ログアウトはセッションの初回起動状態もリセットするため、次にclaudeを実行するとログインとセットアップを最初からやり直す」と説明しています。単なるサインアウトではなく、ローカルの初期化に近い動きです。

/logout

ログアウト後に別のアカウントで使う場合は、claudeを再起動して/loginから入り直します。ログインのやり方自体や、アカウント種別ごとの認証方式はClaudeログイン完全ガイドにまとめています。会社アカウントと個人アカウントを行き来する場合は/logoutよりClaude Codeアカウント切り替えの方法の方が手早いこともあります。

認証情報はどこに保存されているか(OS別)

/logoutが実際に削除するファイルの場所は、OSによって異なります。

OS保存場所保護の仕組み
macOS保存場所システムのKeychain(暗号化)保護の仕組みKeychainのアクセス制御
Linux保存場所~/.claude/.credentials.json保護の仕組みファイルモード0600
Windows保存場所%USERPROFILE%\.claude\.credentials.json保護の仕組みユーザープロファイルのアクセス制御

CLAUDE_CONFIG_DIR環境変数を設定している場合、LinuxとWindowsでは.credentials.jsonがそのディレクトリの配下に移動します。macOSだけはこの設定に関わらずKeychainに保存される点が他のOSと違います。サンドボックス機能の保護対象パスの説明でも、この点は明記されています。~/.claudeまたはCLAUDE_CONFIG_DIRが指すディレクトリの中身として、「~/.claude.json.credentials.jsonの認証情報ストア」が挙げられています。

譲渡・売却前に認証情報を完全に削除する手順

マシンを人に譲る、会社に返却する、または共有端末での作業を終えるときは、/logoutだけでなく複数の経路を順に潰していくと確実です。

  1. Claude Code内で/logoutを実行し、保存済みのOAuth認証情報を削除する
  2. /statusを実行し、ログイン状態が「未ログイン」に戻っていることを確認する
  3. ANTHROPIC_API_KEYなどのAPIキーを環境変数に設定している場合は、シェルの設定ファイルからも削除する(次節)
  4. CLAUDE_CONFIG_DIRを複数使っていた場合は、使い分けていたすべてのディレクトリで/logoutを実行する
  5. macOSの場合、Keychain Access(キーチェーンアクセス)アプリを開き、Claude関連のエントリが残っていないか目視で確認する

APIキー環境変数を完全に削除する

ANTHROPIC_API_KEYのようなAPIキーを環境変数で設定していた場合、/logoutの対象外です。ターミナルを閉じるだけでは消えず、シェルの設定ファイルに残り続けます。

一時的に外すだけなら、現在のセッションでunsetします。

unset ANTHROPIC_API_KEY

永続的に削除するには、シェルの設定ファイルから該当行を消します。zshを使う場合の例です。sed -iのオプション書式はmacOS標準(BSD sed)とLinux(GNU sed)で異なるため、OSに合わせて使い分けます。

sed -i '' '/ANTHROPIC_API_KEY/d' ~/.zshrc
source ~/.zshrc
sed -i '/ANTHROPIC_API_KEY/d' ~/.zshrc
source ~/.zshrc

Windowsでは、PowerShellならRemove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEYでその場から削除できます。ただし恒久的に消すには「システム環境変数」の設定画面を開き、そこから手動で削除する必要があります。削除後はターミナルを再起動しないと変更が反映されません。反映を確認したら、Claude Code側で/statusを実行し、「API key」の行が表示されなくなっていることを見ておくと確実です。

Anthropicプロファイル・WIFの認証情報を消す

antコマンドで発行した認証情報や、組織のWorkload Identity Federation(WIF)を使っている場合は事情が違います。認証情報は/login//logoutとは別の場所に保存されています。保存先は、macOS/Linuxなら~/.config/anthropic、Windowsなら%APPDATA%\Anthropicという設定ディレクトリの下です。

ant auth loginで作成したプロファイルをログアウトさせるには、/logoutではなくant auth logoutを実行します。

ant auth logout

Workload Identity Federation用のANTHROPIC_IDENTITY_TOKEN_FILEなどの環境変数はant auth logoutの対象外です。設定ディレクトリのconfigs/にあるプロファイルファイル自体を削除するか、環境変数をunsetして読み込ませないようにします。この種類の認証情報はClaude DesktopやCloudセッションでは読み込まれず、ターミナル版のClaude Codeでのみ影響する点も覚えておくと切り分けがしやすくなります。

CI・使い捨て環境での認証情報の扱い

DevContainerや使い捨てのCI環境では、コンテナ自体が再ビルドのたびに破棄される設計なら、明示的な/logoutをしなくても認証情報は次回に持ち越されません。逆にホームディレクトリをボリュームとしてマウントし、CLAUDE_CONFIG_DIRを同じパスに向けてログイン状態を維持する構成もあります。この場合、ボリューム内の.credentials.jsonを削除するかコンテナ内で/logoutを実行しない限り、ログインは残り続けます。

CIパイプラインでclaude setup-tokenが発行した長期トークン(CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN)を使っている場合は事情が異なります。このトークンはどこにも保存されず、利用者がシークレットストアなどで管理する前提の仕組みです。公式ドキュメント上、発行済みトークンをClaude Code側から遠隔で無効化する手段は明記されていません。配布済みのトークンを止める確実な方法は、それを保存しているシークレットストアや環境変数から削除することだけで、削除しない限りトークンは有効期限(発行から1年)まで使える状態が続きます。CI環境の認証情報を完全に始末したい場合は、Claude Code内の操作だけでなく、トークンを配布しているシークレット管理の側も合わせて確認する必要があります。

よくあるつまずき

  • /logoutしたのに次回起動でログインを求められない: CLAUDE_CONFIG_DIRを設定していて、別のディレクトリの認証情報が生きている可能性があります。echo $CLAUDE_CONFIG_DIRで現在の設定を確認します
  • macOSでログアウトしたつもりが別セッションでログインしたままになっている: Keychainの認証情報はCLAUDE_CONFIG_DIRをまたいで共有されます。片方のセッションで再ログインすると、もう片方にも影響することがあります(OS別の保存場所の節で触れたmacOSの挙動と同じ現象です)
  • APIキーをunsetしたのにまだ使われている: シェルの起動ファイル(~/.zshrc~/.bashrc)に設定行が残っていると、新しいターミナルを開くたびに再設定されます。恒久的に消すには起動ファイル自体の編集が必要です
  • ログアウト後もエラーメッセージに古いメールアドレスが残る: 表示のキャッシュであることが多く、claudeを再起動すれば解消します。それでも直らない場合は、起動失敗やMCP関連のトラブルを含めてClaude Codeでよくあるエラー10選で切り分けます

よくある質問

/logout/loginをやり直すのは何が違いますか

/logoutは保存済みの認証情報を消し、次回起動を初回セットアップの状態に戻します。/loginは既存の認証情報を新しいログインで上書きするだけで、オンボーディング画面には戻りません。認証エラーの解消には、/logoutしてからclaudeを再起動し/loginをやり直す組み合わせが公式手順として案内されています。

/logoutしたらVS Code拡張のログインも消えますか

ターミナルとVS Code拡張は同じ認証情報の保存場所を共有しているため、ターミナルで/logoutすればVS Code拡張側も未ログインの状態に戻ります。VS Code拡張のメニューにも独立した「Logout」項目があり、拡張側から操作しても同じ認証情報が削除されるので、どちらの入口を使っても結果は同じです。

claude setup-tokenで発行した長期トークンはどう無効化しますか

claude setup-tokenが発行するトークンはどこにも保存されず、環境変数CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENとして利用者が管理する前提の仕組みです。無効化するには、そのトークンを使っている環境変数を削除するか、上書きして新しいトークンに切り替えます。

会社支給のマシンを返却するときも同じ手順でよいですか

同じ手順で問題ありません。加えて、会社のTeam/Enterpriseアカウントで作業していた場合は、組織側の管理者にアカウントの割り当て解除やデバイス管理ツール経由の失効も依頼すると、ローカル側の削除と合わせて確実です。

まとめ

Claude Codeからのログアウトは/logout一つで完了しますが、それが消すのはローカルに保存されたOAuth認証情報だけです。マシンを手放すときは、/statusでの確認、CLAUDE_CONFIG_DIRを使っていた場合は各ディレクトリでの/logout、そしてAPIキー環境変数の削除まで一通り潰しておきます。この順で潰せば、認証情報の消し忘れを避けられます。macOSではKeychainの共有という他のOSにない癖があるため、完全な削除を目指すならKeychain Accessでの目視確認も合わせて行うと安心です。

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