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claudeInChromeDefaultEnabledなど3キーでClaude Codeの起動時の既定を切り替える

claudeInChromeDefaultEnabledなど3キーでClaude Codeの起動時の既定を切り替える

claudeInChromeDefaultEnabled・defaultToAgentsView・leftArrowOpensAgentsの3つは、いずれも~/.claude.jsonの設定です。既定値と、効かなくなる条件をまとめます。

claudeと打った直後の挙動を決める設定が3つあります。Chrome連携を最初からオンにするclaudeInChromeDefaultEnabled、引数なしの起動でagent viewを開くdefaultToAgentsView、空のプロンプトで←を押したときの動きを決めるleftArrowOpensAgentsです。3つとも~/.claude.jsonに書くGlobal configのキーで、/configのトグルからも切り替えられます。

3つのキーの既定値と/configでの表示名

キー型・既定値/configの表示名
claudeInChromeDefaultEnabled型・既定値Boolean・未設定(Chrome連携はオフ)/configの表示名Claude in Chrome enabled by default
defaultToAgentsView型・既定値Boolean・false/configの表示名Open agents view by default
leftArrowOpensAgents型・既定値Boolean・true/configの表示名← opens agents

defaultToAgentsViewはagent viewを無効化していると表示されません。leftArrowOpensAgentsもagent viewが使える環境でだけ表示されます。

書き込み先はsettings.jsonではない

3つとも~/.claude.jsonに保存するキーです。~/.claude/settings.jsonやプロジェクトの.claude/settings.jsonに書いても、Claude Codeは無視します。/configで切り替えれば書き込み先を意識せずに済みます。手で編集する場合は次の形です。例えば、Chrome連携とagent viewを既定にして←のショートカットは切る構成は、こうなります。

{
  "claudeInChromeDefaultEnabled": true,
  "defaultToAgentsView": true,
  "leftArrowOpensAgents": false
}

反映を確かめるには、キーだけ抜き出して読みます。

jq '{claudeInChromeDefaultEnabled, defaultToAgentsView,
  leftArrowOpensAgents}' ~/.claude.json

キーが未設定ならnullと表示されます。claudeInChromeDefaultEnabledのnullは「オフで、必要なら導入を案内される」状態です。

claudeInChromeDefaultEnabledでChrome連携を常時オンにする

trueにすると、対話型のCLIセッションを開くたびにChrome連携が有効になります。claude --chromeと打ったときと同じ状態です。/chromeを実行して「Enabled by default」を選んでも、このキーが書き込まれます。

くらべる

未設定と`false`の違い

既定

未設定

Chrome連携はオフです。必要な場面では、Claude Codeからセットアップを勧められます。

案内も止める

false

Chrome連携はオフのままで、セットアップの案内も出ません。案内を止めたい人は、未設定ではなくfalseを選びます。

--chromeと--no-chromeが優先される

1回だけ挙動を変えたいときは、起動引数が設定に勝ちます。常時オンにしていてもclaude --no-chromeならそのセッションはオフです。常時オフのままclaude --chromeと打てば、そのセッションだけオンになります。

v2.1.289のclaude --helpには次の2行があります。

claude --help | grep -i chrome
  --chrome       Enable Claude in Chrome integration
  --no-chrome    Disable Claude in Chrome integration

VS Code拡張のセッションにも効く

v2.1.287以降は、このキーがVS Code拡張のセッションにも及びます。trueなら、セッションを始めた時点でブラウザにつながります。@browserと打つ前から、Claudeがブラウザを使える状態です。

v2.1.286以前や、キーが未設定またはfalseのときは、@browserと打った時点でつながります。CLIとVS Codeは同じ設定を共有するので、片方でオンにすればもう片方もオンになります。

つなぎ方によって、確認の出方も変わります。@browserと打った場合は、拡張側が確認を要する操作をそのまま承認します。既定設定で始めからつながっていた場合は、許可していないサイトでの操作の前にClaude Codeが確認を求め、そのセッションで@browserと打つまで続きます。

remote-controlが起動するセッションにも及ぶ

claude remote-controlが、Projectsのスレッド用に起動するセッションもこのキーに従います。ただしbypassPermissionsモードのセッションは対象外です。Remote Control自体の止め方はRemote Controlの無効化設定にまとめています。

常時オンにしても連携が動かない条件

キーをtrueにしても、Chrome連携の前提条件は変わりません。

  • Claude in Chrome拡張のバージョン1.0.36以降が必要です
  • 直接のAnthropicプラン(Pro・Max・Team・Enterprise)で、/loginでサインインしている必要があります
  • APIキーやclaude setup-tokenの長期トークンで認証していると、--chromeを付けてもオフのままです。v2.1.215以前は有効にはなるものの、拡張への接続が毎回403で失敗していました
  • Bedrock・Google Cloud・Foundryなどのサードパーティ経由では使えません
  • WSLは対象外です

接続そのものが失敗するときはChrome接続トラブルの対処から切り分けてください。

常時オンにすると、ブラウザ操作用のツールが毎回読み込まれてコンテキストの使用量が増えます。増えたと感じたら設定を戻し、--chromeを必要なときだけ付ける運用に切り替えられます。

defaultToAgentsViewで引数なしのclaudeをagent viewにする

trueにすると、引数なしのclaudeが新しい会話ではなくagent viewを開きます。claude agentsを毎回打つ代わりに、既定の入口を差し替える設定です。falseなら従来どおり新しい会話が始まります。

手順

defaultToAgentsViewを有効にする

  1. 1

    通常のセッションで設定する

    /configを開いて「Open agents view by default」をオンにします。メニューを飛ばすなら、次のように直接指定します。

    /config defaultToAgentsView=true
  2. 2

    セッションを終えて起動し直す

    claudeを引数なしで実行すると、新しい会話の代わりにagent viewが開きます。

  3. 3

    通常の会話を始めたいとき

    プロンプトを付けてclaude "fix the login test"のように起動します。設定を戻すなら、通常のセッション、またはagent viewから入ったセッションで/config defaultToAgentsView=falseを実行します。

開いた画面は、下に入力欄、上に行の表が並ぶ構成です。claude agentsで開く画面と同じものです。claude agentsでは、作業ディレクトリのワークスペース信頼ダイアログが未承認なら先に出て、承認すると画面が開き、拒否するとClaude Codeが終了します。

agent viewの入力欄にプロンプトを打つと、Enterごとに新しいバックグラウンドセッションが1本ずつ起動します。並列で走らせたセッションは、それぞれサブスクリプションの枠を消費します。公式もResearch Previewの制限として、10本並列なら1本の約10倍の速さで枠が減ると書いています。

効かなくなる条件

disableAgentViewをtrueにするか、環境変数CLAUDE_CODE_DISABLE_AGENT_VIEWを設定していると、defaultToAgentsViewは効きません。管理者がmanaged settingsで無効化している場合も同じです。

claude agentsには--model・--permission-mode・--effortがあり、agent viewから起動するセッションの既定を決めます。毎回モデルや権限モードを指定したい人は、claude agentsを入口にします。

使い方の変わり目

agent viewに慣れると、依頼は全部そこから出し、全画面で会話したい行だけを開く運用に寄ります。行にはEnterか→で入り、空のプロンプトで←を押すと一覧に戻ります。Escで閉じるとシェルに戻ります。

行に入ったあとの離れ方は複数あります。←はダイアログにフォーカスがあると反応しないことがあり、そのときはCtrl+Zで離れます。Ctrl+Zは、agent viewから入ったならagent viewへ、claude attachで入ったならシェルへ戻ります。Ctrl+Cは応答や!のシェルコマンドを中断する通常の動きのままで、空のプロンプトで2回押すと離れます。どの方法で離れても、バックグラウンドのセッションは止まりません。終わらせるときは、そのセッション内で/stopを実行します。

セッション束ねの設計はagent viewの解説、溜まったworktreeの掃除はworktreesの掃除手順を参照してください。

leftArrowOpensAgentsで空プロンプトの←を制御する

既定のtrueでは、ターミナルで開始した通常のセッションの空のプロンプトで←を押すと、そのセッションをバックグラウンドに回してagent viewを開きます。その行が選択された状態で開くので、Enterで会話に戻れます。Escを押せば切り替えを取り消して元の会話に戻ります。

プロンプトのフッターには← for agentsというヒントが出ます。入力待ちのバックグラウンドセッションがあると、← 2 agentsのように件数に変わります。

押しても切り替わらないケース

  • プロンプトに未送信の文字が残っていると、バックグラウンド化は行われません
  • 直前に文字を全部消した直後や、履歴をたどった直後は、Press ← again to open agentsと表示されます。もう一度押すと切り替わります
  • 実行中のツールがあると、最大で約10秒待ってから切り替えます。もう一度←を押すと待たずに切り替えます
  • 実行中のフォアグラウンドのサブエージェントは待つ対象で、待たずに切り替えると最初からやり直しになります
  • 待っている間に文字を打ち込むと、切り替えはBackgrounding cancelled — you have unsent text in the input. Send it or clear it, then press ← again.というメッセージで取り消されます。下書きが消えないための挙動で、消すか送ってからもう一度←を押します
  • vim editor modeを有効にしている場合、空のプロンプトならINSERTでもNORMALでも←で切り替わります

Ambiguous ←, press again to detachはWindows固有の表示です。agent viewから行に入った直後の約0.5秒以内に←を押すと出ます。その間は、入る前の押下をターミナルが再送している可能性があるためで、もう一度押せば一覧に戻ります。ペーストやスクリプトで流し込まれた入力に含まれる←は、そもそも切り替えの引き金になりません。

切り替えたあとの画面と戻り方

切り替えると、agent viewの一覧の上にYour conversation moved to the backgroundと表示され、元のセッションの行が選択された状態になります。

いずれか1つ

切り替え直後にできる3つの操作

  1. 1

    Enterで会話を開き直す

    バックグラウンドに回した会話が、そのままフルスクリーンで戻ります。

  2. 2

    Escで切り替えを取り消す

    元の会話に戻ります。Still starting — try again in a momentと出たら、バックグラウンド側の準備中です。少し待ってもう一度押します。

  3. 3

    Ctrl+Cを2回押す

    シェルに抜けます。セッションはバックグラウンドで動き続けます。

会話を開き直せなかった場合、Claude Codeは終了してclaude --resumeのコマンドを表示します。空のメッセージ状態でも←は行を作るので、あとから→で戻れます。

falseにしても残る動き

falseで止まるのは、フォアグラウンドのセッションから←でagent viewへ移るショートカットです。agent viewから開いたセッションでの、←によるagent viewへの復帰は残ります。誤って押してセッションが動き出すのを避けたい人向けの設定です。

どの組み合わせを選ぶか

使い方向く設定
1本ずつ会話する。ブラウザは時々使う向く設定3つとも既定のまま
Webアプリの確認を毎回Claudeに任せる向く設定claudeInChromeDefaultEnabled: true
複数の依頼を並列に走らせるのが日常向く設定defaultToAgentsView: true
←で意図せずセッションが動くのを避けたい向く設定leftArrowOpensAgents: false

Chrome連携の常時オンとdefaultToAgentsViewは、どちらも「起動直後の状態」を変えるので独立して選べます。defaultToAgentsViewをオンにしたままleftArrowOpensAgentsをオフにすると、通常のセッションから←でagent viewへ移れなくなります。往復は、agent view側からなら成り立ちます。

3つの設定に共通する落とし穴

  • チームで揃えたい設定として、プロジェクトの設定ファイルに入れても共有できません。端末ごとに個人の設定として扱われます

Projectsの並列スレッドとagent viewは、動く場所が違います。前者は基本的にクラウド、後者は手元のマシンです。スレッドの挙動はProjectsのスレッドが止まる原因にまとめています。

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