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「Usage Policy refusal」とは — Claude Codeの拒否表示の意味と対処

「Usage Policy refusal」とは — Claude Codeの拒否表示の意味と対処

Claude Codeが「Usage Policy refusal」で応答を拒否したときの意味と、/rewindや/clearでの再開手順、非対話モードでの対処をまとめます。

Claude Codeでプロンプトを送ると、会話がUsage Policyのチェックに引っかかり応答自体が拒否されることがあります。これは通信障害やレート制限とは別種のエラーで、同じ会話を続ける限り再送しても同じ結果になりがちです。表示される文言の意味と、状況別の抜け方をたどります。

Usage Policy refusalとは何が起きているのか

Claude CodeはAnthropicのUsage Policyに抵触すると判定した会話に対して、モデルの応答そのものを拒否します。エラーメッセージには判定したモデル名が入り、モデル名が記録されていない場合は単に Claude と表示されます。

API Error: Opus 4.6 can't help with this. Start a new session to continue.
 
Send feedback with /feedback or learn more: https://www.anthropic.com/legal/aup

非対話モード(-p フラグ)では文言が一部変わり、最終行は /feedback への言及がない Learn more: 形式になります。v2.1.219より前のバージョンでは表示自体が異なり、「Claude Code is unable to respond to this request, which appears to violate our Usage Policy」で始まる長い文面が返っていました。

エラーメッセージに含まれるRequest IDは、この拒否が誤判定だと考える場合にサポートへ問い合わせる際の手がかりになります。

なぜ同じ会話で何度も再現するのか

このチェックは直近の1メッセージだけでなく会話全体を評価します。そのため、拒否された後に別の言い方で新しいメッセージを送っても、同じセッションの中では同じ拒否が再発しやすくなります。--continue--resume でセッションを再開した場合も、ディスク上のトランスクリプトに引っかかった内容が残ったままなので、同じチェックが再度走ります。

Amazon Bedrock・Google Cloud's Agent Platform・Microsoft Foundry経由でClaude Codeを使っている場合は事情が異なります。これらの経路では、モデルの安全機構がサイバーセキュリティ関連の話題としてフラグを立てたケースも、同じUsage Policy refusalのメッセージで表示されます。この場合の切り分けと対処は「Safety measures flagged a cybersecurity topic」の意味で扱う内容と重なります。

対処 — 対話セッションでの抜け方

対話モードでは2段階の対処が用意されています。

  1. Esc を2回押す、または /rewind を実行し、拒否を引き起こしたターンより前のチェックポイントまで巻き戻してから、言い回しを変えるか別のアプローチで続ける
  2. 原因のターンを特定できない場合は /clear で同じプロジェクト内の新しい会話を始める。それまでの会話はディスク上に保存されたままで、/resume から引き続きアクセスできる

text /rewind ​

/rewind のメニューにはセッション内で送った各プロンプトが並びます。拒否が起きたターンより前のプロンプトを選び、会話とコードのどちらを戻すかを選択してから、表現を変えて送り直します。チェックポイントの詳しい挙動はClaude Code rewindコマンドで/clear前まで戻るにまとめています。

対処 — 非対話モード(-p)での抜け方

スクリプトやCIから -p フラグで呼び出している場合、/rewind は使えません。この場合は次の順で試します。

  • --continue を付けずに、新しいセッションでプロンプトを言い換えて再送する
  • Usage Policyのチェック結果はモデルによって変わることがあるため、--model で別のモデルに切り替えて再試行する

継続フラグを付けたまま再送すると、引っかかったトランスクリプトをそのまま引き継いでしまい、同じ拒否が繰り返される点に注意します。

元のセッションを残したまま別の切り口を試す

/rewind は同じセッションの中で過去のチェックポイントに戻る操作です。拒否が起きる前の会話はそのまま残し、別の切り口を並行して試したい場合は /branch で新しいセッションに分岐させます。

text /branch ​

/branch はその時点までの会話をコピーして新しいセッションに切り替え、元のセッションはディスク上でそのまま残ります。コマンドラインからは claude --continue --fork-session でも同じことができます。ただし拒否を引き起こした内容より前で分岐しなければ、コピー先でも同じ拒否が再発する点は /rewind と変わりません。

似た文言の別エラーと混同しないための見分け方

Usage Policy refusalとよく似た状況で発生する別のエラーに、auto modeの分類器がブロックする「Auto mode could not evaluate this action and is blocking it for safety」があります。こちらは会話中の以前の内容がAPI側の安全チェックに引っかかったケースです。auto modeの承認判定自体が実行できなかった結果であり、応答そのものが拒否されるUsage Policy refusalとは発生箇所が異なります。auto mode由来のこのメッセージが出た場合は、対話セッションでは別のパーミッションモードに切り替えれば手動承認で操作を続けられます。表示されたメッセージが API Error: で始まり応答自体が止まっているならUsage Policy refusalです。auto mode という語を含み特定のツール操作だけがブロックされているなら別種のエラーです。

この対処はCLI・Desktop・Web版のどれでも共通か

Usage Policy refusalへの対処コマンドは、CLI・Desktop app・Claude Code on the webのいずれでも共通です。3つの利用形態はいずれも同じClaude Code CLIをラップしているため、表示されるエラーメッセージと復旧コマンド(/rewind/clear)は変わりません。

Usage Policyに違反し続けるとアカウントはどうなるか

Usage Policyは、違反が確認された場合の対応として、アクセスのスロットリング(制限)一時停止終了の3段階を挙げています。単発の拒否メッセージがすぐにアカウント制限につながるわけではありません。ただし同じ会話・同じ種類の内容で繰り返し拒否が発生している場合は注意が必要です。単に言い回しを変えて回避するのではなく、その作業内容がUsage Policyの対象領域(法律・医療・金融のような高リスク分野での助言提供など)に該当していないかを見直す価値があります。

誤判定だと思ったときの報告先

意図せず引っかかったと感じる場合は /feedback コマンドでAnthropicにフィードバックを送れます。エラーメッセージに含まれるRequest IDを添えると、どのリクエストが誤判定されたのかを特定しやすくなります。

よくある質問

Usage Policy refusalとレート制限や429エラーはどう違うか

レート制限や429エラーは利用量や送信頻度に起因する一時的な制約で、時間を置いたりプランを見直したりすれば解消します。Usage Policy refusalはリクエストの内容そのものが利用ポリシーに抵触すると判定された結果で、待っても解消しません。会話の内容を変えるか新しいセッションを始める必要があります。

Amazon BedrockやGoogle Cloud経由でも同じメッセージが出るか

出ます。加えてこれらの経路では、モデルの安全機構がサイバーセキュリティ関連の話題としてフラグを立てたケースも同じUsage Policy refusalのメッセージで表示されます。Anthropicが直接提供する経路とは表示のされ方が異なる点に注意してください。

v2.1.219より前のバージョンではメッセージが違うのはなぜか

v2.1.219でメッセージの文面が整理され、判定したモデル名を含む短い表示に変わりました。それより前のバージョンでは「Claude Code is unable to respond to this request, which appears to violate our Usage Policy」から始まる長文が表示されます。挙動自体は変わっていないため、対処手順(/rewind または /clear)は共通です。

エラーが出た直後にそのままメッセージを送り直すとどうなるか

改善しません。このチェックは会話全体を評価するため、拒否を引き起こした内容が履歴に残っている限り、言い回しをわずかに変えただけの再送では同じ拒否が繰り返されます。/rewind で拒否より前のチェックポイントに戻るか、/clear で新しい会話を始める必要があります。

この拒否はセッション全体をロックしてしまうか

セッション全体が使えなくなるわけではありません。拒否が起きたのは特定のターン以降の会話に対してで、/rewind でそのターンより前まで戻せばセッションは続行できます。どうしても特定できないときは /clear で新しい会話に切り替えれば、プロジェクトの文脈を保ったまま作業を再開できます。

まとめ

Usage Policy refusalは、拒否を引き起こした内容が会話履歴に残っている限り再発します。/rewind/clear/branch を使い分けて、原因のターンより前から仕切り直すのが基本の対処です。Claude Codeのエラー全般を切り分ける手順はClaude Codeインストールエラーの切り分けチェックリストにまとめています。セキュリティ関連の運用ポリシーはClaude Codeセキュリティ・権限ガイドを参照してください。

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