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Claudeで旅行のしおり(日程表)を作らせる手順 — Web検索で現地情報の抜けを防ぐ

Claudeで旅行のしおり(日程表)を作らせる手順 — Web検索で現地情報の抜けを防ぐ

Claudeに旅行のしおり(日程表)を作らせる手順と、Web検索が働かないと営業時間・料金が古いまま出る点、IPアドレス由来の現在地のずれ、Artifactsの表の仕上げ方をまとめます。

Claudeに行き先と日程を伝えるだけでも、旅行のしおり(日程表)らしきものは返ってきます。ただしWeb検索が働かないまま作らせると、閉店した店や変わった後の料金がそのまま載ることがあります。現地の営業時間・料金は、検索で取ってきた情報かどうかで信頼度が変わります。この記事では、検索を効かせた日程表の作り方と、Artifactsの表への仕上げ方、検索まわりで起きやすいつまずきを扱います。友人と同じ旅程を更新し合うなら、ClaudeとTineoの共有旅程の使い方が参考になります。団体旅行で宿やバスへの依頼書も作るなら、団体旅行の行程表と手配依頼書の作り方が役立ちます。

自分の画面でWeb検索が使えるかを先に見分ける

Web検索の手順は、画面によって分かれます。従来の画面では、入力欄の「+」から「Web検索」を選ぶ方式です。新しいClaudeの画面では、切り替えスイッチ自体がなく、役に立つと判断した場面でClaudeが自分で検索します。

つまり、自分の画面にスイッチがあるかどうかで、やることが変わります。スイッチがない画面では、プロンプトに「Web検索して」と書いて検索を使わせます。この文言は、ヘルプセンターが検索を確実に使わせる書き方として挙げているものです。逆に「検索せずに」と書けば、検索を使わせないこともできます。

TeamやEnterpriseのアカウントでは、さらに前提が1つ増えます。OwnerまたはPrimary Ownerが、Organization settings > CapabilitiesでWeb検索をワークスペース全体に有効にしておく必要があります。その状態で初めて、メンバーが各チャットで使えるようになります。会社のアカウントで旅程を作るときに検索が働かないなら、まず管理者側の設定を疑う場面です。

Web検索を効かせて日程表を作らせる手順

手順

日程表ができるまでの流れ

  1. 1

    検索を使える状態にする

    スイッチがある画面では、入力欄左下の「+」から「Web検索」を選び、チェックマークが付いたことを確かめます。スイッチがない画面では、次の依頼文に「Web検索して」と書き添えます。

  2. 2

    条件を1通にまとめて送る

    行き先・日程・人数・予算感・移動手段を、1つのメッセージに入れます。

  3. 3

    出典を見て営業時間と料金を確かめる

    返答には出典へのリンクと引用が付きます。営業時間や拝観料が、どのページの情報かを開いて確認します。

  4. 4

    表に整えてもらう

    列と並び順を指定し、Artifactsの表として仕上げます。以降の修正は、同じ表を直す依頼として出します。

条件は具体的なほど、返ってくる日程の精度が上がります。渡航先の治安や危険レベルの確認は、Claudeに外務省の海外安全情報を確認させる手順で扱っています。観光協会などが営業時間を機械的に照合する場合は、周遊モデルコースの作り方が参考になります。

  • ❌ 抜けがち: 京都1泊2日の旅行のしおりを作って
  • ✅ 具体的: 京都1泊2日、大人2人、観光メインで移動は電車中心。1日目午前は到着後すぐ動ける観光地、宿泊エリアは京都駅周辺希望。Web検索して現在の営業時間と拝観料を調べ、日程表にして

検索の「現在地」は自分のいる場所とは限らない

見落としやすいのが位置情報です。現地に近い結果を返すために、IPアドレスから推測した場所をClaudeが使うことがあります。出発前に自宅から旅程を作る場合、推測された場所は旅行先ではなく自宅周辺になりえます。

「近くのカフェ」「駅から近い宿」のように場所を暗黙にした聞き方は避け、「京都駅から徒歩10分以内」と基準点を文章で指定します。ホテルの近くで食事を探すなら、ホテル名や最寄り駅を条件に入れておくと、現在地の推測に左右されません。

日程の下調べはWeb検索とResearchのどちらに任せるか

Web検索とResearchは、向き不向きが分かれます。旅行の調べものに当てはめると、次のように分かれます。

くらべる

旅行の調べものに使う機能の違い

1〜2回の検索で済む調べもの

Web検索

「この寺の拝観時間は」「明日の天気は」のような、事実を1つ確かめる用途です。何を検索するかは自分で方向づけ、実行と結果の整理はClaudeに任せられます。

5回以上の検索を重ねる調べもの

Research

1〜3分かけて複数の情報源をまとめ、長い報告書にします。宿エリアの比較や、季節ごとの混雑傾向のまとめのような、広く集めて比べる用途に向きます。

Researchは、Web上の情報に加えて連携しているサービスの情報も集めて報告書にまとめます。拡張思考(extended thinking)と組み合わせると、調べ方の計画まで考えさせたうえで集められます。

表に仕上げて、当日持ち歩ける形にする

日程表は、文章で書き流されるより「時間・行き先・移動手段」のように列を指定したほうが見やすくなります。列と並び順を先に指定すると、狙った形の表が一度で返ってきます。

1日目から2日目まで、「時間」「行き先」「移動手段」「メモ(営業時間・料金)」の4列の表にして。時間順に並べて

内容が大きく、後で編集・再利用しそうな成果物は、チャットの横に独立したウィンドウとして開きます。これがArtifactsです。目安は、15行を超える自己完結した内容です。複数日の日程表は、この条件に当てはまりやすい部類です。

直したい箇所だけをその場で編集する

文書やMarkdown文書として開かれた日程表なら、直したい部分をハイライトして「Edit with Claude」を押し、依頼文を入力します。「雨天時の代替案に差し替えて」と書けば、ハイライトした箇所だけが書き換わり、どこを指すかをチャットで説明し直す必要がありません。

全体を作り直す指示のせいで、決まっていた時間や店名まで変わることもあります。過去のメッセージを編集すると、別のバージョンのチャットを作れます。そのチャットは独自のArtifactsを持つため、元の作業を残したまま別の方向を試せます。

PDFなどに書き出して持ち出す

DocsなどのテンプレートからつくったArtifactsは、「Export」で書き出せます。Docsの書き出し先はWord・PDF・Markdown・Google Docsです。テンプレート(Claude Design・Slides・Docs)はベータを終え、Freeを含む全プランで使えます。Enterpriseでは2026年10月15日に初期状態でオンになり、それ以前はオーナーが前倒しでオンにできます。

テンプレートを使うには、依頼したいチャットでメッセージ欄の「Output」を選び、テンプレートを指定します。2026年9月16日より前のチャットで作った従来のArtifacts(旧画面)は、コードを見る・内容をコピーする・ダウンロードするの操作が、パネル上部のボタンから行えます。同行者に見せたい場合の公開・共有の手順は、Claude Projects完全ガイドで扱っています。

古くなりやすい情報を3種類に分けて、確認のしかたを変える

Web検索を効かせても、返る情報は検索した瞬間のものです。ヘルプセンターも、検索結果を使うときは引用元を自分で確認するよう勧めています。元のサイトには、Claudeの要約に入らなかった重要な文脈があるためです。旅行の情報は、古くなる速さがそれぞれ違います。

確認

旅行情報の種類と確認の目安

  • 営業時間・料金・定休日

    臨時休業や季節の営業時間があるため、旅行の直前にもう一度同じ施設について聞き直します。出典のページを開き、更新日と本文を確かめます。

  • 電車・バスの時刻

    季節・曜日・臨時ダイヤで変わる情報です。日程表の乗り換え時刻は検索した時点の情報として扱い、当日の朝に運行事業者の案内で確かめます。

  • 予約の要否・支払い方法

    営業時間とは別の項目で、日程表を作らせる時点で「予約要否と支払い方法も調べて表に含めて」と条件に入れておきます。

発着時刻は「◯時◯分発」まで固定せず、「午前中に移動」のように幅を持たせて頼む手もあります。当日に少し遅れても、後続の予定が崩れにくくなります。

無料プランで検索回数を使い切らないために

無料プランには5時間ごとにリセットされる利用上限があり、Web検索とweb fetchの両方がこれを消費します。長い旅行ブログのURLを渡して「要約して」と頼むと、記事全体がコンテキストウィンドウに読み込まれます。たとえば1万語の記事の要約は、通常の検索より大きな負荷になります。

Web検索がオンのときは、宿や施設の公式ページのURLを渡して内容を読ませることもできます(web fetch)。要点だけ知りたいときは、URLを渡さず質問の形で聞きます。検索が不要なやり取りでは、スイッチのある画面なら「Web検索」を外して節約できます。

画像検索で現地の雰囲気を確認する

検索が有効なとき、Claudeは画像も検索して会話の中に表示できます。別の設定は要らず、画像はBingの検索結果から選ばれ、各画像に元ページへのリンクが付きます。「金閣寺の外観の写真を見せて」と頼めば、行く前に雰囲気を確かめられます。

宿の候補が3つあるなら「3つの宿の外観写真を並べて見せて」と頼むと、文章では伝わりにくい雰囲気の違いを見比べられます。現地の料理の見た目を先に知っておく使い方も同じ仕組みです。道端で見かけた花や虫のように、写真と見比べて名前を探したいものにも使えます。

移動手段の比較はRome2Rioコネクタで電車・バス・飛行機の経路を並べると、日程表に入れる区間を先に決められます。

持ち物チェックリストや緊急連絡先もしおりに含める

「しおり」は日程表だけを指すとは限らず、持ち物チェックリストや宿泊先・緊急連絡先の一覧まで含む冊子を指すことも多い言葉です。日程表とは別に「持ち物チェックリストも作って」と続けて頼めば、別の成果物として作らせられます。作った成果物は、サイドバーのArtifactsタブにまとまり、別の会話からも開き直せます。

宿泊先の住所は「現地語表記でも併記して」と頼んでおくと、タクシーの運転手に画面を見せる場面でそのまま使えます。

よくあるつまずき

検索が働かないまま作らせて、閉店した店が載る

検索を使わないと、Claudeは学習データで知っている情報から日程表を組み立てます。営業時間や入場料は変わりやすい情報なので、古いまま出ることがあります。出典リンクが付いているかどうかが、検索を使った回答かを見分ける手がかりです。リンクがなければ、「Web検索して確認して」と頼み直します。

出典のリンクが開けない

ヘルプセンターの制限事項には、検索結果のウェブサイトのリンクが動作しないことが「ときどきある」と書かれています。開けない出典の情報は、そのまま日程表に採用せず、別の公式ページで裏を取るか、聞き直します。複数の情報源から集めてもらえるので、「複数のサイトで営業時間を照らし合わせて」と頼む手もあります。

予算やペースを伝えず、詰め込みすぎの日程になる

ペースの制約は、先に数字で伝えます。「1日3か所まで」「移動は徒歩20分以内」のようにペースの制約を先に伝えると、余裕のある日程になります。

表の列がその都度変わり、見比べにくい

「日程表を作り直して」と頼むたびに、列の順番や表現が変わることがあります。「この4列の形式は変えずに、内容だけ更新して」と明示すると、修正のたびに形式が崩れるのを防げます。

よくある質問

日程表の日付だけ後からずらしたいときはどうすればいいですか

「全体の日付を1日ずつ後ろにずらして」と伝えれば、日付だけを付け替えられます。ただし曜日も変わるので、「新しい日付の曜日で定休日に当たっていないか、Web検索して確認して」と続けて頼みます。台風などで出発が遅れた場合の組み直しにも使えます。

まとめ

検索が要る情報(営業時間・料金・画像)と要らない作業(構成・言い回し)を分けて頼めば、無料プランでも上限を気にせずしおりを仕上げられます。検索の仕組みそのものとClaude Codeでの違いはClaude Web検索の使い方で扱っています。遠征の交通費や宿代を合計する費用表は、Claudeで推し活の遠征予算を管理する手順にあります。

参照した一次ソース

この記事の記述は、次の一次ソースと照合しています。更新時に参照先が変わった場合は一覧も更新します。

  1. support.claude.com/en/articles/10684626-enable-and-use-web-search
  2. support.claude.com/en/articles/9487310-what-are-artifacts-and-how-do-i-use-th…
  3. support.claude.com/en/articles/11095361-when-should-i-use-web-search-extended…
  4. support.claude.com/en/articles/8525154-claude-is-providing-incorrect-or-misle…
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