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Claudeで旅行のしおり(日程表)を作らせる手順 — Web検索で現地情報の抜けを防ぐ

Claudeで旅行のしおり(日程表)を作らせる手順 — Web検索で現地情報の抜けを防ぐ

Claudeに旅行のしおり(日程表)を作らせる手順と、Web検索をオンにしないと営業時間・料金が古いまま出力される注意点、Artifactsの表で仕上げるコツをまとめます。

Claudeに行き先と日程を伝えるだけでも、旅行のしおり(日程表)らしきものは返ってきます。ただしWeb検索をオンにしないまま作らせると、閉店した店や変わった後の料金がそのまま載ることがあります。現地の営業時間・料金は、Web検索をオンにして初めて確認できる情報です。この記事では、Web検索を有効にしてから日程表を組み立てる手順と、Artifactsの表で仕上げるコツ、無料プランで検索回数を圧迫しないための注意点をまとめます。

Web検索をオンにしてから日程表を作らせる手順

チャット入力欄の左下にある「+」ボタンを押し、メニューから「Web検索」を選びます。選択するとチェックマークが付き、有効になったことが分かります。この状態のまま、行き先・日程・人数・予算感を1つのメッセージにまとめて送ります。

  • ❌ 抜けがち: 京都1泊2日の旅行のしおりを作って
  • ✅ 具体的: 京都1泊2日、大人2人、観光メインで移動は電車中心。1日目午前は到着後すぐ動ける観光地、宿泊エリアは京都駅周辺希望。現在の営業時間と拝観料を調べて日程表にして

Web検索がオンの状態でClaudeが情報を調べると、返答には出典元へのリンクと引用が添えられます。載っている営業時間や料金がどのページの情報かを、その場で確認できます。プロンプトに「Search the web」「Web検索して」と書き添えると、検索を使わせたい意図がより確実に伝わります。

Artifactsの表に仕上げて、当日持ち歩ける形にする

日程表は、文章で書き流されるより「日付・時間・行き先・移動手段」のように列を指定したほうが見やすくなります。列と並び順を先に指定すると、狙った形の表が一度で返ってきます。

1日目から2日目まで、「時間」「行き先」「移動手段」「メモ(営業時間・料金)」の4列の表にして。時間順に並べて

行数の多い表は、チャットの返信本文ではなくArtifactsという独立ウィンドウに切り出されます。Artifactsとは、15行を超えるような自己完結した成果物を、チャットとは別の編集できるウィンドウで扱う機能です。日程表のような複数日にまたがる表は、この対象に含まれやすいです。

日程表がMarkdown文書として開かれている場合、直したい部分をハイライトして「Edit with Claude」をクリックし、依頼文を入力すると、その場で編集できます。「雨天時の代替案に差し替えて」のように伝えれば、ハイライトした箇所がその場で書き換わり、どこを指しているかをチャットで説明し直す手間がありません。この機能はMarkdown文書向けなので、表をコードやHTMLのArtifactとして作らせた場合は使えません。日程表は「Markdown形式の表にして」と頼んでおくと、この編集方法を使えます。

それでも、全体を作り直す指示を出したせいで既に決まっていた時間や店名まで変わってしまうことはあります。Artifactsには版を切り替える機能があり、同じ会話の中で作られた過去の版を順番にたどって、編集前の状態に戻せます。事故に気づいたら、依頼をやり直して元に戻そうとするより先に、この機能で1つ前の版に戻すほうが早く済みます。

営業時間・料金の「確認した時点」を意識する

Web検索をオンにしていても、返ってくる情報はその瞬間に検索した時点のものです。数週間後の旅行であれば、出発直前にもう一度同じ場所について聞き直すと、変更がないか確認できます。特に臨時休業や季節限定の営業時間は、直前の再検索で拾えることがあります。

無料プランには5時間ごとに利用上限があり、Web検索・Web fetchもこの上限を消費します。特に、長い旅行ブログのURLを直接渡して「このページの内容を要約して」と頼むと、記事全体がコンテキストに読み込まれるため、通常の検索より多くの上限を使います。要点だけ知りたい場合は、URLを渡さずに具体的な質問だけを送ったほうが上限を節約できます。

電車・バスの時刻表は「確認済み」でも当日変わることがある

移動手段や運賃もWeb検索で調べさせられますが、鉄道やバスの時刻表は季節・曜日・臨時ダイヤで変わりやすい情報です。日程表に組み込んだ乗り換え時刻は、あくまで検索した時点の情報として扱い、当日の朝に公式の運行情報アプリやサイトでもう一度確認したほうが確実です。

日程表そのものには、具体的な発着時刻を細かく詰め込みすぎないことも1つのコツです。「◯時◯分発」まで固定すると、当日わずかな遅れが出ただけで後続の予定が崩れます。「午前中に移動」のように、ある程度の幅を持たせた書き方をClaudeに指示しておくと、当日の微調整がしやすい日程表になります。

画像検索で現地の雰囲気を確認する

Web検索がオンのとき、Claudeは画像検索の結果も表示できます。「金閣寺の外観の写真を見せて」のように頼めば、行く前に現地の雰囲気を確認できます。画像検索はBingの検索結果を使う仕組みで、追加の設定は不要です。

宿泊先や飲食店を候補から絞り込む場面でも使えます。「候補に挙がった3つの宿の外観写真を並べて見せて」のように頼めば、文章の説明だけでは分かりにくい雰囲気の違いを比較できます。現地の料理を検索して、事前にどんな見た目の料理か確認しておく使い方も同じ仕組みです。

作った日程表を家族や同行者と共有する

Artifactsとして開かれた日程表は、右下の操作から内容をコピーしたり、ファイルとしてダウンロードしたりできます。同行者にも見てもらいたい場合は、Artifactsを公開してリンクを共有する方法もあります。公開・共有の具体的な手順や埋め込みの設定はClaude Projects完全ガイドで扱っています。

持ち物チェックリストや緊急連絡先もしおりに含める

「しおり」という言葉が指すのは、日程表だけではありません。持ち物チェックリストや、宿泊先・緊急連絡先の一覧まで含めた冊子を指すことも多くあります。Claudeは1つの会話の中で複数のArtifactsを開いて扱えるため、日程表とは別に「持ち物チェックリストも作って」と続けて頼むと、もう1つの表として並行して作成できます。

チャットの右上にあるスライダーのようなアイコンから、開いている複数のArtifactsを切り替えられます。日程表を編集している最中でも、持ち物リストの方だけを別枠で更新できます。

緊急連絡先や宿泊先の住所は、現地の言葉やコピー&ペーストで使う場面が多い情報です。「宿泊先の住所は現地語表記でも併記して」のように頼んでおくと、タクシーの運転手に見せる場面でもそのまま使えます。

Web検索が要る場面・不要な場面の早見表

すべてのやり取りでWeb検索をオンにする必要はありません。目的によってオン・オフを使い分けると、無料プランの利用上限も節約できます。

目的Web検索理由
営業時間・入場料・定休日を確認したいWeb検索オンにする理由学習データの時点では変更が反映されていない
観光地の外観・料理の見た目を見たいWeb検索オンにする理由画像検索の結果を使って表示できる
決まった条件から日程表の骨組みだけ組みたいWeb検索オフのままでよい理由移動時間の配分など、検索を伴わない構成作業が中心
過去に決めた日程表の一部を言い回しだけ直したいWeb検索オフのままでよい理由新しい情報の取得が発生しない修正作業

よくあるつまずき

Web検索をオフのまま作らせて、閉店した店が載る

Web検索がオフだと、Claudeは学習データの時点で知っている情報から日程表を組み立てます。飲食店の営業時間や入場料は変わりやすい情報なので、オンにし忘れると古い情報のまま出力されがちです。プロンプトの冒頭でWeb検索をオンにしたことを確認してから依頼します。

予算やペースを伝えず、詰め込みすぎの日程になる

行き先だけを伝えると、Claudeは観光地を効率よく回る前提で、移動時間を切り詰めた日程を作りがちです。「1日3か所まで」「移動は徒歩20分以内」のように、ペースの制約を先に伝えると余裕のある日程になります。

表の列がその都度変わり、見比べにくい

「日程表を作り直して」と頼むたびに、列の順番や表現が変わることがあります。一度決まった列構成は「この4列の形式は変えずに、内容だけ更新して」と明示すると、修正のたびに形式が崩れるのを防げます。

現地の交通系ICカードや予約要否まで聞き忘れる

営業時間・料金だけでなく、現地の交通系ICカードの対応状況や、事前予約の要否まで一緒に確認しておくと当日困りにくくなります。「支払い方法と予約要否も調べて表に含めて」と、日程表を作らせる時点で条件に加えておきます。

よくある質問

日程表の日付だけ後からずらしたいときはどうすればいいですか

「全体の日付を1日ずつ後ろにずらして」のように伝えれば、日付だけを付け替えられます。ただし日付をずらすと曜日も変わるため、Web検索をオンにしたまま「新しい日付の曜日で定休日に当たっていないか確認して」と続けて頼み、組み直した先の定休日を改めて確認したほうが安全です。台風などで出発が遅れた場合の組み直しにも使えます。

海外旅行の日程表でも同じ手順で作れますか

同じ手順で作れます。「現地語の店名も併記して」と頼んでおくと、現地でメニュー表や看板と照合しやすくなります。行き先が複数の国にまたがる場合は、国ごとに列を分けて頼むと通貨や言語の混同を防げます。

まとめ

旅行のしおり(日程表)は、Web検索をオンにしてから行き先・日程・ペースを具体的に伝えると、出典付きで現地情報を反映した形に仕上がります。日数の多い日程はArtifactsの表に切り出され、直したい箇所をハイライトしてその場で編集を依頼できます。営業時間や料金は検索した時点の情報である前提を忘れず、出発直前にもう一度確認すると安心です。Web検索そのものの仕組みとClaude Codeでの違いはClaude Web検索の使い方にまとめています。

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