Claude Docsのキーボードショートカット一覧 — artifactの出入りも
Claude Docsのショートカットは、docの中でCmd+/(WindowsはCtrl+/)を押すと一覧が開きます。書式・ブロック・コメント・表の操作と、artifactパネルへの出入りをまとめます。
Claude Docsのショートカットを調べるなら、docの中でCmd+/(WindowsはCtrl+/)を押すのが最短です。ショートカットの一覧が画面に開きます。? キーでも開きます。
Docsはマウスなしでも最後まで操作できます。文字の書式、見出し、リスト、表、コメント、docのタブの切り替えまで、キーだけで届きます。この記事は、その一覧を作業の場面ごとに並べ直したものです。
対応プランと、Enterpriseでの有効化
Claude Docsは、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの各プランで使えます。Enterprise以外は最初から有効です。
Enterpriseでは、2026年10月15日に既定で有効になります。それ以前に使いたい場合は、オーナーが組織設定の「Artifacts」で有効にできます。docの作成から共有までの流れはClaude Docsとはにあります。編集はWeb版のClaudeかClaude Desktopで行います。
キー表記の約束
この記事のキーは、Macを先に書き、Windowsを括弧で添えます。たとえばCmd+Option+M(WindowsはCtrl+Alt+M)です。1つしか書いていないキーは、両方で同じです。ReturnはWindowsのキーボードでEnterと刻印されているキーを指します。
Tabキーとdocのタブが紛らわしいため、docの中のタブは「docのタブ」と呼びます。
まず覚える5つのキー
| やりたいこと | Mac | Windows |
|---|---|---|
| ショートカット一覧を開く | MacCmd+/ または ? | WindowsCtrl+/ または ? |
| 本文から出る | MacEscape | WindowsEscape |
| タイトルと本文を行き来する | MacTab / Shift+Tab | WindowsTab / Shift+Tab |
| 書式ツールバーへ移る | MacF6 / Cmd+F6 / Option+F10 | WindowsF6 / Ctrl+F6 / Alt+F10 |
| 取り消し | MacCmd+Z | WindowsCtrl+Z |
Escapeは「いまいる場所から一つ外へ」というキーです。本文から出ると、フォーカスはdocのツールバーに移ります。ツールバーの先頭にあるのが、docのタブを開くボタンです。
F6は、ブラウザーが自分のツールバー移動に使っていて反応しないことがあります。その場合はCmd+F6(WindowsはCtrl+F6)を使います。
文字の書式を付ける
文字の装飾は、一般的な文書エディターとほぼ同じ配置です。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 太字 | MacCmd+B | WindowsCtrl+B |
| 斜体 | MacCmd+I | WindowsCtrl+I |
| 下線 | MacCmd+U | WindowsCtrl+U |
| 取り消し線 | MacCmd+Shift+SまたはCmd+Shift+X | WindowsCtrl+Shift+SまたはCtrl+Shift+X |
| コード | MacCmd+E | WindowsCtrl+E |
| リンク | MacCmd+K | WindowsCtrl+K |
| リンクを開く | MacOption+Return | WindowsAlt+Enter |
リンクの上にカーソルがあるときにCmd+Kを押すと、開く・コピー・編集・削除のメニューが出ます。リンクを新しく付ける操作と同じキーですが、カーソル位置によって動きが変わります。
見出しとリストなど、ブロックの書式
ブロック単位の書式は、Optionを使う組み合わせとShiftを使う組み合わせに分かれています。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 通常のテキスト | MacCmd+Option+0 | WindowsCtrl+Alt+0 |
| 見出し1から見出し6 | MacCmd+Option+1から6 | WindowsCtrl+Alt+1から6 |
| 番号付きリスト | MacCmd+Shift+7 | WindowsCtrl+Shift+7 |
| 箇条書き | MacCmd+Shift+8 | WindowsCtrl+Shift+8 |
| チェックリスト | MacCmd+Shift+9 | WindowsCtrl+Shift+9 |
| 引用 | MacCmd+Shift+B | WindowsCtrl+Shift+B |
| コードブロック | MacCmd+Option+C | WindowsCtrl+Alt+C |
見出しの番号は数字キーの番号と一致します。Cmd+Option+2なら見出し2です。
リストの行では、TabかCmd+](WindowsはCtrl+])でインデントを深め、Shift+TabかCmd+[(WindowsはCtrl+[)で浅くします。チェックリストの項目は、その行でCmd+Return(WindowsはCtrl+Enter)を押すと、チェックが付いたり外れたりします。
同じブロックの中で改行したいときは、Shift+Return(WindowsはShift+Enter)です。Returnだけだと新しいブロックになります。
見出しにカーソルがあり、その下に内容があるときは、Cmd+Option+Return(WindowsはCtrl+Alt+Enter)でその節を折りたためます。もう一度押すと開きます。
「/」「@」「:」で挿入する
ブロックや参照の挿入は、記号を打つだけで始まります。
| キー | 入るもの |
|---|---|
/ | 入るもの表、コードブロック、チェックリスト、日付などのブロック |
@ | 入るもの人、日付、docのタブ、ほかのdocへの言及 |
: | 入るもの名前で選ぶ絵文字 |
どの一覧も、続けて文字を打つと候補が絞られます。上下の矢印キーで動き、ReturnかTabで確定し、Escapeで閉じます。
Claudeがまだ書いていない節は、角括弧で囲まれた一行か、中身のない省略記号(…)として本文に現れます。これはプレースホルダーと呼ばれます。選択した状態でBackspaceを押すと消え、Returnを押すとその下に新しい行ができます。
書式ツールバーとF6
文字を選択してからCmd+F6(WindowsはCtrl+F6)を押すと、書式ツールバーに移れます。ツールバーの中では次のように動きます。
- 左右の矢印キー: ボタン間の移動
- HomeとEnd: 先頭と末尾のボタンへ
- ReturnかSpace: ボタンを押す
- 下矢印キー: ドロップダウンを開く
- EscapeかTab: 本文に戻る
docのツールバー(本文の上にある帯)も同じで、左右の矢印キーとHome・Endで動き、Returnでボタンを押します。
表やコードブロックにカーソルがあるときのF6は、そのブロックの「More actions」ボタンに移ります。この場合、Shiftを付けたF6は効きません。
表を操作する
表では、TabとShift+Tabで次のセル、前のセルへ移ります。最後のセルでTabを押すと行が追加されます。追加した行はCmd+Z(WindowsはCtrl+Z)で取り消せます。
行や列の追加・削除は、セルの中でShift+F10を押してメニューを開きます。MacのノートではFn+Shift+F10です。Windowsでメニューキーがあるキーボードなら、そのキーでも同じです。スクリーンリーダーでは「Cell actions」と読み上げられます。
メニューの中は、上下の矢印キーで動き、ReturnかSpaceで選び、EscapeかTabでセルに戻ります。行や列を挿入した直後なら、Cmd+Y(WindowsはCtrl+Y)でもう一つ挿入できます。
メニューの項目は状況で増えます。
- 複数のセルを選択していると「Merge cells」が出る
- ヘッダー行の下に2行以上あり、行をまたぐ結合がなければ、「Sort column ascending」と「Sort column descending」が出る。並べ替えはカーソルのある列が基準
何も選択せずにセルでCmd+F6を押すと、表の「More actions」ボタンに移ります。そこでReturnを押すと、表へのコメント、リアクション、削除のメニューが開きます。
画像・動画・グラフと、代替テキスト
画像、動画、グラフは、矢印キーでカーソルを乗せると1つのオブジェクトとして選択されます。Cmd+F6でそのボタンへ移り、Escapeで本文に戻ります。
画像の代替テキストは、次の順で付けます。
画像の代替テキストをキーだけで付ける
- 1
画像を選ぶ
矢印キーでカーソルを画像に乗せます。
- 2
ボタンへ移る
Cmd+F6(WindowsはCtrl+F6)を押し、左右の矢印キーで「More actions」まで進んでReturnを押します。
- 3
メニューから選ぶ
メニューの先頭にフォーカスが着くので、上下の矢印キーで「Edit alt text」へ移り、Returnを押します。
- 4
説明を書く
画像が見えない人に向けた説明を入力し、Returnで保存、Escapeで取り消します。
落とし穴
オブジェクトの選択中に入力すると、その場で置き換わる
画像などを選択している状態で文字を打つと、選択中のオブジェクトが入力した文字に置き換わります。気づいたらCmd+Z(WindowsはCtrl+Z)で戻せます。画像に乗ったあとは、文字を打つ前に、続けて入力してよい状態かを確かめてください。
コメントをキーだけで扱う
コメントのショートカットは、docではSlidesやDesignと別です。docのコメントは、本文の横に並びます。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 選択範囲にコメントする / カーソル位置のコメントを開く | MacCmd+Option+M | WindowsCtrl+Alt+M |
| コメントを開く(横のコメントにフォーカス中) | MacReturnまたはSpace | WindowsEnterまたはSpace |
| 次、前のコメント | Mac下矢印、上矢印 | Windows下矢印、上矢印 |
| コメントを閉じる | MacEscape | WindowsEscape |
| コメントの表示と非表示 | MacOption+Shift+C | WindowsAlt+Shift+C |
| 投稿 | MacReturnまたはCmd+Return | WindowsEnterまたはCtrl+Enter |
| コメント欄内の改行 | MacShift+Return | WindowsShift+Enter |
本文の横にあるコメントへ行くには、Escapeで本文を出てから、コメントに着くまでTabを押します。コメント欄では、@ で人を呼び出せます。下書きを捨てるか、欄から出るにはEscapeです。
本文のコメント付きの語句にカーソルを置き、何も選択せずにCmd+Option+Mを押すと、そのコメントにフォーカスが移ります。Escapeを押すとカーソルは元の位置に戻ります。同じ語句に複数のコメントがあるときは、本文からもう一度同じショートカットを押すと次のコメントが開きます。
Windowsには例外があります。ドイツ語、ロシア語、ギリシャ語などの配列では、Ctrl+Alt+Mで選択範囲へのコメントは付けられますが、カーソル位置のコメントは開けません。その場合は、本文の横のコメントから辿ります。
docのタブの一覧を開く
docは複数のタブに分けられます。キーボードで一覧を開くときは、Escapeで本文を出て、docのタブのボタンでReturnを押します。フォーカスがdocのタブに無いときは、一覧に着くまでTabを押します。
一覧の中の操作は次のとおりです。
| 操作 | キー |
|---|---|
| 次、前のタブ(または見出し) | キー下矢印、上矢印 |
| 先頭、末尾 | キーHome、End |
| タブの下の行(サブタブと見出し)を表示、非表示 | キー右矢印、左矢印 |
| タブを開いて中へ移る / 見出しの位置へ移る | キーReturnまたはSpace |
| 一覧を閉じる | キーEscape |
一覧が本文の横に常に表示されているレイアウトでは、docのタブのボタンは一覧を開きません。その場合は、docのツールバーからTabで一覧に着きます。スクリーンリーダーでは、「Tabs」というランドマークとして読み上げられます。
編集できるdocでは、F2でタブの名前を変えられ、Shift+F10(MacのノートはFn+Shift+F10)でタブのメニューが開きます。見出しを一覧に表示できるのは、そのタブに見出しが2つ以上あるときです。
閲覧とコメントだけの権限のとき
編集権限が無いdocでは、Tabの動きが変わります。Tabは、本文中のリンク、docのタブやほかのdocへの言及、横長で矢印キーによるスクロールが要る表、動画の再生ボタン、見出しの横にある折りたたみボタンの順に止まります。
- 言及: Returnで開く
- 見出しのボタン: ReturnかSpaceで節を折りたたむ、開く
- Webサイトへのリンク: Returnでアドレスと「開く」「コピー」のボタンが出る。「Open link」でReturnを押すと新しいタブで開く。フォーカスが「Full URL」に着いたときは、右矢印キーを一度押して「Open link」へ移る
閲覧のみの権限では、本文からEscapeを押すとdocのタブの一覧にすぐ着きます。ツールバーに使えるボタンが無ければ、パネルのヘッダーからのTabでも届きます。
編集できるdocで言及を開くときの注意もあります。言及にカーソルを乗せて選択し、Option+Return(WindowsはAlt+Enter)を押します。Returnだけでは開きません。
artifactパネルに出入りするキー
Docsは、会話の横にパネルとして開くartifactのひとつです。パネルへの出入りは、Slides・Designと共通です。
会話からartifactを開いて戻る
- 1
会話の中で着く
アーティファクトに着くまでTabを押します。
- 2
開く
Returnを押すと開き、フォーカスがパネルに移ります。
- 3
中へ入る
Tabでヘッダーのボタンを順に移り、そのままTabを続けるとartifact本体に入ります。戻るのはShift+Tabです。
- 4
出る
Escapeを押すたびに一段ずつ外へ出ます。パネルにフォーカスが戻ってからもう一度押すと、パネルが閉じます。
Escapeの最後の一手は、フォーカスがパネル自体にあるときだけ働きます。ヘッダーのボタン上では、そのボタンに対する動作になります。
パネルの上部にコードの表示・コピー・ダウンロードの操作がある旧来のartifactには、本体から抜けるEscapeの経路がありません。Artifactsタブから単独のページとして開いた場合は、閉じるパネルがありません。Webページとして書かれたartifactにリンクもボタンも無いときは、Tabで素通りされ、矢印キーでもスクロールできません。
デッキとデザインでは、Returnでスライド、アートボード、グループ、テキストボックスの中へ入ります。コメントの付け方も、docとは別の手順です。この部分はClaude Slidesをキーボードとスクリーンリーダーで操作する手順に詳しくあります。
キー操作で詰まったときの切り分け
動かないときは、次の順に確かめます。
- F6が反応しない: ブラウザーがF6を使っている。Cmd+F6(Ctrl+F6)に替える
- MacのノートでF6やShift+F10が効かない: 最上段が明るさや音量になっている。Fnを加える。HomeはFn+左矢印、EndはFn+右矢印
- SafariでTabがボタンやリンクを飛ばす: Option+Tabを使う
- Ctrl+Alt+Mでコメントを開けない: キーボード配列がドイツ語などの場合。横のコメントから辿る
- 編集できない: artifactの編集はWeb版のClaudeかClaude Desktopで行う。閲覧のみのdocでは、Tabで止まる場所も変わる
Claude Codeのターミナル側のショートカットは別の仕組みで、Claude Codeショートカット一覧が扱っています。artifactの公開まわりの不具合はClaude Artifactsで公開できない原因と対処を参照してください。
まとめ
Docsのキー操作は、書式は一般的な文書エディターと同じ配置で、迷うのは本文の外に出る操作です。Escapeで本文を出てTabで目的の場所に着く、というのが基本の動きで、コメントもdocのタブもこの経路に乗っています。
最初に覚えるのはCmd+/ だけで足ります。ほかは一覧で調べられます。