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Claude Haiku 4.5がモデルセレクターから消える10月29日の影響

Claude Haiku 4.5がモデルセレクターから消える10月29日の影響

2026年10月29日、Free・Pro・MaxのチャットとCowork、Claude DesignからHaiku 4.5が外れ、Haiku 5.5に切り替わります。Claude Codeや法人プラン、APIは対象外です。

2026年10月29日、Claude Haiku 4.5がClaudeアプリのモデルセレクターから外れます。対象はFree・Pro・Maxプランのチャット、Claude Cowork、Claude Designで、DesktopアプリとMobileアプリも含みます。Haiku 4.5を選んでいた場合は、Claudeが自動でHaiku 5.5に切り替えます。

一方で、Claude Code、TeamとEnterpriseプラン、Claude Platform(API)では、Haiku 4.5は引き続き使えます。

あゆみ

Haiku 4.5がセレクターから外れるまで

  1. 2026-10-07Haiku 5.5が公開

    後継のHaiku 5.5が出ました。仕様はClaude Haiku 5.5とはにあります。

  2. 2026-10-15セレクターからの削除を告知

    サポート記事が公開され、10月29日の削除が予告されました。

  3. 2026-10-29セレクターから削除

    Haiku 4.5が選択肢から消え、選択中の人はHaiku 5.5に切り替わります。

10月29日に何が変わるのか

変わるのは「アプリの選択肢」です。10月28日までは、モデルセレクターの「More models」を開くと、Haiku 4.5をこれまでどおり選べます。10月29日からは、その行自体が表示されなくなります。

公式の記述は、Haiku 4.5が選択中のモデルだった場合にClaudeがHaiku 5.5へ切り替える、という一点です。選択中でなかった人には、切り替えが起きる場面がありません。

対象になる面は次のとおりです。

  • 通常のチャット(Free・Pro・Max)
  • Claude Cowork(Free・Pro・Max)
  • Claude Design(Free・Pro・Max)
  • 上記のDesktopアプリとMobileアプリ

サポート記事には削除の時刻が書かれていません。日本時間で何時に切り替わるかは、記事からは読み取れません。10月29日の作業開始前に、4.5前提の作業を済ませておくのが無難です。

残る環境と、消える環境

消える範囲より、残る範囲のほうが業務への影響は大きくなります。サポート記事が「影響を受けない」と明記しているのは3つです。

対象外

Haiku 4.5が引き続き使える場所

  • Claude Code

    CLIやIDE拡張で使うHaiku 4.5は、今回の削除と関係しません。

  • TeamとEnterpriseプラン

    法人向けプランのモデルセレクターは、今回の変更の対象に入っていません。

  • Claude Platform(API)

    APIのモデルは、アプリの選択肢とは別にモデル廃止表で管理されています。

同じ「Claude」でも、個人プランのアプリと、法人プランのアプリでは扱いが分かれます。チーム内でProを使う人とTeamを使う人が混在していると、同じ日に「消えた」「まだある」と話が食い違います。社内で案内するときは、プランごとに分けて伝えると混乱を防げます。

APIの退役日はこの変更とは別

APIのモデル廃止表では、claude-haiku-4-5-20251001のステータスは「Active」で、退役日は「Not sooner than October 15, 2026」(2026年10月15日より早くは退役しない)とされています。今回のセレクター削除は、この表の退役とは別の話です。

この下限日は、10月29日のセレクター削除よりも前の日付です。つまり「下限を過ぎたからAPIが止まる」わけでも、「セレクターから消えたからAPIも止まる」わけでもありません。料金や退役日の見方はClaude Haiku 4.5の料金と仕様にまとめています。

既存のチャットはどうなるのか

Haiku 4.5で行ったチャットは、アカウントに残ります。削除されるものはありません。

注意したいのは、そのチャットを10月29日より後に続けたときです。続きの返答はHaiku 5.5が生成します。過去の発言が消えるのではなく、返答するモデルが替わります。

つまり、4.5の癖に合わせて作り込んだ長いチャットでも、続きは5.5の応答になります。出力の形式や思考の使い方が変わる可能性があるので、定型の作業に使っているチャットは、削除の前後で出力を見比べておくと安心です。4.5から5.5へ移るときに直す項目は、Claude Haiku 5.5への移行手順が整理しています。

チャットの控えを手元に残したい場合は、データのエクスポートがいつでも使えます。

他のモデルへ切り替えるには

Haiku 5.5以外を使いたい場合も、操作は変わりません。チャットの途中でもモデルは切り替えられ、変更は次の返答から反映されます。

手順

チャットでモデルを替える手順

  1. 1

    モデル名を押す

    送信ボタンの隣にあるモデル名をクリックします。

  2. 2

    モデルを選ぶ

    一覧から選ぶか、「More models」を押して追加の選択肢を表示します。

  3. 3

    次の返答で確認する

    変更は次の返答から効きます。直前の返答は元のモデルのままです。

軽い用途でHaiku系の速さを求めるなら5.5、推論の深さが要るならSonnet 5.5のように、用途で選ぶ形になります。5.5同士の差はHaiku 5.5とSonnet 5.5の違いで比べています。

Claude Codeで4.5を使い続ける場合の注意

Claude Codeは今回の削除の対象外ですが、「haiku」という別名(エイリアス)の指す先は別の話です。Anthropic API経由で使う場合、haikuは現在Haiku 5.5に解決されます。一方、Amazon BedrockやMicrosoft Foundryなど一部の提供元では、haikuはHaiku 4.5を指します。

提供元ごとにhaikuが指すモデルは、Claude Codeのモデル設定ページで次のように示されています。

提供元haikuの解決先
Anthropic APIhaikuの解決先Haiku 5.5
Claude Platform on AWShaikuの解決先Haiku 4.5
Amazon Bedrock、Google Cloud Agent Platformhaikuの解決先Haiku 4.5
Microsoft Foundryhaikuの解決先Haiku 4.5

エイリアスは時間とともに更新される前提のものです。特定の版に固定したいときは、完全なモデル名を指定するか、ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL環境変数を設定します。例えば次のような形になります。

export ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL=claude-haiku-4-5-20251001
claude

この環境変数は、haikuエイリアスの解決先を決めます。設定しておけば、エイリアスの向き先が変わっても、サブエージェントなどが意図せず別のモデルで動く事態を避けられます。固定とエイリアスの使い分けはClaudeモデルの退役に備えるピン留めとエイリアスが詳しいです。

セッションの再開にも違いがあります。model設定がhaikuのとき、Haiku 4.5で保存したセッションは、haikuが現在指すモデルで再開します。haikuがHaiku 5.5に解決される環境では、4.5のセッションが5.5で再開します。

Haiku 5.5をClaude Codeで使うにはv2.1.293以降が必要です。haikuが5.5に解決される環境でバージョンが古いと、リクエストが失敗することがあります。また、要求したモデルに退役予定日があるか、新しい版へ自動で置き換えられる場合は、起動時の通知にそのモデル名が出ます。非対話モードでも、v2.1.182以降は同じ警告が標準エラー出力に書かれます。

削除前に確かめておきたいこと

個人プランで4.5を使っている人が、10月28日までに見ておくと差が小さくなる点は3つです。

  • 4.5で回している定型チャットに、同じ依頼を5.5で投げて出力を見比べる
  • CoworkやClaude Designで4.5を選んだままの作業がないか確認する
  • 重要なチャットはエクスポートで控えを残す

今回の削除をどう読むか

今回の動きは、モデルの退役ではなく「個人向けアプリの選択肢の整理」です。選択肢から消えることと、モデルが使えなくなることは別の出来事で、APIの退役日も別の表で管理されています。

Haiku 4.5を使い続けたい理由が「出力の癖」なら、個人プランでは10月28日が最後の機会になります。理由が「APIでの固定」なら、今回の件はほぼ影響しません。

まとめ

実際に手を入れる必要があるのは、個人プランのアプリでHaiku 4.5を明示的に選んでいた人だけです。APIで4.5を固定している構成は、今回の件で変更する必要がありません。

むしろ差が出るのはClaude Codeのhaiku指定です。Anthropic APIでは5.5、BedrockやMicrosoft Foundryでは4.5を指すため、複数の提供元を併用しているチームでは、同じ設定が環境ごとに別のモデルで動きます。固定が必要なら、完全なモデル名かANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODELで指定しておくと揃います。

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