「Claude Opus is not available」エラーの原因と対処法(Claude Code)
Claude Codeで「Claude Opus is not available」と出る原因と、/model・再ログインでの直し方を、現在のプラン別Opusアクセス状況とあわせて確認します。
「Claude Opus is not available」はプランがモデルを許可していないときのエラー
Claude CodeでOpusを選ぼうとすると、次のメッセージが出ることがあります。
Claude Opus is not available with the Claude Pro plan. If you have updated your subscription plan recently, run /logout and /login for the plan to take effect.意味はシンプルです。いま使っているセッションの認証情報が「Opusを含まないプラン」を示しているため、Claude Codeがモデルの切り替えを拒否しています。API keyでの従量課金ではなく、claude.aiのサブスクリプションでログインしているときに出るエラーです。プラン全体の料金や上限を先に把握したい場合はClaude料金プラン完全ガイドが出発点になります。
このメッセージ自体が、対処の方向性もあわせて示しています。公式ドキュメントの説明では、保存されているログイントークンはサインインした時点のプラン情報を保持するため、Web側でプランをアップグレードしても、それだけでは実行中のセッションには反映されないとされています。つまりエラー文中の「run /logout and /login for the plan to take effect」という一文が、そのまま最短の対処法を言い当てている形です。
エラーが出る典型的な状況
| 状況 | 典型的な原因 |
|---|---|
| FreeプランのままOpusを選んだ | 典型的な原因Freeは仕様どおりOpus対象外 |
| Pro・Maxへ課金プランを上げた直後 | 典型的な原因セッションの認証情報が古いプラン情報を保持したまま |
別マシン・別コンテナで初めて claude を起動した | 典型的な原因そちらの資格情報がまだ古いプランのログイン時点のもの |
| 組織のConsoleアカウントで使っている | 典型的な原因プラン起因ではなく管理者側の制限(後述)の可能性 |
原因の中心は「エラーメッセージがおかしい」ではなく「Claude Codeが参照しているプラン情報が古い」ことにあります。表の2行目と3行目はいずれも同じ構図で、いま動いているセッションが読んでいるのは「契約中のプラン」ではなく「そのセッションがログインしたときのプラン」です。
まず/statusと/usageでセッションの認識状況を見る
対処に入る前に、Claude Codeが現在どのプランを認識しているかを確認しておくと切り分けが早くなります。/statusはバージョン・モデル・アカウント情報・接続状況を表示し、/usageはセッションのコストとプランの使用上限を表示します。
/status/usageの使用上限が実際の契約プランと食い違っている場合(たとえばProのはずがFree相当に見える場合)は、セッションが古いプラン情報を参照しているという見立てが裏付けられます。逆に上限が現在のプランと一致しているのにOpusだけ弾かれる場合は、対処法1・2より先に決済の完了を確認したほうが早く解決することがあります。
対処法1: /model で使えるモデルを確認する
まず /model を実行し、現在のプランで実際に選べるモデルを確認します。Opusが選択肢に出ていない場合、プラン側の制限が生きている状態です。
/model一覧に出ているモデルの範囲であれば問題なく使えるので、Opusにこだわらないタスクなら /model でSonnetなど利用可能なモデルへ切り替えるのが最短の回避策です。
対処法2: 再ログインしてプラン情報を反映する
課金プランを最近変更した場合、この一手で直ることがほとんどです。冒頭で触れたトークンの仕組みがそのまま理由で、記録し直さないかぎり古いプランのまま扱われます。
/logoutサインアウト後に claude を再起動し、/login で改めて認証すると、最新のプラン情報を取得し直します。
/login再ログイン後も同じエラーが出る場合は、アップグレードの決済自体が完了しているかをclaude.aiのアカウント設定で確認します。決済処理に時間がかかり、プラン変更がまだ反映されていないケースもあります。
「Login expired」とは原因が違う
Claude Codeが再ログインを促すメッセージはこれだけではなく、Login expired · Please run /login という別のエラーもあります。両方とも/loginで直る点は共通していますが、原因の階層が違います。
| メッセージ | 何が起きているか | 影響範囲 |
|---|---|---|
Claude Opus is not available with the Claude Pro plan | 何が起きているか認証自体は成功しているが、記録されているプラン情報がOpusを含んでいない | 影響範囲Opusなど対象外モデルの選択だけが失敗する |
Login expired · Please run /login | 何が起きているか保存済みログインの更新にOAuthサービスが失敗し、資格情報そのものがClaude Codeによって破棄された | 影響範囲どのモデルを選んでもリクエストがローカルで止まる |
前者は認可(authorization)の問題で、後者は認証(authentication)の問題です。Login expiredが出ているときは、Opus以外のモデルに切り替えても解決しません。資格情報そのものが無効化されているため、症状で切り分けられます。「特定のモデルだけ選べない」なら本記事のエラー、「何を選んでも進まない」ならLogin expired側を疑います。
現在のプランごとのOpusアクセス — 対象外はFreeだけ
claude.com/pricingのプラン比較表を確認すると、Opusの行はFreeプランだけが対象外で、Pro・Max 5x・Max 20xはいずれも利用可の扱いです。Claude Code自体の利用可否も同じ並びで、Freeだけが対象外になっています。
| プラン | Claude Code | Opus | Sonnet | Haiku |
|---|---|---|---|---|
| Free | Claude Code対象外 | Opus対象外 | Sonnet利用可 | Haiku利用可 |
| Pro | Claude Code利用可 | Opus利用可 | Sonnet利用可 | Haiku利用可 |
| Max 5x | Claude Code利用可 | Opus利用可 | Sonnet利用可 | Haiku利用可 |
| Max 20x | Claude Code利用可 | Opus利用可 | Sonnet利用可 | Haiku利用可 |
つまり現行のプラン構成では、Proにアップグレードした時点でOpusへのアクセス自体は揃います。Max専用の要素はOpusの可否ではなく、使用量の上限倍率です。この差はClaude ProとMaxはどっちを選ぶかで数値付きで整理しています。
Proに課金しているのにこのエラーが繰り返し出る場合、多くは「プランが足りない」のではなく「認証情報が古いプラン(Freeなど)のまま」であることを疑うのが合理的です。対処法2の再ログインで解決する頻度が高い理由もここにあります。
ANTHROPIC_API_KEY で使っている場合は対象外
このエラーはclaude.aiのサブスクリプション認証に固有のものです。ANTHROPIC_API_KEY を設定してAPI課金で使っている場合、モデルの利用可否は月額プランではなく組織のAPIアクセス権の問題になるため、同じ文言のエラーは出ません。API側で似た状況に遭遇した場合は、モデルIDが正しいか、組織でそのモデルへのアクセスが有効かを確認します。サブスクリプションとAPIキーのどちらで認証されているかは/statusの該当行で見分けられるので、まずそこから切り分けるのが確実です。
よくある質問
アップグレードの決済は完了しているのに直りません
/logout → 再起動 → /login の手順を踏んでも直らない場合、決済自体はプラットフォーム(App Store経由の購入など)によっては反映に時間差が出ることがあります。数分待ってから再度ログインし直してください。ブラウザーのclaude.aiで自分のアカウントのプラン表示が実際に更新されているかも、あわせて確認しておくと切り分けが早まります。それでも直らない場合はサポートへの問い合わせが必要です。
Freeプランのままでも一時的にOpusは使えますか
使えません。claude.com/pricingの比較表でFreeだけがOpus非対応と明記されており、使用量クレジットを購入しても回避できるものではありません。Opusを使うにはPro以上へのアップグレードが必要です。この扱いはSonnet・Haikuには及びません。Freeプランでも両モデルは変わらず利用できます。
/model にOpusの選択肢自体が出ないのはなぜですか
プランがOpusを含んでいないか、認証情報がまだ古いプラン情報を参照しているかのどちらかです。/model の一覧はセッションが認識しているプランに基づいて動的に生成されるため、一覧に出ないこと自体が原因の手がかりになります。Opus自体の特徴や向いているタスクはClaude Opus 5の使い方と仕様で確認できます。
--fallback-modelを設定していれば自動で切り替わりますか
切り替わりません。Claude Codeのフォールバックモデル連鎖は、モデルが過負荷や一時的な利用不可のときに働く仕組みで、認証・課金・レート制限に分類されるエラーはそもそもフォールバックの対象外です。プランに起因するこのエラーは課金系の扱いになるため、--fallback-modelを設定していても自動では切り替わらず、/modelで手動選択するか再ログインする必要があります。
組織のConsoleアカウントでも同じ文言が出ますか
出ません。Consoleでの制限や組織のavailableModelsは、別の文言(「restricted by your organization's settings」)で通知されます。この記事のエラーはあくまで個人のサブスクリプションプランに紐づくものです。
まとめ
「Claude Opus is not available with the Claude Pro plan」は、セッションが保持する古いプラン情報が原因になっているケースが目立ちます。/statusと/usageで現在認識されているプランを確認し、直近でプランを変更したなら/logout → /loginで最新のプラン情報を取り直すのが最短の対処です。
現行のプラン構成ではOpusはPro・Maxのいずれでも使えるため、上位プランへさらに課金しても解決しません。再ログインしても直らない場合は決済の反映待ちか、組織アカウントなら管理者側の制限を疑う段階に進みます。原因を切り分ける順番は次のとおりです。
/usageでプランの使用上限が実際の契約と一致しているかを確認する- 一致していなければ再ログインする
- 一致しているのにOpusだけ弾かれるなら決済の完了状況を確認する
- 組織アカウントなら管理者の制限を確認する