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Claude Code webのトラブルシューティング — リポジトリが出ない・セッション作成失敗の対処法

Claude Code webのトラブルシューティング — リポジトリが出ない・セッション作成失敗の対処法

Claude Code webでリポジトリが出ない・セッション作成失敗・組織UUID取得不可など、症状別のエラーを、原因と対処法の早見表と個別解説でまとめます。

Claude Code webのエラーは認証経路のどこで詰まっているかで見分ける

Claude Code on the webのエラーは、GitHub連携・組織の設定・クラウド環境の起動のどこで起きたかで、直し方が分かれます。エラー文言から原因を逆引きできれば、自分で直せるものと、管理者への依頼が要るものを早い段階で分けられます。

エラー・症状主な原因対処
リポジトリが一覧に出ない主な原因接続方法ごとに、見えるリポジトリの条件が違う対処接続方法を確認する(下記の比較)
GitHubログイン画面しか出ない主な原因GitHub未接続対処ブラウザで接続するか/web-setupを使う
GitHub access is required for Claude Code on the web主な原因Team・EnterpriseでGitHubコネクタが未有効対処OwnerにAdmin settings → Connectorsでの有効化を依頼
Claude Code isn't available on your account主な原因選んだ組織のシートにClaude Codeが含まれない対処組織を切り替えるか、Ownerにシート割り当てを依頼
Cloud sessions are disabled by your organization's policy主な原因組織のポリシーでクラウドセッションが無効対処Ownerに管理設定での有効化を依頼
/web-setupがNot signed in to Claude主な原因claude.aiアカウントでログインしていない対処/loginを実行してから再試行
/web-setupがUnknown command主な原因API key認証、Quick web setupのオフなど対処/loginでclaude.aiに切り替え、Team・Enterpriseは管理者に確認
Could not create a cloud environment主な原因自動作成に失敗した対処/web-setupを再実行するか環境を手動追加
Session creation failed主な原因VMを確保できなかった対処1分ほど待って再試行、status.claude.comを確認
Unable to get organization UUID主な原因API key認証で--cloud/--teleportを実行対処/loginでclaude.aiアカウントにサインイン
Setup scriptが失敗する主な原因パッケージ取得の失敗やパス不整合対処set -xで原因コマンドを特定
Remote Control session expired主な原因接続トークンの期限切れ対処ローカルで/loginし直して再接続

GitHub連携でリポジトリやログイン画面の問題が起きたとき

リポジトリが一覧に出ない

原因は、GitHubをどちらの方法で接続したかで変わります。ブラウザで接続したのか、ターミナルの/web-setupで接続したのかを思い出すのが最初の切り分けです。

くらべる

接続方法で変わる、見えるリポジトリ

Claude GitHub App経由

ブラウザで接続

パブリックリポジトリはそのままクローンできます。プライベートリポジトリは、所有するアカウントまたは組織にClaude GitHub Appがインストールされ、そのリポジトリがアクセス対象に含まれているときだけ表示されます。組織のリポジトリなら、Ownerにインストールか承認を頼みます。

ghトークン経由

/web-setupで接続

セッションは、手元のghトークンがアクセスできるリポジトリすべてに届きます。表示されないときは、シェルでgh repo view OWNER/REPOを実行し、GitHub CLIのログインからそのリポジトリが見えるかを確認します。ghのアカウントを切り替えたなら、/web-setupをもう一度実行します。

Auto-fix(PRの自動修正)を使うには、どちらの方法で接続していても、リポジトリへのClaude GitHub Appのインストールが別途必要です。

/web-setupの途中で「ghトークンにworkflowスコープがない」という警告が出ることもあります。続行はできますが、GitHub Actionsのワークフローファイルを変更するpushなどは、GitHub側に拒否されることがあります。gh auth refresh -s workflowでスコープを足してから、/web-setupを再実行します。

GitHubログイン画面しか出ない

クラウドセッションの利用にはGitHubアカウントの接続が前提です。ブラウザでのオンボーディングから接続するか、gh CLIを使っているならターミナルから/web-setupを実行します。GitHubを接続したくない場合は、自分のマシンでClaude Codeを動かして遠隔操作するRemote Controlが代わりになります。

Team・Enterpriseプランでは、Sign in with GitHubの手順がOwnerの操作を待つことがあります。OwnerがAdmin settings → ConnectorsでGitHubコネクタを有効にするまで、ボタンの代わりに「GitHub access is required for Claude Code on the web」と表示されます。この文言が出たら、自分の接続ではなくOwnerへの依頼が先です。

組織のシートやポリシーで止まる

ブラウザ側とCLI側で、組織の設定が別々の文言で表に出ます。

組織設定

組織が原因のときの表示と行き先

  • Claude Code isn't available on your account

    選んだ組織のシートにClaude Codeが含まれていません。別の組織にも所属しているなら、そのページの「Switch organization」で切り替えます。そうでなければ、Ownerに、Claude Codeを含むシートの割り当てを頼みます。

  • Cloud sessions are disabled by your organization's policy

    組織側のallow_remote_sessionsポリシーがオフです。ターミナルからクラウドセッションを作るときや、/teleport・/remote-env・/web-setupを実行したときに出ます。サーバー側のポリシーなので、ローカルの設定・環境変数・CLIフラグでは上書きできません。

  • Couldn't verify your organization's policy

    ポリシーをまだ読み込めていないか、取得に失敗したときの文言です。ネットワーク接続を確かめ、Claude Codeを再起動してもう一度試します。

ポリシーはサーバー側の設定なので、組織の管理者に有効化を頼みます。v2.1.268より前は、ポリシーが理由でも/web-setupはUnknown commandと表示していました。古いCLIで「不明なコマンド」に見えたら、バージョンも疑ってください。

/web-setupで詰まったときの対処

/web-setupはシェルではなくClaude Code CLIの中で実行するコマンドです。claudeコマンドでCLIを起動してから、プロンプト内で/web-setupと入力します。

/web-setup

「Not signed in to Claude」と表示される

claude.aiアカウントで有効なサインインがない状態です。過去のサインインが期限切れになっているときにも起こります。/loginを実行してclaude.aiアカウントでサインインし直してから、もう一度/web-setupを試します。

「No commands match」や「Unknown command」になる

コマンドメニューに/web-setupが出てこない、または実行するとUnknown commandになる場合、条件を満たしていないためコマンド自体が隠されています。原因は次のいずれかです。

  • API keyやサードパーティのプロバイダーで認証している(/loginでclaude.aiアカウントにサインインし直す)
  • Team・Enterpriseプランで、Quick web setupトグルが既定のオフのまま(Ownerが「Admin settings → Claude Code」で有効化するまで使えず、それまではブラウザからGitHubを接続する)
  • 管理者がクラウドセッションを無効にしている(前節のポリシーの表示)
  • Zero Data Retentionを有効にしているEnterprise組織(/web-setupを含むクラウドセッション機能そのものが使えない)

セッション作成・実行時のエラーへの対処

Session creation failed

新規セッションの起動時に「Session creation failed」と表示される、または起動処理のまま止まる場合、セッション用の仮想マシンを確保できなかった状態です。容量はオンデマンドで確保されるため、確認は軽いものから順に進めます。

手順

Session creation failedの確認順

  1. 1

    障害情報を見る

    status.claude.comで、クラウドセッションのインシデントが出ていないか確認します。

  2. 2

    1分ほど待って再試行する

    容量が用意されるまでの一時的な失敗であれば、これで通ります。

  3. 3

    GitHub接続でリポジトリに届くか確かめる

    前節の比較のとおり、接続方法ごとに見えるリポジトリが違います。ブラウザ接続ならApp側のアクセス対象、/web-setup接続ならgh repo viewで確認します。

「Could not create a cloud environment」「No cloud environment available」

--cloud実行時にクラウド環境がなければ自動で作成される仕組みですが、その自動作成に失敗すると「Could not create a cloud environment」になります。「No cloud environment available」は、自動作成に対応する前のバージョンのCLIを使っているときに出ます。どちらの場合も、Claude Code CLI内で/web-setupを実行するか、claude.ai/codeの環境セレクターから環境を手動で追加します。

Unable to get organization UUID

claude --cloudとclaude --teleportはclaude.aiアカウントでのサインインが前提です。API keyで認証している場合や、保存済みのアカウント情報が古い場合に「Unable to get organization UUID」、またはAPI key認証では不十分という趣旨のメッセージになります。セッションIDを指定せずにclaude --teleportを実行したときは、同じ原因で代わりに「Error loading Claude Code sessions」と表示されることもあります。

/login

claude.aiアカウントにサインインし直してから再実行します。エラーメッセージにプロバイダー名が含まれる場合は、サードパーティ認証ではクラウドセッションを使えないことが原因です。ログインが期限切れや失効の場合は、「Claude login not accepted · Run /login, then try again」という別の文言でセッション作成が拒否されます。こちらも直し方は同じ/loginです。この文言の切り分けはClaude login not acceptedの原因と対処にまとめています。Claudeのログイン方法で認証方式ごとの違いを確認できます。

GitHubが未接続のときは、GitHub isn't connected to your Claude account, so this repository can't be cloned in the cloud.と表示されて起動できません。/web-setupを実行するか、claude.ai/connect-githubでアカウントを接続します。接続の1分ほど後に、コマンドをやり直します。

手元のCLIで確認できる引数

v2.1.285でclaude --helpから関連する行だけを抜き出すと、次のとおりです。

$ claude --version
2.1.285 (Claude Code)
$ claude --help | grep -i -E "teleport|cloud|remote"
  --cloud [description|session_id|url]  Create a cloud session with the given
  --environment <environment_id>        Create a new cloud session that runs on
  --remote-control [name]               Start an interactive session with Remote
  --remote-control-session-name-prefix <prefix>
      Prefix for auto-generated Remote Control session names (default: hostname)
  --teleport [session]                  Resume a teleport session, optionally
  ultrareview [options] [target]        Run a cloud-hosted multi-agent code

--cloudは説明文からの新規作成だけでなく、セッションIDやclaude.ai/codeのURLを渡して既存セッションにつなぐ使い方もできます。--environmentが受け取るのはccpool_で始まる、セルフホスト環境のIDです。

Setup scriptが失敗してセッションが始まらない

Setup scriptが0以外の終了コードで終わると、セッションの開始そのものがブロックされます。よくある原因は3つです。

  • パッケージのインストールが失敗する。使っているネットワークアクセスレベルがそのレジストリを許可していない(既定のTrustedは主要なパッケージマネージャーをカバーするが、Noneはすべてブロックする)
  • スクリプトが参照しているファイルやパスが、新規クローン直後のリポジトリには存在しない
  • ローカルでは動くコマンドが、Ubuntu環境では別の呼び出し方を必要とする

原因のコマンドを特定するには、スクリプトの先頭にset -xを入れて実行ログを確認します。重要でないコマンドには|| trueを付けておくと、そこで失敗してもセッション開始をブロックしなくなります。

新規セッションがハングする・タイムアウトする

Setup scriptの段階で止まる、または完了前に汎用のコンテナエラーで失敗する場合、スクリプトが環境キャッシュ構築のおよそ5分という時間予算を超えている可能性が高いです。大きなDockerイメージの取得や依存関係ツリー全体の同期、モデル重みのダウンロードなどを連続して実行すると、この上限を超えやすくなります。独立したインストールは&とwaitで並列化し、大きなダウンロードはSetup scriptからSessionStartフックに逃がしてバックグラウンドで進めます。長いリトライのsleepもスクリプトの時間予算を消費するため取り除きます。

5分以内に終われば、ファイルシステムのスナップショットが次回以降の出発点になります。スナップショットは、Setup scriptか許可ホストの設定を変えたとき、およそ7日の有効期限を迎えたときに作り直され、そのたびにSetup scriptが再実行されます。既存セッションの再開ではScriptは再実行されません。Bashツールの待ち時間など、ほかの時間上限はクラウドセッションで使えるツールとリソース制限で扱っています。

Remote Control・セッション期限のエラー

Remote Control session expired / Access denied

--teleportはクラウドセッションと同じRemote Control基盤経由で接続するため、認証エラーやセッション期限切れがRemote Control由来の文言で表示されることがあります。接続トークンは有効期限が短く、アカウントに紐づいています。ローカルで/loginを実行して認証情報を更新してから再接続し、セッションを所有しているアカウントと同じアカウントでサインインしているかも確認します。「Remote Control may not be available for this organization」と出る場合は、組織のOwnerがクラウドセッションを有効化していません。

Environment expired

クラウドセッションは一定時間操作がないと停止し、VMが回収されます。MCPコネクタのツール呼び出しの承認待ちや、MCPサーバーへのサインイン待ちも「操作がない」時間に数えられるため、その待ち中に期限が切れることがあります。claude.ai/codeからセッションを開き直せば、会話履歴を引き継いだ新しいVMが用意されます。ただし、VM回収時にまだ動いていたサブエージェントやシェルコマンドのようなバックグラウンド処理は復元されません。

一方、ブラウザのタブを閉じただけではセッションは止まりません。実行中のタスクが終わるまでバックグラウンドで動き続け、その後に待機状態になります。

会話中に出るAPI Error・529・429は別の原因

API Error: 500や529 Overloaded、429、Prompt is too longのように会話中に表示されるエラーは、ここまでのセットアップ系エラーとは別枠です。これらはCLIやDesktopアプリとも共通のランタイムエラーで、原因と対処はClaude Codeでよくあるエラーにまとめています。

組織のIP許可リストが原因で全セッションが失敗することもある

個別のエラーメッセージが出ず、クラウドセッションがどれも同じように失敗するときは、組織のIP許可リスト設定を疑います。クラウドセッションはAnthropicが管理するインフラからAnthropic APIを呼び出すため、組織側でIPアローリストを有効にしていると、Anthropic管理環境のセッションはすべて認証エラーになります。同じ理由で、Anthropic管理環境で動くCode Reviewやルーティンも影響を受けます。セルフホスト環境にルーティングしたセッションは自組織のネットワークから呼び出すため、この制限を受けません。該当する場合は、Anthropicサポートに、Anthropic管理のサービスを許可リストの例外にするよう依頼します。

よくある質問

GitLabやBitbucketのリポジトリでもクラウドセッションは使えますか

リポジトリのクローンとプルリクエストの作成はGitHubが前提です。GitLab、Bitbucketなど非GitHubのリポジトリは、CCR_FORCE_BUNDLE=1を設定するとローカルバンドルとしてクラウドセッションに送れます。ただし、その場合はセッションから元のリモートへ結果をpushできません。Team・Enterpriseプランでは、自己ホストのGitHub Enterprise Serverも使えます。

まとめ

エラー文言がGitHub・claude.aiのログイン・組織の設定・Setup scriptのどれを指しているかが分かれば、直す場所は決まります。個別の直し方で解決しないときは、status.claude.comの障害情報を見たうえで、組織のポリシーやIP許可リスト、Zero Data Retentionのような、自分では変えられない設定を管理者に確認する順が近道です。Web版そのものの使い方や実行環境の仕様はClaude Code Web版とは、ローカルとクラウドの行き来はClaude Code teleportの使い方で扱っています。

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