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ClaudeとWorkableを連携する方法 — 接続手順とできること

ClaudeとWorkableを連携する方法 — 接続手順とできること

ClaudeとWorkableをつなぐと、求人管理や候補者データの操作をチャットの指示で行えます。claude.aiとClaude Codeでの接続手順、使える操作、注意点をまとめます。

Workable Connectorとは

Workable ConnectorはClaudeとWorkableを直接つなぐ公式コネクタです。つないだあとは、求人の作成やパイプライン上の候補者移動、レビューやコメントの追加、リクイジション(採用申請)とオファーの処理、従業員・HRデータへのアクセスまでを、チャットの指示だけで行えます。カテゴリはProductivity、提供元はWorkable本体で、読み取りと書き込みの両方に対応します。

利用できる面はClaude(claude.ai)、Claude Desktopアプリ、Claudeモバイルアプリ、Claude Code、Claude APIの5つです。同じツール群が全面で共通して呼び出せます。採用担当者はclaude.aiのチャットで、開発者はClaude Codeのコマンドラインで、それぞれ同じWorkable操作を実行できます。CoworkとClaude Desktopはローカルで動くアプリですが、コネクタの接続自体はアカウント単位でブローカーされるため、claude.aiで設定した接続をそのまま共有します。

公式ページの説明によれば、40以上のツールが採用ライフサイクル全体をカバーします。人材のソーシングからパイプラインの移動、フィードバックの記録、リクイジション承認、オファーの処理までが対象です。

公式ページが例として挙げている使い方は4つに分かれます。候補者の一覧とプロフィールを取得してコメントを追加する一連の確認作業、保留中のリクイジションを確認して承認する処理、求人数やパイプライン人数をまとめて聞く状況確認、そして評価と次のステージへの移動をまとめて指示する構造化フィードバックです。どれも複数のツール呼び出しを1回の指示で連続実行する形になっています。

接続前に確認すること

Workable ConnectorはAnthropicの汎用の仕組みである「カスタムコネクタ」経由で追加します。接続前に押さえておく点は3つです。

まずプランごとの利用可否です。カスタムコネクタはFree・Pro・Max・Team・Enterpriseの全プランで使えます。ただしFreeプランはカスタムコネクタを1件までに制限されているため、他のコネクタと併用したい場合は上位プランへの移行を検討します。

次に接続先の到達性です。コネクタを追加すると、ClaudeはAnthropicのクラウド基盤からWorkableのMCPサーバーへ接続します。claude.ai・Claude Desktop・Cowork・モバイルアプリのどれを使っていても同じ経路です。ローカル端末から直接つなぐわけではありません。Workableを社内ネットワーク限定で運用している場合、Anthropicの送信元IPアドレスをファイアウォールで許可する必要があります。

最後に扱うデータの性質です。候補者の氏名や連絡先、評価コメントは個人情報にあたります。接続の可否そのものはWorkable側のユーザー権限に従うため、Claudeに渡す前にWorkableの権限を絞っておくと、Claude経由でアクセスできる範囲もそのぶん狭まります。

カスタムコネクタの一般的な仕組みと、自前のリモートMCPサーバーを立てる手順はCoworkカスタムコネクタ自作ガイドにまとめてあります。Workableは既存のリモートMCPサーバーへつなぐだけなので、自作の手順は不要です。

claude.ai・Cowork・Desktopの接続手順

claude.ai、Cowork、Claude Desktopは同じ「Connectors」設定を共有します。Team・Enterpriseプランでは、まずOwnerまたはPrimary Ownerが組織全体にコネクタを追加します。

  1. 組織設定の「Connectors」を開く
  2. 「Add」をクリックする
  3. 「Custom」にカーソルを合わせ「Web」を選ぶ
  4. リモートMCPサーバーのURLに https://mcp.workable.com/mcp を入力する
  5. 必要であればAdvanced settingsでOAuth Client ID / Secretを指定する
  6. 「Add」をクリックして確定する

組織側の追加が済むと、メンバーは次の手順でつなぎます。

  1. 「Customize」の「Connectors」を開く
  2. 一覧からWorkable(または「Custom」ラベルの項目)を探す
  3. 「Connect」をクリックし、Workableへサインインして権限を許可する

個人のPro・Maxプランでは組織側の準備は不要です。

  1. 「Customize」の「Connectors」を開く
  2. 「+」から「Add custom connector」を選ぶ
  3. リモートMCPサーバーのURLに https://mcp.workable.com/mcp を入力する
  4. 「Add」をクリックして確定する

接続先のドメインがConnectors Directoryの掲載先と一致する場合、「Custom」ラベルではなくWorkableの名称とロゴで表示されます。実体は自分で入力したURLへの接続のままです。

Claude Codeでの接続手順

Claude Codeではコマンドラインから同じMCPサーバーに接続します。HTTPトランスポートで追加する場合の基本形です。

claude mcp add --transport http workable https://mcp.workable.com/mcp

実行するとOAuth認証が始まり、ブラウザーでWorkableへのサインインを求められます。認証後は接続状態を一覧で確認できます。

claude mcp list

OAuth認証で許可されるアクセス範囲は、サインインしたWorkableアカウントの権限をそのまま引き継ぐ形です。Claude Code側で個別にスコープを絞る設定はなく、claude mcp list で確認できるのは接続が成立しているかどうかだけです。呼び出せるツールも、claude.aiやDesktopから使う場合と同じ40以上のツール群(求人管理、パイプライン上の移動、レビューやコメント、リクイジションとオファーの処理、従業員・HRデータへのアクセス)で、クライアントによる差はありません。

会話ごとに有効化する

コネクタを追加しただけでは、まだ会話の中で使われません。チャット画面左下の「+」ボタンから「Connectors」を開き、Workableのトグルをオンにします。有効化は会話単位なので、候補者データを扱わない会話ではオフのままにしておけます。

有効化したあとにできる操作は多岐にわたります。

やりたいこと具体例
求人とパイプラインの確認具体例職種別の応募状況、候補者の一覧
候補者情報の参照とコメント具体例プロフィールの取得、評価コメントの追加
リクイジションの処理具体例保留中の一覧確認、承認
採用状況の集計具体例求人数、パイプライン人数、直近の採用実績

公式ページに載っている例の1つが採用状況の集計です。「オープンな求人は何件か、Account Executiveのパイプラインには何人いるか、その職種に最後に採用されたのは誰か」という1回の問いかけで、3つの情報をまとめて返します。

候補者の要件照合やスコアリング、リクイジション承認そのものを軸にした使い方はWorkableの一次スクリーニングで任せられることで扱います。

候補者データを扱うときに見直したい権限設定

Workable Connectorは読み取りだけでなく書き込みもできます。候補者のステージ移動やリクイジションの承認は、実際にWorkable側のデータを変更する操作です。

Researchの機能からコネクタのツールを自動的に呼び出す場合はさらに注意が必要です。書き込み系のツールは、Research実行前に無効化しておく運用が安全です。人の目を介さずにリクイジションが承認される事態を避けられます。

コネクタ経由の操作がWorkable側の記録にどう残るかはClaudeコネクタの権限設定は監査ログでどこまで追えるかで扱っています。

つまずきやすいポイント

接続してもチャットに反映されない場合、多くは有効化のし忘れです。追加と有効化は別の操作なので、両方を確認します。

Workableを社内ネットワークやVPN配下で運用している場合、Claudeからの接続が届きません。AnthropicのクラウドからWorkableへ到達できる経路が必要です。

既存の接続を編集する機能はありません。設定を直したいときは「Customize」の「Connectors」から一度削除し、あらためて追加し直します。

Advanced settingsのOAuth Client ID / Secretは、自前で認証を差し替えたい場合の項目です。標準のWorkable MCPサーバーに接続するだけであれば空欄のままで問題なく、入力を求められる場面はほとんどありません。

まとめ

Workable ConnectorはWorkableの求人管理や候補者データを、Claudeの会話から直接操作できるようにします。claude.ai・Cowork・Desktopでは組織またはユーザー単位でConnectors設定から追加し、Claude Codeでは claude mcp add コマンドで同じMCPサーバーにつなぎます。読み取りだけでなく書き込みもできるコネクタなので、候補者データやリクイジションの承認を扱う操作は、都度の承認リクエストを確認してから実行するのが安全です。

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