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ExaのMCPサーバーでClaudeにWeb検索を追加する

ExaのMCPサーバーでClaudeにWeb検索を追加する

ExaのMCPサーバーをClaude CodeやDesktop・Web・Coworkに接続し、認証方式とweb_search_exaなどのツールの使い分けを扱います。

Exa MCPとは

Exa MCPは、Web検索エンジンExaが提供するMCPサーバーです。ClaudeにWeb検索とページ読み取りのツールを追加し、社内文書だけでなく現在のWeb上の情報も参照させられるようにします。

Exaはホスト型のMCPサーバーをhttps://mcp.exa.ai/mcpで公開しており、APIキーなしでも接続できます。サーバー自体はオープンソースで、GitHubリポジトリは5,000以上のスターを集めています。ローカルで動かすnpmパッケージ版も配布されていますが、通常はホスト型サーバーに直接繋ぐだけで済みます。

Claude Code・Claude Desktop・Claude Web・Coworkのいずれからも接続でき、面によって追加方法や設定できる認証情報が異なります。次の節から順に見ていきます。

Claude Codeにプラグインとして追加する

Claude Codeでは、Agent Pluginとして配布されているExaをターミナルからインストールできます。

claude plugin install exa@claude-plugins-official

Claude Code内で/pluginを実行し、Exaを検索してインストールする方法でも同じ結果になります。インストール後は新しいセッションを開始してからでないとプラグインが読み込まれないため、既存のセッションで試す場合は再起動が必要です。

プラグイン経由ではなく、MCPサーバーとして直接追加したい場合はclaude mcp addが使えます。

claude mcp add --transport http exa https://mcp.exa.ai/mcp

どちらの方法でも設定ファイルを手で編集する必要はありません。社内ネットワークの制限などでリモートのHTTP接続そのものが使えない環境では、npxで動かすローカル版に切り替える選択肢もあります。この場合はExaのAPIキーが必須になり、環境変数として渡します。

{
  "mcpServers": {
    "exa": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "exa-mcp-server"],
      "env": {
        "EXA_API_KEY": "your_api_key"
      }
    }
  }
}

追加後は「最新のTailwind v4移行ガイドを検索して、このプロジェクトを移行して」のように、Web上の情報が必要なタスクを依頼できます。

Agent Pluginとしてインストールした場合は、MCPツールに加えてsearchexa-agentの2つのAgent Skillも一緒に読み込まれます。searchは深い調査・リード獲得・競合分析のような多段階の調査を、exa-agentagent_runを使った構造化出力やデータ拡張の呼び出しをそれぞれ支援します。claude mcp addでMCPサーバーとしてだけ追加した場合、ツール自体は使えますがこの2つのSkillは付いてきません。

Claude Desktop・Web・Coworkに接続する

Claude Desktop・Web・Coworkの3つは、いずれもExaの公式コネクタを共通で使います。新しいチャットでプラスボタンから「コネクタを追加」を選び、Exaを検索して「Connect to Claude」を選択すると、認可画面を経て接続が完了します。

接続後は「主要なオープンソースのベクトルデータベースについて、マネージド提供の有無・ライセンス・料金を現在の一次情報を使って比較して」のように、複数のページを横断して調べる依頼ができます。ClaudeはExaで検索と読み取りを繰り返しながら、根拠付きの回答にまとめます。

Coworkでも同じコネクタがそのまま使え、ファイルや他の接続済みツールと合わせて作業しながらWeb検索・ページ取得を呼び出せます。「この競合分析の資料にある価格の記載を、各社の現在の料金ページと突き合わせて確認し、出典付きで資料を更新して」のように、手元のファイルとWeb上の情報を組み合わせたタスクにも使えます。Claude Team・Enterpriseプランでは、管理者がIDプロバイダー経由でコネクタを組織全体に一括プロビジョニングする運用も可能です。

認証方式でできることが変わる

Exa MCPは3つの認証方式に対応しており、方式によって使えるレート上限やツールの範囲が変わります。

方式用途設定方法
キーなし用途サインイン不要の無料利用(レート制限あり)設定方法https://mcp.exa.ai/mcpにそのまま接続
OAuth用途対話型クライアント・マーケットプレイス経由・本番利用設定方法https://mcp.exa.ai/mcp?loginでブラウザからExaにサインイン
APIキー用途MCP OAuthに対応しないクライアント設定方法x-api-keyヘッダーにAPIキーを設定して接続

キーなしの接続はサインインもAPIキーも不要な代わりに、レート制限がかかります。OAuthでサインインすると、利用量が自分のExaチームに紐づく形で上限が引き上がります。APIキーはダッシュボードから発行でき、新規アカウントには無料クレジットが付与されます。MCP OAuthに対応しないクライアントで使う場合は、こちらの方式が選択肢になります。3つの方式は排他ではなく、同じhttps://mcp.exa.ai/mcpというURLに対して、接続時の認証情報だけを差し替える形になっています。

使えるツールとURLパラメータでの有効化

既定で有効になるツールと、明示的に有効化が必要なツールに分かれています。

ツール既定用途
web_search_exa既定有効用途Web検索を行い、整形済みのコンテンツを返す
web_fetch_exa既定有効用途指定したURLのページ内容をMarkdownとして取得する
web_search_advanced_exa既定オプトインで有効用途ドメイン・日付範囲・サブページクロールなどの高度な検索フィルタを使う
agent_run既定OAuthまたはAPIキーが必要用途複数ステップにまたがる調査・リストの構築・構造化出力を実行する

ツールの有効・無効はtoolsパラメータをMCP URLに付けて切り替えます。パラメータを指定すると既定のツールリストが置き換わるため、使いたいツールはすべて列挙する必要があります。

https://mcp.exa.ai/mcp?tools=web_search_exa,web_fetch_exa,web_search_advanced_exa,agent_run

web_search_advanced_exaは認証なしでも使えますが、OAuthやAPIキーで接続している場合はその契約のプランとレート制限がそのまま適用されます。通常の検索ではweb_search_exaのままにしておくと、Claudeに渡るツール定義が小さく済みます。

web_search_advanced_exaでは、対象ドメインを絞るincludeDomains、公開日で絞り込むstartPublishedDate、本文中のハイライトを付けるenableHighlights、情報の鮮度を指定するmaxAgeHoursといったフィールドが使えます。これらはExaのSearch APIが持つ検索オプションをMCPツール向けのフィールド名に置き換えたもので、正確なフィールド名はクライアント側のツールスキーマで確認できます。

web_fetch_exaはページのURLが分かっている場合に使う読み取り専用のツールで、指定した1件または複数件のURLをMarkdownとして返します。検索でヒットしたURLをそのまま読み込む使い方に加えて、ドキュメントやリリースノート、issueのURLをClaudeに渡して直接読ませる使い方もできます。いずれのツールも取得したページの内容がそのままClaudeの文脈に入るため、出所が不明なリンクを大量に読み込ませるような使い方は避け、必要なページに絞って渡すのが安全です。

Exa Agentで複数ステップの調査を任せる

agent_runは、1回の検索では終わらない調査(リストの作成・各項目の条件照合・構造化出力の生成など)向けのツールです。単発のweb_search_exaが「1つの質問に対する検索結果」を返すのに対し、agent_runはClaudeからの依頼を受けたExa側のAgentが自分で検索・読み取りを繰り返し、依頼内容と突き合わせながら結果をまとめて返します。利用量に応じた課金が発生するため、OAuthかAPIキーでの接続が前提になります。

claude mcp add --transport http exa "https://mcp.exa.ai/mcp?login&tools=web_search_exa,web_fetch_exa,agent_run"

調査がMCPの1回の呼び出しで終わらない場合、agent_runは失敗せずにstatus: "running"と実行IDを返します。Claudeは同じIDをrunIdとして再度呼び出すことで、続きから調査を再開できます。

フィールド用途
systemPrompt用途調査や判定の追加方針をAgentに与える
outputSchema用途結果を特定のJSON形式で返させる
input.data用途手元にある行・エンティティを拡張する
input.exclusion用途既知の結果をスキップする
dataSources用途Exa Connectのプロバイダーを最大5つまで追加する
previousRunId用途完了済みの調査を踏まえて新しいリクエストを組み立てる
effort用途どこまで調査に時間をかけるかを選ぶ

outputSchemaを指定した場合、Claudeは調査結果・出典・検証済みのJSON・使用量とコストをひとまとめに受け取り、その内容をもとに要約や比較、ファイルへの保存などの後続作業を行います。

よくあるつまずき

  • 429エラーでレート制限に達する: キーなし接続の無料レート制限に達した状態です。OAuthでサインインするかAPIキーを設定し、再接続すると自分のプランの上限に切り替わります。
  • agentが見当たらない、または認証を求められる: agent_runは既定では有効になっておらず、無料のレート制限でも使えません。toolsパラメータに追加したうえで、?loginかAPIキーで接続します。
  • OAuthのサインイン画面が開かない: クライアントがMCP OAuthに対応しているかを確認し、https://mcp.exa.ai/mcp?loginに接続し直します。対応していないクライアントではAPIキー方式を使います。
  • ツールが増えない・減らない: toolsパラメータを明示すると既定のツールリストがまるごと置き換わります。有効にしたいツールがURLにすべて含まれているか確認し、MCPクライアントを再起動してツール一覧を取得し直します。
  • Claude Desktopで接続できない: コネクタ追加の導線(プラスボタン→コネクタ→Exaを検索)からやり直します。手動で設定ファイルを編集する場合、macOSは~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json、Windowsは%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.jsonが対象です。

まとめ

Exa MCPは、キーなし接続だけでもClaudeにWeb検索とページ取得を追加できる手軽さと、OAuth・APIキーに切り替えれば複数ステップの調査まで任せられる幅を両方持っています。Claude Codeならプラグインかclaude mcp add、Desktop・Web・Coworkならコネクタ追加から始められ、設定ファイルを手で書く必要はありません。まずは既定のweb_search_exaweb_fetch_exaで使い始め、レート制限に当たった時点でOAuthかAPIキーへ切り替えるのが導入の流れになります。プラグインで導入した場合は、searchexa-agentのSkillが調査系のタスクを組み立ててくれる分、MCPツール単体の追加より使い始めのハードルが下がります。

他のMCPサーバーの選び方はおすすめMCPサーバー10選claude mcp addのスコープや設定ファイルの詳細はClaude Code MCP設定ガイドにまとめています。接続後にツールが認識されないときの切り分け手順はMCPサーバーに接続できないときの切り分け手順を参照してください。

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