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Claude Marketplaceに新製品14件が追加 — セキュリティ・開発基盤・創作

Claude Marketplaceに新製品14件が追加 — セキュリティ・開発基盤・創作

Claude Marketplaceに、セキュリティ・開発基盤・創作・生産性の新しいエージェントと製品が加わりました。掲載は25超になり、契約済みのAnthropic支出の一部を充てて購入できます。

Claude Marketplaceに、セキュリティ、開発基盤、創作、生産性の4分野で新しいエージェントと製品が加わりました。2026年11月4日の発表で、マーケットプレイス上のパートナーのエージェントと製品は25を超えました。

新しく載った製品は、Chainguard、Checkmarx、Datadog、Netlify、Runway、Asana、Zoomなどです。契約枠の仕組みはClaude Marketplaceとはにあります。本記事は、今回加わった製品が何をするものかに絞ります。

要点

今回の追加で押さえること

  • 追加は4分野で、セキュリティ5、開発基盤2、マーケティング・創作3、生産性4の計14製品
  • 契約枠を使える条件と充当の割合は、今回の発表には書かれていない
  • 9月の16件と今回の25超は単純な足し算にならない(重複する企業がある)
  • 各製品の一覧ページから購入を申請できる

Claude Marketplaceの追加で選択肢はどう変わるか

役割ごとに、見る分野が変わります。

役割別

役割別に見る追加分

  • セキュリティ・開発の担当者

    脆弱性の検出と修正、Claudeの利用ガバナンス、エージェントの観測、デプロイの領域で、セキュリティ5製品と開発基盤2製品が加わりました。

  • マーケ・デザインの担当者

    AI検索の分析、動画や画像の生成、Webサイトの更新に使う製品が加わりました。

  • PMO・IT・全社の運用担当者

    タスクの実行、ナレッジ検索、会議情報の検索を担うエージェントが入りました。

セキュリティ分野の5製品

コードやシステムを守る側には、5つの製品が並びました。

企業製品役割
Chainguard製品Chainguard Harness役割隔離環境でビルドして実アプリを検査し、修正案を出す
Checkmarx製品Checkmarx One役割ルールベースの解析とAIの推論でコードの脆弱性を探す
Cyera製品Cyera Agent Guardian役割Claudeの導入状況の棚卸しと、権限・ポリシーの統制
Rubrik製品Rubrik Code Guardian役割リポジトリの複数手順にわたる攻撃経路をレビューする
Tanium製品Tanium Cloud役割エンドポイントの可視化と、脆弱性・パッチの管理

ChainguardのHarnessは、アプリケーションをソースから隔離されたmicroVM上でビルドし、動いている状態で悪用可能な脆弱性を探ります。再現できた脆弱性には、個別の修正提案が付きます。Claudeが見つけた問題を直す側の製品です。

Checkmarx Oneは、見つかった問題の優先順位付けと、コードが出荷される前の修正までを支えます。

Cyera Agent Guardianは、Claudeの導入状況の棚卸しから始まり、Claudeが動く前に権限を統制します。そのうえでプロンプト、ファイル、ツール呼び出しにポリシーを強制し、その統制が効くかはレッドチーミングで試せます。

GitHubまたはAzure DevOpsのリポジトリの安全なコピーを、Anthropicのフロンティアモデルで検査するのがRubrik Code Guardianです。複数手順にわたる攻撃経路を探し、見つけた問題は重大度で順位を付けます。確定した重大な問題は、追跡用のチケットにします。

Tanium Cloudが見つけて直す対象は、脆弱性に加えて設定ミスと未適用のパッチです。ITチームとセキュリティチームの両方が使う製品として紹介されています。

開発基盤の2製品

Datadog Agent Observabilityは、エージェントがツールやサービスをどう通って動いたかをトレースします。本番で見えるパターンから、品質、性能、コスト効率を上げるための修正を提案します。ClaudeのAPI側にもトレースの仕組みがあり、そちらはClaude PlatformのOpenTelemetryトレースにまとめています。

Netlify Enterpriseは、アプリ、サイト、エージェントをグローバルなエッジネットワークに配備します。変更のたびにプレビューURLが付きます。Claudeで作ったものを、インフラの設定なしに試作から本番へ持っていく用途です。SSO、ロールベースのアクセス、監査ログも含みます。

マーケティングと創作の3製品

AirOpsは、AI検索向けの戦略、コンテンツ、複数チャネルでの展開をまとめて扱うエージェント型のプラットフォームです。AI検索でのブランドの成績を分析し、パイプラインや売上と結びつけます。

動画、画像、音声の生成と編集を担うのがRunwayです。企画書から完成素材を作り、映像は自然言語で編集できます。

Webflowは、Webサイトを作り、管理し、最適化する組み込みのツールを備えます。マーケター、デザイナー、開発者、そしてエージェントが変更を加えるとき、統制とガバナンスが組み込まれています。

生産性の4製品

Asana AI Teammatesは、Asana Work Graphの文脈を使う事前構築のエージェントです。それぞれが固有のID、範囲を絞った権限、監査証跡を持ちます。複数手順の仕事をこなし、判断が要る場面は担当者に回します。

Gleanは、システムをまたいで社内の知識とワークフローをつなぎます。従業員が答えを探すことと、連携したアプリをまたぐ複数手順のタスクを助けます。

mondayでは、エージェントがプロジェクト、ボード、ドキュメント、会議の中で動き、担当者と期限を文脈として使います。PMO、IT、マーケティング、経理、運用のチームが、AIに許す閲覧、承認、支出を管理できる点が売りです。

会議の情報をClaudeから引けるのがZoom Agentic Searchです。Claudeの中から質問すると、最新の会議サマリー、業務上の会話、ドキュメント、連携した外部ソースを使って答えます。生の文字起こしを分析したり、ツールを連鎖させたりしなくても、権限を踏まえた結果が返る形です。

購入の申請とパートナーの参加

掲載された製品は、どの一覧ページからでも購入を申請できます。Claudeを土台に製品を作っていて、マーケットプレイスへの参加を考えるパートナーには、発表の末尾から参加方法のページへ案内があります。

背景・文脈

「承認済みの支出」で買えること

条件を満たす企業顧客は、Anthropicとのコミット済み支出の一部を、これらの製品に充てられます。新しく製品を買う場合にも、すでに使っているプラットフォームを広げる場合にも使えます。1つの契約でClaudeとパートナー製品をまかなえるのが、この仕組みの狙いです。

契約を結んでいる企業は、購入予定の製品が掲載済みか、自社の契約で使えるかをアカウントチームに聞くのが確実です。

9月の開始から何が増えたか

9月の開始時点で、契約枠で買えるClaude搭載の製品は16件でした。コード分野が8件と半数を占め、金融、法務、データ、セキュリティが続く構成です。導入事例はSnowflakeとVercelの契約を拡張した3社に詳しくあります。

今回の追加は、コード分野に偏っていた顔ぶれに、観測、デプロイ、創作、会議検索、プロジェクト管理を足す動きです。セキュリティは、Cyeraのように9月から名前のあった企業を含みつつ、ソースの検査、ビルド、攻撃経路、エンドポイントへと製品の層が広がりました。

数字の読み方には注意が必要です。9月に契約枠の対象として並んだのは、Claude搭載の製品16件でした。今回の「25超」はパートナーのエージェントと製品の総数で、Cyeraのように9月から載っていた企業も含むため、16と14を単純に足した数とは一致しません。

買う前に確かめたいこと

落とし穴

「載っている」ことと「自社で使える」ことは別

発表が示すのは各製品の機能の概要です。対応する環境、連携できるシステム、必要なプランは、製品ごとの案内で確かめる必要があります。たとえばRubrikはGitHubとAzure DevOpsのリポジトリが対象です。使っているリポジトリが別のサービスなら、この製品は当てはまりません。

Claude Codeで開発する人は、入口の違いにも注意が必要です。/pluginはCLIにプラグインを追加する仕組みで、Claude Marketplaceは企業が契約枠で製品を購入する窓口です。CLIでの導入はClaude Codeのプラグインとマーケットプレイスが扱っています。

全社展開の統制をどう組み合わせるか

今回の顔ぶれで目立つのは、権限と監査に重きを置いた製品です。Cyeraは実行前の権限統制、Asanaはエージェント単位のIDと監査証跡、mondayはAIに許す閲覧・承認・支出の管理、Webflowは変更時の統制を掲げています。

エージェントが人の代わりに動くほど、「誰の権限で何をしたか」が問われます。ここに並ぶ製品は、その問いに製品の側で答えようとするものです。Claude Enterpriseの管理機能についてはClaude Enterpriseの料金・機能ガイドと併せて読むと、全社展開の層を分けて考えられます。

セキュリティの分野でも同様です。Claude自身がコードの脆弱性を見つける流れはClaude Securityの継続スキャンと修正追跡にあり、ChainguardやRubrikはコードの脆弱性を扱う近い領域の製品です。

まとめ

今回の14製品は、Claudeを入れた後の統制・観測・配備を外部製品で埋める顔ぶれです。権限と監査をどの層で持つかを決めてから一覧を見ると、候補を絞りやすくなります。

参照した一次ソース

この記事の記述は、次の一次ソースと照合しています。更新時に参照先が変わった場合は一覧も更新します。

  1. claude.com/resources/articles/new-agents-and-products-claude-marketpl…
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