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Claudeのアカウントが停止されたときの異議申し立て — 申立フォームとデータの扱い

Claudeのアカウントが停止されたときの異議申し立て — 申立フォームとデータの扱い

Claudeのアカウントが停止されたら、ログインして異議申し立てフォームを送れます。停止の理由、フォームと同じ画面で選べるデータのエクスポートと削除、同じメールで作り直せないケースをまとめます。

Claudeのアカウントが停止されても、claude.aiにはログインできます。ログインすると、異議申し立てフォームと、データのエクスポート・アカウント削除の選択肢が同じ画面に並びます。Anthropicへ先にメールで連絡する必要はありません。

押さえておく点は4つです。申立はログインした状態でしか送れないこと。停止後もデータの書き出しと削除は自分でできること。ただし書き出せる範囲は違反の内容で絞られることがあること。そしてUsage Policy違反で無効化されたアカウントのメールアドレスでは、新しいアカウントを作れないことです。

停止される理由は3つ

安全対策の一環として、アカウントが停止(ban)される理由は3つあります。

  • Usage Policyの繰り返しの違反
  • 未対応の地域からのアカウント作成
  • 利用規約(Terms of Service)の違反

「繰り返し」とあるとおり、1回の拒否や警告がそのまま停止になるとは書かれていません。段階の全体像は、拒否・警告から停止までを扱ったClaudeに回答を拒否された理由にあります。停止に至る回数のしきい値は公開されていません。

地域が理由のときは、違反行為そのものではなく、登録した場所が問題になります。VPNで未対応の地域から登録した場合などが当てはまりそうですが、該当する操作の一覧はありません。年齢に関する制限は別の仕組みで、Claudeの年齢制限で扱っています。

3つの理由を見分けるには

停止の通知を受けても、どの理由かが自分で分からないことがあります。申立の文面を書く前に、次の表で心当たりを探すと、何を伝えるかが決まります。

理由思い当たる状況申立で伝えること
Usage Policyの繰り返しの違反思い当たる状況拒否や警告を何度か受けていた申立で伝えること該当しそうなプロンプトの意図と、誤判定だと考える根拠
未対応の地域からの作成思い当たる状況対応地域の外から登録した心当たりがある申立で伝えること登録した場所と、現在の利用場所
利用規約の違反思い当たる状況上の2つのどちらにも当たらない申立で伝えることアカウントの利用状況と、規約に反しないと考える点

表の「伝えること」は、入力項目が案内されていない中での目安です。

異議申し立てフォームの出し方

誤って停止または終了されたと考える場合の手順は1つです。claude.aiを開き、停止されたアカウントでログインして、画面にある申立フォーム(Submit an appeal)から送ります。Safeguardsチームが、アカウントが無効になった理由をさらに調べます。

手順

停止後の申立の流れ

  1. 1

    停止されたアカウントでログインする

    claude.aiを開き、通常どおりサインインします。ログインしていないと、申立フォームは開けません。

  2. 2

    制限された画面を確認する

    申立フォームと同じ画面に、そのアカウントで使える操作が表示されます。エクスポートと削除もここに出ます。

  3. 3

    申立フォームを送る

    「Submit an appeal」から送信します。Safeguardsチームが理由を調査します。

申立の画面が出ないときは、まずサインインしているアカウントを疑います。メールアドレスを使い分けていると、停止されていない別のアカウントで入っていることがあります。その状態では申立の画面は出ず、停止された側の状態も見えません。一度サインアウトして、停止された側のアドレスで入り直します。

入口はブラウザーのclaude.aiです。手順は「claude.aiにログインして申立フォームへ」と案内されていて、iOS・Androidアプリから申立を送れるとは書かれていません。エクスポートもモバイルアプリからは実行できません。申立はブラウザーでclaude.aiに入って送ります。データの書き出しはブラウザーかClaude Desktopから行えます。

返信は、直近のローンチとメール量の増加で通常より遅れています。待ち時間の目安、入力項目、結果の通知方法は案内されていません。

申立と並行して、データの扱いを決める

Free・Pro・Maxのアカウントが、Usage Policy違反で停止された場合の扱いは次のとおりです。

操作停止後にできるか条件
異議申し立て停止後にできるかできる条件ログインが必要
データのエクスポート停止後にできるかできる条件違反の内容によって、アクセス・書き出せる範囲が制限されることがある
アカウント削除停止後にできるかできる条件停止された全ユーザーが自分で削除できる

エクスポートも削除も、Anthropicへの連絡は不要です。選択肢は、申立フォームと同じ画面に表示されます。

通常のエクスポートは、WebアプリかClaude Desktopの「Settings > Privacy」にある「Export data」から行います。ダウンロードリンクは登録メールアドレスに届き、送付から24時間で切れます。切れても、同じ手順で再度依頼できます。停止中のアカウントでこの経路の画面が使えるかは分かりません。停止後は、ログイン直後の画面に出る選択肢を使うのが確実です。

書き出される中身は、会話データと、アカウントのユーザー情報です。停止の原因になった会話が手元に残るかどうかは、違反の内容による制限しだいで、事前には分かりません。申立の文面で引用したい会話があるなら、書き出せる範囲を画面で確かめてから文面を書きます。

エクスポートには、押さえておく条件が4つあります。

  • iOSとAndroidのアプリからは実行できません。WebアプリかClaude Desktopから行います
  • ダウンロードリンクの受け取りは、登録メールアドレスです。そのメールを受信できる状態にしておきます
  • リンクを開くときも、アカウントへのサインインが必要です
  • 書き出したデータは、別の個人アカウントにインポートできません。作り直したアカウントに会話履歴を戻す使い方はできず、あくまで手元の記録になります

Team / Enterpriseのメンバーは、自分ではエクスポートできません。組織のPrimary Ownerだけが実行できます。その手順はClaude組織データエクスポートの手順にあります。

削除は取り消せない

アカウント削除は永続的で、会話・プロジェクト・アカウント情報にアクセスできなくなり、アカウントも復旧できません。申立の結果を待っているなら、削除は結果が出てからにする手があります。申立の調査対象はそのアカウントであり、削除してしまえば戻す先がなくなるためです。

削除の画面操作(Web・iOS・Android)と、有料プランでは解約して請求期間が終わるまで待つ必要がある点は、Claudeアカウント削除の手順にまとめています。停止中のアカウントでも同じ順序が要るかは案内がないため、有料プランなら先に解約を済ませておくと確実です。解約はClaude解約ガイドで確かめられます。

同じメールアドレスでの作り直し

ここが見落とされやすい点です。以前のアカウントがUsage Policy違反で無効化されている場合、そのアカウントに紐づくメールアドレスでは、待っても新しいアカウントを作れません。待機期間にかかわらず作れません。

一方、違反と関係なく自分で削除したアカウントなら事情が違います。「The email you used is either associated with an existing account or an account that was active within the last 30 days」というメッセージが出るのは、削除済みのアカウントがあり、同じメールで新規作成を何度か試した場合です。

前のアカウントの状況同じメールでの新規作成
自分で削除した同じメールでの新規作成メッセージが出ることがある(上記のとおり、複数回の試行が原因)
Usage Policy違反で無効化された同じメールでの新規作成待機期間にかかわらず作成できない

停止の判断に納得できないまま別のメールで作り直すと、同じ理由で再び停止される可能性があります。そのため、取れる経路は申立が先になります。

警告だけ受けた段階と、組織が保留された場合

停止の手前には警告があります。Usage Policyに違反していると判断されたプロンプトに対し、警告が出ます。APIでは、警告は個々のリクエストではなく、APIアカウント全体の違反的な行動の累積しきい値に紐づきます。

警告が誤りだと考えるときは、申立フォームではなく、Safeguardsの案内ページに載るメールアドレス宛に、状況とアカウント情報を送ります。停止後に使う申立フォームとは、窓口が別です。

APIを使う場合は、この違いが効きます。claude.aiの会話なら、警告はそのときのプロンプトに向けて出ます。APIでは、警告が積み重なるしきい値がアカウント全体で数えられるため、問題のあるリクエストが一部のアプリだけで出ていても、同じAPIアカウントの他の用途に影響することがあります。複数のサービスを1つのAPIアカウントで動かしているなら、どこで警告が出たかを切り分けてから連絡すると、状況を伝えやすくなります。

繰り返し違反したユーザーには、検知の感度を上げた強化版の安全フィルタが一時的にかかることもあります。違反がない、または少ない期間を経ると、この措置は外されます。フィルタは完全ではなく、誤検知も起こります。判定への意見は、usersafety@anthropic.comに送れます。

自分のアカウントは正常で、所属する組織が、いつもと違う活動を理由に保留(on hold)されることもあります。この場合はログイン時にその旨が表示され、制限されたアカウントの画面に対象の組織が一覧で出ます。組織ごとに「Request a review」を押すと、Safeguardsチームが再確認します。個人の申立フォームとは入口が別です。

状況別の窓口

状況入口
自分のアカウントが停止・終了された入口ログインして、申立フォームを送る
書き出したい、消したい入口同じ画面のエクスポート・削除を使う
所属組織が保留された入口組織の「Request a review」
警告だけ受けた入口ヘルプ記載のメールアドレスに連絡

どの経路も、処理するのはSafeguardsチームです。判断の根拠になるUsage Policyの内容や改定の経緯は、Usage Policyの改定履歴で追えます。

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