Claudeの外観設定でダークモードとフォントを切り替える
Settings > Appearanceで色モードとフォントを変更する手順と、ディスレクシア対応フォントの選び方、Console版との違いをまとめます。
Claudeの画面の見た目は、Settings > Appearanceから2種類の設定で変えられます。色モードとフォントで、それぞれ3つの選択肢から選ぶ形です。どちらも数クリックで完了する軽い設定変更で、いつでも元の選択肢に戻せます。
色モードをLight・Dark・Match Systemから選ぶ手順
色モードの切り替え手順は次の通りです。
- 左下のイニシャルまたは名前をクリックする
- 「Settings」から「Appearance」を開く
- 「Color mode」の下でLight・Match System・Darkのいずれかを選ぶ
Match Systemを選ぶと、OS側のダークモード設定に自動で追従します。デバイスの設定を昼夜で切り替えている場合、Claudeの配色もそれに合わせて自動的に変わります。LightかDarkを個別に選んだ場合は、OS側の設定に関係なくその配色で固定されます。
3つの選択肢に優劣はなく、単純な好みの問題です。日中の明るい場所で使うことが多いならLight、夜間や照明を落とした部屋での作業が多いならDarkが目に負担をかけにくいという一般的な傾向があります。日中と夜間の両方で長時間使う場合は、いちいち手動で切り替える手間を省けるMatch Systemが向いています。どれを選んでも後から何度でも変更でき、選び直すたびに設定が上書きされるだけなので、まず試してみて合わなければ別の選択肢に切り替えれば十分です。
フォントをDefault・Match System・Dyslexic Friendlyから選ぶ手順
フォントも同じAppearance画面の「Chat font」欄で変更します。
- Settings > Appearanceを開く
- 「Chat font」欄を見つける
- Default・Match System・Dyslexic Friendlyのいずれかを選ぶ
3つの選択肢のうち、Dyslexic Friendlyは読み書きに困難を抱える利用者向けの書体です。一般にディスレクシア対応フォントは、文字の形をより区別しやすくし、文字間隔を広めに取ることで読み間違いを減らす設計を指します。Claudeがこの選択肢にどの書体を採用しているか、公式ヘルプに具体的な書体名の記載はありません。
Match Systemを選んだ場合は、OS側のフォント設定に応じて表示が変わります。読みやすさを優先したい場合は、OSの設定に依存しないDyslexic Friendlyを直接選ぶ方が確実です。
ディスレクシアは文字の読み書きに特有の困難を伴う学習の特性で、bとd、pとqのように形の近い文字を混同しやすい、行の途中で文字が入れ替わって見えるといった困難が知られています。専用フォントはこうした混同を減らす目的で設計されるのが一般的で、Dyslexic Friendlyという選択肢名もこの用途を指しています。ディスレクシアの診断を受けていない人でも、長文を読み続けて疲れやすいと感じる場合はこの選択肢を試す価値があります。
サイドバーは非表示にできない — 開閉のみ対応
Appearance設定とは別に、サイドバーの表示についてもよく質問が出ます。公式ヘルプの回答は明確で、サイドバーを完全に非表示にする機能はありません。
画面共有中に過去の会話タイトルを見せたくない、あるいは狭い画面でチャット欄を広く取りたいといった理由でサイドバーを消したい要望はよく挙がりますが、公式ヘルプの回答が変わらない限り、開閉操作以上のことはできません。
Match Systemを選んでも配色が変わらないときの確認点
Match Systemにしているのに期待した配色にならないことがあります。その場合、まず疑うべきはOS側の設定です。ClaudeのMatch SystemはOSのダークモード設定を参照する仕組みのため、OS側が明示的にLightまたはDarkへ固定されていると、Claude側も連動してそのまま固定された状態になります。
ブラウザの拡張機能やOS標準以外のダークモード強制ツールを使っている場合も、Claude側の配色判定と競合することがあります。切り替えが反映されないときは、Claudeの設定を何度も見直す前に、OS本体の外観設定を先に確認するのが早道です。
Windows・macOS・スマートフォンの主要なOSには、時間帯や手動設定に応じて画面全体の配色を切り替える仕組みが標準で備わっています。ブラウザやアプリの多くは、この仕組みが伝える「今はライトかダークか」という情報を読み取って自分の配色を合わせます。ClaudeのMatch Systemも同じ仕組みを利用しているため、OS側の設定を変えれば数秒後には反映されるのが通常の挙動です。反映に時間がかかる、あるいは全く反映されない場合は、ページの再読み込みやアプリの再起動を試すと解消することがあります。
利用シーン別に見る色モードとフォントの使い分け
色モードとフォントはそれぞれ独立した設定なので、組み合わせは自由です。典型的な使い方を目的別に整理すると、次のようになります。
| 目的・利用シーン | おすすめの色モード | おすすめのフォント |
|---|---|---|
| 日中の明るい部屋で短時間だけ使う | おすすめの色モードLight | おすすめのフォントDefault |
| 夜間や照明を落とした環境で使う | おすすめの色モードDark | おすすめのフォントDefault |
| 日中と夜間の両方で長時間使う | おすすめの色モードMatch System | おすすめのフォントDefaultまたはMatch System |
| 長文を読み続けると疲れやすい | おすすめの色モード好みの色モード | おすすめのフォントDyslexic Friendly |
| デバイスの設定を一元管理したい | おすすめの色モードMatch System | おすすめのフォントMatch System |
色モードとフォントを両方Match Systemにしておけば、OS側の設定を1か所変えるだけでClaudeの見た目全体が追従します。逆に、読みやすさを最優先する場合はフォントだけDyslexic Friendlyに固定し、色モードは好みに応じて個別に選ぶという組み合わせも無理なく成立します。
Console(開発者向け画面)の外観設定はチャット画面と何が違うか
Claudeにはチャット画面とは別に、開発者向けのConsole(platform.claude.com)があります。Consoleにも独自の外観設定があり、手順はチャット画面とよく似ていますが、選べる項目は同じではありません。
| 項目 | チャット画面(claude.ai) | Console(platform.claude.com) |
|---|---|---|
| 色モード | チャット画面(claude.ai)Light / Match System / Dark | Console(platform.claude.com)Light / System / Dark |
| フォント切り替え | チャット画面(claude.ai)Default / Match System / Dyslexic Friendly | Console(platform.claude.com)なし |
| サイドバー | チャット画面(claude.ai)開閉のみ(非表示不可) | Console(platform.claude.com)言及なし |
| 設定の場所 | チャット画面(claude.ai)Settings > Appearance | Console(platform.claude.com)Settings > Appearance |
色モードの3択はどちらの画面にもありますが、フォントの選択肢はチャット画面にしかありません。ConsoleのAppearance設定はColor modeの変更だけを扱っており、公式ヘルプにフォント欄やサイドバー欄の記載はありません。
アクセシビリティ機能はチャット画面優先で実装されている
ディスレクシア対応フォントが用意されているのはチャット画面だけで、開発者向けのConsoleには同等の選択肢がありません。読みやすさへの配慮を必要とする利用者層が、コードやAPI設定を扱うConsoleよりもチャット画面に厚いという実態を反映した実装です。
Consoleの利用者は開発者に絞られる一方、チャット画面は非技術者を含む幅広い層が日常的に使います。アクセシビリティ機能を先に実装する画面として、利用者層の広いチャット画面が選ばれたと見ることができます。Console側に同じ選択肢が今後追加されるかは、公式ヘルプの更新を待つ以外に確認する方法がありません。
同じ会社の製品でも、画面ごとに実装の優先順位が異なる例は珍しくありません。開発者向け画面は機能追加のペースが早い一方、読みやすさのような周辺機能は後回しになりがちです。ConsoleでDyslexic Friendlyフォントが選べるようになるとしたら、開発者向け画面のアクセシビリティ対応が一段進んだサインとして読めます。
よくある質問
ダークモードにすると省電力になるか
画面の発光方式に依存します。有機ELディスプレイを搭載した端末では、黒に近い部分の発光量が減るため消費電力を抑えられる傾向がありますが、液晶ディスプレイでは背面のバックライトが常時点灯するため、色モードによる消費電力の差はほとんどありません。
Dyslexic Friendlyフォントは日本語の会話にも適用されるか
公式ヘルプはこの点を明記していません。Chat fontという設定名から、チャット本文の表示に関わる設定であることは分かりますが、言語ごとの適用範囲までは公式情報から確認できません。
外観設定は無料プランでも使えるか
公式ヘルプはプランによる利用制限を挙げていません。Color modeとChat fontはどちらもアカウント単位のSettingsメニューにあり、記載がない以上は無料アカウントを含めて共通の設定と考えるのが妥当です。
まとめ
Claudeの外観設定は、チャット画面のSettings > Appearanceで色モードとフォントをそれぞれ3択から選ぶ仕組みです。ダークモードはMatch Systemを選べばOSの設定に自動追従し、フォントはDyslexic Friendlyを選べば読みやすさに配慮した書体に切り替わります。サイドバーは開閉のみで、完全に非表示にはできません。開発者向けのConsoleにも別の外観設定がありますが、選べるのは色モードだけです。
送信ボタン隣のモデル・effort設定を変えたい場合はClaudeのモデル設定を変更する手順、表示言語を変えたい場合はClaude言語設定を日本語優先にする手順を参照してください。組織のセッション有効期限のようなセキュリティ寄りの設定はClaudeセッションセキュリティ設定にまとめています。