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ClaudeとClozeを連携する方法 — 接続手順・認証・使えるツール

ClaudeとClozeを連携する方法 — 接続手順・認証・使えるツール

Cloze MCPをClaudeに追加すると、連絡先・メモ・ToDo・案件を会話から操作できます。必要なプラン、接続手順、20個のツール、下書きが4日で消える点をまとめます。

Cloze MCPは、顧客管理サービスClozeのデータをClaudeの会話から検索・更新するためのコネクタです。連絡先の検索、メモやToDoの追加、メールの下書き保存、案件(プロジェクト)の更新までを、自然な文章で頼めます。接続にはClozeのBusiness Platinum以上と、Claudeの有料プランが必要です。

コネクタの接続先URLは https://api.cloze.com/v1/mcp で、サインインが必要です。提供元はCloze, Inc.で、Claudeのコネクタ一覧には2026年7月に追加されています。Clozeはベータ機能と明記しているため、挙動が変わる可能性もあります。

接続の前に確認すること

必要なのは、ClozeとClaudeそれぞれの条件です。

数字

接続に必要な条件

  • Cloze側

    Business Platinum以上

    APIとMCPが使えるプラン(トライアル可)

  • Claude側

    有料プラン

    Pro / Max / Team / Enterprise

  • 下書きの保持

    4日

    MCP経由の下書きは自動削除

Clozeのヘルプセンターの記載による

Team・Enterpriseプランでは、個人ではコネクタを追加できません。Claudeの組織のOwnerが一度だけ有効化し、そのあと各メンバーが自分のアカウントで接続と認可を行います。

Clozeのヘルプには、接続方法が2つ載っています。

  • コネクタ一覧から追加する方法(現行の案内)
  • カスタムコネクタとしてURLを手入力する方法(以前の案内)

同じ内容のページでも、更新の時期で案内が分かれています。以前のページはClaude Desktopを前提にし、Pro以上でカスタムコネクタの項目が出ると説明しています。現行のページは「ClozeはClaudeの正式なコネクタになった」として、一覧から追加する手順を示しています。迷ったら一覧からの追加を先に試し、見つからない場合だけ手入力に回すと手戻りが少なくなります。

コネクタ一覧から追加する手順

Claudeで次の順に進みます。

手順

Clozeを一覧から追加する流れ

  1. 1

    コネクタの画面を開く

    Claudeで「Customize」から「Connectors」を開き、検索アイコンを押します。

  2. 2

    Clozeを検索して追加する

    検索欄に「Cloze」と入れ、表示されたClozeの「+」を押します。

  3. 3

    接続を承認する

    承認ボタンを押すと、ClaudeがClozeのアカウントにアクセスすることを認可できます。

  4. 4

    チャットで有効にする

    追加しただけではオンになりません。チャットでClozeのコネクタを有効にしてから、Clozeのデータを頼みます。

チャットの画面から追加することもできます。「+」から「Connectors」、「Add Connector」、「Browse Connectors」と進み、同じようにClozeを探します。

手入力で追加する場合の値

一覧にClozeが出ない環境では、カスタムコネクタとして手入力できます。以前の案内にある値は次の2つだけです。

Name: Cloze
URL:  https://api.cloze.com/v1/mcp

「Add custom connector」でこの2つを入れて追加し、コネクタ一覧に出たClozeの接続ボタンを押して、承認します。カスタムコネクタの項目が見えるのはProプラン以上、という注記がページにあります。

Claude側の仕様として、Team・Enterpriseでカスタムコネクタを追加できるのはOwnerなどに限られます。追加したあとは、各メンバーが自分で接続して有効にします。

使えるツールを役割で分ける

コネクタ一覧のページには、20個のツール名が載っています。

区分ツールヘルプでの説明
連絡先ツールperson_find / person_add / person_change / person_countヘルプでの説明検索、追加、更新(タグ・セグメント・カスタムフィールド)、件数の集計
案件ツールproject_find / project_changeヘルプでの説明検索と、ステージ・価格・タグの更新
記録ツールadd_note / add_todo / timelineヘルプでの説明連絡先へのメモ、ToDo、やり取りの履歴
メールツールsave_draftヘルプでの説明下書きをClozeに保存
プロフィールツールabout_meヘルプでの説明自分のプロフィールを使った文面づくり

上の表にない次のツールは、ヘルプの例文に役割の説明がありません。

  • full_content
  • person_find_steps / person_tags / person_views
  • project_add / project_count
  • project_find_steps / project_tags / project_views

名前から役割を決めつけず、使いたい操作はClaudeに頼んで試し、結果を見て判断するほうが安全です。

ヘルプの例文とコネクタ一覧のずれ

Clozeのヘルプの例文には、一覧のページにない名前のツールが出てきます。

  • canva_create_designs: Canvaで販促物を作る。CanvaのEnterpriseプランとClozeのEnterpriseプランが必要
  • project_send_to_cloudcma: 物件をCloud CMAへ送る
  • project_send_to_homespotter: 物件をHomeSpotter Boostへ送る

この3つはClaudeのコネクタ一覧の20個に含まれていません。一覧のページが更新前なのか、プランや契約によって見える範囲が違うのかは、どちらのページにも記載がありません。外部サービス連携の例文を試す前に、自分のClaudeでツールの一覧が出るか確かめるのが確実です。

接続後に頼む内容の例

ヘルプに載っている依頼文は、不動産の営業を想定したものが中心です。そのまま他の業種に置き換えても、動き方は同じです。

Summarize what I know about Jared Kim
Remind me to call Brenda Lee next Friday at 2pm.
Draft an email to Jane McKittrick introducing me as a local agent

コツとして、ヘルプは次の点を挙げています。

  • 名前・日付・詳細を具体的に書く
  • 続けて複数の操作を頼んでよい
  • メモやToDoには文脈を添える
  • 一括更新の前に、対象が何件か確認する

最後の項目は、Claudeに「Add the tag '2025-holiday-card' to everyone that's a hot buyer」のような一括タグ付けを頼む場面で効きます。先に person_count で件数を数えさせ、想定と合ってから更新させると、意図しない大量変更を防げます。

表のツールごとの依頼文

上の表のうち、右の列だけでは依頼の形が見えにくい4つのツールを1つずつ挙げます。英語の依頼文はヘルプにある例そのままで、日本語で頼んでも構いません。

  • person_change: 「Add the tag 'hot-lead' to Jennifer Davis.」でタグを足します。「Move Robert Wilson from 'Buyer' to 'Seller' segment.」のように、セグメントの付け替えも頼めます。カスタムフィールドの更新もこのツールの役目で、個別にも一括にも使えると説明されています
  • project_change: 「Move the Harbor View property from 'Potential' to 'Active' stage」でステージを動かします。「Add the tag 'needs-approval' to the Sunset Villa listing」のようなタグ付けも同じツールです。価格の更新も説明にありますが、例文はありません
  • timeline: 「Pull up the timeline for Alex Thompson - I have a call with him in 10 minutes」で、通話の直前にやり取りの履歴を引き出します。「Show me everything I've done with Mark and Lisa Chu in the past month.」のように期間を区切る頼み方もあります
  • about_me: 「Write a quick intro email I can send to Tom Rodriguez—this is our first contact, so use my profile.」と頼むと、自分のプロフィールを下敷きにした初回メールの文面が作れます。名乗り方の短い紹介文だけを頼む例もあります

新規リードを1本の流れで処理する

ヘルプには、新規リードの例が5段で載っています。連絡先の追加、初回メモ、フォローアップのToDo、お礼メールの下書き、という順です。メモとToDoと下書きを同じ連絡先に結びつけられるのが、チャットだけのAIとの違いです。

下書きは4日で消える

save_draft で保存した下書きは、Clozeに残りますが、4日後に削除されます。送る前提の文面は、早めにClozeで確認して送るか、本文を別に控えておきます。

つながらないときの確認先

接続でつまずくときは、次の順に見ます。

切り分け

接続できないときの切り分け

  1. QClozeのプランはBusiness Platinum以上か?
    答えがいいえのとき

    プランを上げるか、トライアルを開始します。

    答えがはい
  2. QClaudeは有料プラン(Pro / Max / Team / Enterprise)か?
    答えがいいえのとき

    有料プランに切り替えます。

    答えがはい
  3. QTeam・Enterpriseの場合、Ownerが組織で有効にしているか?
    答えがいいえのとき

    Ownerに有効化を依頼します。

    答えがはい
  4. QチャットでClozeのコネクタをオンにしたか?
    答えがいいえのとき

    チャットのコネクタ設定でオンにします。

    答えがはい

それでも出ないとき

手入力のカスタムコネクタで https://api.cloze.com/v1/mcp を追加して試します。

認証とデータの範囲

認証は、Claudeの画面でClozeへの接続を承認する形です。承認の対象は、操作するユーザーのClozeアカウントです。Claudeの仕様では、Team・Enterpriseの組織にコネクタを追加したあとも、各ユーザーが個別に接続するため、使えるデータは本人のアクセス範囲に沿います。

Clozeには別に、APIキーの作成ページがあります。Business Platinum以上では、キーの権限を指定でき、MCPを使えるキーにするには「MCP」と「Read Content」を有効にする、と書かれています。ただしこれはAPIキーを作る場面の説明で、コネクタの接続手順には出てきません。

コネクタ一覧のページには、信頼できる開発元のコネクタだけを使うこと、ツールの内容は開発元が決めて変えられることが注意書きとして載っています。顧客の連絡先やメモを渡す相手なので、接続前にClozeの契約と社内の取り扱いルールを見直す価値があります。

ほかの連携との組み合わせ

コネクタ一覧のページは、関連するコネクタとして、Google Drive、Google Calendar、Microsoft 365、Notion、Slackを挙げています。会議の議事録を検索するコネクタと組み合わせると、打ち合わせの内容をCirclebackのコネクタで調べ、結果をClozeのメモに記録する運用が考えられます。

同じ「業務ツールを会話から扱う」型の連携は、SprintoのコネクタやDrataのコネクタの記事でも、権限や接続後の使いどころを扱っています。

まとめ

Cloze MCPは、Clozeの有料プランとClaudeの有料プランがそろえば、数分で接続できます。使い始めのポイントは3つです。

  • 一覧から追加し、チャットでオンにする
  • 一括更新の前に件数を数えさせる
  • 下書きは4日で消えるので、早めに送る
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