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Claude Code v2.1.170 — Fable 5にアクセス、VS Codeで会話記録が消える問題を修正

Claude Code v2.1.170 — Fable 5にアクセス、VS Codeで会話記録が消える問題を修正

Claude Code v2.1.170は、新モデルClaude Fable 5へターミナルからアクセスでき、VS Code統合ターミナルでセッション記録が保存されない問題を修正した版です。誰に効くかを早見表で示します。

Claude Code v2.1.170では、新しいモデルClaude Fable 5にターミナルからアクセスできるようになりました。あわせて、VS Codeの統合ターミナルから起動したセッションで会話の記録(トランスクリプト)が保存されず、--resumeの一覧にも出てこない問題が修正されています。本稿では、この版で何が変わり、どの利用形態に効くのかを早見表とタイムラインで見ていきます。

このリリースで何ができるようになるか

このリリースの中核は、新モデルへのアクセスと、記録が失われていた不具合の修復という2点です。読者がまず把握したい変化は次のとおりです。

1つ目は、Claude Fable 5への対応です。Fable 5は一般利用向けに安全化されたMythosクラスのモデルで、2.1.170に更新するとターミナルから利用できるようになります。

2つ目は、VS Code統合ターミナルでセッションの記録が消えていた問題の解消です。これまで記録が残らず再開もできなかった環境で、会話の保存と--resumeでの復帰が期待どおりに動くようになりました。

あなたの開発フローはどう変わるか

変化が現れる場面は利用形態によって分かれます。自分の使い方に当てはまるものを確認してみてください。

VS Codeの統合ターミナルでClaude Codeを起動して開発している場合、これまでは作業を終えても会話の記録が保存されず、後から--resumeで続きを開こうとしても候補に出てこないことがありました。本版では記録が正しく保存され、過去のセッションを一覧から選んで再開できます。長い調査やリファクタリングの途中経過が失われていた環境では、影響の大きい修正です。

Claude Codeの環境変数を引き継いだシェルからセッションを起動していた場合も、同じ症状の対象でした。VS Code以外でも、親プロセスの環境変数を受け継ぐラッパーやタスクランナー経由で起動すると、記録が残らないことがありました。こうした起動経路を使っているなら、本版で記録の保存と再開がそろって安定します。

長時間のセッションやサブエージェントを多用する運用では、途中で記録が失われると後追いの確認や引き継ぎが難しくなります。記録が確実に残ることで、後から会話をたどって判断の経緯を確認したり、--resumeで中断点から再開したりする運用が崩れにくくなります。

主な変更点

この版の変更は2項目です。それぞれの内容と、どの利用者に効くかを添えます。

Claude Fable 5へのアクセス

Claude Fable 5は、一般利用向けに安全化されたMythosクラスのモデルです。これまで一般提供されたどのモデルの能力をも上回るとされており、2.1.170に更新するとアクセスできるようになります。コンテキストウィンドウは100万トークン、最大出力は128Kトークン、API料金は入力100万トークンあたり10ドル / 出力50ドルで、Pro / Max / Teamプランでは2026年6月22日まで追加料金なしで利用できます。

発表全体の経緯と安全装置の仕組みはClaude Fable 5とMythos 5の発表記事に、仕様・料金・Claude Codeでの使い方の詳細はClaude Fable 5の解説にまとめています。

誰に効くか: 最新モデルをターミナルから試したい開発者に直接効きます。

VS Code統合ターミナルでのセッション記録の修正

VS Codeの統合ターミナル、またはClaude Codeの環境変数を引き継いだシェルから起動したセッションで、会話の記録が保存されず、--resumeの一覧に表示されない不具合が修正されました。記録が残らないことと、再開候補に出てこないことが同時に起きるのが、この問題の症状でした。

更新後は、まずバージョンを確認し、影響を受けていた環境で記録の保存と再開を試せます。

claude --version
claude --resume

誰に効くか: VS Codeの統合ターミナルや、環境変数を継承するシェルから起動していた利用者に効きます。

VS Codeでの記録復旧は、どの利用形態の不安を解くか

この修正は、記録が「いつの間にか消えていた」という状態を解く性格のものです。記録が残らないと、後から会話の経緯を確認できず、--resumeでの再開も成り立ちません。どの起動経路が影響を受けていたのかを、前後の版の流れとあわせて見ると位置付けがつかみやすくなります。

直前のv2.1.169までは、セーフモード起動やキャッシュを壊さない作業ディレクトリ移動といった、運用効率にまつわる機能追加が続いていました。本版はその流れの中で、記録が失われる経路を塞ぐ修正に重心を置いた版と読めます。番号上の直前はv2.1.169で、欠番はありません。

v2.1.165からv2.1.170までの流れ

日付主な性格
v2.1.165日付2026-06-05主な性格内部修正のみ
v2.1.166日付2026-06-06主な性格フォールバックモデルが対話セッションでも有効に
v2.1.167日付2026-06-06主な性格内部修正のみ
v2.1.168日付2026-06-06主な性格内部修正のみ
v2.1.169日付2026-06-08主な性格セーフモード起動・キャッシュを保つ作業ディレクトリ移動など
v2.1.170日付2026-06-09主な性格Fable 5アクセスとVS Code記録の修正

フォールバックモデルが対話セッションで効くようになった経緯はClaude Code v2.1.166の解説に、セーフモード起動やキャッシュを保つディレクトリ移動の詳細はClaude Code v2.1.169の解説にまとめています。

利用形態別の影響早見表

利用形態影響度補足
VS Code統合ターミナルで開発影響度明確な恩恵あり補足記録の保存と--resume再開が回復
環境変数を継承するシェルから起動影響度明確な恩恵あり補足同じ症状の対象、本版で安定
最新モデルを試したい開発者影響度条件次第補足Fable 5を使うかどうかで変わる
通常のターミナルで単発利用影響度ほぼ影響なし補足記録の不具合の対象外

まとめ

Claude Code v2.1.170は、Claude Fable 5へのアクセスと、VS Code統合ターミナルでのセッション記録の修正が入った版です。VS Codeの統合ターミナルや、Claude Codeの環境変数を引き継いだシェルから起動していた利用者にとっては、記録が失われていた状態が解消され、過去のセッションを--resumeで再開できるようになるため、更新の価値が大きい修正です。

最新モデルをターミナルから試したい場合は、2.1.170に更新するとFable 5にアクセスできます。記録の不具合の対象外だった通常のターミナル利用では、急いで動く必要はなく、次の更新のタイミングで取り込めば十分です。

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