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Claude Code v2.1.219 — Opus 5が既定のOpusモデルになり、高速モードにも対応した版

Claude Code v2.1.219 — Opus 5が既定のOpusモデルになり、高速モードにも対応した版

Claude Code v2.1.219は、Claude Opus 5が既定のOpusモデルになり、1Mトークンの文脈と高速モードに対応した版です。/fastの対象やモデルピッカーの表示も揃いました。

Claude Code v2.1.219は、Claude Opus 5(claude-opus-5)が既定のOpusモデルになった版です。/modelでOpusを選ぶと、これからはOpus 5が起動します。文脈は1Mトークンまで扱え、高速モード(fast mode)の単価は$10/$50 per Mtokです。あわせて/fastの対象がOpus 5とOpus 4.8に絞られ、Opus 4.7は高速モードから外れました。

直前のv2.1.218は、コードレビューを背景のサブエージェントに回した整備寄りの版でした。本版の主役はモデルの世代交代です。Opus側の既定がOpus 5に入れ替わり、それに合わせて/fastの対象、/modelピッカーの表示、claude-apiスキルの既定モデルまでが同じ版で揃えられました。この記事では、モデルを選ぶときの判断が何を境に変わるかを、利用形態別の早見表と、Sonnet 5が既定になったv2.1.197との対比で示します。

このリリースで何ができるようになるか

押さえたい変化は3つあります。既定のOpusモデルがOpus 5になったこと、高速モードの対象がOpus 5とOpus 4.8に絞られたこと、そしてモデルまわりの表示や既定設定がOpus 5に揃えられたことです。芯は1つ目にあります。既定のOpusモデルとは、/modelでOpusを選んだときに実際に起動するモデルのことです。

1つ目は、その既定のOpusモデルの入れ替えです。Opusを選んだときに起動するモデルが、Opus 5(claude-opus-5)になりました。Opus 5は1Mトークンの文脈を扱い、高速モードでは$10/$50 per Mtokで動きます。ここで既定になるのはOpusの系統だけで、セッション全体の既定モデルを置き換えるわけではありません。自分で別のモデルを選んでいれば、その選択が優先されます。

2つ目は、高速モードの対象の再編です。/fastが効くのはOpus 5とOpus 4.8になり、Opus 4.7は高速モードから外れました。Opus 4.7を高速モードで回していた場合、切り替え先はOpus 5かOpus 4.8に変わります。

3つ目は、モデルの見え方の整備です。/modelピッカーは、統合されたOpusの行を単に「Opus」ではなく「Opus (1M context)」と表示するようになりました。ハイライトも最新モデルの名前だけに付き、どれが新しいリリースかがひと目で分かります。SDKやスキルから使うclaude-apiスキルも、既定がOpus 5になり、Opus 4.8からの移行手順が用意されています。

あなたの開発フローはどう変わるか

効き方は使い方で分かれます。Opusを既定で回している人にはモデルがそのまま入れ替わり、高速モードでコストを見ながら回す人には対象モデルと単価が判断材料になります。企業ネットワークやセルフホストの運用では、別の系統の修正が効きます。

Opusを既定で回す運用

Opusを既定で使ってきたなら、更新後は同じ操作でOpus 5が起動します。/modelでOpusを選ぶ運用でも、Opus系を既定にしている運用でも、指定を変えずに中身がOpus 5に替わります。文脈が1Mトークンに広がるため、大きめのリポジトリや長い作業ログを抱えたまま進めやすくなります。特定の作業でOpus 4.8やほかのモデルを使いたいときは、/modelで選び直せます。

高速モードでコストを見ながら回す運用

高速モードを日常的に使う運用では、対象モデルと単価が変わります。/fastはOpus 5とOpus 4.8に効くようになり、Opus 4.7は外れました。Opus 5の高速モードは$10/$50 per Mtokで、この数値が入力・出力どちらの単価か、また導入価格か恒久価格かは、本稿の執筆時点で公式changelogから確認できていません。トークン消費の大きいCI(継続的インテグレーション)やエージェント運用では、どのモデルをどのコストで回すかを一度見直す材料になります。

サンドボックスで外部通信を絞る運用

サンドボックスで外部への通信を制限しているなら、sandbox.network.strictAllowlistが使えるようになりました。有効にすると、許可リストに載っていないホストへのアクセスを、確認プロンプトを出さずに拒否できます。これまで許可外ホストで止まって確認を挟んでいた経路を、明示的な遮断に倒せます。自動で流したいサンドボックス実行で、想定外の外部通信を静かに止めたいときに向きます。

managed設定やセルフホストで回す企業運用

管理設定やセルフホストのランナーで回している運用には、複数の修正が入りました。管理下のMCPの許可・拒否リストで使う${VAR}は、設定ファイルのenvではなく、起動時の環境変数とmanaged-settingsのenvから解決されるようになりました。セルフホストのランナーでは、再起動中に承認した権限が再開後に取りこぼされる問題や、起動中にSIGTERMが届いて古い在席行が残る問題が直っています。spawnやセッションの失敗が種類ごとに分類されるようになり、フックのエラー・ランナーのクラッシュ・設定ミスを見分けやすくなりました。

スクリーンリーダーやターミナルの見た目に頼る運用

支援技術やターミナルの見え方に頼る運用では、細かな不具合がいくつか直りました。スクリーンリーダーのモードでは、1文字打つたびに入力行全体を書き直す挙動が直り、打った文字だけを読み上げます。GNU screenの中で選択コピーがbase64をそのまま端末に吐いていた問題も止まりました。WindowsではVimモードで空のプロンプトからを押すとエージェント表示へ戻れるようになり、CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATHにbashでないパスを指したときは、終了せずに警告を出して無視します。

利用形態別の影響早見表

利用形態影響度効く理由
Opusを既定で回す影響度明確な恩恵あり効く理由既定のOpusがOpus 5に替わり、1Mトークンの文脈を使える
高速モードでCIやエージェントを回す影響度条件次第効く理由対象がOpus 5・4.8になり、Opus 4.7は除外。単価は$10/$50 per Mtok
サンドボックスで外部通信を絞る影響度条件次第効く理由strictAllowlistで許可外ホストを無確認で拒否できる
managed設定・セルフホストで回す影響度条件次第効く理由${VAR}の解決元が変わり、ランナーの取りこぼしも修正
ローカルで短い対話中心影響度ほぼ影響なし効く理由変更はモデル既定・企業設定・高速モードに寄る

主な変更点

Opus 5の既定化を中心に、サンドボックス、フック、MCP、セルフホストのランナー、ワークフローまで幅広く手が入りました。主な項目を性質で分けます。

モデルと高速モード

  • 既定のOpusモデルをClaude Opus 5(claude-opus-5)に変更。1Mトークンの文脈を持ち、高速モードは$10/$50 per Mtok
  • /fastの対象をOpus 5とOpus 4.8に変更し、Opus 4.7を高速モードから除外
  • claude-apiスキルの既定をOpus 5に更新。Opus 4.8からの移行手順を用意

モデルピッカーとRemote Control

  • /modelピッカーで、統合されたOpusの行を「Opus (1M context)」と表示するよう修正
  • /modelピッカーのハイライトを最新モデルの名前だけに付けるよう変更
  • Remote Controlのクライアントが、モデル切替・再接続・組織チェック失敗のあとに古い高速モードの状態を保持する問題を修正
  • 「Remote Controlはapi.anthropic.com経由でのみ利用可能」というエラーで、原因になった設定名を示すよう改善
  • Fableのモデル行が、プランに含まれるのに古いキャッシュのせいで「Requires usage credits」と表示される問題を修正

フックとSDK、サブエージェント

  • /add-dirやSDKのregister_repo_rootでセッション途中に作業ディレクトリを登録した後に発火するDirectoryAddedフックを追加
  • サブエージェントが既定でネストしたサブエージェントを深さ3まで起動できるよう変更(従来は1)。CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH=1で従来のネストなしに戻せる
  • stream-jsonで、深さ2以上で起動したサブエージェントを--forward-subagent-text指定時に、起動元Agentのtool_use idに紐づけて転送するよう追加
  • claude -pで、ターンがストリーム途中のAPIエラーで落ちたときに、すでに生成済みの答えを捨てていた問題を修正

サンドボックスとMCP

  • sandbox.network.strictAllowlist設定を追加。サンドボックス実行で許可外ホストへのアクセスを確認なしで拒否する
  • headlessのstream-json initイベントにmcp_server_errorsを追加。設定検証でスキップされた--mcp-configのエントリを一覧化し、端末実行では起動時に警告する
  • 接続に失敗したときにclaude mcp list/mcpがHTTPステータスとエラー本文を表示するよう追加。設定値の先頭・末尾に紛れた空白も警告する
  • 管理下のMCPの許可・拒否リストの${VAR}を、設定ファイルのenvではなく、起動時の環境変数とmanaged-settingsのenvから解決するよう変更

セルフホストのランナー

  • 再起動中に承認した権限が再開後に取りこぼされる問題を修正。承認した操作が実行されるようになった
  • 起動中にSIGTERMが届き、リースが切れるまで古い在席行が残る問題を修正。きれいに登録解除される
  • spawnとセッションの失敗に分類を追加し、フックのエラー・ランナーのクラッシュ・設定ミスを区別できるよう改善

ワークフロー

  • workflowSizeGuideline設定キーを追加。動的ワークフローのサイズ目安を任意の設定ファイルから指定でき、指定中は/configの該当行が隠れる
  • 動的ワークフローの既定を、mediumのサイズ目安(15エージェント未満が目安)に変更
  • 実行中のワークフローのステータス行に現在の既定サイズを表示し、/configで変更できる案内を追加

アクセシビリティとターミナル

  • スクリーンリーダーのモードで、1文字ごとに入力行全体を書き直すのをやめ、打った文字だけを読み上げるよう修正
  • GNU screenの中で選択コピーがbase64を端末に出す問題を修正。選択がそのままコピーされる
  • WindowsでCLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATHがbash/sh以外のパスのときに、終了したりbashとして使われたりする問題を修正。警告して無視する
  • Vimモードで空のプロンプトからを押すと、INSERTだけでなくNORMALからもエージェント表示へ戻るよう修正
  • claude --teleportで、現在のチェックアウトがセッションのリポジトリと一致しないとき、どのリポジトリを指しているか表示するよう改善

全体では27項目の更新です。更新はclaude updateで取得できます。

claude update
claude --version

Opus 5が既定になり、高速モードの$10/$50が「どのモデルで回すか」の分岐を変える

Opus 5が既定のOpusモデルになったことは、モデルを選ぶときの前提を1つ動かします。これまでOpusを選べば起動していたモデルが、更新後はOpus 5に替わります。同じ版で/fastの対象がOpus 5とOpus 4.8に絞られ、Opus 4.7が外れたため、速く回したいときに手が届くモデルの並びも変わりました。どのモデルをどの単価で回すかという判断を、この版で一度組み直せます。

よく似た出来事が、1か月前のv2.1.197にありました。あのときはSonnet 5がセッション全体の既定モデルになり、ネイティブ1Mトークンの文脈と、$2/$10 per Mtokの導入価格(2026年8月31日まで)が付きました。2つの版は「新世代モデルが既定に入る」という形は同じですが、既定になる範囲が違います。v2.1.197は全体の既定を替えた版で、v2.1.219が替えたのはOpusを選んだときの中身です。

既定モデルの世代交代を、2つの版で並べます。

日付既定化の対象changelogに示された単価
v2.1.197日付2026-06-30既定化の対象Sonnet 5(全体の既定モデル)changelogに示された単価導入価格$2/$10 per Mtok(8月31日まで)
v2.1.219日付2026-07-24既定化の対象Opus 5(既定のOpusモデル)changelogに示された単価高速モード$10/$50 per Mtok

価格の情報の出方は、2つの版で違います。v2.1.197の$2/$10には「導入価格・8月31日まで」という期限がはっきり付いていました。一方Opus 5の$10/$50は、入力・出力どちらの単価か、期限のある導入価格か恒久価格かが、changelogには書かれていません。ここは断定できる材料がないため、価格を運用計画に組み込むなら、期限が明示されていない前提で見ておくと後の調整がしやすくなります。数字だけを見れば、Sonnet側とOpus側で単価の水準は数倍違います。常時Opus 5で回すか、通常作業はSonnet系に寄せてOpusは要所で使うか、という切り分けが現実的な選択です。

まとめ

Claude Code v2.1.219は、Opus 5(claude-opus-5)が既定のOpusモデルになり、1Mトークンの文脈と、高速モードの$10/$50 per Mtokで使えるようになった版です。/fastの対象はOpus 5とOpus 4.8になり、Opus 4.7は高速モードから外れました。/modelピッカーの「Opus (1M context)」表示や、claude-apiスキルの既定モデル更新も同じ版で揃っています。Opusを既定で回してきた人や、高速モードでコストを見ながら運用している人には、更新後にモデルと単価の前提が変わるため、確認する価値があります。

モデル以外では、サンドボックスのstrictAllowlistDirectoryAddedフック、ネストしたサブエージェントの深さ3化、管理下のMCPの${VAR}解決元の変更などが入りました。セルフホストのランナーや企業のmanaged設定で回す運用では、取りこぼしや在席行の修正が効きます。ローカルで短い対話を中心に使う場合は、体感の変化は小さめです。緊急の要素は見当たらないため、自分の使い方が早見表のどこに当たるかを見てから、更新の要否を判断できます。本版が現時点の最新です。

関連ガイド

Claude Code全体の中での本バージョンの位置づけはClaude Code完全ガイドで確認でき、2026年7月のアップデート全体の流れは月次アップデートまとめでたどれます。

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