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Claude Desktop無料でできることとできないこと

Claude Desktop無料でできることとできないこと

Claude Desktopは無料で使えます。ただしタブごとに条件が違います。Chat・Cowork・Codeの3タブとDispatch・Computer Useの対象プランをまとめます。

Claude Desktopのダウンロードとサインインは無料で、無料プランのアカウントでもアプリを起動できます。ただし画面上部の3タブ(Chat・Cowork・Code)は条件が同じではありません。Chatタブは無料プランのまま使い切れますが、CoworkタブとCodeタブは有料プランが前提です。タブごとの線引きに加えて、Pro・Maxの契約者でもさらに絞られる機能があります。アプリの入手方法や形態全体の使い分けはClaudeアプリ完全ガイドにあります。

Claude Desktopは無料で使えるか — 結論から

結論は「アプリと一部のタブは無料、残り2タブは有料プラン必須」です。無料で使えるのはChatタブとその周辺機能で、CoworkタブとCodeタブは開こうとすると有料プランへの案内が表示されます。

タブ / 機能無料プラン必要な最低プラン
Chatタブ(通常の会話)無料プラン必要な最低プランなし
デスクトップ拡張機能(MCP)無料プラン必要な最低プランなし
音声モード(Voice mode)無料プラン必要な最低プランなし
Coworkタブ無料プラン×必要な最低プランPro
Codeタブ(Claude Code)無料プラン×必要な最低プランPro
Dispatch(Coworkタブ内)無料プラン×必要な最低プランPro(Team・Enterpriseは対象外)
Computer Use(画面操作)無料プラン×必要な最低プランPro(Team・Enterpriseは対象外)

無料で使えるもの — Chatタブと拡張機能

無料プランのChatタブは、機能の種類でみるとPro以上とほとんど変わりません。公式の料金ページが無料プランの内容として挙げているのは、Web・iOS・Android・デスクトップでの会話、コード生成とデータ可視化、文章の作成・編集、Web検索、会話をまたぐメモリー、ファイル作成とコード実行、そしてデスクトップ拡張機能によるMCP連携です。

デスクトップ拡張機能が無料プランの機能一覧に含まれている点は見落としやすいところです。手元のファイルシステムやローカルツールへアクセスするデスクトップ拡張機能(.mcpb)は、有料プラン限定の機能ではなく、Chatタブと同じ枠で使えます。SlackやGoogle Workspaceとのコネクター連携、リモートMCP対応の外部ツール接続、拡張思考(extended thinking)も同様に無料プランの対象です。

音声モードも無料プランを含む全プランの対象で、モバイル(iOS・Android)・デスクトップ・Web版のいずれからも使えます。話しかけて音声で返答を聞く機能自体に、プランによる制限はありません。

無料プランで効いてくる制限は「使える機能の種類」ではなく「一定時間に送れるメッセージの量」です。メッセージ回数やモデルの選択肢に関する詳しい制限はClaude無料プランでできることにまとめているので、Desktop以外の面も含めて上限を把握したい場合はそちらを参照してください。

有料プランが必要なもの — CoworkタブとCodeタブ

CoworkタブとCodeタブは、無料プランでは開けません。公式の料金ページでは、Pro以上のプランで「Claude Codeを含む」「Claude Coworkを含む」と明記されており、この2タブは無料プランの範囲外に位置づけられています。

Proプランに切り替えると、CoworkタブとCodeタブに加えて、研究プレビュー中のClaude Design、ベータ提供中のClaude Scienceも使えるようになります。CodeタブはClaude Codeと同じエンジンをグラフィカルな画面で操作するタブで、並行セッションやビジュアルなdiffレビュー、統合ターミナルが使えます。Code tabで403やログインエラーが出た場合、原因の多くは有効な有料プラン(Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれか)で契約できていないことです。

TeamプランとEnterpriseプランでも、座席を割り当てられたユーザーはCoworkタブとCodeタブを使えます。組織単位での契約になるため、価格や座席数の考え方はClaude料金プラン比較で個人向けのPro・Maxと分けて説明しています。

解約するとCoworkタブとCodeタブはどうなるか

Pro・Maxを解約しても、会話やプロジェクト、ファイルといったデータそのものは削除されません。ただし契約期間が終わった時点でアカウントは無料プランに自動的に切り替わり、無料プランでは使えない機能(CoworkタブやCodeタブを含む)は開けなくなります。つまりCoworkタブで進めていたタスクの履歴は残っても、解約後は続きの操作ができなくなるということです。解約の具体的な手順はWeb・iOS・Android・デスクトップのそれぞれで異なるため、Claude解約ガイドにまとめています。

Pro・Maxでもさらに絞られる機能 — DispatchとComputer Use

CoworkタブとCodeタブを有料プランで開けるようになっても、その中の一部機能はさらに対象が狭まります。代表がDispatchとComputer Useです。

Dispatchは、スマホから頼んだ作業を手元のパソコンのデスクトップアプリに実行させる機能で、Pro・Maxプランが対象です。Team・Enterpriseプランでは、座席を持っていても使えません。Computer Use(Claudeが画面を操作してアプリを直接動かす機能)も同じ条件で、macOS・Windows向けのリサーチプレビューとしてPro・Maxプランに限定され、Team・Enterpriseプランでは利用できません。Linux版のデスクトップアプリでは、プランを問わずComputer Use自体がまだ提供されていません。

つまりプランの階層は「無料 → Pro/Max → Team/Enterprise」と単純に積み上がるわけではなく、DispatchとComputer Useの2つに限っては個人プラン(Pro・Max)だけの特典という逆転が起きています。組織のTeam・Enterpriseプランを検討している場合、この2機能を目当てにしていると期待外れになるため、契約前に確認しておく価値があります。

無料のまま使うか、Proに切り替えるかの判断

Desktopアプリの使い方から逆算すると、判断はシンプルです。

使い方向くプラン
チャットで質問・文章作成・調べ物が中心向くプラン無料のまま
ローカルファイルにMCP拡張機能で触れたい向くプラン無料のまま(拡張機能は無料プラン対象)
手元のコードをCodeタブで書き換えたい向くプランPro以上が必須
長めの作業をCoworkタブに任せたい向くプランPro以上が必須
スマホから指示してパソコンに実行させたい(Dispatch)向くプランPro・Max限定
Claudeに画面操作させたい(Computer Use)向くプランPro・Max限定

無料プランのままで詰まりやすいのは、機能そのものが使えないケースよりも、一定時間内のメッセージ量に先に達してしまうケースです。日常的にDesktopアプリのChatタブだけを使うなら無料プランで足り、CodeタブやCoworkタブを一度でも開きたくなった時点がProへ切り替える分かれ目になります。

よくあるつまずき

CoworkタブとCodeタブがグレーアウトして開けない。無料プランのアカウントでサインインしている場合の想定どおりの挙動です。Pro以上へのアップグレードが必要です。

Computer Useの設定トグルが見当たらない。macOSまたはWindowsで、Pro・Maxプランにサインインしているかを確認してください。Team・Enterpriseプランではトグル自体が表示されません。Linux版では機能そのものが未提供です。

Dispatchのセットアップ画面が出てこない。Team・Enterpriseプランでは対象外のため、Coworkタブを開けていてもDispatchのセクションは表示されません。Pro・Maxプランかどうかを確認します。

よくある質問

Claude Desktopのダウンロード自体に料金はかかりますか

かかりません。アプリのダウンロードとサインインはすべてのプランで無料です。プランによって変わるのは、サインイン後に使えるタブと機能の範囲です。

拡張機能(MCP)は無料プランでも使えますか

使えます。デスクトップ拡張機能によるローカルMCP連携は、公式の料金ページで無料プランの機能として明記されています。Chatタブと同じ枠で、有料プランへの切り替えなしに利用できます。

音声モードはCoworkやCodeタブと同じく有料限定ですか

いいえ。音声モードは無料プランを含むすべてのプランが対象のベータ機能です。CoworkタブやCodeタブとは条件が異なります。

Team・EnterpriseプランでもDispatchは使えますか

使えません。Dispatchは個人向けのPro・Maxプラン限定の機能で、組織向けのTeam・Enterpriseプランでは座席を持っていても対象外です。

無料プランでモデルを選べますか

無料プランは標準のモデルでの利用が基本で、複数モデルを切り替えて使うにはPro以上のプランが必要です。無料プラン全体のモデル・メッセージ制限はClaude無料プランでできることにまとめています。

まとめ

Claude Desktopは、アプリの導入とChatタブの利用に関しては完全に無料です。Web検索・メモリー・拡張思考に加えて、ローカルのMCP拡張機能や音声モードまで無料プランの範囲に含まれます。一方でCoworkタブとCodeタブは、Pro以上の有料プランに切り替えないと開けません。さらにその中のDispatchとComputer Useは、同じ有料プランでもPro・Max限定でTeam・Enterpriseでは使えないという例外もあります。まずはChatタブとMCP拡張機能を無料プランで試し、コーディングや長時間の作業をタブに任せたくなった段階でProへの切り替えを検討する順序が無駄になりにくいでしょう。アプリ全体の入手方法や形態別の使い分けはClaudeアプリ完全ガイドを参照してください。

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