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Claudeの全セッションログアウト手順 — 不審なログインの見分け方

Claudeの全セッションログアウト手順 — 不審なログインの見分け方

Claudeには、ログイン中の全デバイスを一括ログアウトする機能と、デバイスごとに個別終了できるActive sessionsの2つがあります。乗っ取りが疑われるときの見分け方と対処の手順をまとめます。

Claudeのアカウント設定には、ログイン中のセッションを扱う機能が2つあります。1つは、いまどのデバイス・場所からログインしているかを一覧で確認し、1件ずつ終了できる「Active sessions」。もう1つは、web版・モバイル・デスクトップアプリのすべてを一度にログアウトさせる「Log Out」ボタンです。共有端末でのログアウト忘れや、不正アクセスが疑われる場面ではどちらも使いますが、順番と使い分けを知っておくと対処が早くなります。

はじめに — 何が確認でき、何ができるか

Active sessionsでは、デバイス・ブラウザー、おおよその接続場所、最終更新日時、現在使っているセッションかどうかが一覧で分かります。見覚えのないセッションだけを個別に終了することも、全セッションを一括でログアウトすることもできます。どちらの操作も、対象デバイスは再ログインしないとアカウントに戻れなくなります。公式ヘルプによれば、Active sessionsが用意される以前は、自分のアカウントにどのデバイス・場所からログインが残っているかを確認する手段自体がありませんでした。見覚えのないセッションを見つけて個別に遮断できるようになった点が、この機能の追加で新しくできるようになったことです。

前提 — この機能が使える範囲

全セッションを一括ログアウトする「Log Out」ボタンは、web版のClaude(claude.ai)からのみ操作できます。iOS・Androidのモバイルアプリには用意されていません。ログインセッションは28日間有効で、claude.aiで何らかの操作(ページの再読み込みなど)をするたびに、その時点から最大1時間ごとに28日間へ自動延長されます。Active sessionsの「Updated」欄が示すのは、このセッションが最後に使われた、またはポリシー変更で更新された日時です。

この自動延長の仕組みを知らないと、しばらく前に使った端末が「まだログイン中」に見えて戸惑うことがあります。実際には、その端末で最後に何か操作をした時点から28日間はセッションが生き続けるだけで、不正な再ログインが起きたとは限りません。判断に迷うときは、次節のとおり該当セッションのデバイス・場所の表示を先に確認してください。逆に言えば、しばらく操作していない端末のセッションは28日を過ぎれば自然に失効するため、必ずしも手動でTerminateしなくても放置で解消するケースもあります。

Active sessionsで、いまログイン中の場所を確認する

  1. 画面左下の自分のイニシャル(または名前)をクリックする
  2. 「Settings」を選ぶ
  3. 「Account」セクションを開く
  4. 「Active sessions」欄までスクロールする

各セッションには、デバイスとブラウザー(例: 「Chrome on macOS」)、IPアドレスから推定したおおよその接続場所、最終更新日時、そして今使っている端末には「Current session」のバッジが表示されます。位置情報はIPアドレスからの推定値のため、実際の所在地と多少ずれることがあります。

見覚えのない1件だけを終了する

不審なセッションが1件だけなら、それだけを個別に終了できます。

  1. 終了したいセッションを見つける
  2. そのセッション横の「⋮」メニューをクリックする
  3. 「Terminate」を選ぶ
  4. 表示される確認ダイアログで選択を確定する

終了したデバイスは、次にアクセスするときに再度ログインが必要になります。今使っている端末そのものからログアウトしたい場合も、同じ画面から操作できます。「Current」と表示されたセッションの「⋮」から「Log out」を選べば、メインメニューからのログアウトと同じ効果になります。Terminateした相手が実は自分自身の別の端末だった場合でも、アカウントがロックされるような不利益はありません。単に再ログインが必要になるだけなので、少しでも不審に感じたら様子見せずに終了してかまいません。

全セッションを一括でログアウトする

複数の見覚えのないセッションがある、またはどれが不審か判断できないときは、全セッションを一度にログアウトする方が確実です。

  1. claude.aiをブラウザーで開く
  2. アカウントにサインインする
  3. 画面左下の自分のイニシャルをクリックする
  4. 「Settings」を選ぶ
  5. 「Account」セクションに移動する
  6. 「Log Out」ボタンをクリックする
  7. 表示された確認を承諾する

この操作を実行すると、それまでログインしていたすべてのデバイス(web版のブラウザー、モバイルアプリ、デスクトップアプリ)から即座にサインアウトされます。個別の「Terminate」が1台ずつ終了するのに対し、こちらは接続中の全セッションをまとめて終了する点が違いです。再びアクセスするには、Googleログインか、登録メールアドレスに送られるログインリンクのいずれかで認証し直す必要があります。

Claude Codeでログインしている場合はどうなるか

Active sessionsと「Log Out」ボタンが管理するのは、claude.ai(web・モバイル・デスクトップアプリ)側のログインセッションです。Claude Code(ターミナル)からClaudeアカウントで認証している場合、その認証情報は別の場所で管理されており、この操作では終了されません。Claude Codeの認証を個別に外すには、「Settings > Claude Code」でトークンの横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。ローカル側から/logoutを実行する方法や、譲渡・売却前の完全な削除手順はClaude Codeログアウトと認証情報の完全削除ガイドにまとめています。

乗っ取りが疑われるときの対応の順番

状況最初の対処
見覚えのないセッションが1〜2件ある最初の対処該当セッションだけTerminate
どれが不審か判断できない、または複数ある最初の対処Active sessions全体を確認したうえで一括Log Out
ログイン自体ができない状態で乗っ取りが疑われる最初の対処サポートチームに問い合わせる
Claude Codeのトークンだけ流出した疑いがある最初の対処「Settings > Claude Code」でトークンを削除

公式ヘルプは、見覚えのない場所やデバイスのセッションを見つけたらただちに終了したうえで、パスワードの変更も検討するよう案内しています。Claudeへのログイン自体はGoogleログインかメールのログインリンクで行うため、実質的な防御ラインはそれらの認証手段、とくにメールアカウント自体の安全性に置き換わります。

対応が終わったあとにもう一つ考えておきたいのが、いま残っている会話やProjectsのデータです。乗っ取りの疑いが濃い場合、犯人が会話を閲覧した形跡が残っている可能性もあるため、心当たりのないやり取りが増えていないかをあわせて確認しておくと安心です。会話の削除・エクスポート・Projectsの整理はClaudeのチャット保存・エクスポート・整理の全手順、アカウントごと使えなくする最終手段はClaudeアカウント削除の手順にまとめています。

いずれの対応も、ログインし直す手段そのものを断つわけではない点は覚えておいてください。全セッションをログアウトしても、Googleアカウントや登録メールアドレスへの不正アクセスが続いている状態なら、攻撃者はログインリンクやGoogleログインを使ってすぐに再侵入できます。Claudeの設定内だけで完結する対応ではなく、認証の起点になっているGoogleアカウント・メールアカウント側の安全確認とセットで考える必要があります。

よくあるつまずき

「Log Out」ボタンが見当たらない。モバイルアプリのSettingsには一括ログアウトの項目が用意されていません。web版のブラウザーからアクセスしてください。

Active sessionsの位置情報が実際と違う。表示される場所はIPアドレスからの推定値です。VPNやモバイル回線を使っていると、実際の所在地とずれた表示になることがあります。

Terminateしたはずのデバイスがまたすぐログインしている。そのデバイスでGoogleログインの状態が保持されている、または自動ログイン設定が有効な場合、正規の利用者自身が再ログインしている可能性があります。心当たりがなく繰り返し発生する場合は、全セッションの一括ログアウトに切り替えたうえで、Googleアカウントや登録メールアドレス側のパスワード・セキュリティ設定を見直してください。

ログインし直そうとしてもGoogleログインもメールのリンクも届かない。登録済みのメールアドレスに問題がある可能性があります。アカウントにサインインできない状態でログアウトしたい、または心当たりのないアクセスが続く場合は、ヘルプセンターの右下にあるメッセージアイコンからサポートチームに連絡してください。

Active sessionsに自分の端末が複数表示されている。同じデバイスでもブラウザーを分けている、またはOSを更新した直後は、別セッションとして新しく登録されることがあります。古い方の表示に見覚えがあれば不審なものではないため、慌てて全セッションを一括ログアウトする前に、デバイス名とおおよその接続場所を見比べてから判断してください。

まとめ

Claudeのセッション管理には、個別に終了する「Active sessions」と、まとめて終了する「Log Out」の2つの手段があります。見覚えのないセッションが少数なら個別のTerminate、判断がつかない・複数あるなら一括のLog Outで対応します。どちらもweb版からのみ操作でき、対象デバイスは再ログインが必要になります。Claude Codeの認証は別管理のため、CLIも含めて完全に締め出したい場合は「Settings > Claude Code」でのトークン削除まで合わせて行ってください。

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