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Claudeモデル一覧 — Fable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Haiku 4.5の違い

Claudeモデル一覧 — Fable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Haiku 4.5の違い

Claudeの現行モデルはFable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Haiku 4.5の4つ。仕様・料金・API model ID・提供プラットフォーム・旧世代からの移行点を一覧にまとめます。

Claudeの現行モデルは、Claude Fable 5・Claude Opus 5・Claude Sonnet 5・Claude Haiku 4.5の4つです。2026年6月から7月にかけてFable 5・Sonnet 5・Opus 5が相次いで登場し、それまでOpus 4.8を頂点としていた構成から入れ替わりました。4モデルの仕様と料金、API model ID、提供プラットフォームごとの違い、旧世代から移すときに確認する点までを一覧にします。

Claudeの現行モデルは4系統 — 何がどう違うか

Claudeモデルは、知能の深さ・応答速度・コストのトレードオフが異なる4つの系統で提供されています。上からFable、Opus、Sonnet、Haikuの順で、単価は1段ごとにおよそ2〜5倍の階段になります。

モデル一言でいうとコンテキスト / 最大出力料金(per MTok、入力 / 出力)
Claude Fable 5一言でいうと長時間の自律タスク向けの最上位コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$10 / $50
Claude Opus 5一言でいうと複雑なエージェント開発と企業利用の主力コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$5 / $25
Claude Sonnet 5一言でいうと速度と知能のバランス型コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$3 / $15
Claude Haiku 4.5一言でいうと最速・最安コンテキスト / 最大出力200Kトークン / 64Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$1 / $5

一番上のFable 5は、Opusクラスのさらに上に置かれた「Mythosクラス」の一般提供版です。2026年6月9日に登場し、一般に広く提供されているClaudeモデルのなかでは最も能力が高いという位置に立っています。常時オンの思考機構や安全分類器による自動フォールバックなど、他の3系統と前提が違う箇所があるので、導入前にClaude Fable 5の仕様解説を確認しておくと迷いません。

Opus 5は7月24日に加わった新しい最上位のOpusで、Opus 4.8から料金を据え置いたまま性能を大きく引き上げたモデルです。公式ドキュメントは「複雑なエージェント的コーディングと企業利用にはOpus 5から始め、到達できる能力の上限が要るワークロードだけFable 5を使う」という順序を推しています。つまり日常の主力はOpus 5で、Fable 5は上限突破用という分担です。詳細はClaude Opus 5の登場にまとめています。

Sonnet 5は6月30日に登場したSonnet 4.6の後継で、無料プランとProプランの既定モデルになりました。Haiku 4.5だけが4.5世代のまま据え置かれており、コンテキストが200Kにとどまる唯一のモデルでもあります。分類・抽出・要約のように判定基準が明確で呼び出し回数が多い処理では、この単価差が累計で効いてきます。

モデルIDと提供プラットフォーム

APIから呼ぶときに指定するモデルIDは、プラットフォームごとに形式が変わります。同じFable 5でも、Claude APIとAmazon Bedrockでは書き方が違います。

モデルClaude APIAmazon BedrockGoogle Cloud
Claude Fable 5Claude APIclaude-fable-5Amazon Bedrockanthropic.claude-fable-5Google Cloudclaude-fable-5
Claude Opus 5Claude APIclaude-opus-5Amazon Bedrockanthropic.claude-opus-5Google Cloudclaude-opus-5
Claude Sonnet 5Claude APIclaude-sonnet-5Amazon Bedrockanthropic.claude-sonnet-5Google Cloudclaude-sonnet-5
Claude Haiku 4.5Claude APIclaude-haiku-4-5-20251001Amazon Bedrockanthropic.claude-haiku-4-5-20251001-v1:0Google Cloudclaude-haiku-4-5@20251001

Haiku 4.5だけ末尾に日付が付いているのは、4.5世代までのモデルが日付付きIDを正式名としているためです。Claude APIでは短縮エイリアス claude-haiku-4-5 も使えます。

現行の4モデルはいずれもClaude API・Amazon Bedrock・Claude Platform on AWS・Google Cloud・Microsoft Foundryから利用できます。ただしClaude Platform on AWSだけは、Bedrock形式ではなくClaude APIと同じ形式のIDを使う点が例外です。

4モデルに共通する入出力の対応

系統をまたいで共通している点もあります。現行のClaudeモデルはいずれもテキストと画像の入力に対応し、出力はテキストで、多言語と画像認識を扱えます。画像を含むタスクだからといって選べるモデルが絞られることはなく、前掲の仕様と料金だけで判断できます。

一覧そのものを自分の環境で確かめたい場合は、Models APIから取得する方法もあります。応答には利用できるモデルごとに max_input_tokensmax_tokens、対応機能を示す capabilities が含まれるため、本記事のような静的な表と突き合わせて、自分のアカウントで実際に何が使えるかを確認できます。新しいモデルが増えた直後や、組織側でモデルが制限されている環境では、この方法が最も確実です。

料金と、額面から動く3つの要素

額面の単価は前掲のとおり$10 / $50から$1 / $5までの4段階ですが、実際に払う額は3つの要素で動きます。

1つ目はSonnet 5の導入価格です。2026年8月31日まで入力$2 / 出力$10が適用され、9月1日以降に標準価格の$3 / $15へ移ります。この期間に単価を見積もっているなら、9月をまたぐ時点で再計算が要ります。

2つ目はトークンの数え方です。Fable 5はOpus 4.7世代で導入されたtokenizerを使うため、Opus 4.7より前のモデルと同じテキストを送っても、トークン数がおよそ30%多く数えられます。旧世代からFable 5へ移すと、単価の差にこの増分が重なります。

3つ目はBatch APIとprompt cachingです。即時性が要らない処理をBatch APIに回すと入力・出力とも50%引きになり、リクエスト先頭の安定した部分をキャッシュに載せると読み取り単価は入力の10分の1まで下がります。長時間の自律タスクのようにプロンプト先頭が変わらないワークロードほど、額面の単価差より実コストの差は縮みます。

プランごとの使用枠や、従量課金クレジットとの関係はClaude料金プラン比較にまとめています。

思考の制御方式が世代で変わった

現行4モデルで最も見落としやすい差は、思考をどう制御するかの方式です。ここは実装に直結します。

モデルadaptive thinkingextended thinking
Claude Fable 5adaptive thinking対応(常時オン、無効化不可)extended thinking非対応
Claude Opus 5adaptive thinking対応extended thinking非対応
Claude Sonnet 5adaptive thinking対応extended thinking非対応
Claude Haiku 4.5adaptive thinking非対応extended thinking対応

Fable 5・Opus 5・Sonnet 5の3つは、モデル自身が思考の要否と深さを決めるadaptive thinking(適応的思考)に一本化されています。思考量を budget_tokens で明示的に指定する従来のextended thinkingは、この3モデルでは使えません。深さは effort パラメータの5段階(low / medium / high / xhigh / max)で調整します。

逆にHaiku 4.5は従来型のextended thinkingのみに対応しており、adaptive thinkingは使えません。現行4モデルのなかで、思考の制御方式が2つに割れているわけです。旧世代向けにthinkingパラメータを組み込んだ実装をそのまま持ち込むと、移行先によって通ったり弾かれたりします。

なおFable 5はthinkingを無効化する手段がありません。{"type": "disabled"} の指定は非サポートで、Claude Code側で MAX_THINKING_TOKENS=0 を設定しても止まらない仕様です。effort の既定値は、Opus 5とSonnet 5ではClaude APIとClaude Codeのいずれも high です。

「5」が付いたモデルはどこまで揃ったのか

末尾に5が付くモデルは、2026年6月から7月にかけて3つ出そろいました。時系列で並べると次のとおりです。

時期出来事
2026年6月9日出来事Fable 5が一般提供開始(同時にMythos 5がProject Glasswing経由の限定提供)
2026年6月30日出来事Sonnet 5が登場し、Free / Proの既定モデルに
2026年7月24日出来事Opus 5が登場し、Claude Maxの既定モデルに

Haikuだけは4.5のままで、5世代のHaikuは登場していません。つまり現時点の顔ぶれは「5世代が3つ + 4.5世代のHaikuが1つ」という混成です。モデル名の数字が揃っていないことに意味を読み込む必要はなく、Haiku 4.5は最速・最安の枠として現役のまま残っています。

もう1つ押さえておきたいのは、Fable 5と対になるClaude Mythos 5の扱いです。Mythos 5はFable 5と同じ仕様・同じ料金ですが、一部の安全分類器を外した版で、招待制のProject Glasswing経由でのみ提供されます。セルフサービスの申し込み経路はないため、一般のAPI利用者が選べる最上位はFable 5です。

旧世代からの移行で確認する4点

Opus 4.xやSonnet 4.xから移すときに、事前に潰しておくと手戻りが少ない箇所が4つあります。

thinkingパラメータの指定を外す。 thinking: {"type": "enabled", "budget_tokens": N} を送る実装が残っていると、Fable 5・Opus 5・Sonnet 5では通りません。思考の深さは effort に置き換えます。Fable 5に至ってはオフにする指定も非サポートです。

トークン見積もりを取り直す。Fable 5とSonnet 5は新しいtokenizerを使うため、同じプロンプトでもトークン数が増えます。max_tokens の設定値とコスト試算の両方が影響を受けます。

旧モデルの提供状況を確認する。Opus 4.8・Opus 4.7・Opus 4.6・Sonnet 4.6・Sonnet 4.5・Opus 4.5は引き続き利用できますが、いずれもレガシー扱いです。そのなかでClaude Opus 4.1(claude-opus-4-1-20250805)だけは非推奨となっており、2026年8月5日に提供を終了します。このIDを直接指定している実装があれば、期日前に差し替えが要ります。

出力上限の扱いを見直す。前掲の最大出力は同期のMessages APIでの値です。Message Batches APIでは、Opus 5・Opus 4.8・Opus 4.7・Opus 4.6・Sonnet 5・Sonnet 4.6が output-300k-2026-03-24 のベータヘッダーを付けることで最大30万トークンまで出力できます。長大な成果物を一括生成したい場合、分割処理を自前で組む前にこちらを検討する余地があります。

学習データの鮮度にも差があるので、移行先の選定材料として並べておきます。

モデル確実に答えられる知識の期限学習データの期限
Claude Fable 5確実に答えられる知識の期限2026年1月学習データの期限2026年1月
Claude Opus 5確実に答えられる知識の期限2026年5月学習データの期限2026年5月
Claude Sonnet 5確実に答えられる知識の期限2026年1月学習データの期限2026年1月
Claude Haiku 4.5確実に答えられる知識の期限2025年2月学習データの期限2025年7月

現行4モデルのなかでOpus 5だけが2026年5月まで届いており、他より4か月ほど新しい知識を持ちます。新しいライブラリやAPIの仕様を前提にするタスクでは、この差が体感品質に出ます。

利用する面ごとの違い — claude.ai / Claude Code / API

同じ4モデルでも、どこから使うかで既定値と手順が変わります。

claude.aiでは、既定モデルがプランごとに決まっています。無料プランとProはSonnet 5、MaxはOpus 5が既定です。ProではOpus 5を最上位の選択肢として選べ、Team / EnterpriseはOpus 5とSonnet 5を併用します。Fable 5はどのプランでも既定にならず、モデルピッカーからの明示的な選択が要ります。

Claude Codeでは、モデルごとに必要な本体バージョンが決まっています。古いままだとピッカーに出てきません。

モデル必要なClaude Codeのバージョン
Claude Opus 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.219以降
Claude Sonnet 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.197以降
Claude Fable 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.170以降
Claude Opus 4.8必要なClaude Codeのバージョンv2.1.154以降

切り替えは /model コマンド、起動時の --model フラグ、環境変数 ANTHROPIC_MODEL、設定ファイルの model キーの4経路があり、この順で優先されます。

/model opus
/model fable

ここで注意が要るのは、opussonnet のようなエイリアスの解決先が提供元によって違う点です。同じ /model opus でも、届くモデルが変わります。

提供元opus の解決先sonnet の解決先
Claude APIopus の解決先Opus 5sonnet の解決先Sonnet 5
Claude Platform on AWSopus の解決先Opus 5sonnet の解決先Sonnet 4.6
Amazon Bedrock / Google Cloud's Agent Platformopus の解決先Opus 5sonnet の解決先Sonnet 4.5
Microsoft Foundryopus の解決先Opus 4.6sonnet の解決先Sonnet 4.5

エイリアスが古いモデルに解決される環境で新しいモデルを使いたい場合は、モデル名を明示的に指定するか、ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL などの環境変数で解決先を固定します。エイリアスの指す先は時期とともに更新されるため、バージョンを固定して運用するなら、そもそもエイリアスに頼らずフルのモデル名で指定しておく方が事故が起きません。

APIから使う場合は、model パラメータに前掲のIDを渡すだけです。1Mトークンのコンテキストは追加のプレミアム料金なしで既定から有効で、900Kトークンのリクエストも9Kトークンのリクエストも同じ単価で課金されます。

契約条件で選べる範囲が変わる点も1つあります。Fable 5はゼロデータ保持(ZDR)の環境では利用できません。ZDR契約を結んでいる組織では、プラットフォームを問わずFable 5が候補から外れ、Claude Codeのモデルピッカーにも表示されないか、無効の状態で並びます。データの取り扱い要件が厳しい組織では、4モデルのうち実際に選べるのは残りの3つになります。

よくある質問

現行のClaudeモデルはいくつありますか?

4つです。Claude Fable 5・Claude Opus 5・Claude Sonnet 5・Claude Haiku 4.5が現行の顔ぶれで、Opus 4.8以前のモデルはレガシー扱いとして引き続き利用できます。

いちばん賢いClaudeモデルはどれですか?

一般に広く提供されているモデルのなかではClaude Fable 5です。ただし公式ドキュメントは、複雑なエージェント的コーディングや企業利用ではまずOpus 5を試し、到達できる能力の上限が必要なワークロードだけFable 5に回す順序を案内しています。Opus 5はFable 5の半額の単価です。

Claude Haiku 5は出ていますか?

出ていません。Haikuは4.5が現行で、5世代のHaikuは登場していない状況です。

モデルIDに日付が付いているものと付いていないものがあるのはなぜですか?

Claude 4.6世代を境に命名の形式が変わったためです。4.5世代までは claude-haiku-4-5-20251001 のように日付付きが正式名で、4.6世代以降は claude-opus-5 のような日付なしの形式になりました。どちらも固定スナップショットである点は同じです。

コンテキストが1Mトークンなのはどのモデルですか?

Fable 5・Opus 5・Sonnet 5の3つです。Haiku 4.5だけが200Kトークンにとどまります。長いログの一括解析やリポジトリ横断の調査を分割せずに扱いたい場合、この軸だけでHaikuは候補から外れます。

Opus 4.1はいつまで使えますか?

2026年8月5日までです。非推奨として扱われており、この日で提供が終了します。移行先としてはOpus 5が案内されています。

まとめ

Claudeの現行モデルは、Fable 5・Opus 5・Sonnet 5・Haiku 4.5の4つです。上位3つは1Mトークンのコンテキストと128Kトークンの最大出力を共有し、adaptive thinkingに一本化されています。Haiku 4.5だけが200Kトークンと従来型のextended thinkingという別の設計で、最速・最安の枠を担います。

旧世代からの移行では、thinkingパラメータの書き換え、tokenizer変更に伴うトークン数の増加、Opus 4.1の8月5日終了、この3点が実作業として効いてきます。どのタスクにどのモデルを割り当てるかという判断そのものはClaudeモデル比較(使い分けと組み合わせ)で、Claudeというプロダクト全体の見取り図はClaude完全ガイド2026で扱っています。

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