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Claudeモデル一覧 — Fable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 / Haiku 5.5

Claudeモデル一覧 — Fable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 / Haiku 5.5

Claudeの現行モデルはFable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 / Haiku 5.5の4つ。仕様・料金・API model ID・提供プラットフォーム・旧世代からの移行点を一覧にまとめます。

Claudeの現行モデルは、Claude Fable 5.1・Claude Opus 5.5・Claude Sonnet 5.5・Claude Haiku 5.5の4つです。2026年6月から10月にかけてFable 5・Sonnet 5・Opus 5・Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5が相次いで登場しました。それまでOpus 4.8を頂点としていた構成から入れ替わりました。Fable 5は9月1日にFable 5.1へ、Opus 5は9月22日にOpus 5.5へ世代交代しました。Sonnet 5は9月28日にSonnet 5.5へ、Haiku 4.5は10月7日にHaiku 5.5へ替わっています。旧世代はいずれもレガシー扱いで提供が続いています。4モデルの仕様と料金、API model ID、提供プラットフォームごとの違い、旧世代から移すときに確認する点までを一覧にします。

Claudeの現行モデルは4系統 — 何がどう違うか

Claudeモデルは、知能の深さ・応答速度・コストのトレードオフが異なる4つの系統で提供されています。上からFable、Opus、Sonnet、Haikuの順です。Fable・Opus・Sonnetは1段ごとにおよそ2〜2.5倍の階段で、Haikuは入力が$0.10とSonnetの20分の1まで下がります。

モデル一言でいうとコンテキスト / 最大出力料金(per MTok、入力 / 出力)
Claude Fable 5.1一言でいうと長時間の自律タスク向けの最上位コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$10 / $50
Claude Opus 5.5一言でいうとエージェント型コーディングと知識労働の主力コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$4 / $20
Claude Sonnet 5.5一言でいうと速度と知能のバランス型コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$2 / $10
Claude Haiku 5.5一言でいうと最速・最安コンテキスト / 最大出力1Mトークン / 128Kトークン料金(per MTok、入力 / 出力)$0.10 / $0.50(10万トークン超は$0.50 / $2.50)

一番上のFable 5.1は、Opusクラスのさらに上に置かれた「Mythosクラス」の一般提供版の第2世代です。2026年9月1日に登場し、単価はFable 5と同じまま、プロンプトキャッシュの読み取りだけが$1から$0.25へ下がりました。30日のデータ保持が必須になるなど運用条件が他のモデルと違うので、導入前にClaude Fable 5.1の仕様解説を確認しておくと迷いません。

Opus 5.5は9月22日に登場した「Claude 5.5ファミリー」の最初のモデルです。入力・出力の単価はOpus 5の$5 / $25から2割下がって$4 / $20になり、キャッシュ読み取りは6割安い$0.20です。公式のモデル一覧は「迷ったらOpus 5.5から始め、要求の厳しい推論と長時間のエージェント作業、またはOpus 5.5を高effortで回しても評価が届かないときにFable 5.1を使う」という順序を示しています。日常の主力はOpus 5.5で、Fable 5.1は上限突破用という分担です。仕様と破壊的変更はClaude Opus 5.5の解説に、旧Opus 5の登場時の内容はClaude Opus 5の登場にまとめています。

Sonnet 5.5は9月28日に登場した5.5ファミリーの2番目のモデルで、単価はSonnet 5と同じ$2 / $10のままです。Sonnet 5より30%以上速く、範囲が明確な日常タスク・バグ修正・資料作成が得意領域とされています。複雑で判断の持続が要る仕事は、Opus 5.5のほうが依然として明確に強いという位置づけです。仕様と破壊的変更はClaude Sonnet 5.5の解説にあります。旧Sonnet 5は6月30日に登場し、登場時に無料プランとProプランの既定モデルになりました。

Haiku 5.5は10月7日に登場した5.5ファミリーの末尾のモデルで、旧Haiku 4.5の$1 / $5から入力・出力とも下がりました。分類・抽出・ルーティング・サブエージェントのように呼び出し回数が多い処理では、この単価差が累計で効きます。コンテキストも200Kから1Mに広がり、10万トークンを超える長いプロンプトでは単価が上の段に切り替わります。仕様と移行点はClaude Haiku 5.5とはにまとめています。

モデルIDと提供プラットフォーム

APIから呼ぶときに指定するモデルIDは、プラットフォームごとに形式が変わります。同じFable 5.1でも、Claude APIとAmazon Bedrockでは書き方が違います。

モデルClaude APIAmazon BedrockGoogle Cloud
Claude Fable 5.1Claude APIclaude-fable-5-1Amazon Bedrockanthropic.claude-fable-5-1Google Cloudclaude-fable-5-1
Claude Opus 5.5Claude APIclaude-opus-5-5Amazon Bedrockanthropic.claude-opus-5-5Google Cloudclaude-opus-5-5
Claude Sonnet 5.5Claude APIclaude-sonnet-5-5Amazon Bedrockanthropic.claude-sonnet-5-5Google Cloudclaude-sonnet-5-5
Claude Haiku 5.5Claude APIclaude-haiku-5-5Amazon Bedrockanthropic.claude-haiku-5-5Google Cloudclaude-haiku-5-5
Claude Haiku 4.5(旧世代)Claude APIclaude-haiku-4-5-20251001Amazon Bedrockanthropic.claude-haiku-4-5Google Cloudclaude-haiku-4-5@20251001

旧世代のHaiku 4.5だけ末尾に日付が付いているのは、4.5世代までのモデルが日付付きIDを正式名としているためです。Claude APIでは短縮エイリアス claude-haiku-4-5 も使えます。

現行の4モデルはいずれもClaude API・Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry・Claude Platform on AWSから利用できます。Claude Platform on AWSだけは、Bedrock形式ではなくClaude APIと同じ形式のID(claude-opus-5-5 など)を使います。AWS経由で上位モデルを使うなら、BedrockとClaude Platform on AWSのどちらでもOpus 5.5とFable 5.1が候補になります。Amazon Bedrock経由の料金が直接APIとどう違うかはAWS BedrockのClaude料金は直接APIとどう違うかで比較しています。

4モデルに共通する入出力の対応

系統をまたいで共通している点もあります。現行のClaudeモデルはいずれもテキストと画像の入力に対応し、出力はテキストで、多言語と画像認識を扱えます。画像を含むタスクだからといって選べるモデルが絞られることはなく、前掲の仕様と料金だけで判断できます。

一覧そのものを自分の環境で確かめたい場合は、Models APIから取得する方法もあります。応答には利用できるモデルごとに max_input_tokens と max_tokens、対応機能を示す capabilities が含まれるため、本記事のような静的な表と突き合わせて、自分のアカウントで実際に何が使えるかを確認できます。新しいモデルが増えた直後や、組織側でモデルが制限されている環境では、この方法が最も確実です。

料金と、額面から動く3つの要素

額面の単価は前掲のとおり$10 / $50から$0.10 / $0.50までの4段階ですが、実際に払う額はさらに3つの要素で動きます。Sonnet 5.5の$2 / $10は、Sonnet 5の標準価格をそのまま引き継いだものです。Sonnet 5は当初「2026年8月31日までの導入価格」として発表されましたが、2026年8月10日に恒久的な標準価格になることが公式発表されました。予定されていた$3 / $15への値上げは撤回されています。

1つ目はトークンの数え方です。4モデルともOpus 4.7世代で導入されたtokenizerを使います。そのため、Opus 4.7より前のモデルや旧Haiku 4.5と同じテキストを送っても、トークン数がおよそ30%多く数えられます。旧世代からこの4モデルへ移すと、単価の差にこの増分が重なります。

2つ目はBatch APIです。即時性が要らない処理をBatch APIに回すと、4モデルとも入力・出力が50%引きになります。

3つ目はprompt cachingで、ここだけモデルによって倍率が違います。リクエスト先頭の安定した部分をキャッシュに載せると、読み取り単価が下がります。下がり幅はHaiku 5.5では入力の10分の1(0.1倍)、Opus 5.5とSonnet 5.5では20分の1(0.05倍)、Fable 5.1では40分の1(0.025倍)です。

モデルキャッシュ読み取り(per MTok)入力に対する倍率
Claude Fable 5.1キャッシュ読み取り(per MTok)$0.25入力に対する倍率0.025倍
Claude Opus 5.5キャッシュ読み取り(per MTok)$0.20入力に対する倍率0.05倍
Claude Sonnet 5.5キャッシュ読み取り(per MTok)$0.10入力に対する倍率0.05倍
Claude Haiku 5.5キャッシュ読み取り(per MTok)$0.01(10万トークン超は$0.05)入力に対する倍率0.1倍

読み取り単価だけを見ると、Opus 5.5の$0.20はFable 5.1の$0.25より安く、Sonnet 5.5はさらに半額の$0.10です。旧Opus 5の$0.50と比べると6割下がりました。長時間の自律タスクのようにプロンプト先頭を何度も読み直すワークロードほど、この読み取り単価が実コストを左右します。損益分岐の計算と延命の手法はClaude Fable 5.1の仕様解説の料金の節で扱っています。プランごとの使用枠や、従量課金クレジットとの関係はClaude料金プラン比較にまとめています。

思考の制御方式が世代で変わった

現行4モデルで最も見落としやすい差は、思考をどう制御するかの方式です。ここは実装に直結します。

モデルadaptive thinkingextended thinking
Claude Fable 5.1adaptive thinking対応(常時オン、無効化不可)extended thinking非対応
Claude Opus 5.5adaptive thinking対応(常時オン、無効化不可)extended thinking非対応
Claude Sonnet 5.5adaptive thinking対応(既定でオン、disabled は400)extended thinking非対応
Claude Haiku 5.5adaptive thinking対応(既定でオン、disabled は high 以下で可)extended thinking非対応

現行4モデルは、モデル自身が思考の要否と深さを決めるadaptive thinking(適応的思考)に一本化されています。思考量を budget_tokens で明示的に指定する従来のextended thinkingは、この4モデルでは使えません。深さは effort パラメータの5段階(low / medium / high / xhigh / max)で調整します。

一方、旧世代のHaiku 4.5は従来型のextended thinkingのみに対応しており、adaptive thinkingは使えません。Haikuだけが10月7日まで旧方式のままだったため、Haiku 4.5から移すときは思考まわりの書き換えが要ります。旧世代向けにthinkingパラメータを組み込んだ実装をそのまま持ち込むと、移行先によって通ったり弾かれたりします(新しいadaptive指定をClaude 4.5以前のモデルに送ると400エラーになります)。

なおFable 5.1とOpus 5.5は、thinkingを無効化する手段がありません。{"type": "disabled"} の指定は400エラーで、Claude Code側で MAX_THINKING_TOKENS=0 を設定しても止まらない仕様です。Sonnet 5.5も disabled は400で、代替はツール呼び出しの合間だけ考える between_tools になります(effortは low / medium / high のみ)。Haiku 5.5は例外で、disabled を high 以下のeffortで受け付けます。xhigh か max と組み合わせたとき、または between_tools を送ったときは400です。effort の既定値はFable 5.1が high、Opus 5.5とHaiku 5.5が medium で、Claude APIとClaude Codeのどちらでも同じです。Sonnet 5.5はAPIで high、Claude Codeでは medium が既定です。

Fable 5.1とOpus 5.5にはさらに共通の制約が3つあります。tool_choice の any / tool(強制ツール呼び出し)が400エラーになること。生成したthinkingブロックを下位・旧世代のモデルが読めないこと(Opus 5.5のブロックはClaude API上のFable 5.1・Mythos 5.1だけが読める)。会話の途中を編集すると以降のthinkingブロックが無効になることです。Opus 5.5はこれに加え、Claude APIとGoogle Cloudでcomputer useの computer_20251124 を受け付けません。Sonnet 5.5も強制ツール呼び出しの400、thinkingブロックの束縛、computer_20251124 の400を共有します。

「5」が付いたモデルはどこまで揃ったのか

末尾に5が付くモデルは、2026年6月から7月にかけて3つ出そろい、9月にFableが5.1へ、OpusとSonnetが5.5へ、10月にHaikuが5.5へ進みました。時系列で並べると次のとおりです。

時期出来事
2026年6月9日出来事Fable 5が一般提供開始(同時にMythos 5がProject Glasswing経由の限定提供)
2026年6月30日出来事Sonnet 5が登場し、Free / Proの既定モデルに
2026年7月24日出来事Opus 5が登場し、Claude Maxの既定モデルに
2026年9月1日出来事Fable 5.1が登場し、Fable 5はレガシー扱いに(同時にMythos 5.1)
2026年9月22日出来事Opus 5.5が登場し、Opus 5はレガシー扱いに。Claude Code v2.1.280で opus と既定モデルの解決先に
2026年9月28日出来事Sonnet 5.5が登場し、Sonnet 5はレガシー扱いに。Claude Code v2.1.284でAnthropic APIの sonnet の解決先に
2026年10月7日出来事Haiku 5.5が登場し、Haiku 4.5はレガシー扱いに(Haiku 4.5の退役は2026年10月15日より早くはならない)

現在の顔ぶれは、5.1世代のFable 5.1と、5.5世代のOpus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5です。

もう1つ押さえておきたいのは、Fable 5.1と対になるClaude Mythos 5.1の扱いです。Mythos 5.1はFable 5.1と同じ仕様・同じ料金ですが、サイバーセキュリティとライフサイエンス向けに安全装置を緩めた版で、Project Glasswingの信頼アクセス制度経由でのみ提供されます。セルフサービスの申し込み経路はないため、一般のAPI利用者が選べる最上位はFable 5.1です。

旧世代からの移行で確認する4点

Opus 4.x・Sonnet 4.x・Haiku 4.5から移すときに、事前に潰しておくと手戻りが少ない箇所が4つあります。

thinkingパラメータの指定を外す。 thinking: {"type": "enabled", "budget_tokens": N} を送る実装が残っていると通りません。対象はFable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5です。思考の深さは effort に置き換えます。Haiku 5.5はthinkingが既定でオンで、オフにする指定は high 以下のeffortでだけ通ります。変更点はClaudeモデルの移行ガイドにまとめています。Opus 5からOpus 5.5へ、Sonnet 5からSonnet 5.5へ移る場合が対象です。Haiku 4.5からHaiku 5.5へ移る場合は、Haiku 5.5への移行チェックリストを参照してください。

トークン見積もりを取り直す。4モデルとも新しいtokenizerを使うため、Opus 4.6以前やSonnet 4.6、Haiku 4.5から移すと同じプロンプトでもトークン数が増えます。max_tokens の設定値とコスト試算の両方が影響を受けます。

旧モデルの提供状況を確認する。旧世代のモデルも引き続き利用できます。対象はFable 5・Opus 5・Sonnet 5・Opus 4.8・Opus 4.7・Opus 4.6・Sonnet 4.6・Opus 4.5・Haiku 4.5です。いずれもレガシー扱いで、Haiku 4.5(claude-haiku-4-5-20251001)の退役は2026年10月15日より早くはなりません。Fable 5の提供終了は2027年6月9日より前には来ません。一方、Claude Opus 4.1(claude-opus-4-1-20250805)は2026年8月5日に提供を終了しています。このIDを直接指定している実装があれば、差し替えが必要です。Claude Sonnet 4.5(claude-sonnet-4-5-20250929)は非推奨になっており、2026年11月30日に退役します(移行先は claude-sonnet-5-5)。

出力上限の扱いを見直す。前掲の最大出力は同期のMessages APIでの値です。Message Batches APIでは最大30万トークンまで出力できるモデルがあります。対象はOpus 5.5・Opus 5・Opus 4.8・Opus 4.7・Opus 4.6、Sonnet 5.5・Sonnet 5・Sonnet 4.6、Haiku 5.5です。使うときはoutput-300k-2026-03-24のベータヘッダーを付けます。Fable 5.1はこの対象に入っていません。長大な成果物を一括生成したい場合、分割処理を自前で組む前にこちらを検討する余地があります。Haiku 5.5はPriority Tierに対応しません。Haiku 4.5でPriority Tierを契約している場合は、容量を別に見積もる必要があります。

学習データの鮮度にも差があるので、移行先の選定材料として並べておきます。

モデル確実に答えられる知識の期限学習データの期限
Claude Fable 5.1確実に答えられる知識の期限2026年6月学習データの期限2026年6月
Claude Opus 5.5確実に答えられる知識の期限2026年6月学習データの期限2026年6月
Claude Sonnet 5.5確実に答えられる知識の期限2026年6月学習データの期限2026年6月
Claude Haiku 5.5確実に答えられる知識の期限2026年6月学習データの期限2026年6月
Claude Haiku 4.5(旧世代)確実に答えられる知識の期限2025年2月学習データの期限2025年7月

現行4モデルはいずれも2026年6月まで届いており、旧Sonnet 5(2026年1月)より5か月、旧Haiku 4.5(2025年2月)より1年以上新しい知識を持ちます。旧Opus 5(2026年5月)からも1か月進みました。新しいライブラリやAPIの仕様を前提にするタスクでは、この差が体感品質に出ます。

利用する面ごとの違い — claude.ai / Claude Code / API

同じ4モデルでも、どこから使うかで既定値と手順が変わります。

claude.aiでは、既定モデルがプランごとに決まっています。Sonnet 5とOpus 5の登場以降、無料プランとProはSonnet 5、MaxはOpus 5が既定でした。Sonnet 5.5への切り替えは、Opus 5.5と同じく公式に明記されていません。Opus 5.5は9月22日にClaudeアプリにも加わりましたが、claude.ai側の既定モデルが切り替わったかは公式に明記されていません。5時間あたりの利用上限はサブスクリプション全体に関わる変更で、同じ9月22日にPro・Max・Team・シート制Enterpriseで引き上げられています。Fable 5.1はどのプランでも既定にならず、モデルピッカーからの明示的な選択が要ります。Max・Teamプレミアムシート・シート制Enterpriseプレミアムシートではプランに含まれ(週次上限の最大50%まで)、Pro・Team標準シート・Enterprise標準シートではusage credits(従量課金クレジット)経由、無料プランでは使えません。

Claude Codeでは、モデルごとに必要な本体バージョンが決まっています。古いままだとピッカーに出てきません。

モデル必要なClaude Codeのバージョン
Claude Haiku 5.5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.293以降
Claude Sonnet 5.5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.284以降
Claude Opus 5.5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.280以降
Claude Fable 5.1必要なClaude Codeのバージョンv2.1.257以降
Claude Opus 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.219以降
Claude Sonnet 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.197以降
Claude Fable 5必要なClaude Codeのバージョンv2.1.170以降
Claude Opus 4.8必要なClaude Codeのバージョンv2.1.154以降

切り替えは /model コマンド、起動時の --model フラグ、環境変数 ANTHROPIC_MODEL、設定ファイルの model キーの4経路があり、この順で優先されます。

/model opus
/model fable

ここで注意が要るのは、opus や sonnet のようなエイリアスの解決先が提供元によって違う点です。同じ /model opus でも、届くモデルが変わります。opus はv2.1.280以降Opus 5.5に解決され(v2.1.219〜v2.1.279はOpus 5)、fable はv2.1.257以降Fable 5.1に解決されます。sonnet はv2.1.284以降、Sonnet 5.5に解決されます。対象はAnthropic APIです(v2.1.284のリリースノート)。旧モデルを使い続けたい場合は claude-opus-5 のようにモデルIDで指定します。

提供元opus の解決先sonnet の解決先
Claude APIopus の解決先Opus 5.5sonnet の解決先Sonnet 5.5(v2.1.284以降。それ以前はSonnet 5)
Claude Platform on AWSopus の解決先Opus 5.5sonnet の解決先Sonnet 4.6
Amazon Bedrock / Google Cloud's Agent Platformopus の解決先Opus 5.5sonnet の解決先Sonnet 4.5
Microsoft Foundryopus の解決先Opus 4.6sonnet の解決先Sonnet 4.5

Claude API以外の行は5.5世代の登場前に確認した値です。v2.1.284でSonnet 5.5への切り替えが確認できているのはAnthropic APIだけなので、他の提供元は自分の環境で /model の表示を確かめてください。

モデルを指定しないときに使われる既定モデル(default)も、v2.1.280でPro・Max・Team・EnterpriseとAPI利用(Claude Platform on AWS・Bedrock・Google Cloud's Agent Platformを含む)がOpus 5.5になりました。v2.1.219以降v2.1.280より前はProとTeam StandardがSonnet 5、それ以外がOpus 5です。Microsoft Foundryの既定はSonnet 4.5のままです。変更の一覧はClaude Code v2.1.280のリリースノートにあります。

エイリアスが古いモデルに解決される環境で新しいモデルを使いたい場合は、モデル名を明示的に指定するか、ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL や ANTHROPIC_DEFAULT_FABLE_MODEL などの環境変数で解決先を固定します。エイリアスの指す先は時期とともに更新されるため、バージョンを固定して運用するなら、そもそもエイリアスに頼らずフルのモデル名で指定しておく方が事故が起きません。ただし固定したモデルIDもいずれ引退します。エージェント定義やCIに書くときの「固定かエイリアスか」を止まり方の違いから検討した設計判断はClaudeモデルの引退で自動化が止まる日 — バージョン固定とエイリアスの設計判断にまとめています。

APIから使う場合は、model パラメータに前掲のIDを渡すだけです。Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5では、1Mトークンのコンテキストが追加のプレミアム料金なしで既定から有効です。900Kトークンのリクエストも9Kトークンのリクエストも同じ単価で課金されます。Haiku 5.5だけは、プロンプトが10万トークンを超えたリクエストに上の段の単価($0.50 / $2.50)がかかります。

契約条件で選べる範囲が変わる点も1つあります。Fable 5.1(とFable 5)は30日のデータ保持が必須で、ゼロデータ保持(ZDR)の環境ではAnthropicが明示的に認めた場合を除いて利用できません。ZDR契約を結んでいる組織では、プラットフォームを問わずFableモデルが候補から外れ、Claude Codeのモデルピッカーにも表示されないか、無効の状態で並びます。データの取り扱い要件が厳しい組織では、4モデルのうち実際に選べるのは残りの3つになります。顧客側のクラウドにデータを置くEnterprise Frontier Safeguards(EFS)が2026年秋から段階提供され、その対象顧客はEFSが整うまでZDRのままFableモデルを使える経過措置があります。

よくある質問

現行のClaudeモデルはいくつありますか?

4つです。Claude Fable 5.1・Claude Opus 5.5・Claude Sonnet 5.5・Claude Haiku 5.5が現行の顔ぶれです。Fable 5・Opus 5・Sonnet 5・Opus 4.8〜4.5・Sonnet 4.6・旧Haiku 4.5はレガシー扱いで利用できます。Sonnet 4.5は非推奨(2026年11月30日退役)、Opus 4.1は提供終了済みです。

いちばん賢いClaudeモデルはどれですか?

一般に広く提供されているモデルの最上位はClaude Fable 5.1です。ただし公式ドキュメントは、迷ったらまずOpus 5.5を試し、要求の厳しい推論と長時間のエージェント作業、またはOpus 5.5を高effortにしても足りない作業だけFable 5.1に回す順序を案内しています。Opus 5.5の単価はFable 5.1の4割($4 / $20と$10 / $50)です。

Fable 5とFable 5.1は何が違いますか?

単価と仕様は同じで、キャッシュ読み取りが$1から$0.25に下がり、知識の期限が2026年1月から6月に進みました。代わりに強制ツール呼び出しの廃止とthinkingブロックの束縛という破壊的変更があります。差分はClaude Fable 5.1の仕様解説にまとめています。

Claude Haiku 5は出ていますか?

2026年10月7日にHaiku 5.5(claude-haiku-5-5)が出ています。旧Haiku 4.5はレガシー扱いで、退役は2026年10月15日より早くはなりません。仕様と移行点はClaude Haiku 5.5とはにまとめています。

モデルIDに日付が付いているものと付いていないものがあるのはなぜですか?

Claude 4.6世代を境に命名の形式が変わったためです。4.5世代までは claude-haiku-4-5-20251001 のように日付付きが正式名で、4.6世代以降は claude-opus-5-5 のような日付なしの形式になりました。どちらも固定スナップショットである点は同じです。

コンテキストが1Mトークンなのはどのモデルですか?

現行4モデルのすべてです。200Kトークンにとどまるのは旧世代のOpus 4.5・Sonnet 4.5・Haiku 4.5です。ただしHaiku 5.5は10万トークンを超えるプロンプトで単価が入力$0.50・出力$2.50に上がるので、長いログを丸ごと渡す使い方では実コストを見積もってから選びます。

Opus 4.1はいつまで使えますか?

2026年8月5日に提供が終了しています。現行のOpusはOpus 5.5(claude-opus-5-5)です。

まとめ

Claudeの現行モデルは、Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の4つです。4モデルとも1Mトークンのコンテキストと128Kトークンの最大出力を持ち、adaptive thinkingに一本化されています。Haiku 5.5は最速・最安の枠で、10万トークンを超えるプロンプトだけ単価が上がる段階料金です。起点に置くのはOpus 5.5で、Opus 5より安く、キャッシュ読み取りはFable 5.1より安い$0.20です。

旧世代からの移行では、thinkingパラメータの書き換え、tokenizer変更に伴うトークン数の増加、Opus 4.1の8月5日終了、この3点が実作業として効いてきます。Fable 5からFable 5.1へ、Opus 5からOpus 5.5へ、Sonnet 5からSonnet 5.5へは、強制ツール呼び出しとthinkingブロックの扱いが加わります。Opus 5.5では既定effortが medium に下がり、Sonnet 5.5もClaude Codeでは high から medium に下がる点が見直しの対象です。Haiku 4.5からHaiku 5.5へは、extended thinkingからadaptive thinkingへの書き換えと、Priority Tierが使えなくなる点が加わります。どのタスクにどのモデルを割り当てるかという判断そのものはClaudeモデル比較(使い分けと組み合わせ)で、Claudeというプロダクト全体の見取り図はClaude完全ガイドで扱っています。

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