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ClaudeのRome2Rioコネクタで経路と乗り換えを比べる手順

ClaudeのRome2Rioコネクタで経路と乗り換えを比べる手順

Rome2RioコネクタをClaudeにつなぐと、電車・バス・飛行機・フェリーを組み合わせた経路の所要時間と概算料金を会話内で比べられます。2つのツールの役割と、料金・時刻表の読み方を扱います。

Rome2RioコネクタをClaudeにつなぐと、出発地から目的地までの経路を、電車・バス・フェリー・車・飛行機、それらの組み合わせで並べて比べられます。結果にはドア・ツー・ドアの所要時間、乗り継ぎ、概算料金が付き、地図で見比べることもできます。サインインは不要です。

Rome2Rioは世界中の移動手段を横断して探せる経路検索サービスです。コネクタの提供元はRome2Rio自身で、Claudeのコネクタ一覧では「Anthropic verified」の表示が付いています。カテゴリは「Travel」、追加は2026年8月です。

2つのツールは「経路を出す」と「時刻表を見る」

掲載ページが挙げているツールは次の2つだけです。

ツール役割
get-routes役割出発地と目的地の経路の候補
get-schedules役割運行の時刻表

引数や戻り値の説明は掲載ページにありません。紹介文では、経路の所要時間・乗り継ぎ・概算料金に加えて、あれば時刻表とチケットの情報も出すとされています。

使う側の感覚としては、先に get-routes で候補を広く並べ、気になった区間だけ get-schedules で時刻を確かめる流れになります。会話では「どちらのツールを使って」と指定せず、知りたいことをそのまま頼めば足ります。

接続の手順

Claudeのコネクタはディレクトリから選んで追加します。サポート記事の手順に沿うと次の流れです。

手順

Rome2Rioコネクタを入れる流れ

  1. 1

    ディレクトリを開く

    チャット左下の「+」から「Connectors」にカーソルを合わせ、「Manage connectors」を選びます。設定からなら「Customize > Connectors」です。

  2. 2

    Rome2Rioを選ぶ

    一覧でRome2Rioを選び、説明と機能を確認して「Connect」または「Install」を押します。

  3. 3

    会話で有効にする

    「+」から「Connectors」を開き、Rome2Rioをオンにします。Auto(既定)のままなら、内容に合うときにClaudeが使います。

このコネクタはサインイン不要で、Rome2Rioのアカウントは要りません。

Team・Enterpriseプランでは、先にOwnerまたはPrimary Ownerが組織としてコネクタを有効にする必要があります。有効にしただけでは誰にもアクセスは付与されず、各メンバーの接続が別に要ります。組織側の制限はClaude Enterpriseでコネクタを制限する設定にまとめています。

Claude Codeで使う場合

ディレクトリに出ない環境や、ターミナルのClaude Codeで使うなら、コネクタのURLをリモートMCPサーバーとして追加します。

claude mcp add --transport http rome2rio \
  https://chatgpt-app.rome2rio.com/mcp

URLは掲載ページの「Connector URL」の値です。ホスト名に chatgpt-app と入っていますが、掲載ページにその理由の説明はありません。登録後の動作はRome2Rio側の実装に依存するため、claude mcp list で接続状態を確かめてから使います。

比べ方を決めてから頼む

経路検索は、条件を一言足すだけで結果の使い道が変わります。Claudeに頼むときは、比べる軸を先に伝えます。

くらべる

頼み方で変わる結果の使い道

Before

軸を決めずに頼む

「新大阪から高山までの行き方を教えて」。候補は返っても、どれを選ぶかの基準が会話に残りません。

After

軸を決めて頼む

「新大阪から高山まで、所要時間が短い順と、概算料金が安い順で3案ずつ。乗り継ぎ回数も添えて」。選ぶ根拠が表になって返ってきます。

実際に使える依頼文の型を3つ挙げます。地名や日付は自分の旅程に置き換えてください。

  • 軸を2つ重ねる: 「新大阪から高山まで、所要時間と概算料金の2軸で候補を表にして。乗り継ぎ回数も添えて」
  • 手段を絞って比べる: 「空港から市内へ、電車・バス・タクシーの3手段を、所要時間と概算料金で比べて」
  • 区間ごとに時刻を確かめる: 「その3案のうち、いちばん安い案の乗り換え区間だけ時刻表を見せて」

返ってきた表は、そのまま旅行のしおりの移動の行に使えます。日程づくりそのものは別の話なので、交通手段の選定を先に固め、決まった経路を日程表に差し込む順が扱いやすくなります。

料金と時刻表は「概算」と「確定」を分けて読む

料金は概算(estimated prices)で、手段ごとに出どころが違います。Rome2Rioのヘルプでは次のように分けられています。

手段料金の出どころ
電車・バス・路面電車・フェリー・飛行機・車料金の出どころ提携するチケット事業者の情報。過去のデータがない経路は、同じ国の似たサービスの価格から幅を推定
車(自分で運転)料金の出どころ標準的なセダンの燃料費の見積もり。高速料金と車の購入・レンタル費用は含まない
シャトル・専用送迎料金の出どころ提携事業者のデータから作った見積もり
タクシー料金の出どころ現地のタクシー事業者のデータと突き合わせた見積もり

正確な金額を出せないときは、金額ではなく幅で表示されます。予約できる経路なら、日付と条件に合わせた正確な金額が出ます。

注意したいのは、予約画面での金額が変わりうる点です。価格には概算の幅と、予約できる経路の実際の価格が混在し、提携先に進むと在庫・需要・為替・事業者の更新で最終価格が変わることがあります。最終的な金額と空席は、提携先の予約画面で確かめます。

時刻表も同じです。時刻表が出ない理由は主に3つあります。

  • 季節運行で、時刻表がまだ公開されていない
  • 事業者が、そこまで先の時刻表を公開していない
  • 事業者から時刻表の提供を受けていない

この場合は検索する日付を変えるか、事業者に直接問い合わせます。事業者の連絡先はRome2Rio上に表示されます。コネクタ経由でも同じ情報が返るかは、掲載ページに記載がありません。

徒歩・自家用車の候補はどう扱われるか

徒歩の候補は原則2km以下の移動で出ます。ほかに選択肢が少ない検索では、7kmまでの徒歩が出ることもあります。車は「自分で運転する選択肢」で、レンタカーの手配ではありません。

つまり「車が最安」と返ってきても、燃料費だけの比較です。高速料金や車の費用を入れた比較をしたいときは、Claudeに「高速料金は別に調べて足して」と頼むか、手元の数字を渡して計算させます。

何日前の旅程まで比べられるか

予約を前提にするなら、いつの便まで調べられるかも関わります。発売時期の目安は次のとおりです。

  • 電車: 多くの事業者が3か月ずつ区切って発売する
  • 飛行機: 翌年にかけての先まで予約できることが多い
  • バス: 6か月ずつの発売が多く、12か月先まで出る場合もある

先の日付で検索して結果が出ないときは、日付が近づくまで待ちます。事業者によっては、案内している期間より予約の受付開始が遅いこともあります。

経路が出ないときの切り分け

結果が空だったり、期待した経路がなかったりしたときは、上から順に確かめます。

切り分け

経路が出ないときの切り分け

  1. Qコネクタが会話で有効になっていますか?
    答えがいいえのとき

    「+」から「Connectors」を開き、Rome2Rioをオンにします。Teamなど組織のプランでは、管理者が有効にしているかも確かめます。

    答えがはい
  2. Q検索する日付は近すぎる、または遠すぎませんか?
    答えがいいえのとき

    日付をずらして再度頼みます。先の日付は、事業者が発売を始めるまで結果が出ません。

    答えがはい
  3. Q出発地・目的地は主要な都市や駅ですか?
    答えがいいえのとき

    近隣の大きな都市や交通の拠点を起点にして頼みます。地域によっては交通データが限られ、地元の事業者が未登録のこともあります。

    答えがはい

それでも出ないとき

地元の交通事業者のサイトを直接確かめます。Rome2Rioに欠けている経路は、サービス側のフォームから報告できます。

使うときの注意

Claudeは経路の候補を並べ替えたり表にしたりできますが、料金と時刻の確からしさは検索結果の質で決まります。Claudeが返した数字は、予約前に提携先か事業者のページで照合してください。

また、コネクタの掲載ページには「信頼できる開発元のコネクタだけを使う」旨の注意が載っています。Anthropicは開発者が公開するツールを管理しておらず、動作の保証や変更の有無を確認できないという趣旨です。Rome2Rioの検索条件(出発地・目的地・日付)はRome2Rioに送られる前提で使います。

旅行系のほかのコネクタとの関係

Rome2Rioのページの関連コネクタには、宿泊のALL AccorとTrivago、宿泊のホールセール予約のBrek、航空券のSlickTripとGoVola、天気予報のAccuWeatherが並んでいます。Rome2Rioは「どう移動するか」を決める役で、宿や航空券の検索・予約はそれぞれの専用コネクタが受け持つ分担です。

組み合わせるなら、Rome2Rioで手段と所要時間を固めたあと、飛行機が選ばれたときだけ航空券コネクタで運賃を見る、という順が無駄がありません。

よくある質問

料金はそのまま予算に使えますか?

使うなら幅のある概算として扱います。同じ国の似たサービスの価格から推定した値が含まれ、予約画面で変わりうるためです。

日本語で頼んでも経路は出ますか?

掲載ページに対応言語の記載はありません。Rome2Rioのサイト自体は24言語に対応しますが、コネクタの応答言語との関係は書かれていません。応答言語は実際に日本語で頼んで確かめられます。

まとめ

Rome2Rioコネクタは、サインイン不要で手段をまたいだ経路比較をClaudeの会話に持ち込めます。使いこなす鍵は、比べる軸(所要時間・概算料金・乗り継ぎ回数)を先に伝えることと、概算と確定を分けて読むことです。決まった経路を旅程表に落とすところまでは旅行のしおりを作る手順で続けられます。

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