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ClaudeとTwinMindを連携する方法 — 接続・4ツール・Claude Codeの使い方

ClaudeとTwinMindを連携する方法 — 接続・4ツール・Claude Codeの使い方

TwinMindの会議ノート・文字起こし・ToDoをClaudeとClaude Codeから引く手順を、4つのツールの使い分けと権限設定、つながらないときの切り分けまでまとめます。

TwinMindは、会議を自動で録音・文字起こしして「メモリ」として貯めるAIノートです。ClaudeとTwinMindを連携すると、その会議ノート、文字起こし、ToDoをClaudeの会話から検索できます。接続はOAuthのサインインだけで、APIキーは使いません。

連携の窓口は2つあります。claude.aiのコネクタと、Claude CodeのMCPサーバー登録です。同じ接続先 https://api.twinmind.com/mcp を使い、どちらも読み取り専用です。この記事では、両方の手順と、4つのツールをどう頼み分けるかを扱います。

接続の前に決めておくこと

TwinMindのMCPは、接続した本人のTwinMindアカウントにある記録だけを対象にします。前提は次の2つです。

  • 記録が入っているTwinMindアカウント
  • MCPに対応したAIツール(今回はClaudeまたはClaude Code)

TwinMindのブログは、AIツール側は有料アカウントが必要になる可能性が高いと案内しています。TwinMind側も、MCPをMaxプランの機能として告知しています。必要なプランは変わりうるので、TwinMindの料金ページと、自分のClaudeのプランで確かめてください。

Claudeのコネクタ一覧では、TwinMindは「Anthropic verified」の表示で、カテゴリはProductivityです。サインインが必要で、追加は2026年7月と書かれています。接続先のURLも一覧に載っています。

数字

TwinMindコネクタの基本情報

  • 接続先URL

    api.twinmind.com/mcp

    Streamable HTTP

  • ツール数

    4

    search / summary_search / fetch / todo_search

  • 権限

    読み取り専用

    作成・編集・削除は不可

コネクタ一覧とTwinMindのブログに載っている値です

別の会議メモ系サービスとの取り込み範囲の違いは、tl;dvとTwinMindの比較にあります。ここでは、TwinMindを選んだ前提で進めます。同じ会議メモ系ではFathomのコネクタも別の取り込み元を持ちます。

Claudeにつなぐ手順

claude.aiでの接続は、コネクタのページを開いて認証するだけです。

手順

claude.aiでTwinMindを接続する

  1. 1

    コネクタのページを開く

    claude.aiのコネクタ一覧でTwinMindを開き、Connectを押します。

  2. 2

    TwinMindにサインインして許可する

    TwinMindのサインイン画面に移ります。サインインして、Claudeに記録・ノート・会話を読み取り専用で見せることを承認します。

  3. 3

    Tool permissionsを設定する

    接続後のコネクタページで、Tool permissionsを「Always allow」にします。毎回の許可確認が減ります。

  4. 4

    チャットでTwinMindをオンにする

    会話のツールバーで、TwinMindのトグルがオンになっているかを見ます。オフのままだと、Claudeは会議の記録を引きません。

最初の質問は、短く目的がはっきりしたものから始めます。ブログの例は「List the high priority tasks in my TwinMind」と「What was discussed in yesterday's call?」です。日本語でも同じ形で頼めます。

昨日の打ち合わせで話した内容を、決まったこと・宿題・懸念の3つに分けてまとめてください。

初回に許可を聞かれたら、Always Allowを選びます。スマホのブラウザからコネクタのページを開いて接続すると、ClaudeのiOS・Androidアプリでも使えます。

TwinMindのアカウントとClaudeのアカウントは、同じメールアドレスでなくて構いません。認可のときにサインインしたTwinMindのアカウントが、Claudeに見える範囲になります。

Claude Codeにつなぐ手順

ターミナルのClaude Codeには、HTTPサーバーとして追加します。コマンドはTwinMindのブログに載っているものです。

claude mcp add --transport http twinmind \
  https://api.twinmind.com/mcp

追加したら、新しいターミナルで claude を起動します。/mcp を開いてTwinMindを選び、Authenticateでブラウザのサインインを通します。ブラウザが使えないSSH先などでは、シェルから認証を通す方法もあります。

claude mcp login twinmind
claude mcp get twinmind

claude mcp login は、ローカルのブラウザが無い環境では認可URLを表示します。そのURLを手元のブラウザで開き、遷移後のURLを端末に貼り戻します。この貼り付けには対話型の端末が要るため、SSHでは ssh -t で入ります。接続状態は claude mcp get twinmind や claude mcp list で見られ、成功すればConnectedと表示されます。

スコープは用途で選ぶ

claude mcp add の既定は、そのプロジェクトだけに効くlocalスコープです。会議の記録はプロジェクトを問わず引きたいことが多いので、どのプロジェクトからも使いたいなら --scope user を付けます。

claude mcp add --transport http --scope user twinmind \
  https://api.twinmind.com/mcp

チームで共有するprojectスコープ(.mcp.json)は、このコネクタには向きません。認証は個人のTwinMindアカウントに紐づくため、設定ファイルをコミットしても、各メンバーが自分のアカウントで認証し直すことになります。

claude.aiで接続済みなら二重登録に注意

Claude Codeをclaude.aiのアカウントでログインしている場合、claude.aiに追加したコネクタはClaude Codeでも自動で使えます。このとき、claude.ai側のコネクタのツールは mcp__claude_ai_<server>__<tool> の形で現れます。

そこへ claude mcp add で同じTwinMindを足すと、同じサービスが2つの経路で見えます。どちらか片方で足りるので、使う経路を決めて、もう片方は外します。ローカル登録を外すなら次のコマンドです。

claude mcp remove twinmind

claude mcp remove はサーバー設定に加えて、Claude Codeが保存したOAuthトークンと登録情報も消します。

4つのツールをどう頼み分けるか

コネクタ一覧とTwinMindのブログは、同じ4つのツールを挙げています。

ツール説明向く頼み方
search説明ノートとタスクをキーワードやトピックで検索向く頼み方話題から探す
summary_search説明キーワード・トピック・日付範囲で要約を絞り込み向く頼み方期間で振り返る
fetch説明1件の記録の詳細。文字起こしの全文を含む向く頼み方発言を正確に確かめる
todo_search説明タスクを期限・優先度・状態つきで表示向く頼み方宿題の棚卸し

ツールの使い分けは、頼み方で決まります。Claudeはツールの説明を読んで選ぶので、頼む側が「期間」「話題」「全文が要るか」を文に入れておくと、選択が安定します。以下は頼み方の例で、TwinMindが定めた手順ではありません。

プロンプト

頼み方の型

  • 期間で振り返る(summary_search向き)

    「先週の採用に関する会議を、日付順に3行ずつ」のように、期間とテーマを書きます。

  • 話題から探す(search向き)

    「価格改定を話した会議を探して」のように、会議の日付が曖昧なときに使います。

  • 発言を確かめる(fetch向き)

    「月曜のエンジニアリング同期の全文から、先方の納期への発言だけ引用して」。要約では足りないときだけ全文を取らせます。

  • 宿題を洗い出す(todo_search向き)

    「今週が期限のタスクを、優先度の高い順に」のように、期限と並び順を指定します。

要約で当たりをつけてから、必要な1件だけ全文を取る流れが基本です。全文を何件も取らせると、会話のコンテキストが一気に埋まります。

Claude Codeでは、MCPツールの出力が10,000トークンを超えると警告が出ます。既定の上限は25,000トークンです。上限を超えた結果は、ファイルに保存されて会話にはそのパスだけが入ります。長い会議の全文を取る前に、summary_search で対象を1件に絞っておくほうが安全です。

Claude Codeで会議の記録を開発に使う

TwinMindは会議の内容を引くだけで、書き込みはできません。書き込みはClaude Code側のファイル編集で行います。会議の決定事項をそのまま作業に落とす使い方が、ここでの本命です。

設計レビューの結論をドキュメントに残す

次のような頼み方が成立します。例として示す指示で、実際の応答は会議の記録の中身によって変わります。

昨日の設計レビューの会議を summary_search で探し、決まったことだけを
docs/decisions.md に「日付・決定・理由」の表で追記してください。
会議で話題になっただけで決まっていない項目は入れないでください。

「決まったことだけ」「話題になっただけは除く」と書くのは、要約が検討中の案まで混ぜることがあるためです。追記内容は、コミット前に差分で必ず読みます。

権限を決めておく

MCPツールを毎回承認するのが面倒なら、設定の許可リストにサーバー単位で書けます。サーバー名は claude mcp add で付けた名前です。ここでは twinmind を使っています。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "mcp__twinmind__search",
      "mcp__twinmind__summary_search",
      "mcp__twinmind__todo_search"
    ]
  }
}

fetch をあえて外している点に意味があります。fetch は文字起こしの全文を返すため、コンテキストを大きく使います。許可リストに入れず、都度の承認にしておくと、全文を取る場面に気づけます。サーバー全体を許可するなら、mcp__twinmind__* と書けます。

TwinMind側は読み取り専用なので、許可しても記録が書き換わることはありません。許可リストで気にするのは書き込みの危険ではなく、機微な会議の内容がコンテキストに入る点です。

繰り返す頼み方はCLAUDE.mdに書く

毎回同じ前置きを打つなら、プロジェクトの CLAUDE.md に短い規約として書いておきます。

## 会議の記録の使い方
- 会議の内容はTwinMind(MCP)から引く。推測で補わない
- まず summary_search で対象を1件に絞り、全文(fetch)は必要なときだけ
- 決まったことと検討中の案を分けて書く
- 記録に無いことは「記録に無い」と書く

「記録に無いことは書く」の一行が効きます。会議のノートは、話していないことまで補完されると、後から誰も確かめられません。

権限とデータの流れ

TwinMindは、Claudeに読み取り専用のアクセスを渡します。記録・文字起こし・タスクを検索して見られる一方で、作成・編集・削除はできません。

データの動きは次のとおりです。質問を受けたときに、関係する部分(ノート、要約、文字起こしの抜粋)だけがAIツールに送られます。アーカイブ全体が送られることはなく、バックグラウンドで勝手に読まれることもありません。通信はHTTPS/TLSです。

TwinMindへのサインインは、ユーザーごとに行います。TwinMindのブログは、MCPにAPIキーやサービスアカウントの方式は無いと明記しています。チームの共有アカウントで全員分の会議を引く構成は、この接続では作れません。

つながらないとき、記録が出てこないとき

切り分け

TwinMindが使えないときの切り分け

  1. Qコネクタのページで接続済みと表示されているか?
    答えが未接続

    Connectからやり直し、TwinMindのサインインと許可を通します。Claude Codeなら /mcp でAuthenticateを選びます。

    答えがはい
  2. Q会話のツールバーでTwinMindがオンか?
    答えがオフ

    トグルをオンにして、質問を送り直します。

    答えがはい
  3. Q新しい会話でも同じ症状か?
    答えが新しい会話だと動く

    古い会話を閉じ、新しい会話で頼み直します。

    答えがはい

それでも動かないとき

TwinMindの設定でコネクタを切断してつなぎ直し、アプリを再起動します。Claude Codeでは、/mcp で状態を確かめ、切断のままなら claude mcp remove twinmind で外してから追加し直します。

接続できているのに結果が空のときは、次の3点を見ます。

  • TwinMindのアカウントに記録があるか。MCPが見るのは、そのアカウントに保存された記録だけです
  • キーワードが細かすぎないか。固有の言い回しより、一般的な単語で試します
  • 日付の範囲が合っているか。「先月」と頼んだ会議が、実際は別の月に入っていることがあります

Claude Codeで認証に失敗する場合は、/mcp の画面にサーバー側から返ったエラーが出ます。HTTPステータスやエラー文を、まずそこで読みます。

切断すると何が消えるか

接続をやめたいときの手順は、使った窓口ごとに違います。

  • claude.ai: 設定のコネクタ一覧でTwinMindを探し、Disconnectを押します。TwinMindは、切断するとAIツールのアクセスが直ちに取り消されると説明しています
  • Claude Code: claude mcp remove twinmind で、設定とOAuthトークンの両方が消えます。トークンだけ消すなら claude mcp logout twinmind です

切断しても、TwinMind側の記録は消えません。消えるのは、AIツールが記録を引ける状態です。

よくある質問

GeminiやChatGPTと同じ接続先ですか

接続先のURLは同じです。ただし、Gemini側にはカスタムアプリの利用条件(個人のGoogleアカウント、米国のアカウント、18歳以上、アクティビティ設定のオン)があります。Claudeの接続にこの条件は関係しません。

自社の社内AIツールにつなげますか

TwinMindのブログは、Streamable HTTPのMCPクライアントで、ブラウザを開いてOAuth 2.0のサインインを通せるツールなら接続できると案内しています。Bearerトークンは、サインイン後にツールが受け取ります。

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