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Akiflow MCPをClaudeにつなぐ手順 — タスクとカレンダーを会話で動かす

Akiflow MCPをClaudeにつなぐ手順 — タスクとカレンダーを会話で動かす

AkiflowのMCPサーバー(mcp.akiflow.com/mcp)をClaudeとClaude Codeにつなぐ手順と、19個のアクションで頼める作業、削除や再配置の前に決めておく線引きをまとめます。

タスクとカレンダーを扱うAkiflowが、Claudeなどから使えるMCPサーバーを公開しました。エンドポイントは mcp.akiflow.com/mcp の1本で、Claude.aiではカスタムコネクタとして、Claude Codeでは claude mcp add で登録します。

つないだ後は「今日の予定とタスクを見て、無理のある分を明日に回して」のような頼み方で、タスクの作成・移動・完了、予定の作成・変更・削除までを会話で動かせます。ここでは接続手順を2つの面で示し、頼める作業の範囲と、実行前に決めておきたい線引きを順に述べます。

Akiflow MCPでClaudeに任せられること

Akiflow MCPは、Claude、ChatGPT、そのほかのMCPクライアントに向けたサーバーです。Akiflowの紹介ページでは、タスク・カレンダー・時間枠・スケジュール・会議の文字起こしにまたがる19個のアクションを、1つのエンドポイントで提供するとしています。

頼める作業は、ページの使用例から次の4系統に分けて読めます。

できること

使用例から見える4つの作業

  • 一日の組み立て

    会議・未完了タスク・優先度を一緒に読み、重要な仕事を予定に入れ、現実的でない分を動かします。

  • 会議メモからの変換

    議事メモや文字起こしからアクションを抜き出し、期限つきのタスクにして、今週の空きへ割り当てます。

  • 他ツールとの突き合わせ

    Linear、Gmail、Slackを見て、必要なタスクを作り、終わった分を更新します。Claude Codeでの実装作業と組み合わせる例もあります。

  • カレンダー操作

    集中時間の確保、会議前の準備枠、予定の移動や削除を1行の指示で頼みます。

「他ツールとの突き合わせ」は、Akiflow側のMCPだけで完結しません。LinearやGmailを読むには、それぞれのコネクタも同じClaudeに入れておく必要があります。Akiflowのサーバーが受け持つのは、あくまでAkiflowのタスクとカレンダーの読み書きです。

ページに載っている指示文のうち、Claudeに頼みやすい形のものを抜き出します。

目的指示文の例(ページの例に沿った形)
朝の整理指示文の例(ページの例に沿った形)今日のタスクと予定を読んで、期限切れ・ブロック中・非現実的なものに印をつけて
会議後の処理指示文の例(ページの例に沿った形)直近の会議メモからアクションを抜き出し、今週の空きに割り当てて
週の締め指示文の例(ページの例に沿った形)今週終えた分を見せて、未完了はすべて受信箱に戻して
衝突の解消指示文の例(ページの例に沿った形)14時のデザインレビューを明日の午前に動かして。Meetのリンクは残して

Claude.aiにカスタムコネクタとして追加する

Akiflow MCPはClaudeのコネクタ一覧に載った既製のコネクタではなく、URLを自分で登録するカスタムコネクタとして使います。カスタムコネクタは、Claude、Cowork、Claude Desktopで、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの各プランから使えます。Freeプランは登録できるカスタムコネクタが1つまでです。

手順

Pro・Maxプランでの追加手順

  1. 1

    コネクタの追加画面を開く

    Customize > Connectorsを開き、「+ Add」から「Add custom connector」を選びます。

  2. 2

    名前とURLを入れる

    名前は一覧に表示される呼び名です。Akiflow のように分かりやすいものにします。URLには https://mcp.akiflow.com/mcp を入れて「Continue」を押します。

  3. 3

    認証設定を確認する

    Claudeが検出した認証設定が表示されます。サーバーが別の方式を求めるときだけ変えます。選べる項目はAuthentication、OAuth client、Request headersの3つです。

  4. 4

    Addで保存する

    「Add」を押すと一覧に加わります。会話で使うときは、チャット左下の「+」から「Connectors」を開き、Akiflowのトグルをオンにします。

Authenticationには「Sign in now」「Sign in when needed」「No sign in」の3択があります。Akiflowは自分のタスクとカレンダーを扱うので、サインインを伴う方式になるはずです。ただし、Akiflowのページには認証方式(OAuthかAPIキーか)の説明がありません。追加後にClaudeが検出した設定をそのまま受け入れ、サインイン画面が出たらAkiflowのアカウントで承認する流れで試すのが確実です。

TeamとEnterpriseでは、組織への追加は管理者だけの作業です。TeamプランではOwnerとPrimary Owner、EnterpriseプランではOwner、Primary Owner、Libraryの管理権限を含むカスタムロールを持つ人が、Organization settings > Connectorsから追加します。追加後は、各メンバーが個別にAkiflowへ接続して有効にします。共有の認証情報(APIキーなど)を使うコネクタでなければ、Claudeが触れるのは、その本人が見られるデータの範囲です。

Claude Codeに追加する

Claude Codeでは、リモートのHTTPサーバーとして追加します。名前は任意です。

claude mcp add --transport http akiflow https://mcp.akiflow.com/mcp

登録したら、Claude Codeの中で /mcp を開き、akiflowの状態を確認します。サーバーが認証を要求すると、/mcp の画面に認証が必要な状態として表示されます。そこからサインインの流れを進めます。

/mcp

登録先の範囲(スコープ)の既定は、そのプロジェクトだけで有効になるローカルスコープです。どのプロジェクトでもAkiflowを使いたいなら、--scope user を足します。個人のタスクとカレンダーなので、チームで共有する --scope project は選びません。.mcp.json に入ったエントリはリポジトリを通じて共有されるためです。

claude mcp add --transport http --scope user akiflow \
  https://mcp.akiflow.com/mcp

Claude Codeに入れる利点は、コードの作業とタスク管理を同じ会話に置けることです。Akiflowのページには、今日のタスクから影響の大きい実装タスクを選び、Claude Codeで進めて、終わったら完了にする例があります。実行中のMCPツールがバックグラウンドで走る挙動は、CLAUDE_CODE_DISABLE_MCP_TASK_BACKGROUNDの記事で扱っています。

つないだ直後に試す3つの頼み方

最初から「一日を組み直して」と頼むと、何が動いたのか追いにくくなります。読み取りだけの依頼から始め、書き込みは1件ずつ増やしていきます。

  1. 「今日のAkiflowのタスクと予定を一覧にして」と頼む。変更はなく、接続とアカウントの対応だけを確かめられる。
  2. 「受信箱のタスクを1件だけ、明日の午前に1時間で入れて」と頼む。書き込みが1件で、Akiflow側で結果を目視できる。
  3. 「その予定を削除して」と頼む。削除まで動くことを、自分で作った予定で確かめておく。

3番目を先に試しておく理由は、ページの使用例に削除が含まれているからです。ベンダーとの通話が中止になったとき、金曜の予定を探して消す、という頼み方が載っています。便利な反面、会議の招待が絡む予定を誤って消すと、相手側の予定表にも影響が出かねません。

実行前に決めておく線引き

カスタムコネクタは、Anthropicが検証していないサービスにもClaudeをつなげます。つないだ後のClaudeは、そのサービスの中で操作を実行できます。Akiflowの場合、操作の対象は自分の予定とタスクです。次の観点で、頼み方のルールを先に決めておくと事故が減ります。

くらべる

頼み方の線引き(例)

読み取り中心

そのまま任せる

一覧、検索、空き時間の確認、会議メモからのタスク案の作成(登録前に一覧で見せてもらう)。

書き込み・削除

確認してから実行

予定の削除と移動、他の参加者がいる会議の変更、期限が近いタスクの一括移動。実行前に対象を列挙させ、承認してから進める。

ページには、Claudeに許可する操作を絞る設定(読み取り専用モードなど)の説明がありません。Claudeの側では、ツールごとの実行前確認で止める運用ができます。Claude Codeであれば、権限の設定で mcp__akiflow 配下のツールを確認つきにしておけます。ツール名はサーバーが返す名前に従うので、/mcp で実際の一覧を見てから設定してください。

もうひとつ、Akiflowの使用例には「Gmail、Slack、Linearを見てタスクを作る」型の依頼があります。他のサービスの本文はAkiflowに入る前にClaudeが読むため、メールやチケットの文面に紛れた指示文がタスクの作成や予定の変更に影響する可能性があります。外部から届く文面を読ませる依頼では、書き込みを伴う操作の前に必ず一覧を出させる運用が安全です。

接続できないときの切り分け

切り分け

つながらないときに上から確かめる

  1. QClaude.aiで、Akiflowのトグルをオンにしたか?
    答えがいいえのとき

    「+」>「Connectors」で、会話ごとにトグルをオンにします。追加しただけでは会話に出てきません。

    答えがはい
  2. QURLは https://mcp.akiflow.com/mcp と一字一句同じか?
    答えがいいえのとき

    末尾の /mcp が抜けていたり、http:// になっていたりすると接続できません。入れ直します。

    答えがはい
  3. QClaude Codeの /mcp で、akiflowが認証待ちになっていないか?
    答えがいいえのとき

    認証待ちの表示から、サインインの流れを完了させます。完了後も失敗するときは、claude mcp get akiflow の Issue: 行にある状態コードを見ます。

    答えがはい

それでも解消しないとき

Akiflowのアカウントが有効か、プランが対象かを管理画面で確かめます。ページには、MCPの利用条件(プランの種別)の記載がありません。

Claude.aiのカスタムコネクタでは、MCPサーバーへの接続がAnthropicのサーバーから出ます。接続先がIPアドレスで制限されている場合は、Anthropicのアドレス帯を許可する必要があります。Akiflowは公開サービスなので通常は関係しませんが、会社のネットワークで外向きの通信を絞っている環境では、この点が原因になります。Claude Desktop上でも、リモートのコネクタは自分のPCではなくAnthropic側から接続する点は同じです。

ほかのタスク・カレンダー系の連携との違い

タスクやカレンダーをClaudeにつなぐ記事は、すでにいくつかあります。接続の形で見ると、次のように分かれます。

連携接続の形記事
Akiflow接続の形リモートMCP(URLを登録)記事この記事
BusyCal接続の形Claude Desktopの拡張機能(Mac上でローカル通信)記事ClaudeとBusyCalの連携
Chatwork接続の形MCPサーバー経由記事Chatwork MCPでのタスク管理

Akiflowはクラウドのサービスなので、スマートフォンやほかのPCで変更した内容も同じアカウントに集まります。ローカル接続型のBusyCalと違い、接続先はMac上のアプリではなくAkiflowのサーバーです。ページの説明文は「クロスデバイスの同期」をうたっていますが、同期の遅延などの挙動の説明はページにありません。

認証つきのリモートMCPを自分のサービスとの接続に使う手順は、Base44のMCPサーバーをつなぐ手順にも共通する部分があります。

よくある質問

Akiflowを使っていなくても、このMCPは使えますか

Akiflowのアカウントが前提になります。MCPサーバーはAkiflow内のタスクと予定を読み書きするためのもので、単体のタスク管理機能は持ちません。

Claude以外のクライアントからも同じURLで使えますか

ページでは、ClaudeとChatGPTのほか、任意のMCPクライアントから同じエンドポイントを使えるとしています。Codexも接続先の例に挙がっています。

まとめ

Akiflow MCPの接続は、URLを1つ登録するだけです。Claude.aiはCustomize > Connectorsのカスタムコネクタ、Claude Codeは claude mcp add --transport http で入れます。迷うのは接続よりも、削除・移動・一括変更を任せる範囲のほうです。まず読み取りだけの依頼で動作を確かめ、書き込みは1件ずつ増やし、他人が絡む予定の変更は実行前に対象を列挙させる運用から始めるのが無理のない進め方です。

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