Claude Media
ClaudeとCivitatisで海外ツアーを予約リンクまで進める手順 — 日付別の空き確認

ClaudeとCivitatisで海外ツアーを予約リンクまで進める手順 — 日付別の空き確認

Civitatisコネクタは、サインイン不要で海外ツアーの検索、日付別の空き確認、カート作成、日別旅程の生成までをClaudeの会話で進められます。決済が人の手元に残る範囲もまとめます。

Claude Civitatis連携とは — 空き確認から予約リンクまでを会話で進める仕組み

Claude Civitatis連携は、ツアーやアクティビティの予約サイトCivitatisのカタログをClaudeの会話に持ち込むコネクタです。Claudeのコネクタ一覧では「Anthropic verified」の表示があり、2026年7月に追加されました。カテゴリはTravelで、サインインは不要です。

都市名を伝えると、人気アクティビティが料金・所要時間・カテゴリ付きのカルーセルで表示されます。気になるツアーを開けば、写真、説明、キャンセルポリシー、旅行者の評価が見られます。そこから日付と人数を指定して空き枠を調べ、セッションをカートに入れると、civitatis.com上の決済ページへのリンクが返ります。

複数日の旅行なら、都市の人気アクティビティから日別の旅程を自動で組ませることも、すでに見つけたツアーを指定して組み替えさせることもできます。

Claudeが進める範囲と、人が行う範囲

  • Claudeが進める: アクティビティの検索、料金・所要時間の比較、日付と人数を指定した空き確認、カート作成、日別旅程の生成
  • 人が行う: civitatis.com上のチェックアウトでの支払い。コネクタは決済を直接処理しない

7つのツールの役割 — 検索、空き確認、カート、旅程

コネクタのページには7つのツールが並びます。提供元の説明資料(Public Documentation)は、そのうち6つの機能を載せています。

ツール名役割
search-activities役割目的地のアクティビティを検索し、カテゴリ絞り込み付きのカルーセルで表示
get-activity-detail役割画像、説明、キャンセルポリシー、料金、評価を表示
check-availability役割1つのアクティビティについて、指定日・人数の空き時間枠を確認
check-availability-batch役割同じ日付で複数のアクティビティの空きをまとめて確認
suggest-itinerary役割上位アクティビティから日別の旅程を作成
add-to-cart役割選んだセッションでカートを作成・更新し、チェックアウトのリンクを返す
list-activities役割ページにツール名の記載のみ。役割の説明はありません

list-activities は、コネクタのページにも提供元の資料にも役割の説明がありません。名前から検索と同じ働きだと決めつけず、依頼文ではツール名を指定しない書き方が安全です。

使い分けで効くのは check-availability と check-availability-batch の2本です。前者は1つのツアーを深く見るとき、後者は「同じ日に回れる候補を3つ並べて空きを見たい」ときに向きます。

接続のしかた — サインインなしで追加できる

追加の手順は、ほかのディレクトリ掲載コネクタと同じです。

手順

Claudeにコネクタを追加する流れ

  1. 1

    ディレクトリでCivitatisを開く

    Claude、Claude Desktop、モバイル版のコネクタディレクトリからCivitatisを選びます。

  2. 2

    説明と機能を確かめて追加する

    「Connect」または「Install」を押します。このコネクタはサインインが不要なので、アカウント認証の画面は挟まらない構成です。

  3. 3

    会話でコネクタをオンにする

    入力欄左下の「+」(または「/」)からConnectorsを開き、Civitatisを切り替えてオンにします。

TeamとEnterpriseのプランでは、組織のOwnerがコネクタを有効にしてからメンバーが使えます。有効にしても、全員に自動で付与されるわけではありません。コネクタのページには、信頼できる開発元のコネクタだけを使うよう注意書きがあります。ツールの構成は開発元が変えられるため、追加後に挙動が変わる可能性もあります。

コネクタを多く入れていて動作が重いときは、同じメニューのTool accessでOn demandに切り替える選択肢があります。10個以上有効にしている場合の目安です。

Claude Codeからは、コネクタのURL(https://civitatis-claude-app.civitatis.com/mcp)をHTTPサーバーとして追加します。

claude mcp add --transport http civitatis \
  https://civitatis-claude-app.civitatis.com/mcp

Claude Codeで使う場面は、旅程づくりをスクリプトやメモと一緒に進めたいときに限られます。普段の旅行相談はClaudeの会話で足ります。

日付別の空き確認を頼む — 依頼文の型

空き確認は「日付」「人数」「対象のツアー」の3点が揃って初めて動きます。提供元の例文も、日付と人数を含めた形です。

ローマ旅行の下調べをしたい。
1. フリーウォーキングツアーを含めて、人気のアクティビティを5件出して
2. その中で歴史系の2件について、来週土曜の空きを時間枠ごとに調べて(大人2名)
3. キャンセルポリシーを2件並べて、直前に変更しやすい方を教えて

この依頼文は、検索 → 詳細 → 空き確認の順にツールを使わせる前提で組んでいます。最初の1行で目的地を、2行目以降で日付と人数を伝えます。「来週土曜」のような相対日付は、解釈が会話の日付に依存します。実際に枠を押さえる前は、返ってきた日付を目で確かめてください。

提供元の例文には、日付を決めずに探す頼み方も載っています。「ローマで3日間、何ができる?」のように都市と日数だけを伝えれば検索から始まり、「マドリードのフリーウォーキングツアーを見せて」と書けばカテゴリを絞った検索になります。「来週土曜にサグラダ・ファミリアのツアーは空いている?(大人2名)」のように、特定のツアー名と日付、人数を並べた依頼なら、検索を飛ばして空き確認から入れます。資料には空き状況をリアルタイムで確認すると書かれているため、候補が固まってから日付を入れると、無駄なやり取りが減ります。

複数候補をまとめて見たい場合は、次のように頼みます。

同じ日(10月20日)に回れそうな3件について、
大人2名・子ども1名の空きをまとめて確認して。
空きのないものは理由と、近い日付の代替も添えて。

大人と子どもで枠の選択肢が分かれる場合があります。提供元の説明にも、空き確認は大人と子どもの選択肢を含むと書かれています。家族旅行では、人数の内訳まで依頼文に入れておくほうが手戻りが少なくなります。

カートまで進めたあとに人が見る点 — 決済とキャンセル

add-to-cart が返すリンクを開くと、Civitatisのチェックアウトに移ります。カートを作る前後で、人が目で確かめたい点は4つあります。

  • 日付と時間枠: Claudeの要約でなく、決済ページの表示で一致を確かめる
  • 人数の内訳: 大人と子どもの数が依頼どおりか
  • キャンセルポリシー: ツアーごとに異なるため、詳細表示の文面を読む
  • 合計金額と通貨: 次の節で触れる通貨表示とあわせて確かめる

「カートに入れて」と頼む前に、空き確認の結果とキャンセルポリシーを会話の中で見直す一手間を挟むと、取り違えに気づきやすくなります。

日別旅程を作らせる — 人気ツアーからの自動生成と組み替え

複数日の旅行では、suggest-itinerary が目的地の評価の高いアクティビティを使って日別の計画を組みます。提供元の例文は「パリで2名・5日間の旅程」のような形です。

パリで5日間、大人2名の旅程を作って。
1日目はルーブルを入れたい。2日目以降はおまかせ。

すでに見つけたツアーを指定して組み替える使い方もできます。先に検索と空き確認で候補を固め、その候補を旅程に載せ直す順序なら、旅程に入った日付とセッションが空き確認の結果と食い違いにくくなります。逆に旅程を先に作らせた場合は、日ごとの空きを後から確認させる一手間が要ります。旅程は提案であって、枠の確保ではありません。

日本語と円で使うときの注意

提供元の資料によると、コネクタが応答する言語はスペイン語、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の5つで、価格表示はユーロ、米ドル、英ポンドです。日本語と日本円は、この一覧に載っていません。

日本語で依頼すること自体が禁止されているとは書かれていません。ただ、ツールが返す説明文がどの言語になるか、円表示にできるかは資料に記載がありません。依頼のたびに次の指定を足しておくと、あとで困りにくくなります。

結果は日本語に要約して。
価格は表示通貨のまま書いて、円への換算はしないで。

円換算は為替の前提が要るため、Claudeに任せず、決済ページの金額を基準にするのが無難です。

VELTRAコネクタとの違い — どちらを選ぶか

同じ旅行カテゴリには、VELTRAのコネクタもあります。扱う範囲とツールの数が違います。

観点CivitatisVELTRA Activities
対象地域Civitatis欧州、米州などの世界各地VELTRA Activities日本、ハワイ、東南アジアなど
サインインCivitatis不要VELTRA Activities不要
公開されているツールCivitatis7つ(検索、詳細、空き確認2種、旅程、カート)VELTRA Activities1つ(searchActivities)
空き確認Civitatis日付・時間枠・人数で可能VELTRA Activitiesツール一覧にはなし
予約の進め方Civitatisカート作成と決済リンクVELTRA Activities検索結果の予約リンク
旅程の自動生成CivitatisありVELTRA Activitiesツール一覧にはなし

日本やハワイの現地ツアーを探すならVELTRAの対象と重なります。ヨーロッパや南米の都市で、日付を決めて空きを詰めたいならCivitatisのほうが手順を進められます。どちらも検索結果に出るのは各社の商品です。他社の同種ツアーとの比較は、会話内では完結しません。

渡航前の確認と組み合わせる

ツアーの空きが取れても、渡航先の状況が変われば計画は崩れます。治安レベルは外務省の海外安全情報を確認させる手順で、当日の雨雲や警報はAccuWeatherの連携で、それぞれ別の会話に分けて確かめると、Civitatisのツール選択が散らかりません。現地へ問い合わせる英文が要るときは、英語の問い合わせに返信する手順の考え方が使えます。

1つの会話でオンにするコネクタは、その段階で使うものだけに絞るのが基本です。旅程づくりの間はCivitatisだけにしておきます。

つまずいたとき

落とし穴

空きがないと言われたのに、サイトでは予約できる

空き確認は、指定した日付と人数の組み合わせで答えが変わります。人数の内訳、日付、時間枠の指定を変えて、もう一度確認させます。最終的な可否は決済ページの表示が基準です。

落とし穴

コネクタが呼ばれず、一般的な観光案内が返る

会話の「+」メニューでCivitatisがオンになっているか、確かめます。依頼文に「Civitatisで」と明記すると、使うコネクタが定まります。

よくある質問

無料のツアーも探せますか?

ページの説明に、フリーツアーのカテゴリで絞り込めると書かれています。

まとめ

Civitatisコネクタを使う場面は、行き先を決めたあとの「どの日のどの枠を押さえるか」を詰める段階です。候補探しから空き確認までを会話で済ませ、日付・人数・キャンセル条件を見比べたうえで、最後の確認はブラウザの決済ページに移って行います。日本語と円の扱いは資料に記載がないため、依頼文で言語と通貨を指定しておくのが実用的です。

この記事を共有:XはてブLinkedIn