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Claudeスマホのディクテーション(音声入力)の使い方

Claudeスマホのディクテーション(音声入力)の使い方

Claude for iOS・Androidのディクテーションを、手順・日本語で話すための言語設定・ウィジェット起動・音声モードとの違いまでまとめます。

Claudeのスマホアプリには、話した内容をテキストに変換して送る「ディクテーション」があります。入力欄のマイクアイコンをタップして話すだけで、キーボードなしでプロンプトを送れます。Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの全プランで使え、英語以外の言語はベータです。

日本語で使うときに迷いやすいのは、言語の設定が1か所ではない点です。手順のあとで、言語設定と、声で返事も返ってくる音声モードとの違いを切り分けます。診察直後の記録に使う例はClaudeで通院の診察メモを音声入力し、家族に共有する手順にあります。

話しかけて送るまでの手順

手順

ディクテーションで送信するまで

  1. 1

    新しいチャットを開く

    Claude for iOSまたはAndroidを開き、新しいチャットを始めます。

  2. 2

    マイクアイコンをタップする

    入力欄の右側にあります。初回だけ、使う言語を選ぶ画面が出ます。

  3. 3

    話しかける

    話した内容が、チャット欄にテキストとして現れます。

  4. 4

    送信する

    矢印アイコンをタップします。取り消すときは「×」をタップすると、送信せずに終わります。

変換されたテキストは、通常のメッセージと同じ形でチャット欄に表示されます。Claudeの返答もテキストです。

日本語で話すための言語設定

対応言語は英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、トルコ語、ウクライナ語の12言語です。英語だけが正式提供で、日本語を含む残り11言語はベータにあたります。

話す言語は、アプリの表示言語とは別の項目です。音声モードの言語も、また別の場所にあります。ディクテーションと音声モードの両方を使う人は、次の3か所を区別しておくと原因を追いやすくなります。

設定

言語設定は3か所に分かれている

  • ディクテーション

    画面右上の自分のイニシャルをタップし、「Speech Input Language」のドロップダウンから選びます。マイクアイコンで話す言語が決まります。

  • 音声モード

    Settings > Generalの「Voice > Language」。表示言語を変えても、ここは変わりません。

  • アプリの表示言語

    画面の文言を決めます。音声モードの言語は、これに連動しません。ディクテーションの言語も別の項目です。

話した言語と変換結果の言語が食い違うときは、まずディクテーション側の設定を見ます。音声モードでは、会話の途中でClaudeに言語の切り替えを頼むこともできます。

ホーム画面ウィジェットから始める

アプリを開いて入力欄まで進む手間は、ホーム画面ウィジェットで省けます。iOSとAndroidでは、マイクボタンを押した後の動きとウィジェットの追加手順が違います。

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ウィジェットのマイクボタンの違い

iOS 18以降

iOS

マイクボタンでアプリがディクテーションモードで開きます。追加は、ホーム画面の空きスペースを長押しして「Edit」から「Add Widget」を選び、Claudeを検索します。ホーム画面やロック画面から右にスワイプして開くTodayビューにも、同じ手順で置けます。

Android 8.0以降

Android

マイクボタンで新しいチャットが始まり、そのままディクテーションに入ります。初回は録音の仕組みの説明が出て、音声の権限を求められることがあります。追加は空きスペースの長押しから「Widgets」でClaudeを選びます。

どちらのウィジェットも、操作はプランの使用量にカウントされます。Androidのウィジェットは、新しいチャット、カメラ撮影、マイクの3つのボタンで構成されます。カメラのボタンは、新しいチャットを開いてそのままカメラを起動します。ウィジェットを含むアプリ全体の呼び出し口はClaudeアプリ完全ガイドで扱っています。

声で返事もほしいときは音声モード

ディクテーションは、テキストに変換した時点で完結する一方向の入力手段です。Claudeが声で返すのは「音声モード」で、入力欄でマイクアイコンの隣にあるサウンドウェーブのアイコンから起動します。

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ディクテーションと音声モード

話してテキストで送る

ディクテーション

返答はテキストです。録音は変換後に削除されます。対象はiOS・Androidのアプリです。

声で会話する

音声モード

返答も声で届き、接続したツールも使えます。会話の文字起こしはチャット履歴に残ります。モバイル・デスクトップ・Webで使えます。

音声モードにはハンズフリーとプッシュトゥトークの2つの話し方があります。騒がしい場所ではボタンを押している間だけ聞き取るプッシュトゥトークに切り替えられます。音声の会話も通常の使用量制限にカウントされます。

音声モードで増えるのは返答の声だけではありません。次の点がディクテーションと違います。

  • 声の種類と話す速さを選べます。モバイルでは、音声モードの会話中に左下の設定ボタンから変えます。選べる声はあらかじめ用意された限られた種類だけで、声の複製やなりすましを防ぐ設計です。
  • 組織で音声モードを止めたいEnterpriseのオーナーは、Supportに連絡します。
  • 使うモデルは、直前にテキストチャットで使っていたモデルの系統から始まり、その系統の最新世代に自動で切り替わります。Claude Fableは音声モードでは使えません。
  • GmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメント、Slackなど接続済みのツールを会話の中で呼べます。Freeプランで接続できるツールは1つです。
  • テキストと音声を同じ会話の中で行き来でき、前の文脈は引き継がれます。
  • ツールの動きはテキストチャットと同じで、プランのルールに従います。ただし結果のすべてを画面に出せるとは限らず、複数のツールを同時に使うと返答まで少し間が空くことがあります。

話し方は自然な速さで構わず、わざとゆっくり話したり間を空けたりする必要はありません。複数の質問がある場合は、1つずつ聞くと進めやすくなります。

音声モードが向くのは、会話そのものに価値がある場面です。公式の案内には、次のような使いどころが挙がっています。

  • 身支度をしながら、その日の予定をClaudeに読み上げてもらう。
  • 通勤や運動、家事の合間に、新しい話題を会話で学ぶ。
  • 面接や大事な会話の練習を、自然なやり取りで重ねる。
  • 思いついた考えを、その場で話しながら形にする。

ディクテーションで始めた会話を、途中から声に切り替えたくなったときは、サウンドウェーブのアイコンを押すだけで済みます。

ほかの製品の音声入力は、対応環境と方向性で見分けます。

機能対応双方向性
Claude Desktop Quick Entryの音声入力対応macOS 14以降双方向性一方向
Claude Codeの/voice対応ターミナル双方向性一方向

Claude CoworkとClaude Codeでは、ディクテーションは使えますが音声モードは使えません。

Mac版Claude DesktopのQuick Entryにも音声入力があります。ショートカットは既定で無効です。Caps Lockキーを占有するためです。有効にするとCaps Lockを1回押して話し始め、話し終えたらもう一度押します。リアルタイムで文字起こしされ、表示された文章を見直してから矢印で送ります。

ショートカットの選択肢は、設定画面の説明ではCaps Lockの有効化、カスタムのキー操作、無効の3つです。一方、同じページのFAQはCaps Lockか無効のどちらかだけとしています。

Quick Entry自体はmacOS 12以降で動きます。音声入力には、システム設定の「プライバシーとセキュリティ」で音声認識の権限が要ります。

音声モードの詳しい使い方はClaude音声モードと画面共有の使い方にあります。Claude Codeの/voiceはCLI向けの別実装で、使い方はClaude Codeの/voiceコマンドで音声入力を使う、設定の細部はvoiceEnabled設定でClaude Codeの音声入力を使うにあります。Officeアドイン(Word・PowerPoint)のディクテーションはClaudeのOfficeアドインでディクテーション(音声入力)を使うにまとめています。

iOSならアプリを開かずにClaudeを呼び出せる

iOS 18以降のClaudeアプリには、ディクテーション以外の呼び出し口もあります。「Ask Claude」というインテントは、Siri、Spotlight、共有メニューから、アプリを開かずにClaudeへ質問できます。Siriに「Ask Claude」と頼むと、メッセージの内容を聞き返されます。

ショートカットアプリの「Ask Claude」アクションに組み込めば、共有メニューで選んだテキストを要約させる流れも作れます。使われるモデルは、アプリを開いたときに表示されている既定のモデルです。ウィジェット同様、使用量にカウントされます。

録音データはどう扱われるか

生成モデルの学習にも使われません。Claudeに送信されるのは変換後のテキストです。Mac版Quick Entryの音声入力でも、送られるのは文字起こしされたテキストです。

ディクテーションが向いている場面

両手がふさがっている、画面を注視しにくい、といった状況で効きます。通勤や家事の合間に思いついたことを口述する、といった使い方ができます。

URLやコードのように誤変換が致命的な情報は、送信前に表示されたテキストを確認します。音声モードの公式案内でも、URLやコードのような具体的な文字列はその場でタイプする使い分けが挙がっています。声で大枠を話し、細部はタイプで入れる形が向いています。

よくあるつまずき

マイクアイコンをタップしても反応しない

端末側でClaudeアプリにマイクの権限が許可されているかを確認します。権限の画面は端末のOSごとに違うため、端末の設定からClaudeアプリの項目を探します。

日本語で話しているのに変換結果が別の言語になる

「Speech Input Language」が話している言語と一致しているかを確認します。表示言語とは別の設定なので、両方が日本語とは限りません。音声モードを使っていた人は、そちらの「Voice > Language」を直しても、ディクテーションには反映されません。

英語以外で誤変換が目立つ

英語以外はベータです。送信前に表示されたテキストを読み、誤変換がないか確かめてから送ります。

音声モードで声が途切れる、止まる

ネットワークが安定しているかを確認し、ほかのアプリを閉じ、バッテリー残量にも気を配ります。応答が止まったときは使用量の上限に達していないかを見て、音声モードをいったん抜けて入り直します。

音声モードでClaudeが話を遮ってくる

ハンズフリーでは、Claudeが話の間を見て応答を始めます。考えの合間の間を詰めて話すか、プッシュトゥトークに切り替えると、聞き取りのタイミングを自分で決められます。周囲の雑音で誤って割り込まれることもあります。

逆にClaudeが見当違いの方向に話しているときは、そのまま話し始めれば足ります。Claudeは話すのをやめて聞く側に回ります。

ウィジェットにマイクボタンが見当たらない

ウィジェットがホーム画面に追加されていない可能性があります。追加の手順は、前の節のiOSとAndroidの違いを参照してください。

まとめ

返事をテキストで読めば足りるならディクテーション、返事も声で受けたい、あるいは接続したツールを話しながら呼びたいなら音声モードが、切り替えの境目です。

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