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Claude CoworkとGensparkの比較 — 価格とプラン、どっちを選ぶか

Claude CoworkとGensparkの比較 — 価格とプラン、どっちを選ぶか

GensparkとClaude Coworkの価格・プラン・Enterprise条件を比較。Gensparkはクレジット残高制、Coworkは契約プランの使用量枠です。どっちを選ぶかの目安付き。

GensparkとClaude Coworkの価格と、どちらが向くか

先に結論です。Claudeの有料プランを使っているなら、Coworkは追加料金なしで試せます。スライド・画像・動画までまとめて作るなら、Gensparkが向きます。

価格は、Gensparkが個人のPlusで年払い換算$19.99(月払い$24.99)、Teamで席$35です。Claude側はProが年払い換算$17(月払い$20)、Team Standardが年払い換算$20(月払い$25)です。Gensparkのエンタープライズは、151席以上か、それ以下でも契約書や請求書払いが必要な組織が対象で、価格は契約ごとに決まります。金額は後述の料金表にまとめました。

分かれ目は課金の単位と、エージェントが動く場所

Claude CoworkとGensparkは、どちらも「依頼を渡すと複数ステップの作業を最後までこなす」汎用エージェントです。違いは2つあります。何に対してお金を払うのかと、エージェントがどこで動くのかです。

くらべる

2製品の分かれ目

使用量枠を使う

Claude Cowork

月額のClaudeプランにCoworkが含まれます。タスクは、チャットやClaude Codeと同じ使用量の枠から差し引かれます。

クレジット残高を使う

Genspark

月ごとに付与されるクレジットを、生成のたびに消費します。動画や高解像度の画像ほど、1回の消費が大きくなります。

動く場所も異なります。Coworkは、利用者が指定したフォルダとコネクタ(外部ツール連携)を起点に動きます。New Super Agentは専用のサンドボックスで動き、画像・動画・音楽の生成ツールまで同じ画面に並んでいます。

Gensparkはどんなサービスか

Gensparkは、文書作成から画像・動画生成、コーディングまでを1つにまとめた「オールインワンのAIワークスペース」です。中核のSuper Agentは、依頼を複数ステップに分けて、ツールを自分で選びながら実行します。

ツール群には、AI Slides・AI Sheets・AI Docs・GenMailといったオフィス系のものと、AI Image・AI Video・AI Musicなどの生成系のものがあります。動画生成にはGemini Veo、Kling、Runway、Seedance、MiniMax Hailuoなど複数社のモデルが並び、利用者が選べます。

Super Agentには、旧世代と「New Super Agent」があります。New Super Agentは専用のサンドボックスで動き、実ブラウザと独立したファイルシステムを持ちます。一度実行したワークフローは「スキル」として保存でき、チームで共有できます。扱えるファイルは、無料プランで500MB、有料プランで1GBまでです。

Claude Coworkは何を任せるモードか

Claude Coworkは、チャットと並んで選ぶ作業モードです。指定したフォルダ内で、ファイルの読み書きや作成ができます。チャットとの違いは、手元のファイルを直接扱える点です。

製品ページは、Webへの提供を順次広げており、モバイルはベータと書いています。スマートフォンから依頼を出すと、ノートパソコンを閉じてもクラウド側で作業が続きます。この機能はPro・Max・Ultra・Teamで自動的に使え、Enterpriseは任意で有効にできます。

サイトを開く・ページを読む・フォームに入力する場面では、利用者のブラウザとは別に、サイドパネル内の内蔵ブラウザが動きます。ログイン状態は別管理で、Cookieを取り込めば既存のログインを引き継げます。取り込めるのは、macOSではChrome・Edge・Firefox、WindowsとLinuxではFirefoxのCookieです。

画面そのものの操作(コンピューター操作)は、研究プレビューの扱いです。まずコネクタ、次にブラウザを使い、最後の手段として画面を操作します。画面を操作するときは、アプリごとに許可を求めます。定期実行は、任意の頻度で設定でき、席を外している間も動きます。

製品ページの上部には「Claude Cowork is now just Claude」という告知があり、Pro・Max・Ultraから順に展開すると書かれています。

Gensparkの価格とClaude Coworkの料金を並べる

プランClaude CoworkGenspark
無料Claude Coworkなし(有料プランで利用)GensparkFree: 1日100クレジット(総量に上限あり)
個人Claude CoworkPro: 年払い換算$17(一括$200)、月払い$20GensparkPlus: 年払い換算$19.99、月払い$24.99
個人・上位Claude CoworkMax(旧Max 5x): $100 / Ultra(旧Max 20x): $200GensparkPro: 年払い換算$199.99、月払い$249.99
チームClaude CoworkTeam Standard: 年払い換算$20、月払い$25(2〜150席)GensparkTeam: $35(2〜150席、月払い)
大企業Claude CoworkEnterprise: 席$20(年払い)+API料金の従量GensparkEnterprise: 151席以上、または契約書・請求書払いが必要な組織。契約ごとに個別設定

Claude側の金額は、いずれも税別の表示です。Gensparkは米ドル表示で、税や為替手数料は、決済の時点で別に加わることがあります。Genspark側は、消費税や銀行手数料が、サービス側の請求ではなく税務当局や銀行によるものだと説明しています。

Teamには、Premium席もあります。年払い換算で$100、月払いで$125で、Standard席の5倍の使用量が付きます。Coworkは、Standard席とPremium席のどちらにも含まれます。

Gensparkの個人プランは、月10,000クレジット(Plus)と月125,000クレジット(Pro)が起点で、上位のティアも選べます。年払いにしても、クレジットは年の頭にまとめて付与されず、毎月付与されます。

Teamの席には、月10,000クレジット(席ごとに割り当て、請求サイクルごとにリセットされ、繰り越しなし)と60GBのAI Driveが付きます。クレジット数はPlusと同じ10,000で、席単価はPlusの月払い$24.99より高い$35です。

クレジットと使用量は、どう足りなくなるか

Gensparkのクレジット消費は、モデルの階層(Standard・Ultra)、文章の長さ、画像の解像度、動画の秒数、同時に出す案の数で変わります。同じ依頼でも、再生成は元と同じ量が差し引かれ、エージェントの失敗した再試行もそのたびにクレジットを消費します。

AI AudioとAI Musicは、既定が「Auto-select」で、複数モデルの案を同時に作ります。案の数だけ消費するため、費用を抑えたいときは、モデルを1つ手動で選びます。

失敗した生成の扱いは、止まった場所で分かれます。安全フィルターが生成の前に止めた場合は、クレジットが自動で戻ります。生成が終わってから問題を指摘された場合は、作業自体は行われたので課金されます。品質への不満は、自動返金の対象になりません。

クレジットは、更新日に月単位で付与され、繰り越されません。例外は、別途購入したトップアップ分で、3か月間有効です。Teamには、1パック10,000クレジットのクレジットパックという別の追加手段があります。下位プランに変えると、上位プランの未使用分は引き継がれません。

Plus・Proには、クレジットとは別の「Free Quota」もあります。Standardモードの作業を、クレジットなしで使える週単位の残高です。最初のメッセージを送った時点から7日間の枠が始まり、使い切るとクレジットに自動で切り替わります。切り替わる前に確認したい場合は、使用状況ページの「Ask First」を入れておきます。

Coworkには、Gensparkのような月ごとのクレジット残高はありません。そのかわり、製品ページの料金欄は「Coworkはチャットよりも早く上限を消費する」と書き、FAQにも同趣旨の説明があります。使用量の枠は、5時間ごとのセッション枠と、有料プランの週次上限の2層です。ただしUltra(旧Max 20x)は、認証済みのアカウントなら5時間の上限がなく、週次上限(Proの10倍)だけが残ります。Web・デスクトップ・モバイル・Claude Codeの利用は、同じ枠から差し引かれます。

枠を使い切ったときは、リセットを待つか、上位プランに移ります。有料プランなら、使用量クレジットをオンにして標準のAPI料金で続けることもできます。Coworkの使用量や費用の見方は、Coworkのコスト管理の記事で扱っています。

Gensparkの優遇は、いつ条件が変わるか

Genspark側の優遇条件には、日付の区切りがいくつかあります。契約した日で、適用される条件が変わります。

あゆみ

Gensparkの優遇条件の区切り

  1. 2026年9月18日Free Quotaが加わる

    Plus・Proの継続会員にも、新規会員と同じFree Quotaが付きます。

  2. 2026年12月31日継続会員の無制限とTeamの優遇が終わる

    Plus・Proの継続会員は、AI ChatとAI Imageの現在の無制限利用(5時間のセッション枠の範囲内)が、この日まで変わりません。Teamでは、上位のチャット・画像モデルのクレジット消費ゼロと、商用利用権がこの日までです。

  3. 2027年1月1日全員が同じ条件になる

    Plus・Proの全会員が、その時点のプラン条件に従います。現行の記載は、コアモデルを含み、上限に達したら月間クレジットで続け、フラッグシップモデルはクレジットを使う内容です。

  4. 2027年6月30日ヘルプに書かれた会員特典の有効期限

    メンバーシップ特典の記載は、この日までが有効期間です。

継続会員の扱いを受けられるのは、2026年9月18日より前に契約して、途切れずに続けているPlus・Proの会員です。月払いと年払いの切り替え、PlusからProへの変更、クレジットのティア変更は、途切れとは扱われません。期限切れや、解約してからの再契約は途切れとなり、再契約した時点の条件が適用されます。

基準日の書き方は、ヘルプの2か所で食い違います。メンバーシップのページは「9月18日より前」、クレジットのガイドは「9月18日以前」です。当日に契約した場合は、どちらの文言を採るかで結果が変わります。

Enterpriseには、ゼロクレジットの優遇がありません。標準のクレジット料金が適用され、席あたり25,000クレジットで補う設計です。

解約・返金で差が出る点

返金の取り扱いは、Plus・Proと、Team・Enterpriseで異なります。Plus・Proは課金から数えた期間内に申請でき、窓口の長さは地域で変わります。

数字

Plus・Proの返金申請期限(課金日から)

  • EU・英国・トルコ

    14日

  • 韓国

    7日

  • 上記以外の地域

    72時間

返金は1人につき1回までです。承認されると、サブスクリプションも同時に解約されます。使用量が50%未満であることが条件で、50%以上だと、返金を断られてクレジットの提供に切り替わることがあります。自動更新の請求も、課金のたびに新しい返金期間が始まります。アプリストア経由で契約した場合は、ストア側の返金手続きになります。

Teamは、一部を使った請求期間の返金に応じません。Enterpriseの契約も、返金は対象外です。ただしメンバーシップのページには、TeamとEnterpriseの返金申請は担当チームが審査し、Enterpriseは契約の終了日まで補償が続くとも書かれています。解約を申し出た場合、Teamは請求期間の終わりまで使え、その後は全席がFreeに戻ります。Enterpriseは、60日前の書面通知が必要で、契約は、通常36か月の初期期間から始まります。

実行環境と操作の違い

New Super Agentは、専用のサンドボックスの中で、実ブラウザとファイルシステムを使って作業します。セッションの間は、作成したファイルがワークスペースに残り、次のメッセージでも続きから作業できます。

Coworkの起点は、利用者が選んだフォルダとコネクタです。デスクトップアプリから、手元のファイルを直接読み書きできます。削除には承認が必要で、権限設定を有効にすると、重要な操作の前に計画を示して承認を待ちます。Enterpriseでは、内蔵ブラウザをOrganization settingsの「Cowork」で管理します。

エージェントの実行環境をどう分離するかは、Claude Code・Codex・Cursor・Devinのサンドボックス実装を比較した記事でも扱っています。コーディング用エージェントとの実装差を知りたい場合に参考になります。

複数エージェントの設計: GenTeamとCoworkのサブエージェント

GensparkのGenTeamは、名前と役割を持つAIエージェントを、チャンネルに常駐するチームメイトとして迎える仕組みです。エージェントは会話をまたいで指示や好みを覚えており、チャンネルの過去のやり取りも、後から参加すれば読めます。

依頼は、ステータスボード付きのタスクにできます。エージェントがタスクを引き受けると、進捗をスレッドに投稿し、完了まで進めます。1つのタスクの担当者は、最大で1人(1体)です。グループチャンネルでは、既定で@メンションされたときだけ返信します。

エージェントは、作成者として動きます。作成者のクレジットと、作成者がつないだサービスを使うためです。リサーチ・資料作成・分析のような日常的な作業は、チャンネルの誰でも依頼できます。メール送信やSNS投稿のように、作成者の名前で外に出る操作は、作成者本人が頼んだときだけ実行します。

Coworkのサブエージェントは、SkillsやコネクタとともにPluginsに含まれる部品の1つで、特定の業務を最初から最後まで受け持つ専門エージェントをまとめたものです。チャンネルに常駐するチームメイト型ではなく、Coworkをカスタマイズする部品として使います。Pluginsの全体像はClaude.aiのプラグイン機能の記事にあります。

Coworkの使い道の例に、週次の定例レポートを決まった曜日に自動で作る使い方があります。複数拠点の予算データを集計する具体的な手順は、Cowork決算データ統合の記事にまとめています。

Claude Codeとの関係

GenTeamには、エージェントが動く場所を選ぶ設定があります。既定はGensparkのクラウドコンピュータで、消費するのはGensparkのクレジットです。もう1つは自分のコンピュータで、Claude Code・Codex CLI・Cursor CLI・OpenCodeのどれかを選んで接続できます。

自分のマシンで動くエージェントは、自分のモデルアクセスを使うので、Gensparkのクレジットを消費しません。つまりGenTeamは、Claude Codeを接続先の1つとして取り込んでいます。

CoworkとClaude Codeの線引きは、Cowork側のFAQが示しています。Claude Codeはターミナル・デスクトップアプリ・IDE・Claude Tagで使うソフトウェア開発向け、Coworkはリサーチ・分析・文書作成のような非コーディングの知識労働向けです。同じエージェント的なやり方を共有している、とされています。両者の使い分けは、Claude AIとClaude Codeの違いの記事でも扱っています。

セキュリティと管理機能の違い

Gensparkは、SOC 2 Type IIとISO 27001:2022の認証を取得しています。GDPR対応は「進行中」と表示されています。SOC 2のレポートは、EnterpriseがNDAを結んだ場合に提供されます。

TeamとEnterpriseでは、入力内容がモデルの学習に使われない設定が、既定でオンです。再委託先として、OpenAI・Anthropic・Googleが挙げられています。管理者が見られるのは、席ごとのクレジット使用量とアカウントの活動で、メンバーのプロジェクトの履歴や中身は見られません。

CoworkのTeamとEnterpriseでは、管理者がチーム単位でアクセスを、部門ごとに使えるツールを制御し、支出の上限も設定できます。活動はOpenTelemetry経由でSIEMに送れます。Coworkの実行場所は、Claudeのアカウントに加えて、Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryから選べます。

GensparkとClaudeはどっちを選ぶか

使い分け

状況別の選び方

  • Claudeを契約済みで、調査や資料作りを任せたい

    Coworkです。追加契約はいりません。ただし、チャットやClaude Codeを多用する月は、枠の減りが早くなります。

  • スライド・画像・動画をまとめて作りたい

    Gensparkです。動画や高解像度の画像を何本も作る月は、クレジットの減りが大きくなるので、月の付与量と見比べます。

  • 手元のClaude Codeを、チームのチャンネルに参加させたい

    GenTeamの「自分のコンピュータ」が該当します。Claude Codeの作業は、Gensparkのクレジットを使いません。

  • SIEM連携や、自社クラウドでの実行が必要

    Coworkです。OpenTelemetryの送信と、Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryでの実行が揃っています。

まとめ

最初に確かめるのは、いま持っているプランの枠で足りるかどうかです。Claudeを契約済みなら、Coworkはその枠の中で試せます。Gensparkを新規に契約するなら、契約日が2026年9月18日の前か後かで条件が変わります。

参照した一次ソース

この記事の記述は、次の一次ソースと照合しています。更新時に参照先が変わった場合は一覧も更新します。

  1. claude.com/product/cowork
  2. claude.com/pricing
  3. genspark.ai/helpcenter/membership-plans
  4. genspark.ai/helpcenter/super-agent
  5. genspark.ai/helpcenter/team-enterprise-plans
  6. genspark.ai/helpcenter/genteam
  7. genspark.ai/helpcenter/credits-guide
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