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CoworkのモバイルとProプラン対応はいつ完了したか — Web展開の時系列

CoworkのモバイルとProプラン対応はいつ完了したか — Web展開の時系列

CoworkのWeb・モバイル対応はMaxプラン限定ベータから始まり、8月中旬にProプランへ広がり、Pro・Max・Teamで使えるようになりました。公式ヘルプの変遷を時系列で追います。

Coworkのデスクトップアプリは、2026年4月のGA以降、Pro / Max / Team / Enterpriseの有料プランで使えました(7月6日のヘルプの記述)。一方、claude.aiのWeb版とスマートフォンのモバイル版は別の道をたどっています。7月上旬にMaxプラン限定のベータとして始まり、8月上旬にTeam・Enterpriseが合流しました。8月中旬にはProプランが加わり、Pro・Max・Teamで使えるようになりました。Enterpriseは管理者が有効化した組織だけです。

Chromeサイドパネルも、今はすべての有料プランで使えます(Enterpriseはオーナーの有効化が必要)。さらに2026年10月6日からは、ProとMaxの新規タスクがクラウドで動きます。公式ヘルプの記事は改訂のたびに旧文言が消えるため、各段階の切り替わり時期は、インターネットアーカイブに残る過去の版から追えます。

デスクトップとWeb・モバイルは別のタイムラインで動いている

Claude Coworkとはで扱った2026年4月9日のGAは、デスクトップアプリの話です。デスクトップアプリがあれば、対象の有料プランでCoworkに触れます。

2026年7月6日にアーカイブされたヘルプセンターの版は、次のように書いています。CoworkはPro・Max・Team・Enterpriseの有料プランで使えて、使える場所はデスクトップアプリ(macOS・Windows・Linux)です。Webやモバイルでは使えません。ただしProとMaxの利用者は、デスクトップを起動したままなら、モバイルアプリからClaudeにメッセージを送れます。

Coworkという製品全体のプラン対応と、入り口(サーフェス)ごとの対応は、切り離して見る必要があります。

7月上旬、MaxプランからWeb・モバイルのベータが始まった

公式ヘルプセンターの記事「Get started with Claude Cowork」をアーカイブで遡ると、7月6日の版はまだ「Web・モバイルでは使えない」という記述のままです。7月8日時点の版では文言が変わり、「Web・モバイルでベータ提供を開始し、Maxプランから始めて今後数週間かけて他のプランにも広げる」という一文が加わっています。

つまりWeb・モバイル対応は、7月上旬にMaxプラン限定のベータとして始まりました。この文言は7月29日・31日・8月3日のアーカイブでも同じ内容で、Max限定の状態は3週間以上続いています。

8月上旬、TeamとEnterpriseが先に合流した

8月9日のアーカイブでは、文言がさらに更新されています。

Claude Cowork is in beta on web and mobile for Max, Team, and Enterprise plans, and will be rolling out to Pro plans over the next several weeks. (CoworkはMax・Team・Enterpriseプランでウェブ・モバイルのベータ提供中で、Proプランには今後数週間かけて展開する)

Max限定だった7月上旬から3週間余りを経て、Team・Enterpriseがベータに加わりました。Proだけが残った形です。

8月中旬、Proプランが加わり3プランでの提供が完了した

決定的な変化は8月中旬にあります。日本時間8月13日未明(UTC8月12日16時19分)の版は、まだ「Max・Team・Enterprise、Proは展開中」でした。日本時間8月16日早朝(UTC8月15日20時45分)の版では、「Web・モバイルはPro・Max・Teamプランで利用でき、Enterpriseは管理者が有効化した組織のみ」に切り替わっています。

2つの版の間にはアーカイブの保存日がありません。切り替わりは8月13日から16日のどこかです。

あゆみ

CoworkのWeb・モバイル対応が広がるまで

  1. 2026年4月9日デスクトップアプリがGA

    デスクトップアプリが対象で、プラン範囲は7月6日の版でPro・Max・Team・Enterpriseと書かれています。

  2. 7月6日Web・モバイルは非対応

    アーカイブの版では「デスクトップアプリのみ」と書かれています。

  3. 7月8日Maxプランでベータ開始

    「今後数週間で他のプランにも広げる」という予告つきです。

  4. 8月9日Team・Enterpriseが合流

    Proだけが「展開中」として残りました。

  5. 8月13〜16日Proが加わり3プランに

    Enterpriseは管理者が有効化した組織のみです。

  6. 10月6日ProとMaxの新規タスクがクラウド実行に

    設定画面の「Only on your computer」が廃止されます。

2026年10月6日から、ProとMaxの新規タスクはクラウドで動く

Web・モバイルがPro・Max・Teamに届いたあと、次の変更が決まっています。公式ヘルプによると、2026年10月6日からProとMaxプランの新しいCoworkタスクはクラウドで動きます。設定の「Settings > General」にある「Only on your computer」の選択肢は消え、利用者が設定を変える必要はありません。

変更の前後で、すでに動いているタスクの扱いが分かれます。

くらべる

10月6日の前後でタスクはどこで動くか

クラウド

10月6日以降に始める新規タスク

Anthropicのサーバー上で動き、セッションとファイルはClaudeのアカウントに保存されます。スケジュールタスクも、PCがスリープしていても動きます。

PCに残る

すでにPC上で始めたタスク

移行されず、終わるまでPC上で続けられます。各タスクの上部に注記が出て、トランスクリプトをダウンロードしてClaude Codeで続きを進めることもできます。

クラウド化しても、フォルダーはPCに残ります。Claudeが触れるのは、デスクトップアプリで接続したフォルダーだけです。しかも、アプリを開いている間に限られます。クラウド側で必要になったファイルは、そのファイルのコピーだけが取得され、セッションを削除するとコピーも消えます。

既存のスケジュールタスクもクラウドに移ります。PC上のファイルを使うものは、実行時にデスクトップアプリを開いておく必要があります。

作業をPCの中に留めたい場合は、デスクトップアプリのClaude Codeが選択肢です。フォルダーも履歴もPC上に残ります。ただしCoworkのプロジェクトとスケジュールタスクは、Claude Codeへ引き継がれません。

Pro・Max以外のプランは、この日付の変更の対象として書かれていません。仕事用と私用でClaudeを分けたい場合は、アカウントを別にするよう案内されています。ログインの共有は対象外です。

クラウド実行でもデスクトップアプリが要る場面

Web・モバイルからCoworkを使っても、PCの中身に触れる機能はデスクトップアプリを経由します。公式ヘルプが挙げているのは、ローカルファイルへのアクセス、ローカルコネクター(それを使うプラグインを含む)、ブラウザー操作、Computer Useの4つです。

ローカルファイルは、デスクトップで始めたセッションで、アプリが開いている間だけ届きます。アプリを閉じるとセッションは動き続けますが、ローカルのファイルには届きません。

ブラウザー操作は、デスクトップの組み込みブラウザー(段階的に展開中)かChrome経由のどちらかです。デスクトップアプリがオンラインなら、Web・モバイルのCoworkからも組み込みブラウザーを使えます。Chromeサイドパネルでは、アプリがなくても開いているタブを読めます。ただしClaudeがブラウザーを動かすタスクには、アプリが必要です。

プロジェクトとアーティファクトにも、入り口ごとの差があります。

  • ローカルフォルダーに紐づくプロジェクトのCoworkセッションは、デスクトップだけで動きます
  • 2026年8月19日以降に作ったアーティファクトは、デスクトップとWebで使えます
  • 同日より前に作ったライブアーティファクトは、デスクトップだけです

入り口ごとの機能の違いはCoworkのウェブとモバイル対応で比較しています。

ChromeサイドパネルはProへの展開が後から追いついた

Chromeサイドパネルも、現行のヘルプセンターではすべての有料プランで使えるとされています。Enterpriseだけは、オーナーが有効にする必要があります。展開の途中(8月22日時点のアーカイブ)では「Max・Teamで利用でき、Proには順次展開中」という表現でした。

同じ製品でも、入り口ごとに展開の速さが違います。複数の環境を使い分けるなら、見落としやすい点です。Chromeサイドパネルはデスクトップとも動きが違い、パネルを開くとCoworkのセッションがそのまま始まります。

Coworkの選択肢が見当たらないときの切り分け

プランが対応しているのにCoworkが使えないとき、公式ヘルプの記述から原因は大きく3つに分かれます。

切り分け

見当たらないときの原因の候補

  • 新しい体験に切り替わった

    ProとMaxでは「Claude Coworkは今後ただのClaudeになる」という変更が順次展開中です。入力欄に「Chat」と「Cowork」の切り替えが出なくなったら、新しい体験です。どの会話でも、タスクを書けばClaudeが軽い質問か作業かを判断します。

  • アプリが古い

    モバイルやデスクトップで「Cowork」の選択肢が出ないときは、アプリを最新版に更新するよう案内されています。WindowsのCoworkは、最新のClaude for Windowsが必要です。

  • Enterpriseで未有効

    Enterpriseプランでは、Web・モバイルのCoworkは管理者が有効化した組織だけで使えます。権限の確認先はCowork監査ログと権限管理にまとめています。

Coworkの対象は有料プランです。無料プランの扱いはCowork無料プランはあるかで説明しています。

3プランに届いても「ベータ」の表示は外れていない

Web・モバイルがPro・Max・Teamの3プランに届いたことと、機能として完成版になったことは別の話です。公式ヘルプでは、デスクトップアプリだけが「Available on all paid plans」と、ベータの但し書きなしで書かれています。

一方、クラウドで動く側の記述にはベータの前置きが残っています。「Web・モバイルのCoworkはベータ」「Cowork in the cloudはベータで、一部機能はまだ使えない」という文言です。ベータである以上、細部の挙動は変わる可能性があります。

Coworkの中でも機能ごとにプランの線引きが違う

Web・モバイルの展開はPro・Max・Teamという組み合わせで完了しました。一方、Cowork内の別機能であるComputer Use(Claudeによる画面操作)は、公式ヘルプで「Pro・Maxプラン向けのベータ」とされています。Team・Enterpriseは対象に挙がっていません。

Web・モバイルのように法人プランを含んで広がる機能もあれば、Computer Useのように個人向けプランに絞られた機能もあります。「Coworkがどのプランで使えるか」は一つの答えに決まらず、機能ごとにヘルプセンターで確かめる必要があります。

まとめ

Coworkの使える範囲は、デスクトップ・Web・モバイル・Chromeサイドパネルで別々に動いてきました。使えない原因を探すときは、Pro・Max・Teamならプランはすでにそろっているため、プランより先に入り口と管理者の設定、アプリのバージョン、新しい体験への切り替わりの順に見ると絞り込めます。

参照した一次ソース

この記事の記述は、次の一次ソースと照合しています。更新時に参照先が変わった場合は一覧も更新します。

  1. support.claude.com/en/articles/13345190-get-started-with-claude-cowork
  2. support.claude.com/en/articles/15520349-use-claude-cowork-on-web-desktop-and-…
  3. web.archive.org/web/20260812161907/https://support.claude.com/en/articles/…
  4. web.archive.org/web/20260815204511/https://support.claude.com/en/articles/…
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