Claude Media
Claude Duetの支払いにLinkとShop Payを使う手順 — 承認から切断まで

Claude Duetの支払いにLinkとShop Payを使う手順 — 承認から切断まで

Claude Duetに買い物を任せるには、StripeのLinkかShopifyのShop Payをアプリ内で接続します。接続、承認、一回限りカードの仕組み、使えない条件、トラブル時の連絡先を順に解説します。

Claude Duetの支払いはLinkかShop Payをアプリ内で接続して使う

Claude Duetに買い物を任せるときの支払い手段は、StripeのデジタルウォレットであるLinkと、ShopifyのウォレットであるShop Payの2つです。どちらもClaude Duetの中だけで使えます。コネクタのディレクトリには載っていないため、普段のコネクタ画面を探しても見つかりません。

流れはどちらも同じです。Claude Duetに欲しいものを頼むと、商品を探して承認を求めてきます。承認すると、その1回の購入にだけ使える一回限りのカードで支払われます。Claude Duetに実際のカード番号は渡りません。

この記事では、使える条件、接続の手順、承認の流れ、2つの違い、うまくいかないときの連絡先、切断の手順を順に扱います。

使えるのは米国のProとMaxだけ

支払い機能の前に、Claude Duet自体が限られた人にしか開いていません。

数字

Claude Duetの支払いを使う前提

  • 対象プラン

    Pro / Max

    Team・Enterpriseは未対応

  • 対象地域

    米国

    Linkは米国の支払い方法も必須

  • 利用できる場所

    Claude Duetのみ

    Claude・Cowork・Claude Codeでは使えない

research preview の条件

Claude Duetはウェイトリスト制で、招待は順番に届きます。待機リストに載せたメールアドレスと、Claudeアカウント(または端末のGoogle・Appleアカウント)のメールアドレスが違うと、招待を受けられません。

LinkとShop Payは「Claude、Cowork、Claude Codeでは今のところ使えない」と明記されています。ChatやClaude Codeの会話から買い物を頼むことはできません。

Linkでは米国の支払い方法が必要です。Shop Payのページには、この支払い方法の条件についての記載がありません。どちらも米国のPro・Maxが前提のため、日本の通常のアカウントで使える機能ではありません。

LinkとShop Payはどこが違うか

流れの骨格は同じですが、制約と承認の細部はLinkのほうが多く公開されています。

項目Link(Stripe)Shop Pay(Shopify)
接続の入口Link(Stripe)アバター → 支払いの接続 → LinkShop Pay(Shopify)アバター → 支払いの接続 → Shop Pay(モバイルは推奨コネクタ一覧からも選べる)
承認の場所Link(Stripe)Linkのモバイルアプリかapp.link.comでSpend Requestを承認Shop Pay(Shopify)「Review in Shop Pay」を押して承認
決済の中身Link(Stripe)加盟店と金額を限定した一回限りカードShop Pay(Shopify)承認した金額に限定した一回限りカード
仮押さえLink(Stripe)選んだ支払い方法に一時的なオーソリが入ることがあるShop Pay(Shopify)ページに記載なし
定期払いLink(Stripe)不可Shop Pay(Shopify)ページに記載なし
失敗時の表示Link(Stripe)購入に失敗しても、一時的に保留として表示されることがあるShop Pay(Shopify)ページに記載なし
困ったときの窓口Link(Stripe)Link SupportShop Pay(Shopify)Shop support

「ページに記載なし」は、使えるという意味でも使えないという意味でもありません。Shop Payについては、定期払いや保留表示の扱いが公開ページから読み取れない、ということです。定期購入のような用途は、始める前に購入先とShop Payの案内で確かめるのが安全です。

くらべる

どちらを選ぶかの目安

Stripe

Link

すでにLinkのアカウントを持っているなら、こちらから始められます。

Shopify

Shop Pay

普段Shopifyの店でShop Payを使っているなら、こちらが手になじみます。

接続の手順

どちらも接続の入口は同じです。ディレクトリではなく、Claude Duetのアプリ内から行います。

手順

Claude DuetでLinkまたはShop Payを接続する

  1. 1

    アバターを選ぶ

    Claude Duetの画面でアバターを選びます。

  2. 2

    支払いの接続を選ぶ

    支払いを接続する項目を開き、LinkまたはShop Payを選びます。Shop Payはモバイルで推奨コネクタの一覧からも選べます。

  3. 3

    ウォレットにサインインして許可する

    LinkまたはShop Payのアカウントにサインインし、アクセスを承認します。

支払いが必要な頼みごとをすると、Claude Duetのほうから接続を提案してくることもあります。先に接続しておかなくても、最初の買い物の途中で接続に進めます。

接続すると何が見えるか

接続後、Claude Duetが見られる情報は次のとおりです。

  • 保存済みの支払い方法のカード種別
  • カードまたは銀行口座の下4桁
  • 支払い方法のニックネームと有効期限
  • 保存されている配送先住所

完全なクレジットカード番号(PAN)と銀行口座番号は、Claudeに渡されません。保存済みの配送先住所が見えるため、宛先を毎回書かなくても済む場合があります。

買い物を頼んで承認するまで

支払いの流れは4段階です。ページにある例文を使うと、次のようになります。

手順

Claude Duetに買い物を任せる流れ(Link)

  1. 1

    欲しいものを頼む

    「オフィスのプリンターのインクを再注文して」のように伝えます。Linkのページの例は "Reorder ink for the office printer." です。

  2. 2

    商品の確認と承認依頼を受ける

    Claude Duetが商品を探し、購入の承認を求めてきます。承認するまで、Linkでの支払いは出されません。

  3. 3

    Linkで金額を承認する

    LinkのモバイルアプリかWebでアカウントを作成またはサインインし、Spend Requestを承認します。上限額を承認するまで、Claude DuetはLinkで払えません。

  4. 4

    一回限りカードで支払われる

    Claude Duetは、加盟店と金額を限定した一回限りカードで支払います。

Shop Payの場合は、3番目が「Review in Shop Pay」を押して承認する操作に変わります。最後は、承認した金額に限定した一回限りカードで支払うという点で同じです。Shop Payのページの例は "Order more shipping labels, same as last time." です。

承認の裏で起きていること

Linkのページは、承認時の挙動を次のように書いています。最大金額を承認すると、選んだ支払い方法に一時的なオーソリが入ることがあります。最終的な請求が確定するのは、加盟店が購入を完了したときだけです。

そのため、承認した金額と最終的な請求額は一致するとは限りません。承認するのは「これ以上は払わない」という上限で、実際の請求は加盟店の確定後に決まります。

一回限りカードと承認で何が守られるか

Claude Duetの支払いは、重ねた仕組みで成り立っています。

  1. 承認なしには払わない。購入の前に承認を求める設計で、Linkは金額の承認がないと支払えません。
  2. 一回限りのカード。その購入にだけ使えるカードで、加盟店と金額が限定されています。
  3. 実カード番号を渡さない。ClaudeにもClaude Duetにも加盟店にも、実際のカード番号は共有されません。
  4. 別のチェック。Claude Duetには、クレジットカード番号や政府発行IDのような最も厳しい区分の情報を共有する依頼を断る分類器と専用のシステムプロンプトが入っています。

承認の設計について、安全面の説明にはもう2点あります。1つは、支払いや送金、注文の削除、アカウントの作成は「次回から確認しない」の設定の対象にならない点です。何度承認しても、毎回確認が入ります。もう1つは、証券の売買や口座間の資金移動のように、承認があっても行わない操作がある点です。

頼み方で選択肢を絞る

承認で止められるとはいえ、最初の頼み方で結果は変わります。ページにある例は短い依頼ですが、次のように条件を足すこともできます。以下は例示で、Claude Duetが必ずこう動くという保証ではありません。

オフィスのプリンターのインクを再注文して。
前回と同じ型番、いつもの店で、合計は50ドル以内。
承認依頼を出す前に、商品名と店名と数量を一度書いて。

上限額、型番、店を先に伝えておくと、承認依頼に出てくる内容が頼んだものと合っているか確かめやすくなります。

うまくいかないときの切り分けと連絡先

購入が失敗したり、思っていたものと違ったりしたとき、連絡先は問題の種類で変わります。

起きたこと連絡先
注文状況、配送、キャンセル、返品、破損、商品の返金連絡先購入した店
Linkのアカウント、承認、支払い方法、二重請求や金額違い、身に覚えのないLinkの請求、失敗後も残る保留連絡先Link Support
Shop Payのアカウントや請求連絡先Shop support
違う商品・店・数量・オプションを選ばれた、Claude Duet自体の不具合連絡先Anthropicのサポート(チャットで状況を伝えれば報告が渡る)

身に覚えのない購入があるときの手順も用意されています。保留中の承認依頼をすべて拒否し、Claude DuetからLinkを切断し、すぐにLink Supportへ連絡します。

決済が通らないケース

承認したあとに失敗する例は2つあります。

  • 加盟店が承認後にチェックアウトを断る、または止める。Linkのページに書かれています。
  • 一部のサイトがClaude Duetによる支払いを妨げる。この場合は、自分で購入を完了する必要があります(LinkとShop Pay共通)。

失敗した購入は、選んだ支払い方法に一時的に保留として表示されることがあります。失敗後も残る保留は、Link Supportが窓口です。

切断の手順

不要になったウォレットは、アプリ内から切断できます。

手順

LinkまたはShop Payを切断する

  1. 1

    アバターを選ぶ

    Claude Duetでアバターを選びます。

  2. 2

    支払いからウォレットを選ぶ

    「支払い」を開き、LinkまたはShop Payを選びます。

  3. 3

    Disconnectを選ぶ

    「Disconnect」を選びます。

混同しやすいコネクタとの違い

LinkとStripeコネクタ、Shop PayとShopifyコネクタは、名前が近くて別物です。

組み合わせ役割
Stripeコネクタ役割Stripeのアカウントの中でClaudeが作業する(未払い請求書の確認など)
Link役割承認した買い物の支払いに使う
Shopifyコネクタ役割Shopifyのストアの中でClaudeが作業する(商品や注文の管理など)
Shop Pay役割承認した買い物の支払いに使う

どちらか片方だけでも使えます。ストア運営の操作はClaude Shopify連携の使い方、Stripe側の請求まわりはClaude Stripe連携の設定方法が扱っています。コネクタ側の接続は、Claude Duetのアプリ内で行うLinkやShop Payとは入口が違います。

使う前に押さえたい線引き

この支払い機能は、research previewの段階にあります。仕様が変わる可能性があると案内されているので、手順や制約は変わり得ます。

  • 定期払いが必要な支払い(サブスクリプション)は、Linkでは行えません。
  • Claude Duetはresearch previewの間、ProとMaxに追加料金なしで含まれ、プランの使用量上限を共有します。プランの違いはClaude料金プラン完全ガイドにまとめています。
  • Claude自体の支払い方法や請求の話は、Claude Duetの買い物とは別です。契約の支払いはClaudeの支払い方法が扱っています。

承認が毎回必要で、一回限りカードが加盟店と金額で限られているので、任せる範囲を小さく始めやすい設計です。最初は少額で、頼んだ商品と承認依頼の中身を突き合わせるところから試すと、挙動をつかみやすくなります。

この記事を共有:XはてブLinkedIn