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ClaudeでGoogle広告の不承認を修正し再審査に出す手順

ClaudeでGoogle広告の不承認を修正し再審査に出す手順

Google広告が不承認になったとき、通知文とポリシーの該当箇所をClaudeに渡して原因を切り分け、広告文の修正案を作り、再審査を出すまでの手順です。

Google広告で広告が不承認になったら、Claudeには「どのポリシーのどの記述に触れたか」を読み解かせ、直し方の案を出させる使い方が向いています。実際に広告を保存して再審査に送るのは管理画面の操作です。Claudeに渡す材料の集め方、修正案の作らせ方、再審査の出し方までを順にたどります。

広告案そのものの量産はClaudeで広告コピーとバナーのバリエーションを作る手順、法令面の点検は薬機法の広告NG表現をClaudeで点検する方法にあります。ここで扱うのは、媒体側のポリシーで止められた広告を通すまでの対応です。

不承認は「修正して保存」と「再審査を請求」の2経路に分かれる

不承認になった広告は、ポリシー違反を直して審査を受けるまで配信されません。直し方には2つの経路があります。

くらべる

不承認への対応は2経路

違反が実際にあるとき

広告を修正する

広告またはアセットを編集して保存すると、自動的に再審査へ送られます。

修正済み、または誤審と考えるとき

再審査を請求する

ポリシーマネージャーから異議申し立てを送ります。理由は「決定に異議を申し立てる」か「ポリシーに準拠するよう変更した」を選びます。

Claudeに最初に判定させたいのは、この分かれ目です。通知文を読んで「文言を直せば済む違反」なのか、「内容は適正に見えるので誤審の可能性がある」のかを仕分けると、次の動きが決まります。

Claudeに渡す3点を管理画面から集める

Claudeは管理画面を見られません。判断材料は自分で貼ります。最低限そろえるのは次の3点です。

手順

不承認の材料を集める順序

  1. 1

    不承認の理由を表示する

    [キャンペーン]メニューで[広告]か[広告グループ]を開き、[ステータス]列の「不承認」にカーソルを合わせて詳細を出します。続けて[ポリシーを確認]を選ぶと、広告に影響しているポリシーが分かります。

  2. 2

    ポリシーの詳細列を足す

    [広告]または[アセット]ページの表示項目アイコンから[属性]を開き、[ポリシーの詳細]を適用すると、掲載結果の表に列が加わります。複数の広告をまとめてClaudeに渡すときは、この列ごと貼ると手間が減ります。

  3. 3

    該当ポリシーの本文を取る

    不承認通知メールの[ポリシーに関する問題を確認して修正]リンクからも、ポリシーマネージャー経由で同じ画面に入れます。ポリシー名が分かったら、広告ポリシーのヘルプにある該当ページの本文をコピーします。

貼る材料は、広告の見出し・説明文・最終ページURL・表示URL、不承認の通知文、ポリシー本文の3種類です。ポリシー本文は要約せず原文のまま渡します。日本語のヘルプは翻訳版で、実際の措置は英語版の記述に沿って行われると同ページに明記されています。判断が割れそうな箇所は、英語版の該当段落も添えると読み違いが減ります。

原因の切り分けを依頼するプロンプト

最初の依頼では、修正案を求めず原因の特定だけに絞ります。直し案が先に出ると、通知文と関係のない文言まで書き換えられやすいためです。例えば次のような依頼文です。

Google広告の広告が不承認になりました。下の材料から、
どのポリシーのどの記述に該当しうるかを整理してください。
 
# 広告
見出し1: …
見出し2: …
説明文: …
最終ページURL: …
 
# 不承認の通知文
…
 
# 該当ポリシーの本文
…
 
# 出力の条件
- 該当しうる記述を、広告の文言と対応づけて引用する
- 広告文の問題か、リンク先の問題か、判断が割れる点かに分ける
- 材料から断定できないことは「不明」と書く

「不明と書く」の条件を入れておくと、ポリシー本文に無い理由を補って断定する癖を抑えられます。Claudeが挙げた該当箇所は、必ず管理画面の[ポリシーを確認]に出ている内容と突き合わせます。食い違うときは、管理画面の表示が正です。

違反の種類で直し方が変わる

ヘルプには、広告に関する違反とリンク先に関する違反が別の手順で書かれています。切り分けの結果は、次の表に当てはめて動きます。

違反の種類例直す場所
広告文の編集基準例見出しに句読点や記号が繰り返し使われている直す場所広告の見出し・説明文
禁止・制限コンテンツ例広告文にタバコへの言及がある直す場所広告文、または広告の方針自体
不実表示例実際には利用できない特典を提示している直す場所広告文とリンク先の記載
リンク先の不備例最終ページURLの入力ミス、表示URLと最終ページが不一致直す場所最終ページURL、表示URL
クロールできない例Google広告がリンク先を読み込めない直す場所サイト側の設定(ウェブ担当者と対応)

リンク先の違反は、広告文を直しても解消しません。ページの内容を更新できない場合は、広告を編集してポリシーに沿った別のランディングページへ向ける手もあります。

ステータスが「有効(地域制限付き)」の広告は、不承認とは別の扱いです。アルコール、著作権、ギャンブル、ヘルスケア、商標などのポリシーで、配信対象地域での表示が制限されている状態を指します。広告は止まっていないので、修正も再審査も要らないかもしれません。Claudeに渡す前に、ステータスが不承認かどうかを確かめます。

ポリシーのカテゴリには、禁止コンテンツ、禁止されている行為、制限されているコンテンツと機能、編集基準と技術要件の4つがあります。ヘルスケアや金融のように制限付きで宣伝できる分野は、文言を直しても足りず、認定や地域の要件が絡みます。この場合は修正案を作る前に、認定の要否を確認する段階です。

修正案を作らせる

原因が文言の問題と分かったら、2回目の依頼で修正案を求めます。ここでも条件を絞ります。

先ほど整理した「広告文の問題」だけを直してください。
 
- 直すのは該当した文言のみ。それ以外は変えない
- 見出しは全角15文字、説明文は全角45文字以内
  (使っている広告フォーマットの文字数制限に合わせる)
- 修正案ごとに、元の文言のどこをなぜ変えたかを1行で書く
- 事実として言えない特典・数値は入れない

文字数制限は広告フォーマットごとに異なり、上の数字は例です。使っているフォーマットの制限値に置き換えます。

直し方の方向にも注意があります。ポリシーが問題にしているのは、広告が実際より良く見えることです。通過しやすい言い回しに変えるだけで中身を改善しない案は、別のポリシーで再び止まるか、不実表示にあたるおそれがあります。支払い条件の省略や、利用できない特典の提示は、不実表示の例として挙げられています。Claudeの案を採るときは、広告で約束している内容が、リンク先と実際の提供内容で成り立つかを見ます。

保存と再審査の出し方

修正案を採ったら、管理画面で反映します。

# 広告を修正して再審査に送る
[キャンペーン] > [広告] > 広告にカーソル > [編集]
ポリシーに沿って編集 > [保存]    ← 保存で自動的に再審査へ
 
# 修正済み、または誤審と考えて再審査を請求する
[ツール] > [トラブルシューティング] > [ポリシーマネージャー]
[ポリシーの問題]タブ > 対象の広告で再審査請求を選ぶ
理由を選ぶ > [送信]

再審査の状況は、[ステータス]列かポリシーマネージャーで確認します。広告の再審査は、個別の広告グループやキャンペーン単位でも、まとめても請求できます。ただしアカウント内のすべての広告を一度に請求すると、審査に時間がかかることがあります。

関連動画に違反がある場合は、動画を削除して変更を保存し、あらためてアップロードします。新しい審査が始まります。

再審査には回数と間隔の制限がある

Claudeに修正案を何度も出させて、その都度送りたくなりますが、再審査には上限があります。

数字

再審査請求の制限

  • 1広告あたりの上限

    3回

    3回失敗すると、カスタマーサポートに連絡するまで再請求できない

  • 同じ広告の送信間隔

    24時間以上

    重複と見なされないための間隔

問題を解決したのに却下された場合や、重複としてマークされた場合は、同じ請求を繰り返しません。広告のテキストか最終ページURLを少しだけ編集して保存し、システムに再クロールさせる方法が案内されています。

つまり、送信前の確認が効きます。Claudeには送信直前に、元の通知文・修正後の広告・該当ポリシーを並べて「この修正で指摘された記述は解消しているか」を点検させます。上限の3回は、試行錯誤に使う枠ではなく、確認を済ませた請求のための枠と考えられます。

6か月以上前に下されたポリシーの決定は、管理画面からの再審査ができません。その場合はGoogle広告サポートに問い合わせます。

つまずきやすい点

通知文を渡さず広告だけを渡す。Claudeは広告文の悪い点を推測で挙げます。指摘の根拠は通知文とポリシー本文にあるので、3点セットで渡します。

不承認のたびに広告全体を書き直す。該当した文言以外を動かすと、承認済みだった要素まで再審査の対象になり、原因の追跡も難しくなります。直す範囲は指摘された記述に絞ります。

違反の繰り返しを放置する。ポリシー違反が繰り返されると、違反警告の対象になります。警告はポリシーごとに最大3回まで出され、回数が増えるほどアカウントへの措置が重くなり、強制停止にいたる場合があります。悪質な違反は予告なしに強制停止されます。広告ごとの不承認が続くアカウントでは、個別の修正より先に、似た表現の広告をまとめて洗い出します。

法令の判断をポリシーの判断と混ぜる。媒体のポリシーを通っても、薬機法や景品表示法に反しない保証にはなりません。広告掲載先の法律や規制を守ることも、ヘルプで求められています。景品表示法の表示チェックをClaudeでどこまでできるかで、法令側の点検の限界を整理しています。

同じ不承認を繰り返さないための運用

不承認の通知文と修正結果は、1件ごとに「ポリシー名・該当した文言・直した内容・結果」の形で記録しておくと、次の入稿前の点検に使えます。Claudeのプロジェクトに過去の事例を置き、新しい広告案を入稿する前に「過去の不承認と同じ型の表現がないか」を点検させれば、再審査の枠を使わずに済む場面が増えます。

入稿後の運用では、検索語句レポートから無駄クリックを減らす作業も並行します。ClaudeでGoogle広告の検索語句を読み、除外キーワードと広告文を見直すの手順と組み合わせると、広告文の見直しが審査対応と成果改善の両方にまたがって回ります。

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