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ClaudeのPDF読み込み・画像解析の使い方とアップロード上限

ClaudeのPDF読み込み・画像解析の使い方とアップロード上限

ClaudeへのPDF・画像アップロード方法と、チャット添付500MB・Projectsナレッジ30MBの上限、PDFが100ページを境に解析内容が変わる仕組みをまとめます。

ClaudeはPDFと画像をチャットにそのまま添付でき、文章だけでなく図表やグラフの内容まで読み取ります。対応形式はドキュメント10種類、画像4形式です。上限はチャットへの一時添付とProjectsのナレッジベースで別々に決まります。この記事では、claude.aiのチャットにPDF・画像を読み込ませる手順と、サイズ・ページ数・解像度の上限、PDFが100ページを境に解析内容を切り替える仕組みまでを実務目線でまとめます。

対応ファイル形式 — ドキュメントは10種類、画像は4形式

Claudeがチャットで読み込めるドキュメントはPDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSXの10種類です。画像はJPEG・PNG・GIF・WebPの4形式に対応します。

種別対応形式
ドキュメント対応形式PDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON
ドキュメント(要設定)対応形式XLSX
画像対応形式JPEG・PNG・GIF・WebP

XLSXだけは扱いが特殊です。アカウント側で「コード実行とファイル作成」機能を有効にしていないと、そもそもアップロードできません。有効化していない状態でXLSXを添付するとエラーになるため、Excelファイルを読ませる予定があるなら先に機能をオンにしておきます。

PDF以外のドキュメントは、いずれもテキストの抽出だけが対象です。DOCXやHTMLの中に画像やグラフが埋め込まれていても、Claudeはその画像自体を見ることができません。図表の内容まで解析させたいときは、対象をPDFに変換するか、画像として単独で添付します。PDFだけが「テキストと画像の両方を解析する」特別扱いの形式だと覚えておくと迷いません。

PDF・画像を読み込ませる3つの操作

添付そのものは難しくありません。チャット入力欄の左下にある「+」ボタンを押し、メニューから「ファイルや写真を追加」を選び、端末上のファイルを選んで「開く」を押せば送信前のメッセージに添付されます。ファイルをウィンドウへ直接ドラッグ&ドロップしても同じ結果になります。

画像だけは、もう1つ近道があります。スクリーンショットやコピーした画像は、クリップボードからチャット欄へそのまま貼り付けられます。ファイルとして一度保存する手間が省けるため、エラー画面や資料の一部だけを素早く見せたいときに向いています。

添付先は2種類あります。個別のチャットに一時的に添付する方法と、Projectsの「Files」セクションへ登録して複数の会話から永続的に参照する方法です。1回きりの分析ならチャット添付、同じ資料を何度も参照するならProjects、という使い分けが基本になります。この使い分けの判断基準は後段の早見表で詳しく比較します。

チャット添付とProjectsナレッジ、上限はどう違うか

チャット添付は1ファイルあたり500MBまでです。1つのチャットに最大20ファイルを添付でき、画像は8000×8000ピクセルまで、PDFは1000ページまでという上限も共通で掛かります。

一方、Projectsのナレッジベースは1ファイルあたり30MBまでという別の上限で管理されます。ファイル数そのものに上限はありませんが、登録した内容の合計がClaudeのコンテキストウィンドウに収まる必要があります。

項目チャット添付Projectsナレッジ
ファイルサイズチャット添付500MB/ファイルProjectsナレッジ30MB/ファイル
ファイル数チャット添付1チャット最大20Projectsナレッジ無制限(容量まで)
画像の解像度チャット添付8000×8000pxまでProjectsナレッジ同上
PDFのページ数チャット添付1000ページまでProjectsナレッジ1000ページまで
コンテンツ形式チャット添付テキスト+画像(PDFのみ視覚解析)Projectsナレッジテキスト抽出中心

Projectsとは、専用のチャット履歴とナレッジベースを持つ自己完結型のワークスペースです。関連する資料をひとまとめにして登録しておけば、そのプロジェクト内のどの会話からでも同じ資料を参照できます。無料プランでもProjectsは使えますが、作成できるプロジェクト数は最大5個までに制限されます。

登録したナレッジの容量がコンテキストウィンドウの上限に近づくと、Claudeは自動でRAG(検索拡張生成)モードに切り替わります。RAGモードでは、登録済みの資料すべてを毎回まるごと読み込むのではなく、質問に関連しそうな部分だけを検索して取り出す仕組みが働きます。この切り替えでナレッジ容量を最大10倍まで扱えるようになり、応答速度も保たれます。ただしナレッジ容量をRAGで拡張できるのは有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)に限られる点には注意します。無料プランのProjectsは、拡張なしのコンテキストウィンドウの範囲で動きます。プランごとの利用量の上限そのものはClaude Proの制限の仕組みで扱っています。

RAGを前提にProjectsを組むときのコツもいくつかあります。ファイル名を内容が分かる具体的な名前にしておくと、Claudeが該当箇所を検索しやすくなります。関連する資料は同じプロジェクトにまとめ、質問時に「この資料の3章について」のように具体的なファイル名を挙げると、検索の精度がさらに上がります。

PDFは100ページを境に解析内容が変わる

Claudeは送られてきたPDFのページ数に応じて、解析の深さを自動で切り替えます。100ページ以下のPDFはテキストと画像の両方を解析し、図表・グラフ・レイアウトの内容まで質問できます。101ページから1000ページまでのPDFはテキストのみが解析対象になり、視覚的な要素は読み取られません。

ページ数テキスト解析視覚要素(図表・グラフ)の解析
1〜100ページテキスト解析対応視覚要素(図表・グラフ)の解析対応
101〜1000ページテキスト解析対応視覚要素(図表・グラフ)の解析非対応
1000ページ超テキスト解析アップロード不可視覚要素(図表・グラフ)の解析アップロード不可

1000ページを超えるPDFはそもそもアップロードできず、「Uploaded file is too large」というエラーが表示されます。境界の100ページはあくまで視覚解析の有無を分ける線であって、アップロードの可否を分ける線ではありません。100ページを超えても1000ページまでは添付できますが、グラフや図の内容についてはテキスト側の説明文からしか読み取れなくなる、という違いです。

図表の分析が主目的の資料が100ページを超えている場合は、該当する章だけを抜き出して分割アップロードすると、視覚解析が効いた状態で質問できます。逆に議事録や規約のような文章中心の資料であれば、テキスト解析だけで十分事足りることが多く、無理に分割する必要はありません。

チャット添付かProjectsナレッジか — 用途別の早見表

どちらを使うべきかは、資料を何回・どんな場面で参照するかで決まります。

用途おすすめ理由
1回だけPDFを要約・質問したいおすすめチャット添付理由500MBまで対応しその場で完結する
同じ資料を複数の会話で繰り返し参照したいおすすめProjectsナレッジ理由登録し直さず永続的に参照できる
大量の資料を横断して質問したいおすすめProjectsナレッジ(RAG)理由有料プランならナレッジ容量を最大10倍に拡張できる
Excel(XLSX)を直接読み込ませたいおすすめチャット添付+コード実行を有効化理由機能を有効にしないとXLSX自体を受け付けない
図表を含む長いPDFを深く解析したいおすすめ章ごとに分割してチャット添付理由100ページ以下に収めると視覚解析が効く

よくあるつまずき

PDF以外の文書に埋め込まれた画像が読めない

DOCXやHTMLの中の図はテキスト抽出の対象外で、Claudeからは見えていません。図表の内容も解析させたいなら、対象をPDF化するか画像として別に添付します。

ページ番号がずれて伝わる

PDFの特定ページについて質問するときは、印刷された誌面上のページ番号ではなく、PDFビューアーが表示するページ番号(1ページ目、2ページ目…)を使います。表紙や目次の分だけ両者はずれがちです。

低解像度の画像で読み取り精度が落ちる

画像は1000×1000ピクセル以上を目安にします。スマホのスクリーンショットを何度も圧縮したような小さい画像は、文字が潰れて誤読の原因になります。

XLSXが添付できない

コード実行とファイル作成機能を有効にしていないアカウントでは、XLSXのアップロードそのものが失敗します。Excelを扱う予定があるなら先に設定を確認します。

密度の高いPDFで途中失敗する

小さいフォント・複雑な表・重いグラフィックが多いPDFは、ページ数が1000以下でも処理の途中で失敗することがあります。セクションごとに分割するか、埋め込み画像を間引いた版を用意すると通りやすくなります。

30MB以下でもProjectsに登録できないことがある

Projectsのファイルサイズ上限は30MBですが、それとは別に抽出後のテキスト量に応じたトークン制限もかかります。サイズは小さくても文字量が多い資料は、登録時に弾かれることがあります。

よくある質問

Claude Codeでも同じアップロード上限が適用されますか

いいえ。Claude Codeはローカルのファイルシステムから直接PDFや画像を読み込む仕組みで、本記事で扱ったチャット添付(500MB)やProjectsナレッジ(30MB)の上限とは別枠です。

無料プランでもPDF・画像を読み込ませられますか

チャットへのPDF・画像添付には、公式ページ上でプランごとの制限が案内されていません。一方でProjectsのナレッジ容量をRAGで最大10倍に拡張できる機能は、Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プラン限定と明記されています。

文字のないスキャン画像だけのPDFも解析できますか

100ページ以下のPDFであれば、文字情報を持たないスキャンでもページの視覚要素として解析されます。101ページ以上はテキストのみの処理になるため、文字情報を持たないスキャンPDFでは内容を読み取れません。文字がかすれていたり解像度が低かったりすると精度は落ちるため、できるだけ鮮明なスキャンを使います。

複数のPDFを同時に比較させられますか

できます。1つのチャットに最大20ファイルまで添付できるので、複数のPDFをまとめて渡し、共通点や差分を横断的に質問できます。

動画や音声ファイルも読み込ませられますか

いいえ。チャットに添付して直接解析させられるのはドキュメント10種類と画像4形式のみで、動画・音声ファイルは対象に含まれません。

まとめ

ClaudeはPDF・画像をチャットにそのまま添付でき、ドキュメント10種類・画像4形式に対応します。上限はチャット添付(500MB・最大20ファイル)とProjectsナレッジ(30MB、有料プランはRAGで最大10倍に拡張)で別々に決まります。PDFは100ページを境に、図表まで解析するかどうかが切り替わります。1回限りの分析はチャット添付、繰り返し参照する資料はProjectsナレッジ、という使い分けを起点にすると迷いません。Projectsの作成・共有まで含めた全体像はClaude Projects完全ガイドにまとめています。

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