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ClaudeとProductiveを連携する方法 — 接続手順と使えるツール

ClaudeとProductiveを連携する方法 — 接続手順と使えるツール

Productive公式のMCPサーバーをClaudeに接続する手順です。Ultimateプランの条件、AI機能の有効化、組織の選び方、Sandboxでの試運転、17個のツールの扱いをまとめます。

Claude Productive連携とは何か

Productive連携は、代理店向けの業務管理プラットフォームProductiveが提供するMCPサーバーを、Claudeにつなぐ仕組みです。プロジェクト、タスク、工数入力、予算、請求、案件管理(CRM)を、Productiveの画面を開かずに会話で扱えます。

Connectorsディレクトリでは、開発元Productiveの「Anthropic verified」表示付きで掲載されています。追加時期は2026年8月、カテゴリはData & analytics・Productivity・Sales & marketing、サインインは必須です。接続先のURLは https://mcp.productive.io/mcp です。

向いているのは、Productiveで日々の工数と予算を見ている代理店やプロジェクト型の組織です。たとえば次のような依頼を想定できます。依頼文はこの記事の例です。

  • 自分に割り当てられた未完了タスクを期限順に出してほしい
  • 昨日の作業を、このプロジェクトに2時間で記録してほしい
  • このプロジェクトの予算は今どの状態か教えてほしい

コネクタ全般の仕組みや一覧の見方は、Claudeのコネクタの解説にまとめています。

接続前に確認する3つの条件

接続の手順は短いのですが、Productive側の条件で止まることがあります。先に3点を確かめます。

条件

接続できないときに先に疑う3点

  • Ultimateプラン

    MCPサーバーはProductiveのUltimateサブスクリプションプランで使えます。Productive AI自体は全プランで使えますが、MCP Server・AI Agents・ConnectorsはUltimateだけです。

  • AI機能の有効化

    ProductiveのMCPサーバーを使うには、AI機能が有効になっている必要があります。管理者がSettings > AIで「Turn on AI」を切り替えます。

  • ユーザーごとの接続

    接続が認可するのは、接続した本人のProductiveアカウントへのアクセスだけです。組織の全員分がまとめて開くことはなく、使う人がそれぞれ接続します。

もうひとつ、Claude側にも条件があります。Productiveのヘルプによれば、Claudeアカウントが組織に管理されている場合、カスタムコネクタの追加が管理者に制限されていることがあります。「Add custom connector」が見当たらないときは、管理者に追加を頼むか、代わりに入れてもらいます。

ClaudeにProductiveを接続する手順

Productiveのヘルプが案内する手順は、カスタムコネクタとして追加する方法です。ディレクトリの掲載ページにも同じURLがあるので、ディレクトリの「Add to Claude」から入れても到達点は変わりません。

手順

カスタムコネクタでの接続

  1. 1

    コネクタ設定を開く

    ClaudeでCustomize > Connectorsを開き、「Add custom connector」を選びます。

  2. 2

    名前とURLを入力する

    接続名は「Productive」など分かりやすい名前にします。URLには https://mcp.productive.io/mcp を入れ、Addを押します。

  3. 3

    Productiveにサインインする

    ブラウザにProductiveのログイン画面が開きます。サインインして接続を承認します。

  4. 4

    組織を選ぶ

    アカウントが複数の組織に属している場合は、接続する組織を選んで「Allow access」を押します。

1つの接続は1つの組織だけ

1回の接続で扱える組織は、同時に1つです。複数の組織に所属していて別の組織へ切り替えたいときは、既存の接続を切断してから、別の組織を選んでつなぎ直します。

この仕様は、複数の顧客案件を別の組織で管理している人に効きます。会話の途中で「もう一方の組織の数字も」と頼んでも、今の接続の範囲しか見えません。切り替えるたびに再接続が要るので、日常的に両方を行き来する人は、どちらの組織を主に使うかを先に決めておくと迷いません。

認証に使うのは、あなたのProductiveログイン

認証方式として、掲載ページとヘルプが書いているのは「各ユーザーが自分のProductiveのログインで接続する」ことです。掲載ページは、Claudeがアプリ内と同じ権限で動くとも説明しています。つまり、Productiveの画面で見られないデータは、会話からも出てこない前提です。一方で、画面で操作できる範囲の書き込みは、会話からも実行できることになります。

Sandboxで先に試す

書き込み系の操作が多いので、本番で試す前にSandboxを使う手があります。ProductiveはSandbox環境用に別のサーバーのURLを用意しています。

https://mcp-sandbox.productive.io

Sandboxは独立した環境で、データも本番とは別です。このサーバー経由の操作は、本番の組織には影響しません。接続の手順は本番と同じで、URL欄にこのアドレスを入れます。

使い分けの目安は次のとおりです。

目的接続先理由
依頼文の言い回しを試す接続先Sandbox理由工数や請求を誤って作っても本番に残らない
工数入力や一覧取得を日常で使う接続先本番理由実データに対して動く
新メンバーに操作を覚えてもらう接続先Sandbox理由削除系の依頼も安全に試せる

本番とSandboxを同じClaudeに並べて入れる場合は、接続名で区別しておくと取り違えを避けられます。接続名は自由に付けられるため、「Productive」と「Productive Sandbox」のように分けます。

使えるツールと、できる操作

掲載ページに並ぶツールは17個です。名前は次のとおりです。

create_resource / delete_resource / describe_report
describe_resource / get_current_person_and_organization
load_resource / load_skills / perform_action
productive_domain / query_report / query_resources
read_file_from_url / search_organization_data
search_project_data / search_records / search_resource
update_resource

個々のツールが何をするかの説明は、掲載ページにもヘルプにも書かれていません。ここから読み取れるのは、作成・更新・削除のツールがある点までです。create_resource・update_resource・delete_resource が並ぶので、読み取り専用の連携ではないと言えます。

業務の単位では、ヘルプが8つの領域を挙げています。

領域ヘルプの説明
プロジェクト管理ヘルプの説明プロジェクト、タスク、サブタスクの作成・更新・管理。担当者、期限、ステータス、依存関係を含む
CRM・営業ヘルプの説明案件パイプライン、取引先企業、連絡先、提案書の参照と更新
リソース計画ヘルプの説明チームの予約、休暇、サービスの割り当ての確認
工数管理ヘルプの説明工数の記録・更新・削除、タイマーの開始と停止、タイムシートの提出管理
財務ヘルプの説明請求書、経費、支払い、発注書の参照と作成
人と組織ヘルプの説明人、チーム、ロール、組織構造の検索
ドキュメントヘルプの説明ページとコメントの作成・編集・削除
レポートヘルプの説明予算、工数、財務、プロジェクト、人に関するレポートの照会

掲載ページは、同じ領域に加えて予算と利益率の状況確認も挙げています。

業務での使いどころ

ここからは、上の8領域を日々の動きに当てはめた例です。依頼文は、公式の例を元にこの記事で組んだものです。

使い方

場面ごとの頼み方

  • 朝のタスク確認

    「自分の未完了タスクを期限が近い順に出して、今日中のものに印を付けて」と頼みます。ヘルプが紹介する「未完了タスクを引く」使い方そのものです。

  • 夕方の工数入力

    「午前はプロジェクトAの設計に3時間、午後はBの打ち合わせに1時間で記録して」と頼みます。工数の記録は書き込みなので、入力後に内容を読み返して確かめます。

  • 予算の確認

    「このプロジェクトの予算の消化状況と、利益率を教えて」と頼みます。掲載ページは予算と利益率の確認を用途に挙げています。

  • リソースの空き確認

    「来週、デザインチームの予約と休暇を見て、空いている人を教えて」と頼みます。リソース計画の領域にあたります。

書き込みを頼む前の運用

工数・請求書・経費・発注書は、数字がそのまま会計や請求に流れます。次のような運用にしておくと、取り返しのつかない操作を減らせます。

  • 削除を伴う依頼は、対象を特定する条件を先に確かめてから実行する
  • 請求書や支払いの作成は、金額・取引先・期間を会話で復唱させてから進める
  • 慣れるまではSandboxで同じ依頼を通し、挙動を見る
  • 依頼の直後にProductiveの画面で、作られた内容を確認する

17個のツール名だけでは、読み書きの区別が一目では付きません。個々のツールの挙動はどのページにも書かれていないので、最初のうちはツール実行のたびに確認を挟み、実際の動きを見てから運用を決めるのが無難です。

ChatGPTとの違い

ヘルプには、ChatGPTから接続する手順も載っています。ChatGPTではProductiveがネイティブアプリとして用意されており、カスタムコネクタの設定は要りません。AppsでProductiveを検索し、Connectから「Sign in with Productive」を選びます。

Claudeではディレクトリから追加するか、URLを指定して追加します。ヘルプによれば、確認されているAIツールはClaudeとChatGPTの2つです。Geminiはリモートのサーバー接続に対応しておらず、接続できないと書かれています。ほかのAIツールでも、リモートMCPサーバーに対応していれば同じURLが使えるとされています。

つまずいたときの切り分け

接続がうまくいかない場合は、次の順に見ます。

切り分け

接続できないときの切り分け

  1. QProductiveのプランはUltimateですか?
    答えがいいえのとき

    MCPサーバーはUltimateだけです。契約プランを管理者に確かめます。

    答えがはい
  2. QSettings > AIで「Turn on AI」は有効ですか?
    答えがいいえのとき

    管理者にAI機能の有効化を頼みます。

    答えがはい
  3. QClaudeに「Add custom connector」は表示されますか?
    答えがいいえのとき

    Claudeの管理者がカスタムコネクタを制限している可能性があります。管理者に追加を頼みます。

    答えがはい

それでも通らないとき

ログイン画面で別の組織を選んでいないかを確かめます。接続は組織単位なので、切断してつなぎ直し、目的の組織を選びます。

接続後に期待したデータが出ないときは、Productive上の自分の権限を疑います。コネクタはアプリ内と同じ権限で動くため、権限のないプロジェクトは見えません。

他のプロジェクト管理系との位置づけ

同じようにプロジェクトや人事のデータを会話で扱う連携は、Claude Smartsheet連携やClaude Lattice連携にもあります。Productiveの特徴は、工数・予算・請求・営業案件が1つの製品の中でつながっている点です。1回の会話でタスクの進捗と予算の消化を並べて見られるのは、この構成だからです。

コンプライアンス領域でコネクタの書き込み権限をどう扱うかは、Claude Sprinto連携が参考になります。書き込み系のツールが多いコネクタに共通する考え方です。

まとめ

ProductiveのClaude連携は、URLを1本入れて自分のログインで承認するだけで接続できます。ハードルは手順よりも、UltimateプランとAI機能の有効化という契約・設定面にあります。接続は本人のアカウントと1つの組織に限られ、権限はアプリ内と同じです。

書き込みの範囲が広く、請求や支払いまで触れるので、最初はSandboxで依頼文と挙動を確かめ、本番では作られた内容を画面で見直す運用が安全です。

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