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ClaudeとTypefullyを連携してXとLinkedInの投稿を予約する方法

ClaudeとTypefullyを連携してXとLinkedInの投稿を予約する方法

Typefullyコネクタを使うと、Claudeの会話からXやLinkedInの下書き作成と予約ができます。接続の2経路、24個のツール、公開前に確認が入る仕組み、Team・Enterpriseでの権限制限までまとめます。

Claude Typefully連携とは — 下書きから予約までを会話で進めるコネクタ

Typefullyコネクタは、SNS予約ツールのTypefullyが提供するClaude向けの連携です。接続すると、Typefullyのワークスペースにあるアカウントを対象に、投稿の下書き作成、予約、キューの確認をClaudeの会話から頼めます。ディレクトリ上では「Anthropic verified」の表示が付き、追加時期は2026年9月、サインインは必須です。

作った下書きはTypefullyに保存され、公開時の見え方に近いプレビューが付きます。ディレクトリのページには「明示的に確認するまで、すぐには公開されない」と書かれています。Claudeに任せるのは下書きの量産と日程の割り当てで、最後の目視確認は人が持つ分担になります。

投稿カレンダーの設計そのものはClaudeのProjectsでSNS投稿カレンダーを月単位で管理するで扱っています。この記事は、決まった予定を予約ツールに流し込む段階の話です。

対応するSNSと向いている使い方

ディレクトリのページが挙げる投稿先は、X(Twitter)、LinkedIn、Substack、Threads、Bluesky、Mastodonの6つです。Typefully側のヘルプセンターに載っている一覧はSubstackを除く5つで、書き方が食い違っています。Substackへ流したい場合は、接続後に自分のワークスペースで連携済みのアカウントを確かめるのが確実です。

ページが示す依頼の例は次の5種類です。

  • ツイート、スレッド、投稿を下書きし、各プラットフォームへ横展開する
  • アイデア、ドキュメント、音声メモ、会議の文字起こしを下書きに変える
  • 最適な時間に予約する、またはすぐに公開する
  • コンテンツカレンダー上で翌週の予定を組む
  • 下書きへのコメントの追加、返信、解決でチームと共同作業する

向いているのは、創業者や発信者が自分のアカウントを回す場合と、広報・マーケ担当がブランドアカウントを運用する場合です。ページは「オーディエンスを築く創業者、継続投稿をしたいクリエイター、ブランドアカウントを回すマーケター」を想定読者に挙げています。

接続する前に知っておく2つの経路とプラン条件

接続には2つの経路があります。

くらべる

接続の2経路

標準

コネクタディレクトリから追加

ディレクトリでTypefullyを選んで「Connect」を押し、ブラウザでTypefullyの承認画面を開いて許可します。サポート記事では、Web版のコネクタは全ユーザーが使えるとされています。

手動

カスタムコネクタとしてURLを貼る

Typefullyのヘルプセンターが案内する方法です。「Add custom connector」にサーバーURL https://mcp.typefully.com/mcp を貼って追加します。この手順の要件としてClaudeのProまたはMaxプランが示されています。

どちらの経路でも認証はOAuthで、APIキーは要りません。ヘルプセンターによれば、APIキーを使うのはヘッドレスなMCPクライアントがBearerヘッダーで送る場合とAgent Skillsだけです。?TYPEFULLY_API_KEY= を付けた旧形式のURLも動き続けますが、キーが設定に残るため、素のURLへの切り替えが勧められています。

TeamとEnterpriseのプランでは、先に組織のOwnerがコネクタを有効にします。有効にしただけでは誰にも権限は渡らず、各メンバーが自分でTypefullyの承認を済ませる必要があります。コネクタ全般の仕組みはClaude Connectorsとはにまとめています。

手順:接続して動作を確かめる

手順

接続から最初の下書きまで

  1. 1

    コネクタを追加する

    Claudeの設定でコネクタ一覧を開き、Typefullyを追加します。ディレクトリに出ない環境では、カスタムコネクタとして上記のURLを貼ります。

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    Typefullyで許可する

    ブラウザでTypefullyが開くので、アクセスを許可します。承認画面まで進まないと接続は完了しません。何度もサインインを求められるときは、コネクタをいったん外して追加し直し、認証方式を聞かれたらOAuthを選びます。

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    新しい会話で自分のアカウントを引く

    「Typefullyのアカウント情報を教えて」と頼みます。ヘルプセンターが勧める動作確認で、ワークスペースと連携済みSNSアカウントが返れば接続できています。

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    会話でコネクタを有効にする

    チャット欄の「+」から「Connectors」を開き、Typefullyをオンにします。複数のコネクタを入れている場合は、ここで有効になっているかを見ます。

Claude Codeから使うときは、コマンドで追加します。Claude Codeの公式ドキュメントが示すHTTPサーバーの書式に沿った形は次のとおりです。

claude mcp add --transport http typefully \
  https://mcp.typefully.com/mcp

追加後にClaude Code内で /mcp を実行し、Typefullyを選んでOAuthのサインインを済ませます。Typefullyのヘルプセンターは、コーディングエージェント向けには別途Agent Skillsの利用も案内しています。

公式が挙げる24個のツールと、書き込み・削除の線引き

ディレクトリのページに並ぶツールは24個です。説明文は付いておらず、載っているのは名前だけです。名前の接頭辞で分けると、次の6グループになります。

グループツール名数
下書きツール名create_draft / edit_draft / get_draft / list_drafts / delete_draft数5
キューと日程ツール名get_queue / get_queue_schedule / queue_put_queue_schedule数3
アカウントツール名get_me / list_social_sets / get_social_set_details / linkedin_resolve_linkedin_organization_from_url数4
コメントツール名create_comment / list_comments / update_comment / delete_comment / comments_add_comment_to_thread / comments_resolve_thread / delete_thread数7
メディアツール名create_media_upload / get_media_status / update_media数3
タグツール名create_tag / list_tags数2

注意したいのは、delete_draft、delete_comment、delete_thread のように、名前に削除を含むツールが入っている点です。下書きの削除は、日程を組み直す作業の途中で起こりやすい操作です。

Team・Enterpriseのプランでは、Ownerがコネクタの設定画面でツールごとに「Always allow」「Needs approval」「Blocked」を選べます。読み取り系と書き込み・削除系は別のカテゴリに分かれるので、たとえば削除系だけを「Blocked」にして、下書き作成は許可する構成が取れます。この制限は組織全体に効き、個人は上書きできません。Claude側で許可しても、Typefully側でその人に権限がなければ操作は通りません。

依頼の書き方:XとLinkedInに投稿を予約する

Typefullyのヘルプセンターが載せる依頼の例は、短い一文が中心です。

やりたいこと例
ツイートを作る例「非同期ワークの利点についてツイートを作って」
予約する例「この投稿を明日の朝9時に予約して」
予定を見る例「今週予約済みの投稿は?」
複数SNSへ展開例「この内容でLinkedIn投稿とツイートを作って」
下書きを消す例「製品アップデートの下書きを消して」

これを日本語の運用に合わせると、最初の依頼で投稿先・日時・口調・確認方法を一度に渡すのが扱いやすくなります。次のような形が一例です(公式の例を日本語の運用向けに組み替えたもので、Claudeの出力を保証するものではありません)。

添付の新機能リリースノートをもとに、次の3つをTypefullyの下書きとして作ってください。
1. X: 140字前後の告知。ハッシュタグは1つまで
2. X: 補足を続けるスレッド(3投稿)
3. LinkedIn: 導入企業の担当者向け。見出しなしで300字前後
投稿は火曜10時(JST)に予約する設定にして、公開はしないでください。
作成後、各下書きの本文と予約日時を一覧で見せてください。

最後の一文が効きます。作成直後に一覧を出させると、Claudeが何を作り、いつに割り当てたかを、Typefullyを開く前にチャット上で突き合わせられます。公開を伴う操作は、このように「作るまで」と「公開するまで」を依頼文で分けておく運用が安全です。

投稿文の質を上げる工程は、このコネクタの外にあります。トーンの調整はClaudeにSNS投稿文とキャプションを考えてもらう手順、公開前のリスク確認はClaudeでSNS投稿前の炎上リスクをチェックする手順が先に済ませておく作業です。この2つを通した文面をTypefullyへ渡すと、予約後に直す手間が減ります。

画像付き投稿とLinkedInの組織ページ

ツール一覧には、メディアのアップロード(create_media_upload)と処理状況の取得(get_media_status)があります。ヘルプセンターも「画像やメディアのアップロード」ができると書いているため、図版つきの告知は同じ会話で組めると考えられます。ただし、ファイル形式やサイズの上限はどちらのページにも載っていません。大きな動画を使う場合は、先にTypefullyの画面で上げられるかを確かめてください。

LinkedInには専用のツール linkedin_resolve_linkedin_organization_from_url があります。名前どおりなら、会社ページのURLから対象の組織を引くためのものです。公式ページに説明の記載はないので、組織ページ宛ての投稿を頼むときは、実際に下書きがどのアカウントに紐づいたかをTypefullyの画面で見てください。

よくあるつまずき

  • 承認を押さずにブラウザを閉じた: 接続は未完了のままです。コネクタを外して追加し直します。
  • ツールが一覧に出ない: 設定を変えたあとはクライアントの再起動が案内されています。設定ファイルを使う環境ではJSONの構文も見直します。
  • 接続の状態が分からない: サーバーの稼働は https://mcp.typefully.com/health で確かめられます。
  • 会話に反映されない: コネクタが多いとツールの読み込み方式が効きます。「Tool access」の設定が既定の「Auto」で足りない場合は、その会話でTypefullyを明示的に有効にします。

まとめ

Typefullyコネクタは、投稿の「作る」と「日程に載せる」をClaudeに寄せ、「公開を決める」を人に残す構成です。Pro・Maxの個人運用なら、URLを貼るだけで始められます。チームで広報アカウントを回す場合は、削除系ツールの扱いを先に決めておくと事故が減ります。メール配信側の連携はClaudeとBrevoを連携する方法にあり、SNSとメールを同じ会話で扱う運用の参考になります。

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