Coworkスケジュールタスクの作成方法 — 2通りの作り方と管理操作
Claude Coworkのスケジュールタスクを作る2つの方法と、頻度の選び方・ローカルフォルダの制限・作成後の管理操作を手順でまとめます。
Coworkのスケジュールタスクは、決めた頻度でClaudeに作業を任せる機能です。作成方法は「Claudeと会話しながら作る」方法と「手動で項目を埋める」方法の2通りがあり、どちらを選んでもタスクは独立したCoworkセッションとしてリモートで実行されます。ここでは2つの作成手順と、作成後の管理操作を順に説明します。
前提条件
スケジュールタスクは通常のCoworkタスクと同じ範囲の機能(接続済みのツール・スキル・インストール済みのプラグイン)を使えます。作成前に、使いたいコネクタが接続済みかどうかを確認しておくと、初回実行がスムーズです。
作成方法1: Create with Claude(Claudeと会話しながら作る)
- 左サイドバーの「Scheduled」をクリックし、Scheduled tasksページを開きます
- 右上の「New task」をクリックし、「Create with Claude」を選びます
- Claudeにスケジュールタスクを作らせるプロンプトが自動で入った新しいタスクが作成されます
- 必要に応じて、Claudeが選択式の質問を投げかけてきます
- 必要な情報が揃うと、Claudeはタスク名・実行スケジュール・実際に行う内容を提示します
- 内容を確認し、「Schedule」をクリックして明示的にスケジュールを確定します
- Claudeがタスクを作成・スケジュールし、Scheduled tasksページに追加されます
会話形式なので、頻度の指定方法や依頼文の書き方に迷う場合はこちらが向いています。曖昧な依頼文を渡しても、Claudeが選択式の質問を返して条件を詰めてくれるため、頻度やプロンプトの書き方を先に全部決めておく必要はありません。
作成方法2: Set up manually(手動で項目を埋める)
- 左サイドバーの「Scheduled」をクリックし、Scheduled tasksページを開きます
- 右上の「New task」をクリックし、「Set up manually」を選びます
- 「Create scheduled task」モーダルで、次の項目を入力します
| 項目 | 内容 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| タスク名 | 内容一覧で見分けるための名前 | 必須/任意必須 |
| プロンプト | 内容タスクの内容を説明する依頼文 | 必須/任意必須 |
| 承認モード | 内容実行時にどこまで確認を挟むか | 必須/任意必須 |
| 実行頻度 | 内容毎時・毎日・毎週・平日のみ・手動実行のいずれか | 必須/任意必須 |
| 使用するモデル | 内容タスクを実行するモデル | 必須/任意任意 |
| 作業対象のフォルダ | 内容Claudeが作業するローカルフォルダ(指定するとその実行がローカル実行になる) | 必須/任意任意 |
- 入力が終わったら「Save」をクリックすると、Scheduled tasksページに新しいタスクが追加されます
自分で細かく条件を指定したい場合や、同じ設定のタスクを何度も作る場合は、こちらのほうが速く終わります。「使用するモデル」と「作業対象のフォルダ」はどちらも任意項目です。フォルダを空欄にすれば、クラウド上のConnectorだけで完結する業務としてタスクが作られ、フォルダを指定すればそのタスクの実行時にローカルのファイルを参照できます。フォルダ指定は「その実行をローカル実行にする」指定であって、タスクがそのフォルダやパソコンに常時紐づくわけではありません。
作成後、タスクはどう動くか
スケジュールタスクを作成すると、Claudeは入力したプロンプトをそのタスクの指示として保存し、選んだ頻度で実行します。タスクはSlackの検索・ファイルの参照・Web調査・レポート生成など、Coworkで設定済みのコネクタとプラグインを使って動きます。
それぞれの実行は独立したCoworkセッションとして走ります。結果は、通常のタスクと同じように後から確認できます。ローカルのファイルやアプリを使わないタスクは、パソコンがスリープしていてもClaude Desktopアプリが閉じていても、決めた頻度どおりに実行されます。ローカルのファイルやアプリを使うタスクだけはローカル実行になり、その時間帯はデスクトップアプリを起動しておく必要があります。これから実行される予定と過去の実行結果は、どのサーフェスからでも左サイドバーの「Scheduled」から確認できます。
2通りの作成方法をどう使い分けるか
| 方法 | 向いているケース |
|---|---|
| Create with Claude | 向いているケース初めてスケジュールタスクを作る / 頻度や条件の書き方に迷う |
| Set up manually | 向いているケース項目の意味を理解済みで手早く作りたい / 似た設定のタスクを複数作る |
どちらで作成しても、できあがるタスクの構造(名前・プロンプト・承認モード・頻度・モデル・フォルダ)は同じです。作成後にどちらの方法で作ったかを気にする必要はありません。
実行頻度とローカルフォルダの制限
実行頻度は毎時・毎日・毎週・平日のみ・手動実行から選びます。分単位や秒単位の細かい指定はできません。より細かい頻度の使い分けや、承認モードとの組み合わせ方はCowork Scheduled Tasksで定型レポートを自動化する実践パターンで具体例つきにまとめています。
スケジュールタスクは、組み込みの頻度選択肢とコネクタ、そしてアカウントに保存されたファイルを使う設計です。フォルダ指定はその実行をローカル実行にする指定であり、タスクがパソコン上の特定フォルダに常時紐づくわけではありません。ローカルのファイルやアプリを使うタスクはローカル実行になるため、その時間帯はClaude Desktopアプリを起動しておく必要があります。クラウド上で完結する設計にしておくほど、パソコンの状態に左右されずに動きます。
作成後の管理操作
左サイドバーの「Scheduled」から、作成済みのすべてのスケジュールタスクを一覧できます。ここから次の操作ができます。
- 作成済みのスケジュールタスクを一覧で確認する
- 直近の実行結果と、これから実行される予定を確認する
- 個別のタスクをクリックして、指示内容や頻度を手動で編集する
- スケジュールタスクを一時停止する
- 一時停止したタスクを再開する
- スケジュールタスクを削除する
- タスクをその場で手動実行する
使わなくなったタスクは、放置せず一時停止か削除で片付けておくと、無駄な実行が積み重なりません。編集はタスク名・プロンプト・頻度のいずれも対象で、作り直す必要はありません。
安全に運用するための考え方
スケジュールタスクはクラウド上で実行されるため、パソコンから離れている間にClaudeが作業を進めます。実行中の様子をリアルタイムで見張れない前提で、次の点を意識すると事故を減らせます。
- 簡単なタスクから始める。要約や情報収集のような低リスクな作業から試し、複雑な自動化はそのあとにします
- 機密データや取り消しにくい操作は避ける。機密ファイルへのアクセス、メッセージの送信、購入のような取り消しづらい操作をスケジュール化しない
- 毎回の結果を確認する。狙い通りに動いているか、Scheduled tasksページから定期的に見返します
- 使わないタスクは一時停止か削除にする。バックグラウンドで放置しない
パソコンから離れている間に実行されるという性質上、実行中の様子を横で見て止めることはできません。1回あたりの実行がどんな操作をするタスクなのかを作成時点で見極め、取り消しにくい操作を含むタスクほど、承認モードを手動承認(Manually approve)に寄せて実行のたびに確認を挟む設計にすると、確認の機会を増やせます。
よくあるつまずき
条件が曖昧でタスクの実行結果が毎回ぶれる。「重要な連絡」「関係者」のような主観的な表現は、実行のたびに拾う範囲が変わります。「差出人が特定ドメインの未読メール」のように、機械的に判定できる条件に落とし込むと安定します。
1つのタスクに複数の頻度を混在させようとする。1つのスケジュールタスクに設定できる頻度は1つだけです。朝と夕方の2回動かしたい場合は、頻度違いの2つのタスクとして分けて作成します。
ローカルフォルダの作業だけスケジュール通りに動かない。フォルダ指定はできますが、フォルダそのものにタスクを紐づけることはできないため、ローカルのファイルやアプリを使うタスクはローカル実行になり、その時間帯はデスクトップアプリを起動しておく必要があります。クラウド上のデータだけで完結する設計に寄せるか、対象時間帯はアプリを起動しておく運用に切り替えます。
Create with Claudeで聞かれる質問への答え方が分からない。Claudeが選択式の質問を返してくるのは、頻度や対象範囲があいまいなときです。回答に迷ったら、いったんSet up manuallyに切り替えて項目を1つずつ埋めるほうが、意図した設定に近づけやすい場合もあります。
作成直後の初回実行がうまくいかず原因が分からない。プロンプトの書き方自体に問題がなくても、対象のコネクタがまだ接続されていなかったり、権限が足りていなかったりすると初回実行が失敗します。スケジュールタスクとして組む前に、同じ依頼文を通常のタスクとして1回試しておくと、頻度を設定する前に問題を切り分けられます。
削除と一時停止の違いが分からず使わないタスクを放置する。使わなくなったタスクは、消してよいなら削除、あとで再開する可能性があるなら一時停止を選びます。一時停止したタスクは設定を保ったまま止まるので、再開すればすぐ元の頻度で動き出します。
プロジェクト単位でスケジュールタスクをまとめて管理したい場合は、Coworkプロジェクトの使い方で紹介している方法でプロジェクトに紐づけると、関連タスクが1か所に集約されます。
まとめ
Coworkのスケジュールタスクは、Create with ClaudeとSet up manuallyのどちらでも同じ構造のタスクを作れます。会話しながら条件を詰めたいなら前者、項目の意味を理解した上で手早く作りたいなら後者が向いています。頻度は毎時・毎日・毎週・平日のみ・手動実行から選び、フォルダ指定はその実行をローカル実行にする指定で、タスクがフォルダに常時紐づくわけではない点だけ押さえておきます。作成後は一覧・編集・一時停止・再開・削除・手動実行のすべてがScheduled tasksページから行えるため、使わなくなったタスクをこまめに片付けておくと運用が乱れません。