Cowork対応ファイル形式一覧 — 読み書き・編集・分析できる拡張子
Coworkが読み書き・編集・分析できるファイル形式を、ドキュメント・表計算・画像・コードまでカテゴリ別に一覧化します。チャットに上げられる形式との差と、上限の適用範囲も扱います。
Coworkが読み書き・編集・分析できるファイル形式は、ドキュメント・表計算・プレゼンテーション・画像・データと設定・ノートブック・コードの7カテゴリです。ただしこの一覧はCoworkの案内ページに載っているもので、チャットに添付できる形式の一覧とは中身が違います。手元のファイルが通るかどうかは、どちらの画面で開くかで先に分かれます。
Coworkが理解できる7カテゴリの拡張子
Coworkの製品ページには、対応形式を答えるFAQがあります。質問文は「What kind of files can Claude Cowork read, create, edit, and analyze?」で、7カテゴリを挙げています。拡張子が定まっている6カテゴリは次の表のとおりです。
| カテゴリ | 拡張子 |
|---|---|
| ドキュメントとテキスト | 拡張子.docx / .doc / .pdf / .txt / .md / .html / .json / .csv / .tsv |
| 表計算 | 拡張子.xlsx / .xls / .xlsm |
| プレゼンテーション | 拡張子.pptx / .ppt |
| 画像 | 拡張子.png / .jpg / .jpeg / .gif / .svg / .webp |
| データと設定 | 拡張子.yaml / .yml / .xml / .toml |
| ノートブック | 拡張子.ipynb(Jupyter notebook) |
7つ目のコードファイルは、拡張子を絞らず「Pretty much any programming language」と書かれています。例示は次のとおりです。Python(.py)・JavaScript(.js)・TypeScript(.ts)・React(.jsx / .tsx)が先に並びます。続いてJava・C/C++・Go・Rust・Ruby・PHP・SQL・シェルスクリプトです。
画像の行が「Common formats like」で始まるのは原文のとおりで、6拡張子が例示であって全件の保証ではない書き方です。
チャットに上げられる形式とは重なりきらない
チャットへのアップロードを説明するヘルプ「Upload files to Claude」にも、対応形式の一覧があります。2つの一覧を並べると、片方にしか載っていない拡張子がはっきり出ます。
どちらの一覧にしか載っていないか
チャット添付の一覧にだけある
ドキュメントは.odt・.rtf・.epubの3つです。この3つはCoworkのFAQの表にありません。
Coworkの一覧にだけある
.doc・.md・.tsv、.xls・.xlsm、.pptx・.ppt、.svg、YAML・XML・TOML、.ipynb、各言語のコードファイルです。チャットの一覧には画像がJPEG・PNG・GIF・WebPの4種しかなく、プレゼンテーションの欄もありません。
重なっている部分もあります。PDF・.docx・.csv・.txt・.html・.jsonと、.xlsx、画像のPNG・JPEG・GIF・WebPは両方の一覧に載っています。RTFで書かれた古い資料をCoworkに任せたいときは、.docxかPDFへ書き出してから渡すのが、一覧の上で確実な経路です。
手元のファイルをどこで開くかで経路が変わる
Coworkはデスクトップで動き、Webとモバイルではベータとして始められます。WebはPro・Max・Teamで使え、Enterpriseでは管理者が有効にした場合に使えます。セッションはクラウド側(ベータ)で動き、Claudeの作業は隔離された環境で実行されます。ローカルのフォルダを読み書きできるのはデスクトップアプリ経由で、ここが形式の一覧より先に効く条件です。
ファイルの置き場所別の渡し方
- 1
ファイルがPCのフォルダにある
Claude Desktopでフォルダを接続し、Coworkで指示します。アップロードや保存し直しは要りません。ローカルのファイルやブラウザーを使うタスクの間は、デスクトップアプリを開いたままにします。閉じても、ローカルに触れない作業は続きます。
2026年10月6日から、ProとMaxでは新しいCoworkのタスクがクラウドで実行されます。設定の「Only on your computer」の選択肢は削除され、すでにPCで始めたタスクはPCに残ります。
メッセージ欄に「Chat」と「Cowork」の選択肢が出ない場合は、新しい体験です。Coworkは「Claude」に統合されており、画面の見え方がこの手順と少し違います。
- 2
ファイルがクラウドのサービスにある
Connectorsで接続します。FAQには「You can also use Connectors to view additional files」とあり、ローカルの表に無いファイルも、Connectorsで見られるとあります。接続先と権限はClaude CoworkのConnectors一覧で扱っています。
- 3
WebやモバイルだけでPCが手元にない
ローカルのフォルダには届きません。セッションとファイルはClaudeアカウントに保存され、どの画面からも同じセッションを開けます。
ブラウザーで作ったファイルの確認方法はCoworkのクラウド実行中ファイルプレビューにあります。
形式をまたぐ作業の例
Coworkの案内が挙げるユースケースは、単一の拡張子で完結しないものが中心です。領収書を置いたフォルダから経費レポートを作る、会議メモやインタビュー・講演の録音からテーマと要点とアクションアイテムを抜き出す、といった作業です。
表計算とスライドは生成物としても挙げられています。VLOOKUP・条件付き書式・複数タブを備えたExcelと、PowerPointのプレゼンテーションです。生成したスプレッドシートとスライドは、Claude for ExcelとClaude for Powerpointでさらに編集を続けられます。Excelの詳しい扱いはCoworkのExcel・スプレッドシート分析、スライドはCoworkで資料作成にあります。
データ分析の例には、外れ値の検出・クロス集計・時系列分析・データセットのクリーニングと変換があります。ファイル管理の例は、数百のファイルを種類と日付でフォルダー分けする作業や、ファイル名を「YYYY-MM-DD」形式で統一するリネームです。
ファイルを作る作業は、使用量にも響きます。ファイルの作成やコード実行、接続アプリの利用を含む複数ステップのタスクは、簡単な質問より多くの使用量を使います。各ステップでトークンを消費するためです。
使用量を抑える手段として、ヘルプは「ファイルや完成物は要らず、手早い答えだけがほしい」とClaudeに伝えることを挙げています。形式の一覧を眺めて何でも渡せると感じても、成果物を求めない質問ならチャットで足ります。
チャットの上限は何に効くのか
ここからの数字は、Upload files to Claudeのヘルプが対象にしているチャット添付とプロジェクトのファイル欄の上限です。
チャットに添付するときの上限
ファイルサイズ
500MB
1ファイルあたり
ファイル数
20個
1つのチャットあたり
画像の大きさ
8000×8000px
これを超える画像は上げられない
PDFのページ数
1000ページ
超えるとアップロード不可
PDFは100ページ以下なら、画像やグラフも含めて解析されます。101〜1000ページでは本文のテキストだけです。1000ページを超えると「Uploaded file is too large」のエラーになります。
プロジェクトのファイル欄は1ファイル30MBまでです。件数に上限はなく、内容がコンテキストウィンドウに収まる範囲が条件になります。こちらは本文のテキスト抽出が基本で、マルチモーダルに処理されるのはPDFだけです。
Cowork側のデスクトップ利用は、接続したフォルダを直接読み書きします。ファイルを1つずつ添付しないため、チャットの500MBや20ファイルという数字とは別の扱いです。
XLSXの事前設定はチャット添付の条件
チャットで.xlsxを上げるには、アカウントで「コード実行とファイル作成」を有効にしておく必要があります。ヘルプ内の注記は、この条件をXLSXにだけ付けています。
渡し方のコツはチャットのヘルプにある
チャットへの添付は、メッセージ欄左下の「+」から「Add files or photos」を選ぶか、ファイルをチャット欄へドラッグ&ドロップします。画像はクリップボードから貼り付けることもできます。上げた先は個別のチャットでも、プロジェクトのFilesでも構いません。
形式を処理させるときの工夫は、チャットのヘルプに「Tips for best results」としてまとまっています。
- 画像は1000×1000ピクセル以上を使う。小さい画像や低解像度の画像は避ける
- PDFのページを指定するときは、PDFビューアーに表示されるページ番号を使う。文書に印刷されたページ番号とは違うことがある
- 大きな文書は、上限に収まるようセクションごとに分ける
- PDF以外の文書は、テキストだけが抽出される。埋め込まれた画像は読み取れない
最後の項目は、図表が入ったWordやHTMLを渡す場面で効きます。図表の内容まで見てほしい資料は、PDFにするか画像として別に渡す経路があります。この4点はチャットのヘルプの内容です。Coworkで図表込みの資料を扱うときは、先に小さなファイルで読み取り結果を見ると確実です。
コードファイルの「ほぼすべて」も同じ扱いです。マイナーな言語やDSL(ドメイン固有言語)は、FAQが「ほぼすべての言語」と例示しか挙げていないので、短いファイルで試してから本番の作業に移します。
フォルダ内のファイルが見えないとき
始め方のヘルプは、Claudeが読み書きできるのは接続したフォルダの中だけと説明しています。ネットワークへのアクセスも、設定したegress(外向き通信)の設定に従います。拡張子が一覧にあるのに読まれないときは、形式より先にフォルダの接続を疑う順序になります。
「Files aren't appearing where expected」という項目では、2つの確認が挙がっています。Claudeに適切なファイルアクセスの権限を与えているか。タスクの完了時にClaudeが示した出力先を見たか、の2点です。出力先を見落とすと、作られたファイルが「消えた」ように感じます。出力はセッションの中でプレビューとダウンロードができます。
ファイルの削除は、Coworkでは完全に削除する前に必ず許可を求められます。許可ダイアログで「Allow」を選ぶまで、Claudeは削除を実行しません。
Markdownにはもう1つ固有の機能があります。Claudeが下書きを.mdで書いたとき、直したい箇所を選んで「Edit with Claude」を押し、依頼を打ち込むと、その場で編集されます。タスクのスレッドで節を言葉で指定し直す必要がありません。
まとめ
RTF・ODT・EPUBのようにCoworkの一覧にない形式は、チャット添付の一覧には載っています。Coworkで読めないときは、置き場所をチャットに選び直す手があります。Cowork全体の仕組みはClaude Coworkとはで確認できます。