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Claudeの使い方 — できる作業・最初の一歩・用途別の頼み方

Claudeの使い方 — できる作業・最初の一歩・用途別の頼み方

Claudeの使い方は、claude.aiかアプリで登録し、入力欄に目的・材料・仕上がりの形を書いて頼むだけです。文章・要約・PDF・データ・調べもの・コードの頼み方と、職種別・業務別の使い道を示します。

Claude(クロード)の使い方は、claude.aiかアプリで登録し、入力欄に頼みたいことを書いて送るだけです。ClaudeはAnthropicが開発する生成AIで、文章・要約・翻訳・資料の読み取り・データ分析・コードを会話で任せられます。無料プランのまま、ファイルの添付、Web検索、ExcelやPowerPointの作成まで試せます。製品の全体像・モデルの選び方・料金の考え方はClaudeとは何かをまとめた記事にあり、この記事は登録から頼み方の実例までを扱います。

Claudeの使い方 — 最初の4ステップ

Claudeは、Webブラウザーのclaude.ai、Mac・Windowsのデスクトップアプリ、iOS・Androidのアプリで使えます。どれも同じアカウントで使えます。使えるのは対応地域にいる18歳以上の人です。

始め方

Claudeを使い始めて、作業を残すまで

  1. 1

    登録する

    claude.aiを開くかアプリを入れ、Googleアカウントかメールアドレスで登録します。メールの場合は、届いたリンクを開くとログインできます。

  2. 2

    最初の質問を送る

    同僚に話すように、入力欄へ依頼を書いて送ります。最初は短い質問で応答の癖をつかみ、足りない点は追加の質問で直させます。

  3. 3

    ファイルを渡す

    入力欄の左下の「+」から「ファイルまたは写真を追加」を選びます。PDF・Word・Excel・画像は、ドラッグアンドドロップや画像の貼り付けでも渡せます。

  4. 4

    プロジェクトとアーティファクトに残す

    繰り返す作業は、資料と指示をプロジェクトに置きます。会話の外でも使う文書・スライド・表は、アーティファクトとして作らせて保存します。

ログイン画面でつまずいたときの切り分けは、Claudeのログイン方法にあります。登録が済むと、次のような入力欄が開きます。

画面

Claudeの入力欄(模式図)

claude.ai
1

メッセージ

Claudeに頼みたいことを入力
2
+
3
モデル名(例: Opus 5.5)
送信

番号1に依頼を書きます。番号2の「+」はファイルの添付やResearchの呼び出し口で、入力欄で「/」を打っても同じ種類のメニューが出ます。番号3はモデルの切り替えで、応答にかける考える量(effort)と、拡張思考の有無もここで選びます。

Claudeでできること — 頼める8つの作業

Claudeでできることは、渡す材料と欲しい仕上がりで分けると見通しがよくなります。どれも同じ入力欄から頼め、機能を先に選ぶ必要はほとんどありません。

できること

Claudeに頼める作業と、使う機能

  • 文章を書く・直す

    メール・企画書・社内文書の下書きと、誤字や言い回しの校正。トーンや字数を指定すると、その形で返ります。

  • 要約・翻訳する

    長い資料や議事録の要点、英文の和訳と逆方向の翻訳。複数の資料をまとめて渡し、比べさせることもできます。

  • PDF・画像を読ませる

    100ページまでのPDFは図やグラフも読みます。スクリーンショットや写真の内容も説明させられます。

  • データを分析し、ファイルにする

    「コード実行とファイル作成」がオンなら、CSVやExcelを集計させ、グラフ入りのレポート、数式が動くExcel、PowerPoint、Wordとして受け取れます。

  • 調べものをする

    1〜2回の検索で済む問いはWeb検索が引用付きで返します。比較表のような大きな調査は、有料プランのResearchが担います。

  • 図や小さなツールを作る

    図表・フローチャート・ダッシュボード・簡単なアプリを、会話の横のアーティファクトとして作り、直させます。

  • 続きの作業を覚えさせる

    プロジェクトに資料と指示を置くと、毎回説明し直さずに済みます。メモリーは過去の会話の内容を次の会話へ引き継ぎます。

  • 外部アプリとつなぐ

    Microsoft 365との接続はPro以上です。コネクタでGoogle Drive・Gmail・Slackなどにもつなぎ、資料を取りに行かせたり、操作させたりします。

できないことも1つ押さえておくと迷いません。Claudeは画像生成ツールのように写真やイラストを描きません。図表やグラフはHTMLとSVGで作れるので、説明用の図はそちらで頼みます。

コードの修正をリポジトリごと任せるなら、チャットではなくClaude Codeを使います。違いは後半の「Claudeをどこで使うか」の節で扱います。

Claudeの使い方と料金 — 無料で足りる範囲

Claudeの使い方の大半は、無料プランで試せます。有料が要るのは、長い調査・開発・ブラウザー操作のような重い使い方です。料金はFreeが$0、Proが月$20(年払いなら月$17)、Maxが月$100からで、いずれも税抜の米ドルです。

使い方FreePro以上
チャット・Web検索・ファイルの添付Free使えるPro以上使える
ファイル作成とコード実行(Excel・PowerPoint・Word)Free使えるPro以上使える
アーティファクト(Docs・Slides・Designのテンプレート)Free使えるPro以上使える(DashboardsはPro以上)
プロジェクトFree最大5個Pro以上使える
メモリー・コネクタ・スキル・音声モードFree使えるPro以上使える
Research・過去のチャットの検索Free使えないPro以上使える
Claude Code・Claude in ChromeFree使えないPro以上使える

Freeの使用量は5時間ごとにリセットされる枠で決まり、需要によって送れる回数が変わります。有料プランは同じ5時間の枠に加え、週1回リセットされる上限もかかります。プラン別の月額はClaudeの料金プラン、無料の境目はClaude無料プランでできることに詳しくあります。

Claudeの頼み方 — 結果が変わる3つの要素

Claudeへの頼み方で最も効くのは、何を・どんな形で・何を材料に、の3点を最初の依頼に入れることです。チャットとCoworkの統合を説明するヘルプ記事も、同僚に頼むつもりで次の3点を書くよう案内しています。

依頼に入れる3つの要素

  • 欲しい結果: 「1ページの要約」「地域ごとにタブを分けたスプレッドシート」のような最終形
  • 形式: Word文書、スライド、Slackに貼れる文章など、受け取り方
  • 材料: 作業に使うファイル・リンク・つないだアプリ

プロンプトのベストプラクティスは、Claudeを「優秀だが、あなたの規範やワークフローを知らない新入社員」に例えています。文脈を知らない同僚が読んで迷う依頼は、Claudeも迷います。理由まで書くと、Claudeはそこから一般化して似た場面にも当てはめます。

前と後

同じ依頼を、3つの要素で書き直す

BEFORE

材料も形式もない依頼

この会議の内容をまとめてください。

AFTER

結果・形式・材料を書いた依頼

添付した議事録から、決まったことと宿題を分けてください。宿題は担当者と期限の表にし、社内チャットに貼れる長さに収めます。部長が会議を欠席したので、背景を知らない人にも分かる書き方にします。

答えがずれたら、最初からやり直すより、続けて直させるほうが早く済みます。ヘルプセンターの案内も、複雑な依頼は小さな手順に分け、追加の指示や書き直しで直していく使い方を勧めています。

用途別のClaudeの使い方 — 6つの頼み方

ここからは、用途ごとに頼み方の型を示します。例文は、ヘルプセンターとプロンプトガイドが示す書き方の型に沿ったものです。自分の材料に差し替えて使えます。

文章を書く・直す

文章は、読む人・目的・長さを指定すると形が決まります。「〜しないで」より「〜で書いて」と、してほしい形を書くほうが通ります。プロンプトガイドも、禁止の指示より望む出力の指示を勧めています。

取引先へのお詫びメールの下書きを書いてください。
読む人は先方の購買担当です。納期が3日遅れる理由と、代わりの出荷日を伝えます。
敬語は丁寧に、本文は200字前後に収めてください。

校正だけを頼むなら、直した箇所と理由を並べさせると確かめやすくなります。

長い資料を要約する・翻訳する

長い資料は、資料を先に置き、質問を最後に書きます。プロンプトガイドでは、長い入力の後ろに問いを置くと、複数の資料を扱う場面で応答の質が最大30%上がった試験結果が示されています。先に関連する箇所を引用させてから答えさせると、資料の該当部分に集中させやすくなります。

添付した5件のインタビュー記録を読み、主なテーマを抜き出してください。
テーマごとに、根拠になる発言の引用を付けてください。

この例文は、ヘルプセンターがClaudeに任せる作業の例として挙げている依頼です。翻訳は「誰向けの文書か」を添えると、敬語や用語の選び方がそろいます。

PDF・画像を読ませる

PDFと画像は、添付してから「どこを見てほしいか」を書きます。ページを指すときは、資料に印刷されたページ番号ではなく、PDFビューアーに出るページ番号を使います。

PDFと画像で効くファイルアップロードの上限は、次の4つです。

数字

チャットに添付できるファイルの上限

  • 1ファイル

    500MB

    プロジェクトのファイルは30MB

  • 1チャット

    20ファイル

    一度に渡せる数

  • PDF

    1,000ページ

    図表まで読むのは100ページまで

  • 画像

    8000×8000

    1000×1000ピクセル以上が目安

ヘルプセンター「Claudeにファイルをアップロード」による

101〜1,000ページのPDFは、文字だけが読まれ、グラフや図は分析されません。PDF以外の文書も文字だけを取り出すので、Wordに貼った画像は読まれません。図を読ませたい資料は、PDFに書き出すか、該当ページを画像で渡します。

データを分析してファイルにする

CSVやExcelを渡すと、Claudeはコードを実行して集計し、結果をファイルで返します。数式が動くExcel、グラフ入りのレポート、PowerPoint、Word、PDFを作れます。この機能は、設定の「機能」にある「コード実行とファイル作成」がオンのときに動きます(新しい設定画面では「ファイルを作成・編集」)。

この売上CSVを月別・地域別に集計し、前年同月比を出してください。
結果はExcelで、地域ごとにタブを分け、比率のセルは数式で残してください。

Excelファイル(XLSX)の添付も、同じ設定が要ります。社内の管理者が設定を止めているTeam・Enterpriseでは、ファイルが作られません。数字を提出に使う前は、元のデータと合計を照らし合わせると誤りに気づけます。

調べものをする

調べものは、規模で使い分けます。天気・企業の情報・最新ニュースのように1〜2回の検索で済む問いはWeb検索、5回以上の検索で1〜3分かけて報告書にする調査はResearchの担当です。Web検索が要らない数学やデバッグのような推論は、拡張思考が向いています。

小規模チーム向けの主なプロジェクト管理ツールを調べて、比較表にまとめてください。
料金・無料枠・連携できるアプリを列に並べてください。

Researchは有料プランで、入力欄の「+」から「Research」を選びます。回答には出典のリンクが付くので、数字は元のページで確かめられます。使い分けの判断はウェブ検索・拡張思考・リサーチの使い分けに、Researchの手順はClaudeリサーチとはにあります。

コードを書く・直す

チャットでも、関数の作成・エラーの原因調べ・コードの説明は頼めます。ファイルをまたぐ修正やテストの実行まで任せるなら、後半のClaude Codeを使います。

型をもっと集めたいときは、そのまま使えるClaudeプロンプト例集とClaudeプロンプトの書き方に、用途別の例をさらに並べています。

Claudeを続けて使う — プロジェクトとアーティファクト

同じ種類の作業を何度も頼むなら、プロジェクトとアーティファクトを使うと、説明し直す手間が減ります。プロジェクトは「材料と指示の置き場」、アーティファクトは「会話の外で使う成果物」です。

くらべる

プロジェクトとアーティファクトの違い

材料と指示を置く

プロジェクト

資料をナレッジにアップロードし、「プロジェクト指示を設定」で口調や役割を決めます。そのプロジェクト内のすべての会話で使われます。

成果物を作って残す

アーティファクト

文書・スライド・図・ダッシュボードを会話の横に作ります。直接編集でき、サイドバーの「アーティファクト」タブから後で開けます。

プロジェクトは、サイドバーの「プロジェクト」かclaude.ai/projectsを開き、右上の「+ 新規プロジェクト」から作ります。プロジェクトの名前と説明はClaudeには見えないので、伝えたい前提はプロジェクト指示かナレッジに書きます。会話どうしで内容が共有されるのも、ナレッジに入れた情報だけです。有料プランでは、ナレッジが上限に近づくと検索拡張生成(RAG)に切り替わり、容量が最大10倍に広がります。発動の条件はClaude ProjectsのRAG検索が詳しく扱っています。

アーティファクトは全プランで使え、Claude Docs・Claude Slides・Designのテンプレートから始めることもできます。文書はWord・PDF・Markdown・Google Docsに、スライドはPowerPointかPDFに書き出せます。アーティファクトにも「コード実行とファイル作成」の設定が要ります。

プロジェクトには、Claudeが作業をスレッドに分けて並行に進める新しいプロジェクトもあります。Claude Codeを使うProとMaxの一部から段階的に展開されているベータ版で、移行しても指示・ファイル・会話の履歴は引き継がれます。

Claudeをどこで使うか — チャット・Claude Code・旧Cowork

いまのClaudeは、チャットとCoworkが1つの会話に統合されつつあります。ProとMaxから順に、Web・デスクトップ・モバイルで切り替わっていく変更です。入力欄に「Chat」と「Cowork」の選択肢が残っていれば、そのアカウントはまだ切り替わっていません。

会話

Coworkはどこへ行ったのか

  1. 後輩

    Coworkで頼んでいた週次レポート、どこから頼めばいいんでしょう。メニューにCoworkが見当たらないんです。

  2. 先輩

    新しい画面では、Coworkでできたことが普通の会話からほとんど使えるんだ。Claudeが、Web検索・ファイルの読み込み・コードの実行を自分で選んで進めるよ。

  3. 後輩

    じゃあ、前のCoworkのタスクは消えたんですか?

  4. 先輩

    タスク・プロジェクト・コネクタ・スキル・ファイルは引き継がれて、Recentsにチャットと並んで出るよ。ただ、一度切り替わると元の「Chat」「Cowork」の表示には戻せないんだ。

統合されたClaudeでは、Web検索のオンとオフの切り替えもありません。役に立つ場面では、Claudeが自分で検索します。Researchは、「/deep-research」と打つか、「+」から「Research」を選んで呼びます。

開発作業だけは、別の入り口のClaude Codeが担います。成果物が何かで分けると選びやすくなります。

くらべる

Claude(チャット)とClaude Codeの分かれ目

文書・表・スライド

Claude(チャット・旧Cowork)

質問への回答から、調査・レポート・スプレッドシート・プレゼンテーションの作成まで。Freeから使え、大きな作業の委託はProとMaxから順次広がります。

コードとターミナル

Claude Code

リポジトリを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行します。Pro・Max・Team・EnterpriseかConsoleのアカウントが必要です。

Claude Coworkの製品ページでも、組み込みブラウザーの節には「Pro、Max、Team planのCoworkデスクトップアプリ」という書き方が残っています。料金ページの「Claude CoworkはClaudeになりました」とは表記がそろっていません。画面の見え方は、プランと展開の進み具合で変わります。

自社のプロダクトにClaudeを組み込みたいチームには、APIという入り口もあります。API経由の実装やエージェントづくりは、Agent SDKの記事が入口になります。

職種別のClaudeの使い方 — 早見表

同じClaudeでも、職種によって効く場面は変わります。代表的な職種ごとに、任せられる作業と詳しい記事を並べました。

職種Claudeでできること詳しい記事
エンジニア・開発者Claudeでできることコードの読解・修正・テスト作成をClaude Code中心に任せる詳しい記事エンジニアのClaude活用ガイド
マーケターClaudeでできること訴求文の下書き、Web検索を使った競合調査、アーティファクトでの簡易レポート作成詳しい記事Claudeマーケティング活用
学生・独学者Claudeでできること教材の要約、練習問題の作成、答案の解説を段階的に受け取る詳しい記事Claude勉強法
副業・フリーランスClaudeでできること見積書や提案文の下書き、契約書の要点整理を1人で回す詳しい記事Claude副業ガイド
弁護士Claudeでできること契約書レビューの下読みや条文の要点整理(守秘義務への配慮が前提)詳しい記事弁護士がClaudeで生成AIを使う際の注意点
研究者Claudeでできること論文の文献レビュー、データ解析の下ごしらえ、図表作成の補助詳しい記事Claude Scienceの文献レビュー実例
デザイナーClaudeでできることラフ案のテキスト化、デザインレビューのコメント整理、仕様書の下書き詳しい記事Claude Designのデザイナー実務での使い方
NPO・非営利団体Claudeでできることプログラムデータの可視化、理事会向けレポートの下書き作成詳しい記事Claudeでプログラムデータを可視化する方法
カスタマーサポート担当Claudeでできること問い合わせ対応の下書き、FAQの見直し、対応履歴の要約詳しい記事Claudeカスタマーサポート導入事例
学生に教える立場(教員)Claudeでできること教材づくりや採点補助、学生ごとの説明の言い換え詳しい記事Claude for Educationの使い方
転職活動中の人Claudeでできること志望動機・自己PR・履歴書の文章を、応募先ごとに整える詳しい記事Claudeで志望動機・自己PR・履歴書の文章を整える手順

デザイナーは画面キャプチャを扱うので、画像の添付が効きます。弁護士の記事では、守秘義務への配慮から読み始めます。

業務別のClaudeの使い方 — 早見表

議事録・資料作成・経理・営業といった作業単位でも、使い道を並べました。

業務Claudeでできること詳しい記事
議事録作成Claudeでできること文字起こしから要約、アクションアイテムの抽出まで一気に任せる詳しい記事Claude議事録の実践プロンプト
プレゼン資料作成Claudeでできること構成案づくりから、スライドの下書き作成詳しい記事Claudeでプレゼン資料を作るワークフロー
文章作成・校正Claudeでできることブログや社内文書の執筆、誤字脱字や言い回しの校正詳しい記事Claude文章作成ガイド
翻訳Claudeでできること英語メールや資料を日本語に、または逆方向に翻訳する詳しい記事Claude翻訳ワークフロー
Excel作業Claudeでできること関数の作成、検索・集計式のエラー対処詳しい記事Claude Excel関数の書き方
PDF要約Claudeでできること長文PDFや複数資料をまとめて読み、要点だけ受け取る詳しい記事ClaudeのPDF要約のコツ
経理・請求書処理Claudeでできること請求書の内容の確認、収支ダッシュボードづくり詳しい記事Claude中小企業経理ガイド
営業レポート・CRM分析ClaudeでできることCRMのデータから営業レポートを作る詳しい記事ClaudeでCRMデータから営業レポートを作る方法
商談提案書・見積もり作成Claudeでできること提案書と見積もりの下書きをどこまで任せられるかの見極め詳しい記事Cowork営業で提案書と見積もりの下書き
人事・採用業務Claudeでできること求人票づくりから入社手続きの下ごしらえ詳しい記事Cowork人事の実務
契約書レビューClaudeでできること条文を読み込ませ、わかりにくい条項を平易な言葉で確認する詳しい記事Claudeに契約書を読ませてわかりにくい条項を確認する方法

翻訳とPDF要約は、議事録作成や資料作成と組み合わせる場面が多い基礎作業です。経理・営業のように数値を扱う業務では、Claudeが作った集計を提出前に元データと照らすと誤りに気づきやすくなります。契約書レビューのように文言の正確さが問われる業務では、条項の解釈は下読みに留め、最終判断は人が確認する分担が前提です。

Claude Codeで開発を任せる使い方

Claude Codeは、開発者の指示に沿ってコードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行するツールです。チャットとの違いは、調査からバグ修正までを手元のリポジトリの中で進める点です。

導入は3手順です。コマンドは公式のセットアップ手順にあるものです。

手順

Claude Codeを使い始める

  1. 1

    インストールする

    OSに合わせたインストールの1行を、下のコマンドから選んで実行します。

  2. 2

    動作を確かめる

    新しいターミナルを開き、claude --version を実行します。バージョン番号が出れば成功です。claude が見つからないときは、インストール先がPATHに入っていません。

  3. 3

    ログインして最初の依頼を出す

    作業したいプロジェクトのフォルダーで claude を起動し、ブラウザーの案内に沿ってログインします。使えるのは、ProからEnterpriseまでのアカウントかConsoleのアカウントです。

macOS・Linux・WSLでは、次の1行がインストールのコマンドです。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

WindowsのPowerShellでは、こちらを使います。

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

動作環境は、macOS 13.0以降、Windows 10 1809以降、Ubuntu 20.04以降などで、RAMは4GB以上が条件です。コマンドラインに不慣れなら、デスクトップアプリで同じ機能を使えます。Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundry経由で使う道もあり、社内で契約済みの基盤に載せられます。

ターミナルで始めた作業は、/desktop でデスクトップアプリへ引き継げます。macOSとx64版のWindowsが対象で、Claudeのサブスクリプションでログインしている必要があります。ブラウザーからクラウドで動かすセッションは、Pro・Max・Teamと、Enterpriseの一部の席で使えます。PCを閉じても作業が続くので、長い作業を投げて席を外す使い方に向きます。

Claude Codeは、MCP(Model Context Protocol)経由で外部ツールとつなぐと使い道が広がります。社内ドキュメントやデータベースをMCPサーバー経由で参照させる使い方もあります。

大きな作業を任せる使い方(旧Cowork)

複数の手順にまたがる業務は、目的の結果を伝えれば、Claudeが検索・ファイルの読み込み・コードの実行を自分で組み立てます。Claude Coworkの製品ページには、職種ごとの任せ方が具体的に載っています。

使い道

Claude Coworkの製品ページにある任せ方

  • マーケティング

    毎週月曜の朝に、AmplitudeとDriveの数値を前週と比べたスライドを作らせます。10%以上動いた指標には印を付けさせます。

  • 経理

    地域別の輸出ファイルと予算ファイルを照らし合わせ、差異に印を付けた作業用のスプレッドシートを作らせます。

  • 法務

    受領済みの契約書をプレイブックと照らし、逸脱箇所を条項ごとに示したメモを作らせます。

  • 営業

    四半期分のコールノートから、未決案件の状況と繰り返し出る反論を、元のノートの引用付きでまとめさせます。

任せる範囲は、入力欄の権限設定で決まります。「自動」はPro・Max・Teamの既定で、Claudeは手順ごとに止まらずに進み、操作の前に自動の安全確認が入ります。「手動」はEnterpriseの既定で、操作のたびに許可を求めます。メッセージの送信や重要なファイルの変更を伴う作業は、近くで手順を見ていると安心です。

PC上のフォルダー・組み込みブラウザー・コンピューターの操作を使う作業は、Claude Desktopを開いている間だけ動きます。ファイルを完全に削除する前には、既定で確認を求めます。クラウドで動く作業と定期実行は、PCを閉じても続きます。非エンジニアが初めて使うなら、Claude Coworkビジネス活用はじめの一歩で最初のタスクの任せ方まで順に確かめられます。

Claudeを使うときのつまずき

思った答えが返ってこないときは、依頼の書き方から順に疑うと早く直せます。モデルや設定を変える前に、次の順で確かめます。

切り分け

答えがずれたときに確かめる順番

  1. Q3つの要素(上の節)を入れた?
    答えがいいえのとき

    結果・形式・材料のどれが抜けているかを見直し、足りない分を書き足します。

    答えがはい
  2. Q前提をClaudeが読める場所に置いた?
    答えがいいえのとき

    プロジェクトの名前と説明はClaudeに見えないので、そこに書いた前提は届いていません。プロジェクト指示かナレッジに移します。

    答えがはい
  3. Q1回の依頼に作業を詰め込んでいない?
    答えがいいえのとき

    調べる・まとめる・書くを分け、1段ずつ頼みます。前の答えを材料に次を頼むと、途中で直せます。

    答えがはい
  4. Qずれた点を具体的に伝えた?
    答えが伝えていない

    「もっと短く」ではなく「各項目を1文に」のように、直してほしい点を書いて書き直させます。

    答えがはい

それでも足りないとき

難しい推論はモデルを上位に替えるか、拡張思考をオンにします。最新情報が要る問いは、Web検索かResearchを使います。

依頼の書き方と別に、機能の条件でつまずく場面もあります。

落とし穴

条件を知らないと踏みやすい落とし穴

  • 無料プランの使用量がすぐ尽きる

    長い記事のURLを渡すと、本文がまるごと読み込まれ、使用量の多くを使います。必要な部分だけを貼ると、読み込む量を抑えられます。

  • スマホのResearchでコネクタが使われない

    モバイルで始めたResearchはWebだけを調べ、エラーも出ません。DriveやGmailも調べさせたいときは、Webかデスクトップで始めます。

  • シークレットチャットでファイルが作れない

    統合後のClaudeでも、シークレットチャットは前の画面で開きます。そのため、ファイルの作成とコードの実行は使えません。

使用量の枠と会話の長さの上限は、別の仕組みです。長い会話で上限に当たったら、新しい会話を始めるか、資料をプロジェクトに移します。コード実行がオンなら、上限に近づくと自動で要約されて、そのまま続けられます。

まとめ

Claudeの使い方で差がつくのは、機能の知識より、最初の依頼に結果・形式・材料を書けるかどうかです。1回の会話で頼み方の型が固まったら、その指示と資料をプロジェクトへ移しておくと、次からは材料を渡すだけで同じ質の答えが返ります。

参照した一次ソース

この記事の記述は、次の一次ソースと照合しています。更新時に参照先が変わった場合は一覧も更新します。

  1. support.claude.com/ja/articles/8114491
  2. support.claude.com/ja/articles/8241126
  3. support.claude.com/ja/articles/9519177
  4. support.claude.com/ja/articles/9517075
  5. support.claude.com/ja/articles/17153992
  6. support.claude.com/ja/articles/12111783
  7. support.claude.com/ja/articles/16761823
  8. support.claude.com/ja/articles/11095361
  9. support.claude.com/ja/articles/11088861
  10. support.claude.com/ja/articles/7996857
  11. support.claude.com/ja/articles/11817273
  12. support.claude.com/ja/articles/11647753
ほか 10 件を表示
  1. support.claude.com/ja/articles/9002504
  2. support.claude.com/ja/articles/10684626
  3. support.claude.com/ja/articles/13189465
  4. code.claude.com/docs/en/commands
  5. claude.com/ja/pricing
  6. claude.com/ja/product/cowork
  7. platform.claude.com/docs/ja/build-with-claude/prompt-engineering/claude-prompt…
  8. code.claude.com/docs/en/setup
  9. code.claude.com/docs/en/quickstart
  10. code.claude.com/docs/en/claude-code-on-the-web
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